動物の行動域調査を目的とした
テレメトリ発信機(アニマル・マーカー) & 追尾(検知)用受信装置

動物の行動パターンを知るための調査(生態調査・行動域調査)に使用される無線機器です
 電波はアナログ技術分野です
 アナログ技術分野のものは、デジタル技術分野のものと違って、同じ機器であってもご使用になる方の経験・技術によって、その得られる結果に違いが生じます
 また、天候(山の木々の様子)等によっても、電波の飛距離(検知距離)は変わります(電波環境に大きく影響される)
 降雪のないところでは、一般に冬場の方が良く聞こえますが、降雪地域では冬場の電波検知距離が短くなります
 その理由ですが、樹木(草木)と雪による影響・・・すなわち水分の影響です
 ここでは、その受信感度・・・安定に、いかに遠くで受信できるかがノウハウであり、勝負どころです
 デジタル技術分野のものであれば、いつでもどこでも誰でもが同じ・・・ユビキタス、すなわちバカチョンなのですが・・・
単品ごとの詳細仕様が用意されました http://www.tracking21.jp/products/
導入事例、単品ごとのパンフレット・取説が用意されました http://www.tracking21.jp/support/

▼相手の位置はどうやって特定する?
 2点(以上の)測量です
 2点で、指向性アンテナを使用して、その電波の一番強い方向を探します
 地図にその方向を入れることで、その交点あたりに発信源があることが分かります
 誤差を小さくするには、測定点を増やします

▼常に2点で計測しないと相手の位置(発信源)は分からないのか?
 使い始めはそうかも知れません
 が、使い慣れてくると、この受信システムでこれくらいの信号の強さなら位置はあのあたり・・・というのが分かってきます
 経験の上に成り立つことです(極めてアナログ的!)
 ここまで慣れると、1カ所の測定でおおよそここだと誤差無く見当を付けることができるようになります
 もちろん経験の中には、調査の対象である生き物の生態を知っておくと言うこともあります
 こんな場所を好むとか・・・
 こんなところからもアナログ技術者の養成が、デジタル技術者の養成より難しいと言われることが分かりますね

▼どの程度の距離で感知できる?
 このお答えは難しい!!
 木々雑草の深いところ、それも緑の濃い季節・・・すなわち木々の水分が多いときは電波が飛びません
 2008年8月改正電波法対応のテレメトリ発信器 LT−01 を使用、市販(推奨)のオールモード受信機で受信する方式で、ある程度見通しが良いと言う場所・条件での複数アンテナによる受信距離の目安です
 ビートをかけて受信 → SSBモード受信   IDデコード → NFMモード受信 です
LT−01は、地上高1mに固定

受信機は、ICOM IC−R20
受信側は、人が手に持って移動
ビートをかけて耳で聞いて識別
SSBモード受信
LD−01を外付けし
IDデコード出来る距離
NFMモード受信 
携帯型受信機付属ヘリカルアンテナ 300〜400m 未テスト
簡易型(折りたたみ式)2素子YAGIアンテナ 1000m〜2000m  最大1000m+α程度
組立式3素子YAGIアンテナ 2000〜2500m位 最大1500m程度 
※専用受信機:LR−03のID識別可能感度は、上記のLD−01使用条件より上です(高感度)
  SSBモードで受信する感度、すなわち信号の有無についての感度は、LR−03より汎用オールモード受信機の方が上です
  IDを読むためには、専用受信機:LR−03が必要不可欠です

 以上のことから、LT−01の資料・パンフレットなどには、受信(通信)距離は、最大1Km程度というように記載しております
 受信機あるいは、アンテナ、それ以上に相手がどんな場所にいるか、あるいは周囲の電波環境によって、この受信(検知)距離は、変化します
 ご参考データと言うことでご紹介します(この距離での受信を保証するものではありません!)
 過去の主流であったM2950をご使用になったことがある方には、ほぼ同等と思っていただいて結構です

 実際、使ってみると人間には「感」というものが付きます
 また、動物の生態にも詳しくなります(最初から詳しい方もいらっしゃるでしょう!)
 信号を聞いて周囲を見渡せば、居場所の見当が付くようになります!!

具体的に標準製品をご紹介(各製品毎に、使い方を含め詳細にご紹介します)
製品種別 備考 型式
標準野猿用テレメトリ発信器 サル用(約130g) LT−01
野猿用カスタムバージョン サル用LT−01の機能強化版で弊社オリジナル LT−01S
GPS対応テレメトリ発信器 ツキノワグマ・シカ用(筐体:金属 約700g) GLT−01
  GPSレシーバのUpGradeにより、省消費電力化が図られました(2023/07)
サル用(250g未満) GLT−02
シカ用(320〜350g未満/首輪長の違い) 
GLT-02の電池倍増バージョン
GLT−03
GPSテレメ用コントローラ GLT−02/GLT−03用 GLR−02
GPSテレメ用アプリケーション
  クラウドサービスに移行
  PCセットは販売停止に
アプリケーション・インストール済スマホ・セット
クラウド・サービス(ANIMAL MAP)に対応した専用スマホ
スタンドアロンで使用できるモデルもご用意出来ますので、お問い合わせください
GL-Link Manager2
 2024.03
探索用携帯型受信機 142.94〜98 5CH 専用
ID復調対象は、MSK方式
在庫限りで終売(2024/02)
後継機 LR-04(増設CH、SSBモード受信対応)の発売を予定
LR−03
探索用携帯八木アンテナ 持ち歩きに都合の良い2素子八木アンテナ・セット LA−03ほか
八木アンテナも5素子まで、特注を含め各種
車載アンテナほか、利用形態によって選択肢は多くあります

適法テレメトリ発信器(アニマル・マーカー) LT−01
     
2008年8月改正電波法対応(ARIB STD−T99適合 以下、適法と表記)のテレメトリ発信器 LT−01です
農水省ほか国の助成事業を利用することについて、なにも問題は生じません

重量約130g程度のサル用です(過去の輸入品で言えば、M2950に相当するものです)
アンテナの取り出し部分もツメで引っかけられないようにベルトの中を通す構造です
また、 一定期間後(電池寿命と大きく違わない期間後)に、脱落するような構造を持たせています

参考販売価格は、¥45,000−(送料・消費税別)
2010/08に、第二世代の製品を発売いたしました(下段写真でご確認下さい)

電池寿命は、計算上約2〜3年間
使用バッテリのバラツキの影響が大きく、動作保証期間ではありません、念のため
密閉使用が認められているバッテリは、この社の製品だけのため、ほかに選択肢がありません
  
仕様など記したパンフレットは → こちら(pdf約376Kバイト)
    


ベルト素材を変更しました LT-01Sに使用のものと同じ素材です(全CH黄色)
変更は素材の変更のみで他は従来通り、LT-01Sの構造とは異なります

こちらが同色のベルト(CH:2)を使用したLT-01S
アンテナの引き出し構造(カバー/二重)が全く異なりますし(アンテナ素材の太さが違う)、
脱落回収時に役に立つ、ボディへのIDレーザー刻印もあります
 2020.04
一言で申し上げれば、従来の標準であったATS社M2950相当品です
重量は、脱落機構・ベルトの余長を含め、上写真の状態で約130gです
ナイロンベルトは柔らかい素材を採用、協力してくれる?動物に配慮です
発信電波ですが、追跡にストレスを感じさせない約一秒間隔、ビートをかけて受信すると、 ピッ・ピッ・ピッ・ギャ の連続です
標準品では5秒に1回発信する「ギャ」の部分でIDを送出しています
この条件で、電池寿命は計算上2年強です
※NFM受信機で受信すると、ピッ・ピッの部分が聞こえない可能性が大です
  探索には、オールモード受信機の使用をお奨めします
 当社で、以前LT-01に添付している受信機の選択、使い方についての資料
  テレメトリ発信器/オリジナル仕様 LT−01S
各所強化版 好評販売中

