1年生 国語 (光村)

分析批評初心者による たぬきの糸車      全発問・全指示                                            TOSS岡山サークルMAK  吉田真弓
 初心者の私が指導し,
 1年生が60分とぎれることなく延々と指名なし発表を続けた。
 教師は一言も口を挟まず。

 はじめての経験だった。

参考文献
  ○第7回入門向山型指導法セミナーIN広島 (2002.1.20) での 松藤 司氏による 
   分析批評「ごんぎつね」の授業全公開   
  ○「こうすれば1年生でも評論文が書ける」大澤 智氏 論文
  ○TOSS相模原 岡 惠子先生とのペア研究しながら,進めていった。感謝します。
  
授業をしていくうち この作品の中で流れているものは,

おかみさんとたぬきが次第に親密になっていく関係。
おかみさんとたぬきの心の交流。

 だと考え,以下の発問を考えた。        

1 音読   (随時  全員が10回以上読めるまで繰り返す。)
 
       長い文である。また一文が長い。1年生の子供たちにとっては,音読が大変困難な物語である。
        既習の文章よりすらすら読むまでに時間がかかる。
         はじめの5〜6時間は,音読だけで軽くすんでしまった。
   (1) 正確に読む段階
        正確な読みをはじめに身につけるために,追い読みを繰り返す。
        始めは,文節ごと。少し慣れてきたら句点まで。
        一文読みになるまでが,かなり時間がかかったが焦らずに繰り返した。
                  
   (2) すらすら読む段階
        とにかく授業中に何度も読ませた。
        チャイムが鳴ったらすぐに「音読」で個人読み開始。
        子供たちはそのうちに教師が行くまで自主的に音読をして待っていくようになった。
        すらすらと読むことを意識させる。
   (3) 役割読みができる段階
        教師の交代読み・男女交代読み・隣との一文交代読み・順番に一文読み・竹の子読み・指名なし音読
        竹の子読みは特におおよろこびでしていた。
2 設定 
  一字読解で
   ・題名はなにか。
   ・作者はだれか。
   ・絵を描いた人はだれか。
   ・いつのことか。
   ・場所はどこか。
   ・登場人物は。
   ・主役は誰か。
   ・他に重要なものは。
3 場面分け    

この話を紙芝居にするとしたら,絵が変わるのはどこでしょう。

  細かく分けたくなるので,絵が変わる観点として
    ・日時が変わるとき,(時間がたったとき・季節が変わるとき)
    ・場所が変わるとき
   の2つだけを話した。
 5つの場面に分けられることを確認する。
4 1の発問  

「まいばんやってくる」と「まいばんのようにやってくる」とはちがいますか。

 よくわからないようだったので,

どっちの方がよく来ていますか。

・まいばんのほう

「まいばん」と「まいばんまいばん」とどうちがいまうか。

・まいばんまいばんは,いっぱいいつも。まいばんは,たまに。
・まいばんまいばんは,まいばんより数が多い。
5 2の場面発問(1)
 

「二つのくりくりした目玉」は誰の目玉ですか。

「たぬき」・「たぬきの目玉」 と 全員が即座に答えた。

くりくりした目玉 ってどんなめだまですか。

「丸い目玉」「まんまるな目玉」
「糸を見て目が回った」「くるくる回った目」と「くるりくるり」と混同している子がが多くあった。
辞書を引いて,確認する。

「くるりくるり」と回る目玉をやってみましょう。

 教師が糸車をまわすまねをする。
6 2の場面発問(2)

おかみさんは,ふきだしたのでしょうか。

「ふきだした」      4人
「ふきだしていない」 26人
 理由    ・「ふきだしそう」だから,ふきだしていない。
        ・「ふきだしそうになりました」だから「ふきだしていない」
        ・「だまって糸車をまわしていました」だから,「こえをだしていない」

どうしておかみさんは,笑うのを我慢したのでしょうか。

・かわいそうだから。
・きづくと逃げてしまうから。
・おもしろいから。
・みつかったら,逃げていってもうこないから。

こんなおかみさんをどう思う?
ときくと
「やさしいなあ」となりました。
7 3の場面発問(1)

「いつものたぬき」とはどのたぬき?

