学校ビオトープ
愛知県刈谷市立衣浦小学校さまのお取り組み
2002/11/14オープン
 トヨタグループ、デンソーの本社がある愛知県刈谷市 こちらにある児童数370名の歴史ある小学校さまのお取り組み事例です
 OBを中心とした地域の3つのライオンズクラブが、学校と共同で取り組まれたもの
 メンバーの中には、造園業の方も、水道工事屋さんも、電気工事屋さんもいらっしゃいます
 メンバーそれぞれが、「得意」を持ち込んでお作りになりました
 私ども青電舎では、CO2を出さない揚水ポンプの電源確保(独立電源の設計と製作/納入)と言うことで、参加をさせていただきました
 校長先生も、「ビオトープ」という言葉が日本に初めて紹介されたとき(平成4年頃)から、興味があって、国内最初の導入事例を某発電所まで見学に行かれたくらいで、来年の定年を前に夢がかなったと大変お喜びでした
 自然の中で、いろんな生き物が共存、その中に人もいるんだ・・・・これを子どもたちに実感できる場を作りたかった・・・と
 池のデザインなどなさった先生も、とても張り切っていらっしゃいます
 流れから池の設計まで、先生と造園業者の方が熱心にお打ち合わせをなさって、ここまで出来上がったそうです
 また、子どもたちも池の縁に赤土を塗ったりすることで、このビオトープづくりに参加をしたそうで、「先生、来年の夏にはホタルが舞う?」とか、今から先生を困らせて?いるそうです

 来年の夏前には、一度お邪魔したい・・・ぜひいらしてください、そんなご挨拶で失礼してきました(当地岡山から、車で4時間・・・・夜行すれば日帰りも可能な距離! 今回は一泊しましたが・・・)
 ここまで趣旨徹底?した設計の「ビオトープ」は、まだ珍しいと思われます
 学校だけの予算と人員ではここまでの規模は難しそう・・・・やはり、地域を巻き込んで・・・ですね!!
j事例・・・関係者の許可をいただいて、しっかりご紹介をさせていただきます
ご計画の方の参考にしていただければ幸いです

真ん中の小池から大池を見る
水を張ったばかりで、まだ泥が沈殿する前
水位は設計値(満水状態)

深堀井戸から小池までの水路
一番奥、ウサギ小屋の手前が井戸
このすぐ手前に小池があります

大池側からビオトープ全体を見る(設計上の満水状態)
ビオトープ全体が木立に覆われています
左上に見える池は、既設の「ひょうたん池」
学校全体から見れば、この位置は東南の角地です
池の周囲の石垣・・・・これが造園業の方のノウハウ
これがないと子どもたちが池に近づくと滑り落ちてしまいます(安心して観察できない!)

以下、部分毎のご紹介をいたします
(工事中の撮影ですから、余分なもの?が写っているのはご勘弁下さい!!)

水源(揚水ポンプ/仕事量250W!)
消費電力が250Wと聞いていて慌てました
学校が高台にあって、なんと30数m掘ったと!
フル稼働で750W程度の電力を消費、参った!

例によって?収納庫に納めた独立電源
100Ahのディープサイクル型バッテリが4個
制御盤と、1500Wのインバータが見えます
奥に、元本地のオーナー?百葉箱が見えます
今回の制御盤の中身です
実際には、ご利用者のご希望(仕様)によるカスタムでお作りします

操作方法(例)については
            →  こちら(pdf 9kバイト)

70Wパネルが6枚と400W風車の組み合わせ

収納庫の高さもちょっと問題・・パネルに近い!
実は、百葉箱の置いてあったスペース(ご本尊:現在は、収納庫の奥に移動させられていました)
本当のことを言えば、ちょっと狭い!! ソーラーパネルにいろんなものの「影」が入っていました
これは、正直致命傷!! 本来コロッペの屋上に設置・・・これが、子どもたちに見えてさわれるところに、と変更になったもの
消費電力のことと両方で、頭が痛い!? 当面、流量と、運転時間で調整することにしました
見える柱は、新設の風力発電機と既設の風向風速計の支柱
風力発電機の設置は、下写真の通りで、システムの計算上、風車は当てにしていませんでした
いわばモニュメントのはずが、上記理由でもしかしたら当てにすることに!?
冬場は、伊吹おろし・・・物が真横に飛んでくるそうで、学校が高台ということもあるのでしょう、実際工事中にも短時間ですがフル発電するくらいの風が吹いていました(期待できそう!)


逆光ですが、大池の位置の真横から見て
左奥に水源、右端が電力源です

ちょっと高い位置から全体の雰囲気を
奥の建物はコロッペ(ウサギ小屋)

良い景色でしょう!! これから先生方と子どもたちで一緒に遊歩道を作るそうです
 こちらでは、毎日1〜2時間の水の組み上げ・・・・大池の10〜20%位の水が入れ替わる計算ですが、この設定で自動運転するようにプログラムしています
 独立電源から見ると、相手は誘導負荷で、電源を切れば発電機状態になります
 インバーターを壊さないための工夫(設計)は、しっかり行っています

最後に、このビオトープを作る前の状態をご紹介

中央に見えるのがコロッペ(ウサギ小屋)です

百葉箱がある位置が電源部に変身

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青電舎:担当 堀
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