LT−01S(当社オリジナル)

いろんな意味で、標準品の強化版です
標準品より、約10%コストアップします

こちらが、当社仕様で製品化を行った『LT−01S』です

機械的な強度の向上
 ・首輪ベルト及び、縫い糸素材の見直し
 ・アンテナの保護   
   最悪でも中間で切れることを願って途中にカシメ
   アンテナをベルトで挟む構造に変更、併せて
   発信器本体からの取出部を露出させない構造に

目視できる情報量を増やす
 ・発信CH毎に、首輪ベルトを色分け
 ・ID-Noを本体にレーザー刻印
   指定のシールだけだと、経年変化で読めない等
   停波した発信器を回収しても何も分からない
   これらの改善を目的とします

電池寿命の延長 2年=>3年に
 接近警戒システムに影響しない範囲ということで、
 ID送出インターバルを10秒間隔とし、電池寿命3年に
 (算出値:電池仕様の80%での算出、同様の
  算出では、標準品の電池寿命は2年)


詳細は、こちらの資料(483Kバイト)をご確認下さい
2016年10月末の、野生動物対策技術研究会 第7回
全国大会で初お披露目をし、11月末から、正式販売を
スタートしました
おかげさまで、ご好評をいただいております

    
追跡用携帯型受信機
 テレメトリ発信器 STD−T99規格専用の受信機です
 専用受信機を使用する最大のメリットは、追跡のための受信モード(SSB,CW)と、ID解読のための受信モード(FM)の切替や、音量調整の操作が必要ないことです
 すなわち、CHを選択するだけの操作で、発信器のIDを見ながら、すなわち相手を特定した追跡が出来ると言うことです
 また片手での使用を意識し、電波信号の強度も、数値/レベルメータ/音の間隔と多彩に表現することができますので、追跡は間違いなく楽だと思います
 142MHz帯に、そしてテレメトリ電波に特化した受信機ですので、汎用のFM受信機より高感度です!!
動物種別:1 ID:0154 を表示しています
防浸保護等級7規格相当(防浸型)です
     
アンテナ・コネクタはSMA型ですので、BNC型/M型コネクタの外部アンテナをお使いの方は、変換ケーブル(変換コネクタ)が別途必要になります
142MHz帯5波の受信に特化したもので、そのため汎用FM受信機以上の感度が得られ、他所から発せられる他目的電波の影響を受けにくくなっています

IDデコーダを内蔵し、行動域調査に特化した機能を有します
1.IDを目視しながら追跡を可能にします
    汎用オールモード受信機では、受信モードの切替や音量調整が必要ですが、こちらは操作なしで受信できます
電波信号の強度を、数値/レベルメータ/音の間隔と多彩に表現できます
2.特定のIDのみ表示対象にすることが出来ます
3.受信したIDが記録(メモ)できます
  受信レベル、受信IDをシリアルデータで取り出せますが、そのためには別売の通信ケーブルが必要
4.近接した場合に都合の良いアッテネータを内蔵
20/40db
使い勝手の良さから、地域住民の方にお渡しして自身で動物の接近をチェックして対策していただくツールとしても適していると思います
     
受信したIDを記録できたり、不要な動物種別コード/IDをマスクすることも出来ます
また簡易ロガー機能を有します(1秒間隔で最大24時間  ロガー・モードで受信したデータは最大100個まで記録可能)
下段でご紹介のGPSテレメ/GLT−01の発するIDの識別も問題なく出来ます(LD−01では異なる表示をします)
これら、ID受信に適した機能を有した専用受信機です

行動域調査分野(専門的な使い方)だけでなく、獣害対策手段に、住民の方に持っていただいて、使いやすい方向も目指しています 
リチウムイオン電池パック/充電器を標準でセット
このように、フルオプションでご提供
 LR-03 取扱説明書(1.8Mバイト)
国内適法テレメトリ発信器専用受信機として、平成25年より販売してきていたLR-03ですが、在庫を持って終売とさせていただきます
アナログ部品の入手が出来なくなったことが、その理由です(他分野でもよくあるパターン)
残り数か月程度の在庫量かと思います(R06.02末現在)
その先ですが、LR-04という増設CH、オールモード受信、あるいはGPS首輪の発信IDにも対応できる形で新型の発売を予定しています
高感度・・・SSB/CWの受信モードを持ち、IC-R30あるいは、FT-817等と同等の感度を有し、多機能…GPS首輪を含むID識別も可能など、機能については、申し分ないと思われますが、いかんせんコスト高です
現LR-03の2倍程度の価格に落ち着くと思われます
詳しくは、発売が決定した時点で、改めてご紹介させていただきます

142MHz帯用2素子受信アンテナ NY−142XorZ 
 テレメトリ発信器 STD−T99規格専用の携帯型受信アンテナです

写真は、NY−142Z

NY−142Xは、ロッド・エレメントを起こして延ばすだけで使用できますが、NY−142Zは、ロッド・エレメントを起こして(写真にある様子)、その先に黒いフレキシブル(形状記憶)エレメントを継ぎ足して(ねじ込んで)使用します
142MHz専用のものを準備しました
構造が2種類ありますが、今後はロッドエレメント構造のもののみとなります

全てロッドエレメント構造のもの
  NY-142X

固定エレメントの先に、黒いフレキシブル・エレメントをねじ込んで延長する構造のもの
  NY-142Z(当社在庫限り・メーカー終売 2022.06)

NY−142Xは、ロッドエレメントのみで、エレメントを継ぎ足すような作業は必要ありません、起こして引き延ばすだけです
NY−142Zは、固定エレメントの先にフレキシブル(形状記憶)エレメントをねじ込んで使用します
より持ち運びがコンパクトで、取り出してすぐ使えるものが良いと言う方には、NY−142Xが適しているでしょうし、ものにぶつけることを考えればNY−142Zの方がより安心かと思われます
価格は、同じです
NY−142Xについては、下段でハンディ型受信機と一緒に撮した写真でご紹介します 
▼探索専用アンテナ LA−03
ご用意した探索専用アンテナ初版は、下段でご紹介のLA−01ですが、2017.01.20で販売を終了し、後継として用意したのが、本LA−03です
詳しくは、右下にリンクのあるパンフレットをご覧下さい

1.アンテナエレメントを折れにくく設計変更
   アルミパイプ+炭素繊維棒から、ピアノ線に

2.組み立てた際のサイズが少し大きくなります
   基本性能(電気的性能)や、付属品構成は
   LA−01と同じです

3.価格は、¥38,500(内消費税3,500)です
2017年5月10日 LA−03発売開始
LA−03パンフレット(383Kバイト)
       
適法(STD T-99適合)発信器を使用した行動域調査に必要な機材のお見積もり例
          
▼探索専用アンテナ LA−01 製品化ストーリー
探索用に専用アンテナも用意されます
左写真にあるように専用受信機『LR−03』を取り付けて、片手でそれも高い位置で探索動作が可能になります

・F/B比重視の2素子短縮型八木
・伸縮マストを採用
・未使用時には、たたんで小型化が可能

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左写真は、初回試作時のもの
製品は、格好良く?こぢんまりとまとまっています
(LA−01 下写真をご覧下さい)
発売まで、ほぼ1年かかってしまいました

