学校給食問題その後(9月中旬時点)

中P連

 新たに、本年度【学校給食特別委員会】を立ち上げる

PTA委託を否定し、市の直営に戻した学校の様子

 自分たちの決め方が、どの4校より一番民主的(他の試行を相談された学校より民主的と言うことらしい)

 自校に設置した給食問題特別委員会、最後の集会後に出た関係者のコメント。
 当事者はみんなそう思っていることで、このコメントを取り上げて批判しようとは思わない。
 が、位置づけも決めずに特別委員会なるものを設置、この委員会の決定を全体の決定にしたことは、少なくてもPTA規約には反する(規約にないことをした)。
 最後の報告会も、集会・・・・という表現で、学校側がすすめた臨時総会にはしなかった。
 その集会・・・・集まったのは、特別委員会のメンバー40名程度。
 結局、1割の人たちだけの声・・・・声の大きかった人たちだけで物事をすすめただけのことである。
 この問題でよく分かったこと、市議会もそうであるが・・・・いや、何か新しい取り組みをしようとするときの人の判断は、きっとこの法則に合致するのだろう。
     1.最後まで反対の人 1割
     1.どちらでも良いと考える人 5割   ← いわゆるサイレントマジョリティかな?
     1.新しい取り組みを受け入れてみよう(受け入れても良い)とする人 3割
     1.積極的賛成の人 1割
 この法則(数字)は、きっとどこかでお役に立つであろう。

 民間委託をなぜ受け入れたのか?

 こんなことを、上記連P特別委員会の場で副会長が発言した。
 自分たちがほんとに民主的なのなら、他校のことをとやかく言うことはしない。
 各学校にはそれぞれ独立したPTAがあるわけで、それぞれの考え・やり方を認めあっているのではないのかな?

 学校栄養士は、大変

 市の臨時職員・・・・先般も書いたが、1年契約で再雇用がない。
 これを理由に、4時間パートからフルタイムにして頑張ろうとした保護者が調理員への名乗りを諦めた実体もある。
 いざ、給食がはじまって、どなたが大変って、それは学校栄養士の先生。
 従来3人の調理職員の内、1人をパート化・・・・この1人につきっきりで指導をしている。
 最初は仕方ないことだが、このままであれば、来年もまた新人に同じ指導をしないといけない。
 保護者は、市の直営に戻ったのだから、安心 ・・・ 勝手にこう思っているようであるが、実態は全然安心ではない。
 もしかしたら、もっとも不安な状況かも知れない。

 PTA会長、連Pの会合には不参加が続く

 特に、一般会員にどのように説明し、どんな反応があったか、どう過ごしてきたか・・・・
 給食問題について、単Pでの具体的な取り組みについて、話を聞きたい会長がほとんど。
 別に、PTA委託を受け入れなかった結果に、文句を付ける人はいない(みんな、そんなことが言える立場にない)。
 ご本人の、連P会長への説明では、辞表を提出している・・・
 副会長は、だれも受け取っていません、そんなこと知りません・・・

 連Pと離れてしまうことは、単Pとしても決して良いこととは思えない。
 上記、特別委員会には副会長が参加し、自校の取り組みを説明したようだが、最初から受入拒絶ありきで、一般的な判断の話が聞けなかった・・・・やはり、ここは会長に出てきて話してもらわないと・・・・これが、当日話を聞いた他校の会長の感想である。

 会長は、少しホッと・・・???

 現単P会長、新しいトライアルをしない結論に、ホッとした感じが周囲の話から感じられる。
 やはり、全てに関われない事情・・・・職業人で仕方ないが、副会長の手のひらの中で動かざるを得なかった様子が今になって分かる、とても残念なことだが・・・・。
 後任の会長をお願いするに当たって、随分無理を言ったということだろう。
 残念であると同時に、申し訳ない思いでもある。

報道関係者

 子どもに何かあると、「イジメが原因ではないか?」・・・・
 校内で暴力沙汰があると、「先生は必ず手を出したはずだ!」・・・・
 まるで、人は必ず【性悪説】状態、あなたは何か隠しているでしょう・・・式のモノの言い方である。
 この調子で、民間委託の学校へ取材をすると・・・
 民間委託の学校では、手抜きのメニュー・・・・そんなニュアンスで読める報道がいくつも見受けられた。
 学校給食は、統一メニュー(市内を3グループに分けたローテーション)である。
 その日は、カレーだった。
 事情を知らないのは仕方ないとしても、他を見ずに一つだけ見て結論はないと思う。
 何も知らない人が見たら、その学校だけが手抜き・・・・に読める。
 この例に似た記事・・・・書いた個人の意見、感想があまりに前に出た報道が多い。
 もっとも最近は、記事を書いた記者の名前が表示されるケースが増えたのも確かで、この書いた個人の見解、として読むことも読み手には必要だということかも知れない(昔なら、怖いデスクがいたはずなのだが!)。

