光ファイバーの代わりに
無線LANで見通しのきかない島の2カ所を結ぶ
無線LANの採用・・・・やはりコスト問題が一番
実質スピードも、10BASE-Tと、そう遜色ないところまで得られます
2008年2月
 このルートに設置してあった先輩装置・・・ルート社の2Mbps装置の更新作業を行いました
 今度は、802.11g によるものです(以下詳細にご紹介の内容は、802.11bのものです/そう、しばらく以前・・・802.11bの出始めの頃の、すなわち無線ブリッジの登場間もない頃のものです)
 同じところを複数ルートで結ぶ・・・ネットワーク主体者が違うわけですが、設置場所にも使用できるチャンネルにも制限が多く、少々面倒でしたが無事更新作業を終えることが出来ました。 
施工前の調査、あるいは施工後の確認レポートに添付する ftpスループットデータの例をご紹介します

802.11gで距離にもよりますが、条件が良ければ2Kmを結んで15〜20Mbpsくらいの数字が得られます(実際は、事前に現地調査を行って確認をします)

 1Kmあたり500万円くらいかかる光ケーブルを、いくら性能がいい・・と言われても、そう簡単に何処にでもは引かせていただけません
 いくらIT時代だとはいえ、また光の優位性が高いと言っても、昨今の経済情勢から、そうそう湯水のごとく予算が出てくることはありません
 しかし、IT利用環境の整備は、今の時代にとって必要不可欠です
 地域差が生じるようでは問題になります
 そこで、無線による接続が脚光を浴びることになります
 ただ、無線は目に見えないから不安だとか、電波はほかに漏れるから、セキュリティが心配とか、まだまだ感覚的に無線というものを理解いただけないフシが多いのもひとつの実態です
 ここでは、最近(2002年3月)工事した具体例をもって、無線による遠距離接続をご紹介します
 途中、光ファイバーが使ってあります(下段の図の赤線部分)が、4段中継で約7Kmをつなぐことで、途中に山があって見通しの利かない直線で約3Kmの間を結んだ例です
 もし光ファイバーを使うなら、工事延長は4Km以上ある条件のところです
立地条件

BC間は、約3Km   CD間は、約3.2Km
@A間は、約300m  DE間は、約300m   (いずれも地図上の直線距離)
 
島の東西に2つの集落があって、その間には2つの山があり見通しは出来ない
また@地点、E地点とも本州側をみて目の前に丘があって直接本州側を見通せない
本州側にある山(海抜300mくらい)のほぼ頂上に、研修施設があり、その屋上から2つの集落の一部を見通すことが出来る
使用した機材(無線ブリッジ:赤線の部分は、既設の光ファイバーを使用)
   @ADE  SB−110  x  4基
   BCD   SB−1100−11 x 4基

@地点
Aに向けた無線ブリッジ

A地点 @に向けた無線ブリッジ
ここからB地点までは既設の光ファイバーで

B地点
中継用に自営柱を立てました
ここまでは光ファイバーで、アンテナはC向き

B地点の中継BOX
光からイーサーネット(無線用)に変換
自営柱に取り付けられています

B地点からCを見る
山のほぼ頂上にその建物が見える
この集落からはこの地点からしか見えない

C施設屋上に設けた中継点
場所がいいので、TV/BSアンテナ
そのうえ避雷針! まあ色々と先客が・・・

2つの無線ブリッジを
クロスケーブルで結ぶ
保守を考慮し、BOXを設置してその中で結線

ちょっと離れた位置から撮影
TVアンテナや避雷針が目に入って
その下にある無線ブリッジは目に付かない

D地点からCを見る(見えるかな?)
浮かんでいるのは牡蠣養殖の筏

D屋上に設置された中継点
クロスケーブルで2つのブリッジを接続

最終目的地E地点
玄関の上にD向きのアンテナを設置
島ですから、外部との交流をより簡単・便利に、いわゆるテレビ会議システムの導入と、高速インターネット環境(同じことかな!?)の整備が目的で設置・導入されたものです
地点Aまでは光ファーバー幹線が入っており、これを地点@とEまで引っ張ることを目的としました

 必要以上に強い電波は、他のルートに悪影響を与えますから、現場に応じた設計が必要不可欠です
 そうしたきっちりとした設計をしてやらないと、必要な(仕様の)スピードが得られないことになります

状況の全体像

本州側地点Cから島を見る(島の幅、東西に約5Kmと横に細長い島)



地点Dを狙ってズームアップ

地点Bを狙ってズームアップ
3Km先は遠いぞ!!

 しかし、瀬戸内海は箱庭みたいで綺麗でしょう(この日は、快晴ではなかったので、写りがあまり良くありません、悪しからず)。
 実は、ここ数日凄く風が強かった・・・・こりゃ、ここに風力発電機を設置すれば、フルパワーが得られること間違いなし
 今度は、その話でここに来たいなぁ!!

心・体、命の洗濯に、ぜひ瀬戸内へお見え下さい!!
この山の上の研修施設・・・テニスコート・プールも完備
もちろん研修室や宿泊設備も完備しています(関西のお客様が多いとか)

週間クールサイトに選ばれました
青電舎:担当 堀
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無線ですから、確実な通信が出来る確認作業は、導入前には必要不可欠です
事前に様子をお聞きしてある程度の判断をさせていただきます