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以下、製品版です
受信機(例:LR−03)と一体(セット)で、片手で持ち運んで運用(探索)できる方向を目指しました 

受信機未装着で約355g
 
※商品のアンテナエレメント・ブームは(黒)です

全長最大81cm 一脚ポール
(LR−03取付アタッチメント付き)


アンテナ+給電ケーブル(※)
そして
この一脚ポールと、キャリングバッグで一式


※受信機側コネクタは、SMA−Pです
 キャリングバックに収まっています
LR−03受信機本体も、一緒に収納可能
実際の探索スタイルは、このようになります
自分自身(人間!)も、反射器のひとつ(壁!)として利用します
アンテナエレメントは、垂直(※)に向くように持ちます
手でアンテナを振り回すのではなく、自身が軸となって回転します
アンテナを頭の上で振り回すような使い方だと、特に素子数の少ないアンテナでは、なかなか電波の飛んでくる方向が定まりません
このように、運用方法ひとつで、実用性は大きく異なってきます
道具(素子数の多いアンテナ)に頼るのもひとつの方法ではありますが、狭いスペースで効率よく探索する知恵もあります

※地上高は互いに低いし、反射など周囲の影響も大きいかと思いますので、実際の偏波面は乱れていると思います
 発信器のアンテナは、元々縦方向に立つようなイメージで(動物の体から離れるように)作られていますので、垂直偏波がより実態に近いとは思います
▼GPS搭載適法発信器 GLT-01 稼働開始  2012.11  
GPSの利用
 一般に利用が進みましたから、この便利な仕組みを野生動物に使わない手はない・・・とお考えの方も多いと思いますが、それは電気が潤沢で、空が開けている場所での利用について、とても便利だということです
 機能面では、ロギングしてあとで回収・・・輸入品(回収用発信電波は、国内電波法に抵触/違法)で採用されている方法ですが、保護を中心とした目的にはこれで問題ないのでしょうが、獣害対策には直接役立ちません (彼らの行動域を知ることで獣害対策に活かせると言う側面はありますが、追い払い等には活用できません)
 行動域調査にリアルタイム性は求められませんが、獣害対策においてはリアルタイム性が求められます
 一方、GPS捕捉については、「みちびき」が3基稼働し、その機能全般を利用者に開放してくれれば、捕捉率の大幅な向上と合わせ、電池寿命を含め、かなり改善というかこの分野への実用に期待が持てますが、果たして三菱・国がそうするかどうかは分かりません
 こんな環境下ですが、テレメトリ発信器の小型化とGPSの活用は、関係者にとって大きなテーマであることに間違いはなく、まずはGPS搭載国産適法第一号テレメトリ発信器(クマ・シカ用)をご紹介いたします
 
 当初、それなりの台数を試用いただくよう各所に願いをし、そこで出てきた主に水の侵入によるトラブルについては、対策を済ませたものを販売しております
 何を言っても、先行している海外勢に比べ歴史がありません(実績がありません)
 正直、よちよち歩きのお子様状態ですが、少なくとも国内電波法と火薬類取扱法には準拠しています(適法です)
 お使いいただく皆様のご協力(問題の発見、運用の中から得られる知恵など)により、大人に成長をさせていただきます
 よろしくお願いいたします

GPS受信機&ロガー搭載
   適法テレメトリ発信器 GLT−01


データの脱落回収はもちろん、専用コマンダーGLR−01を使用することで、電波を使ったダウンロードを可能とします
このコマンダーには、Bluetoothによりスマートフォンにデータを送るインターフェイスを有し、合わせてAndroidスマホで地図載せできるアプリを用意します
初版と言うことで、この先成長幅は大いにあると思います(逆に申せば、しばらくは混乱があります!)
詳細については、Mailなどでお問い合わせ下さい(火薬・火工品、消費電力・電池等々との戦いというか難問が続きます)
重量は、約650g(ベルト長で変化)
左写真は、シカ用 ベルト長50Cm(±10%可変)のもので、サル用LT−01と比べるとその大きさがお分かりいただけるかと思います

LT−01同様、通常のID送信を行い、
 30分に1回の位置データ記録で、350日稼働
 60分に1回の位置データ記録で、480日稼働
と計算されます(動作保証期間ではありません、念のため)

※ID受信には、LR−03が対応します

受信データの取り出し、あるいは設定変更などは、USB接続により可能です
専用コマンダーがあれば、無線で同様のことが出来ます(この方が簡単!)
脱落動作は、事前登録スケジュール、専用コマンダーGLR−01からのコマンドによる手動、または電池寿命による自動となります
電池寿命による自動脱落の場合でも、脱落後約2週間、ID送信が行われます(この間に探索して回収することで、データの回収が図れます)

  運用イメージは、このように想定しています

片手でアンテナと受信機(コントローラ)を持てるように、ということで LA−01アンテナ(短縮型でコンパクト、かつ受信機も取り付けられるように)をご用意しました
(2013.06)
伸縮ポール、携帯バッグとセットです
探索に都合の良いように、F/B比(指向性)重視の設計です

山中での取り回しの良さを最優先した設計です
より高感度を求める方には、アンテナが大形化することは致し方ありません
3素子〜5素子の八木アンテナのご用意が出来ます
あるシーンでの例ですが、
  2素子八木 受信距離100〜150m の条件で
  4素子八木では、200〜250m の距離で受信できました
4素子八木・・・左写真のようなイメージで(片手で持って)使えるような代物ではありません
肩に担いで使うようなイメージになります
国産のGPS搭載テレメトリ発信器の歴史は始まったばかりです(2012.11)
火薬取締法・電波法 いずれも抵触しない・・・コンプライアンスに問題が無いGPS搭載テレメトリ発信器です
シカ/クマ用のGPS搭載テレメについては、常にバージョンアップ中ではありますが、商品化ができました
GPS搭載発信器 コントローラ(アンテナ・セット/アンテナ選択可) いずれも技適取得の適法品です
詳細は、http://www.tracking21.jp/products/glt-01/
脱落機構
  首輪の回収のために持たせてある機能です
  ・製造番号が100未満のものは、電気式を採用 モーター+ウォームギアにより機能します
  ・製造番号が100以上のものは、非火薬による方式を採用
  いずれにしましても、火薬類取扱法には抵触しません

  非火薬による脱落機構が用意できたことで、全体の小型化が可能になりました
 
好評発売中 国産=適法です
小型動物用GPS付き首輪発信器
サル、アライグマ、タヌキなどを対象に使用が出来るサイズです(GLT−02M ¥187,000((内消費税17,000) 2024.04
詳細を、WEBにアップしました
http://www.tracking21.jp/products/glt-02/
こちらは、リアルタイムの位置情報も得ることが出来ます(電池寿命との兼ね合いになる)
脱落機構も、火薬を使用することなく非火薬で対応し、火薬類取扱法にも抵触しません
専用のコントローラ GLR−02(追跡用アンテナ LA−01をセット)も合わせてご用意いたします
またANIMAL-MAPを使用しない、アプリケーションをインストールしたスマホ・セットも用意があります
※搭載しているトランシーバチップの違いで、クマ・シカ用GLT−01/GLR−01とは互換がありません
  関係して、受信機 LR−03でも、IDの識別は出来ません

