INOUE FDFM-2S
当時としては画期的な製品でした
VHF帯で、5Wと言うハイパワーをトランジスタの終段で実現・・・・何を言っても筐体のコンパクトさにあります
コスト面を含め、1W携帯型・・・オールトランジスタ方式の限界だった時代です
それ以上のハイパワー機は、終段は真空管で、送信時にはピーッというインバーター音がするもの、タクシー機の改造品も含め、それが当たり前の時代でした
車載に於いても、コントローラ(マイクとスピーカー)を運転席近くに配置し、本体はトランクの中に収納、というのがスタンダードなモービル局の姿でした


幅160 高さ70 奥行き185 単位はmm 約1.5Kg
マイクロホンは、手持ちのIC−71に付属のものを拝借していますが、多分純正もこのもの!?

フロントパネルには、FDFM−2 とプリントされていますが、実際はFDFM−2S 5W機です
背面に貼ってあるラベルには、ちゃんとFDFM−2Sと表示されています
1Wモデルと共通パネルなのでしょう
社名の表記は、INOUE COMMUNICATION EQUIPMENTS CORP となっています

背面です
フロントパネルもそうですが、リアパネルもシンプルそのもの
電源・アンテナ・外部スピーカーの接続端子のみ
蝶ネジは、単なるアース端子です

1968年5月と記されたラベルが貼られています

発売開始は、その前年1967年1月のようです

3CHフル実装です

終段は、2CS702三菱の石ですね
これで5Wを出力します

多分ですが、144MHz帯で1Wを超える出力をTrで実現した最初のモデルです

もしかしたら福山電機工業(FDK 今のALINCOの元)に、なにかあったかも・・・記憶がありません
イメージは、インバータ内蔵で終段は球なのですが・・・

その頃、車に乗れる年齢ではなかったもので!?

各ブロックごとにユニット化された構造です

この構造は、その後ずっと引き継がれました
Tnx JA4BZ

さすがに、この時代(昭和40年代はじめ)ですので、受信感度は良くありません
1μVの信号でSQが開く・・・・それなりなレベルです(現状ですが、きっと最初からこんなものかと・・・)
 2018.03   JA4FUQ

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