 自分も経験あるが、記事をこのようにまとめようと思っている・・・・こんな前置きをして、意見を聞きたい、記者からそんな取材依頼がある。
 人に聞くなら、まず「○□は、どうでしょうか?」だ。
 「○□ではありませんか?」そんな聞き方はない。
 「Yes」か「No」か?
 そんな聞き方で、いわば誘導尋問に近い。
 実際記事になれば、○○さんは、反対であるとか賛成である・・・・になる。

 どこかの芸能ニュースも、事実を伝えるニュースも同じ扱いに見えるのは、最近の報道記者の資質が、エンターテイメントの突撃レポーターと同じなのかな?
 少なくても社会問題を取り上げる担当の記者には、その問題がこの先どう向かうことが一番望ましいのか? 自分で答えを出すわけにも行かないだろうから、せめて記事を見る人が真摯に考えてくれるような表現をとって欲しいもの。
 それが無理なら、記事を書く人も「一市民」・・・・自分の取材した範囲を明記して、この範囲で仕入れた情報で・・・のコメントを着けるくらいの配慮はあって良いかも(書く人にとっては、自分の意見が入るのは当然であろうが、そこに書いてあることが全てだと読んでしまう人がとても多いのも今の時代・・・・時代にあった報道が必要と考えるもの!?
 だれかを、どこかを悪者に・・・・一般に行政がそのターゲットにされるケースが多いが、バッシングして「どうかみたか?」と周囲の顔(購読者・視聴者)を見るような報道記事があまりに多いように思える。
 マスコミの一種の人気取りに見えるのは、あまりにナナメに見過ぎかな?
 

余談(イヤ、今時点での結論か!?)

 市の直営・・・・1年契約の臨時職員のあてがい
 民間委託・・・・コスト優先から、当然エンドの調理員の方の時給も低くなる。

 結局そこで何が起きるか・・・
 臨時職員 → 継続性がないため、せっかくの経験が活かせない
          指導者(今の状況では学校栄養士)は、毎年同じ事の繰り返し
          その慣れてもらうまでの期間は、他の仕事が出来ないに等しい
               → 子どもたちへの関わる時間も無くなりかねない(指導という面で)
 民間委託 → 継続した雇用が難しい
          これまた、せっかくの経験が活かせない
               → だから、給食が安全ではないではなく、効率が上がらない

 当初、2P協で話していたとおりのことが、目の前で起きている。
 これで、学校給食の運営は安泰とはとても言い難い。
 行政には、コスト最優先の考えはちょっとだけ引いてもらい(どう転んでも、今の直営よりコストが低減できることには間違いないのだから)、2P協が一番とは言わないが、別に雇用先を求める方式が絶対正解だと思う。
 行政の言う、調理現場に責任者をおく・・・・これは、正解である。
 今回の、学校栄養士の超多忙ぶりを見ても、よく分かる。

 先を読むことでは、去年の2P協が一番優れていたことが、今となって確認できたことに。
     試行に向けて議論をした単Pよりも、行政よりも、市議会よりも・・・・
 もっとも、そんなことより、このままではきっと良いことにならない。
 中P連の、今年の特別委員会に期待しよう。
 
PS:ここに記した内容から、単純に「やはり従来の直営による給食が一番良い」・・・という結論に導くつもりはない。
 もう少し知恵を出し合ってやらないと・・・というコトである。
 今は、試行中・・・・いろんな問題が出てきて当然である。
 問題が出るのが悪いと言っているのではない。
 組合との関係が・・・とか、いろんな事由でいびつな形でスタートした学校給食の新しい運営・・・仕方ないことだろうが、あまりに事前に分かっているコトでゴタゴタが多い・・・と、意見しているだけ。
 新しい取り組みに関しては、少し広い観点、視野で立ち向かって欲しいと願うものである。
 もっと、おおらかな気持ちが働いても良いんじゃないかな!?
  

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