ヒツジ・シカ用にひとまわり大きい(重量320〜350g程度/首輪長の違い)GLT−03の販売を開始
サイズを大きくした分、電池容量も大きくでき、運用期間を長く、あるいは位置情報取得回数を多く設定することが出来ます(2024.04 ¥220,000/税別)
http://www.tracking21.jp/products/glt-03/
GPS首輪の販売に際して
ビーコン発振周期、GPS受信周期など、電池寿命にも大きく影響するこれら設定を、お客さまのご都合に合わせてカスタマイズした後に出荷をいたします
設定内容をお伺いするシートを用意しております、Mail添付でお送りしますのでご請求下さい(Excel形式)
セットアップなど出荷前のイニシャルに、1〜2週間のお時間を頂戴します

各種テレメトリ発信器
▼超小型テレメトリ発信器 1gタイプ
写真は、2013年当時開発中のもの
重量:1g
コウモリクラスの鳥に活用できるよう挑戦したものです
受信機の問題もあって挫折していましたが、受信機の開発も進み、製品化もまもなくです
麻酔銃の矢羽根に取り付け使用出来るサイズと、実用的な飛距離ということで開発されたものが、間もなく登場します(2024.02)
LR-03受信機の後継として発売予定の専用受信機LR-04を使って、雑木林の中で150m程度の検知距離です
▼小型テレメトリ発信器 LT-03-8 小動物向け

ウサギなど小型哺乳類を意識したものです

・本体のみ:約50g(6ヶ月型) 
・首輪付き(左写真のもの):約65g(6ヶ月型)
・ベスト付き(上写真のもの):約76g(6ヶ月型)

いずれも約15g重くなりますが,1年型の用意も出来ます
GPSテレメ首輪に取り付けてマーカーとするために、取付ブラケットを用意したモデルもあります
▼同上 LT-03-6 小中動物用インプラント式 
初めて挑戦したインプラント型(コイルアンテナ採用)です
おおよそですが、φ17 全長85mm 重量 26g

1秒ごとにビーコンを発し、30秒に1回識別符号を発信します
この仕様で、約300日(10ヶ月)稼働です
インプラント=飛ばない、ということで、出力は最大の10mWにしてあります
疑似埋め込みで試験調整を行い、2素子八木で100〜150m 3〜4素子八木で200〜250m受信できます
近隣の大学では、ヌートリアの研究に使用なさっています
サケ用LT−04−1との比較
同じ径で、長さが長くなっています
▼小型テレメトリ発信器 LT-04-2 小型水中生物用
製造しやすいようにケース化したものです

インプラントを意識してコイル型アンテナの実験も進めています
▼小型テレメトリ発信器 LT-05-1 イヤー・タグタイプ
 イノシシを意識しました
 ウシ用のイヤー・タグを利用したものです
 昼間の行動(寝場所)をチェックして寝込みを襲い、より人の生活圏より離すこと(追い払い)を作戦します
 少なくとも日中対応できる対策であり、通勤距離が長くなっただけ滞在時間は短く、すなわち被害も減るはず
   
 LT−02−2(鳥用)との比較です 25g 電池寿命約5ヶ月 
   
 LT−01(サル用)との比較です  製品ラインアップに加えました 
▼小型テレメトリ発信器 LT-02 24gタイプ
 LT−02 24gタイプです
ちょっと大きめの鳥用に作ったものです
発信する電波の内容は、LT−01と変わりません(分類は鳥類となっています)
電池容量が小さくなった分、使用期間が短くなります
電池寿命は、計算上6ヶ月です

次に予定している15gタイプです
要は、電池の大きさでボディが決まってしまう・・・です

大きさの比較に、LT−01(v1)を横に置いてみました
  LT02 ライチョウ・ハト用に作ったものです    24gタイプ   約6ヶ月稼働
▼同発信器 LT-02-2 LT-04 14〜15gタイプ
  左から、LT−02−2、LT−04、LT−01Ver2 です
猿用LT01との大きさの違いがお分かりいただけます

左端 LT−02−2
φ16.4 x 65mm 約14g
電池寿命は、約2ヶ月

真ん中のものは、大型魚(サケ)用LT−04です
φ17x48mm 15g 
電池寿命は1ヶ月です

型式 想定使用先ほか 電池寿命(※) 重量 受注区分
LT−01 サル 標準モデル 約2年 約130g 定番/在庫
LT−01S サル LT−01カスタムモデル 約3年 約130g 定番/在庫
LT−02 鳥用  アクトグラム対応可能 約2ヶ月〜1.5年 約14〜70g 受注生産
LT−03 ウサギ・アライグマほか小型哺乳類 約6ヶ月 約70g 受注生産
LT−03−6 小中動物用 インプラント型 約10ヶ月 約26g 受注生産
LT−04 魚ほか水中生物 約50日 約17〜20g 受注生産
LT−05 イノシシなど  イヤータグ 約6ヶ月 約32g 受注生産
GLT−01 シカ・ツキノワグマ GPS搭載 約1年 約700g 準定番
GLT−02 サル・アライグマ GPS搭載 約1年 約250g 準定番
GLT−03 シカ・ヒツジ GPS搭載 電池容量増 約1年 約350g 準定番
 ※規定の運用時における参考値
  大きさ=電池容量=重量 と、直結します
  受注生産品においては、電池寿命を考慮した選択(重量との相談)や、発信間隔の変更などお引き
  受けします
  GPS搭載のものについては、その受信インターバルやビーコン発信周期など、電池寿命から逆算
  してご希望に合わせた設定後に出荷をさせていただきます(オーダーシートをご用意)
 サル用のLT−01、LT−01S、GLT−02 シカ用GLT−03以外は、全て特注品(受注生産)扱いです
 特注に際し、ご希望の動物種類コードの設定、稼働ご希望時間から発信間隔の調整や電池の容量変更、機能として角度センサの内蔵(鳥尾羽用)など、出来る範囲でカスタム対応させていただきますのでご相談下さい
 GLT−02、GLT−03につきましては、出荷時の設定について、お客さまのご希望(運用形態のご希望)をお伺いするオーダー・シートの用意がありますので、Mailでご請求下さい
 シートをいただいた後、設定を確認をさせていただき、1〜2週間でモノをお届けいたします

 
適法デジタル型
発信器の利用法
オールモード受信機で利用する場合
  従来の輸入品(ATS社製品等)と同じ使い方になります
  すなわち約1.2秒に1回の電波受信となります
FM(NFM)受信機で利用する場合
  約5秒間に1回の受信になります
  間の3回の発信は、その発信時間が短いため、FM受信機の応答が間に合いません
  (信号が強いときは分かりますが、信号が弱くなると・・・)

※電波法の改正で、当初の5秒間ルールが無くなりましたので、ID送出回数を減らして電池寿命を長くする設計ができるようになりました
 特注品については、この条件変更も含めお引き受けいたします
ID識別について IDデコードは、NFMモードで行います
追跡は、SSBモードで(LSBモードの場合、発信器周波数+1KHz)
相手の確認は、NFMモードで(発信器周波数と同じ周波数で)
汎用オールモード対応受信機を使うと、このような運用になります
LR−03専用受信機をお使いいただけば、このような切替なしで一発で追跡&ID識別ができます
携帯型アンテナ フィールドで使いやすい2素子の簡易型YAGIアンテナとして、専用アンテナをご用意しています
142MHz台にきちんと調整したものです
持ち運びやすさ(未使用時の小型化)優先でしたら、NY−142Xを、探索中何かにぶつけても丈夫そうということでは、NY−142Zをお選び下さい
長さ:約35cm(折りたたんだ状態) 重量:約260g
高利得アンテナ 探索に、より高性能なアンテナを・・・こういうご希望もあろうかと思います
少しでも遠くから検知したいと言う場合、高利得アンテナの利用は有効です
ここで生じる問題は、形状が大きくなること
大きいと言うことは、ブッシュの中など狭いスペースでの使用はキツイと言うこと、そして重たいですから、長時間持って移動する使い方には適しません
高性能なら何でも良いというわけではなく、目的あるいは運用形態に合わせた選択が必要なのがアンテナです
・3素子YAGI
  長さ:約100cm(組立前の状態) 重量:約800g(支柱取付金具込み)
・4素子可搬型YAGI(折りたたんで移動/組立が簡単 支柱等への取付は出来ません) 
  長さ:110cm強(折りたたんだ状態) 重量:約850g
・5(3+2)素子YAGI FRONT半分を取り外して、3素子YAGIとしても使用可能
  長さ:90cm弱(分解して持ち歩ける状態、組み立てると約140cmに) 
  重量:約900g(支柱取付金具込み)