・いたずらするたぬき  大多数
・いとぐるまをまわすたぬき  少数

「たぬきって1匹しか居ないの?」
 いや,たくさんいる。
「おかみさんは罠にかかったたぬきを見て,すぐに「いつものたぬき」ってわかったんだよね。」
 うん。
「おかみさんはたぬきの顔がわかるんだ。」
「いたずらをするたぬきの顔をおかみさんは見たことがあるの?」
 ???ないか。
「見つけたら捕まえているよね。困って罠を仕掛けたんだよね。」
 そうか。
「おかみさんは顔を見ていないんだ。」
「いつものたぬきってまいばん見ている糸車をまわすたぬきのことなんだね。」
  (納得)

8 3の場面発問(2)

たぬきをにがしたことを,おかみさんはきこりに話したでしょうか。

話していない  全員

捕まえたくて,一緒に罠を仕掛けたのに,せっかく捕まったのにそれを逃がしちゃう。
おかみさんどうしちゃったのかな。

・おかみさんの気が変わった。

どうして気が変わったのかなあ

1 かわいそう。
2 たぬきがかわいくなった。
3 たぬきがたぬき汁にされるのをみたくない。
4 たぬき汁が嫌いだから。
5 おかみさんがどこかで頭を打ったから。
6 糸車をまわすのがもうみられなくなるから。
7 たぬきが面白いから。
8 こなくなったら寂しいから。
9 もういたずらはしないと思うから。
10 罠を仕掛けたときは,たぬきは糸車をまわして居なかったから。
11 糸車をまわすのを見ていたいから。
12 きこりが間違っていたと思ったから。

絶対おかしいと思うものを出させて,4・5は,消された。

おかみさんは始めはたぬきが罠にかかっても,かわいそうと思わなかった。でも今はかわいそうに思うようになった。とてもかわいくなった。たのしくなった。
おかみさんの気持ちを変えたのは,2の場面の出来事なんだね。きこりは今でも気持ちが変わっていない。おかみさんはたぬきと仲良しになったんだね。たぬきはおかみさんが気がつい手居ることをしらないけど。

9 5の場面発問(1)

おかみさんは何を見て驚いたのでしょうか。2つ書きなさい。

・紡いだ糸の束が山のように積んであったこと。
・誇りだらけのはずの糸車に糸がまき掛けてあること。

たぬきはいつから小屋にいるのでしょうか。

・はるになってからきた。     5人
・冬からいる。          26人

理由
  春派      ・たぬきが冬中いる訳がない。
           ・とをあけたとき,たぬきが居なかったから。
             (おかみさんが,土間に行ってから来た)
     
  冬派      ・糸の束が,山のようにあるからずっと居た。
           ・上手な手つきだから。(何度も糸車をまわして練習したから)
           ・春になってきたら,おかみさんやきこりが帰ってきて,みつかってしまうから。
           ・少しだったら,糸はたくさん紡げないから。
意見交換後
  春派      3人
  冬派     28人
糸を紡ぐことが,とても時間がかかることを補足する。

「上手な手つき,」たぬきは糸車をまわすのが,上手になっているね。
たぬきはおかみさんが居る間,糸車をまわしたことがあるの?

 ・ない,まねしてただけ。
 ・練習したんだ。
 ・冬のあいだ,たくさんまわしたんだ。
 ・慣れたんだ!
10 5の場面発問(2)

たぬきはおかみさんが帰ってきたことに気がついていたのでしょうか。

 気がついていた    16人
 気がついていない   14人

理由
   気がついていた派
          ・おかみさんが帰っていたときにたぬきは隠れていたから。
          ・戸のおとがするから。
          ・「茶色のしっぽがちらっと見えた」のだから,rたぬきは隠れていた。しっぽが隠しきれなくてでた。
          ・帰ってきたらわかるから。
          ・おかみさんが帰ったときは,たぬきは居ないけど,土間いったときに音が聞こえたから。

   気がついてない派
          ・糸車をまわすのにむちゅうで気がついていない。
          ・たぬきは隠れていたから,おかみさんが帰ってきたことに気がつかなかった。
          ・糸を紡ぐのに必死で音が聞こえなかった。

「おかみさんが帰ってきて戸を開けたとき何が見えましたか?」
    糸車・まき掛けたいと
「糸車は見えてる?」
   見えてる。
「たぬきはそこにいる?」
   いない。糸車だけ。
「たぬきは糸車をまわすのをやめたんだ。
みなさんがたぬきだとする。冬の間糸車をまわしていた。さあ春が来た。おかみさんが帰ってきた。これに気がつかなかったら,糸車をまわすのをやめる?」
  やめない。
「たぬきは気がついていた。糸車をまわすのをいったんやめて隠れた。おかみさんがよそへいったら,また回しはじめた。」

おかしいよねえ。せっかくかくれたのに,またキーカラカラとまわして,音を出しちゃった。
みつかったら,つかまっちゃうよ。

・つかまらないよ,おかみさん優しいもん。

たぬきも捕まらないってわかっていたんだ。わざわざ見つかるようにしたんだ。
だってみつかったら,どう,「ぴょこん」だよ。さっとにげてないよ。
「ぴょんぴょこ踊りながら」だよみつかっちゃった,うれしいな,ってかんじだよね。

