漢字輪郭カードの実践
TOSS岡山サークルMAK 吉田真弓
五十嵐氏の漢字輪郭カードを長男(4歳10ヶ月)で実践した。
1日目 「犬」「猫」「牛」
初日は,カードを制作しているところを長男は,じっとみていた。
長女(小3)が手伝っていた。
実践
カードの絵の方を見せ,「犬」よ。「猫」よ。「牛」よ。
と話してきかせた。
「これは何?」ときくと,「犬」「猫」については,即座に答えた。
「牛」は一度裏の絵を見て「牛」と答えた。
実際に常に目に触れるものと,(犬・猫)そうでないもの(牛)との違いであろう。
その後は,「牛」についても絵を見ずに答えられた。
長女が,喜んで他のカードも見せた。
たくさんやってはどうかな,と思ったが,長男も「したい,したい」とせがむので,黙ってやらせていた。
はじめに絵の方を見せてそれから漢字の方を見せた。一通りした後,2巡目は
長女は,「これは?」と漢字を見せて,つまったら絵を見せていた。
私のやり方をみていたのか,面白そうにやっていた。
長男も,目を輝かせて,ついに最後のカードまでやってしまった。
お姉さんが遊びのようにしたのがよかったのか。
それでも時間は,5分ほどでおわった。
さすが子供同士,意識の続く時間をよく知っている。
初めてやってみて,絵を見ないでも答えられる字が多いのに驚いた。
「鶏」を「ガチョウ」と常に間違う。どこかでまちがって覚えたのか?
「羊」「亀」が以外にわからない。絵を見ても。
身近でないものは,覚えにくいのか。
2日目 「犬」「猫」「牛」「兎」
1回目 「これ何?」と漢字だけ見せたら,「犬」「牛」「猫」はすべて即答。
比較的身近である(保育園にいる)「兎」を加えることにした。