※重量は、アンテナの重さで、給電ケーブルの重さなどは含まれません
※骨(エレメント)の長さは、周波数で決まり、おおよそ100cm(50cmx2)です
※一般に、アンテナの利得は、ブームの長さで決まります
  単純に申せば、大きい(長い)ものほど高利得です
  指向性については、骨(エレメント)の数が多いほど鋭くなると考えていただければ
  結構です
  では、同じ長さで、骨(エレメント)の数が違う場合は・・・
  利得は大差なく、指向性は骨(エレメント)の多い方が鋭い・・・です
今後の変化
製品化の予定
■高出力モデル
電波法の改正が行われ(2012年)、従来10mWが上限であったところが1W(1000mW)まで増力が可能になります(現実は、技術的あるいは電池寿命の点などから250mW程度が上限になるように思います)
合わせて、5秒間ルールと、電波形式の制限が外されます(連続10分間、音声送信が可能になります)
このメリットがあるかどうかは、その使用目的によりますし、場合によっては強力な電波で弱い信号が消されてしまうデメリットの方が大きい使用シーンもあります
ある意味、お悩みが増えた状況にあります
一般に電波が良く飛ぶようになれば、混信対策が求められ、例えばキャリアセンス機能(一定時間受信して他の利用がないことを確認してから送信する機能)を求められます
当面は、猟犬向けが代表的なニーズなのでしょうか!?

■GPS搭載モデル
GLT−01 2012年11月末 初回版生産  次回生産(要予約)は、2013年4月を予定
測位30分ごと、LT−01同様のビーコン発信常時で、稼働約1年です
当面は、シカ・クマなど大型動物が対象での「もの」になります
小型化(脱落機構の問題などを解決)したものは、2015年より250gのものを販売開始

■この先 『動物の位置検知通報用150MHz帯』の利用について

再び電波法の改正が行われるようです(2016年)
チャンネルの増波 あるいはデータ通信(デジタル通話)など、利用範囲の拡大が見込まれているようです
その内容にもよりますが、高出力のもの、あるいはGPS搭載のラインアップが増えると思います

以前からのテレメトリ発信器ユーザーに向けて、新規格(デジタル)発信器の利用について
もう、こちらのご説明は不用かと思いますが、今しばらく残しておきます
IDデコーダ LD−01の生産販売も終了(修理は、継続してお引き受けします)
     
2008年8月改正電波法対応の発信器を使用する場合は、下段にご紹介しているオールモード型と言われるものが必須ではありません
一般的なFM受信用(ナローFM:消防用とか言われているもの、FM放送用ワイドFMではありません)で、140MHz帯をカバーするもので、ご使用いただけます

追尾・追跡を目的にする場合は、過去の実績通りオールモード受信機で、ビートをかけて聞く方が判別しやすいと思いますし、聞こえる距離も長くなります(上記でご紹介の通り)

ご予算が許せば、オールモード受信機をご用意下さい
142MHz帯の受信が出来れば、従来ご使用の受信機(受信設備)は、そのまま新規格の発信器に対応します

今回許可された電波の発信については、発信者を特定する識別信号の発信が義務づけられていますので、この識別信号を解読するデコーダーを使用することで、発信者を特定することが出来ます
識別信号には、分類も含まれますので、例えば他の人が取り付けた発信器からの電波であっても、この主は「クマ」であることが分かるようになっています(個別コードの割り振りが分かりませんから、クマの○○くん、までは分かりませんが!)
このデコーダーですが、外部スピーカー(イヤホン)端子から外付け出来るタイプのものを製品化しました(LD−01 単三電池2本で稼働 小型スピーカー内蔵)

他者のことを考慮しなければ、最大5波まで周波数が選べますので、5つの個体までは、ID識別することなく、過去の発信器同様その周波数で判別できます
今後、発信器の普及が進むと、ID識別は必要不可欠になると思いますが、たちまちは無くても運用上の問題は生じないかも知れません(お使いになる環境で一概にOKとも申し上げられません)
左写真
142.960MHZで、サル(分類01) 0228(ID)を受信した例です

LD−01は、防水構造ではありません
LD−01には、受信機接続ケーブル(両端φ3.5 2Pプラグ付き)と取扱説明書が添付されますが、ご使用には単三電池2本を別途ご用意下さい(駆動用電池は付属しません)
LD−01 専用受信機 LR-03の登場で、役割を終えましたので販売を終了させていただきました
      (2014.06)
       修理対応などは可能ですので、もしものトラブル時にはご相談ください
     
※電波探索
 実際に、新規格の発信器を使って、運用(電波探索)をしてみました
 先にご紹介しましたように、ID識別のためには、FMモード受信機で使用することになります
 追跡を目的にした場合、従来通りのやり方・・・ビートをかけてSSBモードで受信する方が楽というか、確実です
 過去の慣れという一面も否定できないかも知れませんが、初めて経験するという人にも聞き比べてもらいましたが、やはりビートをかけて信号を聞く方がその変化が分かりやすい、すなわち相手を見つけやすいことが確認できました
 相手の電波を確認して、その後モードを切り替えてIDの読み取り・・・専用受信機/LR−03のように簡単ではありませんが、実用には問題ありません
         
補 足   行動域調査用発信器について
 全ての目的に対応できるとは申せませんが、学校教育用、あるいは特定実験試験局としての利用について、テレメトリ発信器側の用意、あるいは申請手続きなどにつきまして、ご相談をお引き受けいたします

■テレメトリ発信器の今後について
 当社の関係でご用意できる2008年8月改正電波法対応の発信器は、まずサル・シカ用で、それ以外の目的についての対応につきましては、これらが一区切り付いた先の取り組みとなります
 特に小型化については、国内電波法に対応したものでとなると、色々と困難な点が多く生じます
 ここにきてやっと14gタイプLT−02ー2を製品化できました
 特に小型化については、デジタル対応と言うことで複雑にならざるを得ない事情から、インプラント型とか数gものなどは、輸入品に頼らざるを得ないこともあるかも知れません
 この場合ですが、スプリアス基準の違い等から、輸入品では対応(利用)出来ないかも知れません
 このあたりのことについて、こちらで経験したことを元にご相談に応じさせていただきます
 ただ、特定実験試験局としてVHF帯が用意されている地域は限定されます

■テレメトリ発信器の歴史
 このあと具体的にご紹介いたします
 ここで言う 従来とは、2008年8月電波法改正以前の、すなわち過去のスタンダードです
 国内電波法の整備のない利用分野であったがため、海外製品がそのまま国内に持ち込まれ、言わばグレーゾーンで使用されていたケースです(これら発信器は、電波法改正後の現在では、違法品として扱われます)
 従来から使用されてきたこれら輸入品は、過去10年以上の長い歴史を有し、また国内電波法のように強い規制も無い中で作られていますから、丈夫で小型かつ長時間運用が可能になっています(超シンプル、そのかわり不要輻射など問題も多い)
 そういった点から、同じ性能(小型で丈夫かつ長期運用)のものを国内の規格に求めるのは困難な点も多々あることはご承知下さい

