動物の検知通報システム
大きく分けると、動物に装着して、その位置情報を発信する発信器と、その発信器から発せられる電波を受けて、その情報を利用する受信装置に2分されます
単に電波を受信するだけであるか(携帯型:行動域調査など追跡用途/もっぱら専門員による使用)、あるいは鳥獣被害対策用に利用するか(固定型:定点観測/一般の方の利用目的)、受信装置はその目的によって準備します
本題の野猿接近警戒システム『猿人善快』(特許第4070747号)のご紹介の前に、この世界に大きな変化を与えた2008年夏の電波法改正に伴う、テレメトリ発信器の話題からスタートします
今となっては、違法と位置づけられた海外製発信器(GPS搭載モデルなど含む)・・・過去10年以上、この目的に使用された、すなわち実績がある、ある意味標準(デファクト・スタンダード)だったわけで、この発信器について従来のアナログ方式からデジタル方式への移行ということが、この度の電波法改正の中身なのですが、一般にご理解いただけていないこともあり、ここでは順を追ってお話しを進めていきます
テレメトリ発信器、あるいはその利用法につきましては、行動域調査のページでもご紹介させていただいております

   テレメトリ発信器 アナログ方式からデジタル方式への移行
2008年夏の電波法改正により、周辺環境が大きく変化することになりました
この目的(動物の位置検知用)に、新たな周波数割当が行われました(従来、何もなかった!)
過去活躍した輸入発信器は、以降違法品として取り締まりの対象になります(新規導入は不可/もちろん補助金の対象外)
今回の法改正により、国内でこの目的の発信器の製造販売が可能になりますが、法規制に則った設計(デジタル化)で・・・ということで、小型化/長期運用に関しては、過去に活躍した輸入品(アナログ型)と比べ、条件が格段に悪くなります(電気的構造が複雑化:小型CPU搭載/形状も小型化が困難になるし、消費電力も増える)
いずれにしても新しい取り組みです、ここまでのノウハウを生かして順次製品を発表したいと思っています
 
システム全体をご紹介したチラシ
適法テレメトリ発信器  第一号 LT−01
  
 LT−01 第二世代(2010.08登場)


NFMモード受信では、この5秒に1回のID送出信号(長い送出時間)しか受信できないと思います
オールモード受信機であれば、1.2秒おきの送出信号が「ピッ・ピッ」と受信出来ます(追跡に有効)
行動域調査用受信装置
 2008年改正電波法により許可されるものにはID送出が義務付けられました
 この、IDの識別には、デコード機能(IDデコーダ)が受信機側に必要となります
 従来の発信器(過去活躍した輸入品の発信器)には、この概念はありません
 周波数による識別しかありませんでした(この度の電波法改正で5波許可されましたので、他者の利用を考えなければ、従来の通りの周波数識別も可能)
 今後、場合によっては受信機にデコーダーの後付対応が必要になります(相性の問題はあるかも知れませんが、基本的にはイヤホン端子があれば、全てのNFM受信機に接続可能 → LD−01の利用)
 2008年8月改正電波法対応発信器を使用した行動域調査機材(一例)
 新システムとしては、IDデコーダーが必要とお考え下さい
 が、先にご説明させていただいたように、当面は、無くて良いかも!?・・・5波の周波数識別(従来アナログ発信器と同じ手法)で実用になるかも知れません
※改正電波法対応
 送信出力が大きくなり、またID送出のため電波形式がMSKまたはFSKになるため、受信機はオールモードの必要はなく、NFMモードがきちんと受信できるものでOKとなります
 送出電力も10mWという高規格(高出力)まで認められましたので、感度(検出距離)の問題も従来の発信器と同等とお考えいただいてOKです(このことについて、アンテナなど含め、システム全体として受信環境を揃えないと、従来の仕組みをそのまま使ったのでは、従来型発信器と比べ検知距離が短いという現象も見受けられています)
 5波に限定、それも全ての地域でですから、周波数による個体(群れ)識別は基本的に難しくなりますので、発信者を特定するIDを識別するために、デコーダが必要になると言うことから、受信機にかかるトータルコストとしては、大きく変化しないと思われます(オールモード受信機コスト ≒ FMモード受信機+IDデコーダ・コスト)
 ID送出(長い送信時間)は5秒に1回ですので、接近警戒目的にはNFM受信機で問題はないと思いますが、追尾に都合の良いと思われる短いインターバル(1.2秒間隔)の発信電波の受信には、やはりオールモード受信機でないと厳しいと思われます(目的で、受信装置をお選び下さい)
 そんなこんなで、追跡とID識別の同時受信が出来る専用受信が欲しいなぁ・・・と言うことから、運用に便利なアンテナ一体型受信機の商品化を画策しています
 デジタル型発信機の電池寿命は、高出力と構造が複雑になる分単純なアナログ発信器と比べ不利で、電池の性能が良くなるも、現状の稼働(NFMモード受信では5秒に1回の受信)で計算上3年というのが精一杯です(130gタイプ)
 デジタル型発信器メリットとしては、他地域(他の方)が取り付けた発信器であっても、少なくとも取り付けられた動物の分類は分かります(IDとして、発信者を特定する「分類番号」と「個体番号」を一定間隔で発信しています)
 これはクマなどではとても有効に機能すると思われます
IDデコーダ
 部品入手の点で計画より大幅に遅れておりましたIDデコーダですが、発売を開始いたしました(2010.02)
 下段にご紹介の通り、最終的には専用受信装置への移行を考えておりますので、当面の間・・・すなわち過去の受信装置をお持ちの方、あるいは従来型『猿人善快』をご利用いただいている方に対して、新規格発信器対応への移行用としてご提供させていただきます(限定的に考えております)
※もしお金に余裕があるなら
 実際に、新規格の発信器を使って、運用(電波探索)をしてみました
 先にご紹介しましたように、ID識別のためには、NFMモード受信機で使用することになります
 追跡を目的にした場合、従来通りのやり方・・・ビートをかけてSSBモードで短いインターバルで受信する方が楽というか、確実です
 過去の慣れという一面も否定できないかも知れませんが、初めて経験するという人にも聞き比べてもらいましたが、やはりビートをかけて信号を聞く方がその変化が分かりやすい、すなわち相手を見つけやすいことが確認できました
 もしお金(予算)がおありでしたら、従来通りオールモード受信機を選択するのが良いというケースがありそうです
 実験の様子は、サル日誌でご紹介しています

