風力発電システム(その5) |
6.風力発電機の機種選定 |
設置の目的や、設置する場所の環境、予算などの条件を判断材料として、風力発電機の機種を選定します。 ◆機種選定例 (1)設置の目的に応じた機種選定例 風力発電システムを設置する目的が、具体的な発電量を必要とする電源設備であるのか、又は発電量に応じて電力使用量を調整しながら使用するためのものなのか、あるいはシンボリックな存在としての意味合いで設置するモニュメント的なものであるのか、学術研究目的なのか・・・等々、風力発電システムに取り組む動機や目的は様々です。 設置の目的が、恒久設置型の純粋な電源設備としてのものである場合には、設置環境や予算の条件が許す範囲内で、出来る限り大型の高出力・高信頼機を選択することになります。 ・・・大型の独立電源用風力発電機:PROVEN風車など ・・・小・中型の独立電源用風力発電機:PS3、AIR405、FM910など 設置の目的が、個人的な趣味利用であり、設置作業も含めて自力によるDIYでやり遂げようという場合には、自己の能力に応じた規模の風力発電機やパッケージ製品を選定することになります。 ・・・小規模の風力発電機:エアロゼン2(キット)、WG913など 設置の目的が、発電性能そのものには大きなこだわりが無く、シンボリックな存在としての期待が大きい場合には、微風でも良く回るような風力発電機やパワーアシスト機能付きのものがお勧めです。 ・・・微風でも良く回る風力発電機:PS3など 設置の目的が、風力発電についての学術研究である場合には、研究目的・内容・予算次第でお勧めできる風力発電機が大きく異なりますが、通常は余計な影響や干渉を無視するために、CPUや自動制御装置などを搭載していないプレーンな機種を選定します(PS3をご採用いただく場合が多いです)。 また市販製品に研究の目的を満たす該当製品が無い場合には、研究目的に沿った風力発電機を新規に設計、製作する場合もあります。 (2)設置場所の環境に応じた機種選定例 風力発電機を設置する場所が、騒音が気になる住宅街であったり、塩害が厳しい海上や沿岸であったり、暴風&氷雪の厳しい高山地帯であったり・・・と実際に色々ありますが、環境に応じた機種を選定することが必要です。 ・・・騒音が小さい風力発電機:エアロゼン2、エアロゼン4、WG913、PS3など ・・・特に塩害に強い風力発電機:エアロゼン4、アンペア100、PROVENなど ・・・強風や氷雪に強い高耐久仕様機:PROVEN、アンペア100など |
→前ページに戻る |
|
![]() |
![]() |
![]() |
|
青電舎:担当 堀 Mailは seiden_atmark_po.harenet.ne.jp (お手数ですが、_atmark_を@に直して下さい) お電話では、(086)275−5000 FAXは、0120−545000 〒703−8207 岡山県岡山市中区祇園433−6 |
|
![]() |