汎用・追跡用携帯型受信機の例
以下、ご紹介の受信機は汎用受信機の中で、この行動域調査に適しているものとしてご紹介させていただいています(以前・・・海外製発信器が多用された時期は、主流でした)
STD−T99 142MHz帯5波を含む広範囲な受信が可能です(ID識別は出来ません)
従いまして、特定実験試験局などを開設して行う行動域調査などにはもってこいのものです

アンテナにつきましては、それぞれの運用周波数に合わせたものから、目的機に応じて選択します

IC−R20
国内適法発信器LTシリーズであれば、専用受信機LR-03を使用いただくことでID識別も可能です
少しでも弱い信号を探索したいという生態調査(行動域調査)が目的の場合、より高感度に弱い信号でも受信できる受信モードを持った受信機を使用します(ID識別は不可)

IC−R20  ¥69,800(税別標準価格) 充電器、リチウム電池附属
従来、性能の点で、この受信機をお勧めしていたのですが、終売(生産終了)となりました
その後、発売になったIC-R30も、2022年12月に終売(生産終了)となりました

DJ−X11 ¥59,800(税別標準価格) 充電器、リチウム電池附属
こちらもついに終売に(2023.04)

オールモード受信の出来る携帯型受信機は、リーズナブルな製品は全て終売となりました
VHF帯SSB/CWのアナログ受信が出来る通信型携帯受信機は AOR AR-DV10 のみとなりました(税別標準価格ですが、¥128,000します)
が、テストの結果ビーコンの発信速度に復調(Sメータ)が追い付かないことが分かりました

受信感度向上のために特注アンテナのご相談にも応じております
一例:3+2素子八木(3素子または高利得5素子八木として使用いただけます
写真のアンテナは,NY142X 受信機は,IC−R20の先代IC−R10です
▼従来型(汎用)受信機で、デジタル発信器のIDを読むために
IDデコーダ・アダプタ LD−01

LD−01
(IDデコーダ・アダプタ)
LT−01とIC−R10(R20の先代) と一緒に
LD−01は、受信機のイヤホン(外部スピーカ)端子から信号を受け取って利用します

音が聞こえないのは不安ですから、LD−01には小型スピーカを内蔵させました

一般に、外付け機器では難しいと言われるレベル調整(音量調整)も簡単に行えるようLEDによる表示機能を持たせました

LD−01には、受信機接続ケーブル(両端φ3.5 2Pプラグ付き)と取扱説明書が添付されますが、ご使用には単三電池2本を別途ご用意下さい
 もちろん、下段でご紹介の車載用受信機にも接続して使用が出来ます(外部スピーカー端子に接続)
LD−01 専用受信機 LR-03の登場で、役割を終えましたので生産販売を終了させていただきました
       (2014.06)
       修理対応などは可能ですので、もしものトラブル時にはご相談ください
 携帯型以外の受信機例

この受信機も終売(生産終了)
SSB/CWの安定な受信が可能なものを選びます

一例ですが、固定・車載型で 10万くらいの価格で、この目的に利用できるものがあります

感度を上げるための工夫、プリアンプや外部アンテナの採用・・・etc

ご相談下さい

これらの工夫をシステムでご提供したのが
サル接近警戒システム(特許第4070747号)です
   
テレメトリ電波自動取得&記録システム
 
行動域調査の自動化を応援します

フィールド調査・研究用に
 新(デジタル方式)旧(アナログ方式)いずれのテレメトリ発信器にも対応した、自動受信&記録システムを作ってしまいました
 野猿接近警戒システム「猿人善快」用エンジンをベースに、電波の見落としがなるべく無いよう工夫をしました 
 このものがあれば、調査など必要な場所に設置しておくだけで、相手の電波を捕捉し、その状態を記録することを自動で行ってくれます
 アナログ方式発信器は、事前に周波数登録が必要です
 デジタル方式発信器は、周波数登録済みです
 設置場所、装置名称、個体名称などマスタに登録して管理することが出来ます
 受信データは、csv形式で、USBメモリで取り出すことが出来ます
 AC100Vのほか、DC12Vで運用できます
 ソーラー・パネルなど使用した独立電源による運用のご相談にも応じさせていただきます
ご紹介している(採用している)受信機が、2020年9月をもって製造終了となりました 
 
デジタル(適法)発信器専用ロギングシステム/独立電源のご提案
獣害対策(主に猿害)に関わって、もう15年を過ぎようとしています
現地の様子で一番変わったのは、人がいなくなったこと・・・追い払いをしようにも、人がいない!?
元気に動ける方が、本当に少なくなってきたことを実感します
そう言った面から、関わった最初の頃の対応策が、もしかしたら有効かも知れないと思うようになりました
それは、敵の行動パターンを知って、皆で共有することで、被害をなくそうという取り組みです
(敵が定住に近い状況の地域では役に立ちませんが・・・)

一定期間、対象の行動調査を行い、その周遊サイクルというかパターンを確認できれば、後はカレンダーを見て、あるいは近隣の集落の情報から、襲来/接近が見込めることになり、予防が可能になります
リアルタイム情報でなくても、一定の成果が得られます
複数箇所に置いて、無人で受信/記録する装置があれば、そこが深山であっても、対象がクマであっても対応はできます
フィールド・カメラに近い使用イメージかと思います

適法発信器:LT−01、LT−01S、GLT−01 あるいは同様のID送出機能を持つ発信器(LR−03でID識別できる発信器)が受信の対象です
電源はソーラー・パネル(7日間の不日照対応、マスト取付架台込み)
設置は、足場鋼管一本(こちらの価格に含まれません、建柱も含め現地手配)
屋外用キャビネットに収納(マスト取付金具込み)
無指向性のコーリニアアンテナ及び給電ケーブル
受信データの回収は、USBメモリ(4GB以下の容量/こちらの価格に含まれません)持参で
このような独立電源(日当たりさえあれば設置場所を限定しない)を採用した受信/記録システムが、送料税込みで¥185,000
現地では、φ48.6足場鋼管を立てていただくだけで、取付/稼働させることができます
あと、キャビネットに鍵が必要かも知れません

かなり頑張って、この金額なのですが、果たしてニーズはあるものでしょうか?
1シーズン毎に場所を変えて設置/受信記録することで、複数の群れなり対象を相手に活用できます
リアルタイムに接近を知りたいとなると、ここは『猿人善快』のお出ましです
受信感度を上げるための特注アンテナなどのご相談にも応じております
ご照会下さい

動物の行動域調査における、テレメトリ発信器の歴史と現状
 きっと学会などで、海外における使用例が紹介されたのが発端でしょう
 研究者の方を中心に、国内でもこれら発信器を利用して、動物の生態調査(行動域調査)が行われる例が増えてきました(行政で言えば、環境省・文化庁などの事業から)
 これまで、アメリカ・カナダなどの輸入品がその目的に使用されてきておりました
 国内では、この目的・・・動物の位置検知通報と言う目的に、電波の(専用波)利用が許可されていませんでした(当然のことなのですが、VHF帯 波長の短いUHF帯では、山の中・ブッシュの中では実用にはなりません)
 420Mhz帯特定小電力を、目的を自由に使える電波として許可しているのだから、それを使えば良いではないか・・・程度の認識しか当時の総務省サイドには無かったわけです
 従いまして、国産品・・・ほんの一部の例(手作りに近い例/合法とは言い難いものと、特小を利用したもの)を除いてありませんでした(いずれも、実用になるところまでの能力は期待できませんでした)
 これらのことは、ニーズが限られているということに他ならず、2008年8月に電波法が改正された後も、手を挙げるメーカーは今のところ他がないことでも想像いただけると思います