 たぬきとおかみさんは,こんなに仲良しになっちゃったんだ。

11 最後の発問

たぬきはまた来るでしょうか。

 また来る   16人
 来ない    14人

理由
 くる派       
1 おかみさんにお礼を言いたいからまたくる。
2 おかみさんにあえなくなったら寂しいからまたくる。
3 「まいばんまいばん」とかいてあるからくる。
4 もう1回糸車をまわしたいからまたくる。
5 「うれしくてたまらない」のでまた,ビックリさせたいからくる。
6 おかみさんとたぬきはもっと仲良くなりたいから,くる。
7 たぬきはまねをするのが好きだから,またくる。
8 またおかみさんの顔が見たいからまた来る。
9 糸車がすきだからまたくる。
10 驚かして楽しかったから,またくる。
11 もっとおかみさんみたいに上手になりたいからくる。
12 やらないとできなくなるから,また来る。
13 おかみさんに気がついてもらいたかったから,また来る。

 来ない派
1 「ぴょんぴょこ」と満足しているからもう来ない。
2 「うれしくてたまらない」とうれしいからもうこない。
3 たぬきはやることをやったから,もうこない。
4 またきこりに捕まるからこない。
5 今までずっと居たからこない。
6 糸車がじょうずになったから,もうこない。
7 山のように紡いだからもうこない。
8 助けてくれたから,もういたずらはしちゃあいけないと思ったからもうこない。
9 やったことをわかってもらえたから,もうこない。

くる派   23人
来ない派  7人

指名なし発表がとぎれることなく60分続きました。そう告げたとき子供たちはビックリして「はや〜い!」といって気がついていなかったようでした。
 意見を聞きながら,ノートを書き,発表し,また書き,と続きました。
ノートに4〜10ページかいたので,ミニ評論文は書くことをやめて,これで終了しました。

ミニ評論文をかかせてもよいと思う
                 たぬきはまたくるか。
                      ○○○(名前)

             ぼくは,たぬきは,またくる(もうこない)と思います。
             わけをかきます。


「たぬきの糸車」授業記録 2007年度
6年前の発問を修正して実施した


1 音読5〜6時間
  やはりむずかしい。
  文字をたどらず,音声のみで繰り返しているので,長い文になると,ついてこられない。
  追い読み,交代読み,一文交代読み,竹の子読み。
  何度も何度も繰り返す。
  それでも,拾い読みの子が2名。
  1名はかなり苦しい。全体読みでは全く付いてこられない。
  保護者に協力をお願いし,家でも頑張ってもらう。
2 段落番号をつける
  一字下がりに,○1・・・すぐに飲み込めた。優秀。
3 場面分け
  「場面」の言葉を教える。
  挿絵を提示し,絵にあう段落を決定させる。
  場面の始まりを主に考えさせ,終了。
  思ったよりスムーズ。
  音読の繰り返しにより,全体像が頭に入っているおかげ。
  
4 一字読解 6年前の発問で設定の確認。
・ 題名はなんですか
・ 作者はだれですか(・・「さく」を入れない子がほとんどになった)
・ 絵を描いたのはだれですか
・ いつのことか
・ 場所はどこか
・ 登場人物はだれですか。(既習事項)
・ 主役はだれですか。(既習事項)
・ 対役はだれですか。(既習事項)
既習事項がよく頭に入ってる。優秀だ。
5 一の場面(1)
 「たぬきはまいばんきているのですか」

 「来ている」多数
・ まいばんのように と書いているから
・ まいばんまいばん と書いてある 
 「来ていない」 3人
・ まいばんのように だから毎日きているとはかぎらない。
  全文を読んでいるので,「まいばんまいばん」の部分と一緒になっている子が多い。「ように」ということばに着眼出来る子はあまりいなかった。
  まいばんならば,すぐにつかまえられるよね。
  きたりこなかったりするから,こまるんだよね。だから罠をしかけたんだね。
  と無理矢理説明してしまった。

6 一の場面(2)
「たぬきはどうしていたずらをしたのですか」
 
 日曜参観のあとの3時間目。15分ほどの時間で話し合う。
 ノートに書かせて指名無し発表をさせる。
・ いたずらがたのしいから
・ やまおくのいっけんやだからほかに家がない。
・ やまおくだから近い家だから
・ いたずらしてこまらせたいから
・ きこりがきらいだから
・ おかみさんやきこりがすきだから(花田)
ふたつの相反する意見がでたところで,討論に持ち込みたかったが,時間がなかったので,ここで介入する。
  「このたぬきは,きこりがきらいだからいたずらしたんだね。」
というと,みんな「違う」という。
  「おかみさんもきらいだから,困らせたかったんだよね」
と再び問うと,「違う」「そうだ!わかった!」という反応。
挙手多数。
・ おかみさんとなかよくしたかったから。
・ おかみさんとともだちになりたかったから
・ おかみさんやきこりと家族になりたかったから
・ おかみさんにやさしくしてほしかったから
・ 友だちになってほしかったから
・ あいてにしてほしかったから
・ さびしかったから。
 「たぬきもたった一人でさびしくて,友達になってほしかったのかもしれないね。このときは、きこりもおかみさんもそのことには気づいていない。だから罠をしかけてつかまえようとしたんだね。」

