同時進行の道徳授業3年生
                   TOSS岡山サークルMAK 吉田真弓
                   岡山市立大野小学校

12月1時

        

  「ハンカチのぬくもり」 2−A 親切

1 「ハンカチのぬくもり」
   ◎「〜いっしゅん立ち止まりました。」まで。

発問1 友子さんは,おじいさんをたすけたでしょうか。

  助ける ・・・・ 4人  
  助けない ・・・19人
どちらかノートに書かせる。
 なぜそうするか,理由を書かせる。
   ・はずかしい
   ・いぬが引っ張る。
  
  ◎続きを読む。
     手紙の前まで。 

指示1 おじいさんになってハンカチを拾ってみよう。

 ◎ いすに座ったままで,物を拾う動作化をする。 

発問2 やってみた感想をノートに書いてみましょう。

 苦しい
 拾いにくい
 つかれる

説明1 おじいさんもきっと同じでしょう。いや,もっとたいへんだったことでしょう。
     それでも拾ってくれた。
     あぶらあせをながしながら,それでも拾ってくれた。
発問2 それなのになぜ おじいさんは,ともこのハンカチを拾ってくれたのでしょうか。

 黒板書かせる。

 ・拾わないと女の子が困る。
 ・誰かに踏まれたらいけないから拾おう。

説明2 おじいさんは,自分のたいへんさより友子のことを考えたんだね。

 「相手のことを心から考えた。」 (板書)
2 「私のできること」(朝日作文コンクールAより)
 を読む。

 私のできること  
            
 わたしにできることって,あるかなーってずーっとかんがえていました。

           (中略)

 1学期の時,1年1組の子が車いすをおしていたら,げたばこのところで車いすごとたおれてしまいました。
あっとみんなびっくりしました。私はだいじょうぶですかなーっと,おこすのをてつだいました。
口からちが出ました。とってもこわかったと思います。
 しんせつって,その人のきもちになったおてつだいなのですね。
説明3 「親切ってその人の気持ちになったお手伝い」
     なんですね。 

 

説明4  作文を書いた映子さんのように,自分にできることをする,ということも
     いるんだよね。
     親切は,「相手のことを心から考える」と「自分にできることをする。」
     と 両方が合わさった物なのですね。      

3 

指示2 授業の感想を書きましょう。




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