サル・シカ用首輪 M2950型
野生の保護動物に対する使用についての注意書きが附属していました

取付は、丈夫なナイロン製のベルトを附属のビスナットで縫う形になっています
このつなぎ部分が本皮でできており、ここが脱落させるための機構部分と思われます
全体の大きさの比較のため、3.5”FDDを置いてみました!?
上に黒く見えているのはアンテナ部です
とにかく丈夫に作ってあります

首周りの寸法によってベルトの長さが異なります。
猿・鹿用は、首周り50Cm・・・首の直径15cm程度が対象になります
本体部分の「どアップ写真」です

おおよそフィルムケースくらいの大きさとお考え下さい
重量は約110g
これは、電池込みで、3年以上の期間、テレメトリ信号(単純な間欠発信)を送ってきます
黄色なテープは、電源SWをオフにするためのマグネットを固定するために貼っているもの
電池交換はできません、そういった意味では使い捨てです(回収も事実上不可能でしょうし!)

クマ用イヤータグ M3600型
こちらは、大型動物(熊等)用イヤータグ型です
大きさもほとんど電池の大きさ!!
アンテナを除く本体サイズは、42x42mm
重量は、わずか28gです
飛距離は、M2950型と大きく変わりませんが、電池寿命は約半分・・・1.5年程度です

クマなど大型動物用首輪 M2510型
首輪の中に見えるのが、M2950です

大きさの比較が出来るように・・・

熊など大型動物用のものです

小型動物用 BD−2
わずか、0.72gと大変小型のものです
ボールペンのペン先と比べてみてください
その分、電波が弱いのと電池寿命が28日(動作保証)となります

白いテープにくっついている丸いマグネットが電源SWの役割をします

このように、目的(相手)によっていろんな種類のテレメトリ発信器が用意されています

野生(自然)の営みについて、まだまだ人に知られていないことが一杯あります
(最近になって、やっとウナギの繁殖地が分かったくらい!)

 魚類用埋め込み型 F1415  F1020
 
インプラント・・・魚類用の埋め込みタイプです(アンテナがリード状のものとコイル状のもの)
1gで、34日間   2.5gで158日間の連続動作保証があります(30PPM)
電源をOFFにするマグネットが異常に大きく見えます(サイズ比較に撮しているSONYのボタン電池はCR−2032/直径20mmのもの)

30〜55PPM(1分間に30〜55回の発信)、パルス幅は15mSです (発信回数が少ないほど電池は長持ち)

ただし、水中では電波の飛距離は一気に短くなります(水深1mで、3素子八木を振って200m程度かな)

 ここでご紹介の、これまで使用されてきた(稼働実績のある)テレメトリ発信器は、その全てが輸入品ですので、国内の電波法などを意識してある製品ではありません

 国内電波法では、2008年8月に、この種の目的に周波数割当が行われました
 これら動物の検知用目的に周波数割当が行われ、技術適合基準をクリアした製品であれば、どなたでも利用できるようになりました(特定小電力トランシーバーと同じ扱い)

 実用距離・あるいは電池寿命についても、大きさを言わなければほぼ従来の輸入品と同じ性能が得られます
 が、特に小型化に関しては、ID送出の問題など、色々と問題が多く、すぐに対応できる状況ではありません
 特定実験試験局の割当があれば、海外製品を特注して・・・というやり方も考えられますが、今回の周波数割当が行われたことで、この目的に使いやすいVHF帯の割当は無くなる方向のようです
X191−TXシリーズ(特定実験試験局)
特定実験試験局として、開設/運用を行ったカスタムメイドの発信器です

個別に免許を受けました(147MHz帯 4個/4局)

これらノウハウを元に、2008年8月の電波法改正を機会に、使いやすいデジタル・モデル LT−01 の発売に漕ぎ着きました


写真左が、個別に免許を取得した発信器
写真右は、大きさ比較のためのM2950

特定実験試験局の開設
 特定実験試験局とは
 http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/spexp/index.htm

 特定実験試験局用交付周波数
 140〜170MHzあたりの交付があれば、発信器の特注対応が可能なケースもあります
 http://www.tele.soumu.go.jp/ext/SearchServlet?pageID=xs01
 こちらで調べることが出来ます
 
 特定実験試験局の開設には、第3級陸上特殊無線技士以上の資格が必要となります
 第3級陸上特殊無線技士は、タクシー無線の操作などに必要な資格で1日講習で取得することが出来ます

 実際の申請には、実験計画書を準備してのロビー活動(各地域の総合通信局が相談窓口)と、
 送信設備の点検データ・結果表など、装置が国内電波法に準拠していることを証した書類が必要になります
 事前の相談がきちんと出来ていれば、申請後1週間程度で免許の交付が受けられます

 以上のように、資格者のもとで、特定実験試験局の開設が出来れば、合法的に輸入したテレメトリ発信器が使用できる可能性があります

テレメトリ発信器を使用した行動域調査の実態
※行動域調査用発信器の装着には、捕獲許可(学術研究捕獲許可)が必要ですし、例えばですが首輪型の場合、その締付事故防止等から、オトナ(成獣)にしか装着してはいけません
 また、電池寿命(3年程度)を大幅に越えない時期に、脱落するような加工を施す、もしくは捕獲して取り外すように指導があります

捕獲檻の設置 捕獲したら獣医さんの立ち会いで発信器を装着 群れに戻ることを確認
許可申請 成獣の確認・麻酔/覚醒処置 携帯型受信機で追跡・確認
※檻に吊す餌の面倒は、近所の方等に委託

 現場では、こんな作業が行われています
   
 何でこんな面倒なことを・・・今やGPSがあるではないか!(誰にでも使えるデジタル技術)
 という、机上のご意見もあろうかと思います
 現実はと言うと、まず装置の稼働寿命が短い(GPSレシーバの消費電力が大きい)、リアルタイムにデータが活用できない・・・実物のサイズ制限等の中で、消費電力あるいは電波の飛距離などの問題で、リアルタイムに位置データを得られない
 具体的には、
   ・電池寿命が半年程度(電池交換をすれば、また使用できるようですが、脱落機構or再捕獲が必要)
   ・複雑なものほど、故障に見舞われる・・・ なにせ野生動物に取り付けるのですから
   ・リアルタイムにデータが得られない
      装置の中にデータを記録、脱落機構を組み合わせ、装置の回収が必要(回収用に電波を使用
      /脱落位置通知)
   ・お値段が高い(30万円以上するようです)
 そして、林や森の中、あるいは谷、沢など複雑な地形の中で、衛星電波が受けられないケースが少なくないことが挙げられます
 近くの導入事例でも、サルの行動で捕捉できるのは平均25%前後だという数字があります
 国産「みちびき」が3基稼働し、全ての機能を公開して使用させてもらえれば、捕捉率の向上とGPS受信に関わる消費電力の低減が期待できますが、今時点では未定です
 また、ここでも電波法の問題があります(ここまで回収用発信波/マーカーが、国内電波法に準拠していない輸入品が使用されていたようですから)

 上記の手法・・・テレメトリ発信器を動物に付けて、人が受信機を持って歩き、その発見位置をGPSを使って地図に落とす・・・こんなGPSの使い方はアリのようです
 いずれにしましても、汗をかかないと成果を得るのは難しい、それもアナログ手法で・・・というのが行動域調査についてのひとつの結論と思われます