7 二の場面
「二つのくりくりした目玉はだれの目玉ですか」

 たぬき
「くりくりした目玉ってどんな目玉ですか」

いわゆる言い換えの発問である。
 初めは理解できない。
・ まるい目玉
・ びっくりした目玉
・ まんまるの目玉
・ 大きく開いた目玉
・ くるくる動く目玉
「くるりくるり回る目玉をやってみましょう」

 動作化することで,たぬきのかわいさににっこり。
「おかみさんはふきだしたのでしょうか」
 
 この場面の中心発問。
 「ふき出していない」全員。
理由をノートに書かせる。一つ書けたら持ってこさせる。
一つで終わらず,次々書く指導をする。
 引用法・「ふきだしそう」だから吹き出していない。
・ 「だまって」だからふきだしていない。
 仮定法・もし,ふきだしたらたぬきがにげてしまう
・ もしふきだしたら,たぬきがびっくりする
・ もしふきだしたら,たぬきが気づいてこなくなる
・ もしわたしなら,ふきださない。気づいたら逃げてしまうから。
逃げないでほしいから。
 HPでは,「どうしておかみさんは,笑うのをがまんしたのでしょうか」
と追加発問しているが,「もし」という仮定法を教えているためか,その発問は必要なかった。
8 三の場面
 「たぬきをにがしたことをおかみさんはきこりにはなしたでしょうか」

 話していない。全員。
・ きこりにおこられるから
・ きこりがちがう罠をしかけるから
・ わなにかかってたべられるのをみたくないから
・ たぬきが二度とみえないから
・ たぬきが糸車の練習をしているから
・ はなしたらこなくなるから
・ かわいそうでころしたくなくなった
・ おかみさんはたぬきがすきになってきたから
・ たぬきのことがすきだから
・ いつもみていてかわいいから
・ おかみさんは、ついたぬきがすきになったから
9 四の場面
 「おかみさんはなにをみておどろいたのでしょうか。2つかきなさい」

「たぬきはいつから こやにきているのでしょうか」


春になってから  4人
冬からいる    多数
 今日はノートに書くだけで時間切れ。話し合いは明日。
 「家で相談してきてもいい?」
「家で書いてきてもいい?」
という終わり方。
 すごい意欲。
次の日,話し合いに。
春になってから 2人
冬からいる  33人

春派の理由はあまり納得できる根拠が言えない。
冬派
・ 糸のたばが,山のように積んであったと書いてあるから,時間がかかる。
・ もし春からなら,山のようには作れない
・ 「上手な手つきで」と書いているから,慣れた。
・ 春になってきたら、おかみさんやきこりが帰ってきて、みつかってしまうから。
・ 「いつもおかみさんがしていたとおりに」と書いてあるから,じっと見ていて,おかみさんがいなくなってからずっとずっと糸車を回して練習した。
  最後は全員が冬派で納得。
10 四場面
 「たぬきはどうしてそんなにながいあいだ 糸車をまわしていたのでしょう」
  予想通り2つに絞られる。
○ 糸車をまわすのがたのしい
○ おかみさんのためにした

 楽しい派         8人
 おかみさんのため派   27人
おもしろくなってきた。話し合いへ。

○ 楽しい派
・ 糸車をまわしたい。
・ 糸車がすきになった
・ おかみさんがするのをみていていいいなとおもっていた
・ やってみたらたのしくなった
・ 糸を紡ぎたかった
・ 糸車を回す音がすきだったから
こちらもたくさんでてきた
○ おかみさんのため派
・ たすけてくれなかったら、たぬきじるにされてしまう
・ たすけてくれたので、たぬきはこころをいれかえた
・ ことばでごめんといえないから、こころをこめて糸をつむいだ
・ いのちをたすけてもらったおんがえし
・ じょうずになったところをみてほしい
・ おかみさんにつかってほしい
・ おかみさんのやくにたちたい
・ いのちのおんじんだから
・ おかみさんをおどろかせたかった
・ おかみさんをよろこばせたかった
・ もしたのしいならおかみさんがもどってきたらにげてしまう。
 最後の虫明さんの意見をもとに「反論」を教えた。
 できるかどうかわからないが、やらせてみた。
 やはりむずかしい。的はずれかな?とおもうものばかり。しかし、kどもたちはやる気いっぱい。
・ 楽しい気持ちはわかるけど,たのしいのと,おんがえししたいのとりょうほうだけど,やっぱり恩返しのほうが多い。(いりさわさん)
 なかなかすごいこどもたちだ。
明日はいよいよ最後の発問
「たぬきはまたくるか」。


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