アマチュア無線は、趣味以外の目的に使用できません
※猟目的(猟犬、檻・罠にに取り付けて使用)に市販されている発信器(猟犬用には「ドッグマーカー」とか呼ばれているもの)は、出力も大きく免許が不要な微弱電波の無線機には該当しません、最初から違法送信機です
 アマチュア無線用周波数帯を使用しているので、アマチュア無線の資格・免許を持っていればOK(合法)ということにはなりません
 詳しくは、東北総合通信局電波監視課のWebに説明がありましたし、総務省のWEBサイトでも説明されています
 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/re/info/dog/
 ■アマチュア無線と狩猟
 ここでは、狩猟の連絡にアマチュア無線を使用することについて、問題がないかどうかをご説明します
 まず、猟期に、趣味として狩猟を行うときに使用するのは、アマチュア業務に含まれるという判断です
 一方、有害鳥獣駆除など猟友会が自治体の補助や委託を受けて行う狩猟=趣味での狩猟ではなく、請負(業務)と判断されますから、アマチュア業務の範囲とは見なされません、アマチュア無線を使用することは違法です
 この場合、業務用無線あるいは下段でご紹介の使用目的を問わない無線でないと(他に特定小電力トランシーバーがありますが、10mWでは山の中においては実用にはならないでしょう)、この目的には使用できないことになります
 時々間違った判断をなさっているお話しを耳にしますので、この便にご紹介します
 蛇足かも知れませんが、行動域調査を行政から委託を受けて実施する場合の連絡にも、上記理由でアマチュア無線は利用できません(違法行為として取り締まりの対象になります)

登録型トランシーバー 現場連絡用無線機の決定版!?かも
連絡用には、免許も不要、使用目的も問われず、登録だけで運用できるハイパワー1〜5Wトランシーバーをご紹介します
いざというときには、非常用無線機として連絡手段に活躍します
価格も5万円未満の消耗品price 備品と違って持出自由・・・そうでないと困ります!

35ch→97chの増波に対応

総務省よりデジタル簡易無線機(DCR)の増波が発表され、登録局は35chから97ch<陸上30波(3R)+上空5波(3S)+増波分陸上52波(3T)+上空10波(3U)>に増波されることになりました。

ハイパワー5Wの業務無線機同等の飛距離モデル
かんたんな登録手続きだけで使える携帯型の高出力デジタルトランシーバー
業務用途・レジャー用途に加え、地域コミュニティやクラブ活動などでの連絡など、多彩なシーンで使えるコミュニケーションツールとして活用いただけます


携帯型デジタルトランシーバー  IC-DPR7S Plus
希望小売価格  63,580円(内消費税5,780)

携帯型デジタルトランシーバー  IC-DPR7SBT Plus
希望小売価格  65,780円(内消費税5,980)

 IC-DPR7S Plus/IC-DPR7SBT Plus は、高出力で広範囲をカバーする、登録局対応デジタル簡易無線シリーズ「DPRR」シリーズの最新機種です
 トランシーバーはワンプッシュで全員に情報伝達できること、携帯電話の圏外でも利用できることなどから、警備業や小売店、接客業をはじめ、レジャー用途にも多く利用されています
 特に、「DPRR」シリーズをはじめとする登録局対応機は、かんたんな登録手続きを済ませるだけで使えるため、手軽に導入できる情報伝達ツールとして活用されています

 本製品の特徴ですが、同ジャンル機トップクラスとなる800mWの大音量を実現したほか、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセル機能、受信した音声をワンタッチで聞き直すことも可能な録音再生機能、状況に合わせて強調する音域を設定できるイコライザー機能も備え、工事現場や雑踏などの騒音環境での快適・確実な情報伝達をサポートします
 また、IP67/66/55/54※の規格に準拠した最高水準の防塵・防水性能、米国国防省の物資調達基準(MIL-STD-810G)に相当する堅牢性も備え、本体を3年間保証
 タフな環境でも安心して使えます
 さらに、IC-DPR7SBT Plusは、BluetoothRでの運用にも対応。マイクコードに煩わされずアクティブに活用できるほか、着信を振動で知らせるバイブレーション機能も備え、騒音環境下での信頼度もより高い仕様としています

 操作系統も従来機からさらに向上。音量用のツマミとチャンネル用ツマミを独立して装備し、確実で迅速な操作を実現したほか、各種機能に簡単にアクセスできるプログラマブルキーを2つ搭載されました
 さらに、従来機IC-DPR6と比べ約5%の軽量化・約10%の小型化を実現し、使用者の負担をより軽減しました
 また、付属のインテリジェントバッテリーは、バッテリーの残量や健康度の表示に対応しているので、安心して利用できます

【おもな特長】
■クラス最高の大音量800mWのほか、バイブレーション機能 (IC-DPR7SBT Plusのみ)、
  ノイズキャンセリング機能を搭載しているので騒音環境でも安心

■録音再生機等多彩な新機能を搭載、確実で迅速な操作を実現する洗練された操作性

■機動性に優れた約230gの軽量・小型ボディ

■BluetoothR対応で、ケーブルレス運用が可能(IC-DPR7SBT Plusのみ)

■IP67/66/55/54※に準拠する最高水準の防塵/防水性能

■残量や健康度表示に対応したインテリジェントバッテリーを採用
  

■従事者免許不要で、1Kmは実用飛距離 
   従来の無免許で使える無線機・・・特定小電力トランシーバー電力10mWの
   なんと数百倍という大電力
   1〜5Wという業務無線機並みのハイパワー
   市街地でも500m〜1Km 見通しの良い郊外ですと4Km程度は実用飛距離です
   使用の目的も限定はありませんから、レジャー目的から業務目的まで広く使用
   できます
■開設登録手続きが必要
   登録費用(免許は5年間有効、更新可能)と、毎年電波利用料がかかるのが面倒
   と言えば面倒
   でも、開設手続きは極めて簡単、必要な書類は無線機本体に付属します(個人で
   手続きできます)
   ふた昔前のCBトランシーバの開設と同様の手続きです(ご年配の方はご存じ!)
■通話の秘話性を確保
   警察無線などと同じ、デジタル変調方式を採用、秘話通話設定が可能です
   自分たちグループだけで通話(情報交換)できるイメージとなります
   安価な無線機では得られない機能です
■フィールド運用に耐える頑強ボディ(IC-DPR7 Plus/IC-DPR7BT Plus)
   そのうえ、防水仕様(IP67:水深1mの位置に底を着けたまま30分間、本体に
   水が侵入しない)
   消防などでも使われている業務用無線機と変わらぬ頑強さで、まさにフィールド
   向けに最適です
   故障知らず!(無線機の故障原因の90%は、汗・雨・水没など水!)
■即運用可能な連絡手段を提供
   リチウムイオン電池ほか、フルオプションで、この価格
   必要な方には、スピーカーマイクなど別売オプションもございます

□改めて説明の必要はないとは思いますが、
   無線機は、チーム運用(1:n通信/同報機能)が得意!携帯電話の1:1通話
   とは別世界です
   そしてインフラに依存しない独自の通信手段ですので、どんな場所ででも活用が
   出来ます
   そして最後の切り札は、その頑強さ!
行動域調査チーム、あるいは猟友会メンバーの方に、
安全確保とチャンスを逃さない連絡手段としてご提供中

販売価格は、お問い合わせ下さい


週間クールサイトに選ばれました
無線LAN専門サイト
青電舎:担当 堀
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