 2008年8月改正電波法対応のテレメトリ発信器、IDデコーダなど、動物の行動域調査・位置情報(検知通報)に最低必要と思われる機材の商品化が出来ました(2009.07〜2010.02)
 今後は、ラインアップの充実を目指します
    1.小型発信器(発信器の小型化/鳥類・小型動物用)
    2.GPS搭載発信器
    3.いわゆる猟犬用、ドッグマーカーの代替製品(2010.08商品化
    4.探索用アンテナ一体型受信機
 2010年度は、これらの製品を用意したいと思っています
 LT−01の詳細ほか、猿害対策目的以外のテレメトリ発信器などは、行動域調査のページでご紹介させていただきます
テレメトリ発信器 まずは、使用目的をサル用に特化した LT−01 です
技適取得(適法発信器)第一号です
販売価格 ¥45,000-(消費税・送料別)

2010.08 第二世代の製品を発売
使用CHが一目で分かるように、本体にカラーテープを貼っています  詳しくは → こちら
学校・官公庁・対策協議会などの方には、見積・納品・請求書の3点セットによる売掛にも対応させていただきます

5波の識別・・・5つの発信器まででしたら、発信器の周波数を重複しないように採用することで、従来通りの受信設備で、相手を特定できます(他での取付分は分からない!)
ご注文の場合は、周波数の指定をお願いいたします(3個、別の周波数で・・・のように)
5つ以上の識別が必要になった場合は、IDデコーダの追加、または専用受信機でご使用いただくことになります
LT−01

お決まりの    
  ・技適適合シール
  ・マグネット・スイッチ
  ・脱落機構
              です

ベルト素材も柔らかな物を探しましたし
首に直接あたる部分にはRをつけました
ベルト・金具など込みで、約130gです

【商品】
本体+ベルト装着金具+説明書の一式で
お届けいたします(左写真参照)
■発信電波(現時点での仕様)
 ピッ・ピッ・ピッ・ギャ 従来通りSSBモードでビートをかけて聞けばこのように聞こえます
 この ギャ の部分でIDを送出しています
 発信間隔は、約1.2秒・・・
 追跡をする方に不自由がないように、なるべく短い発信間隔で電波を出すようにしています
 発信間隔等は電池寿命との兼ね合いなのですが、この運用条件で、計算上の電池寿命は約3年です  
■通信(検知)距離(こちらの行動域調査のページでは具体的にご紹介)
 ここまでの、言わばデファクト・スタンダードであったATS社M2950との受信比較ですが、2〜3素子八木アンテナを使用し、ビートをかけて聞くには(SSBモードでの受信)、ほぼ同等と思われる2Km程度の距離(ほぼ見通しで最大距離)で、受信(耳での識別)が可能です
 LD−01を使用してNFMモードでのID識別最大距離は、同条件で1Km+@程度でした
 従いまして、チラシなどには、通信距離は最大1km程度と言う記載(表現)にしております
専用受信機
  &
IDデコーダ
指定5波専用受信機試作第一号です

IDデコーダ内蔵専用受信機
比較用に従来携帯型受信機と並べて
(ロッドアンテナはイメージ、実際は外部YAGIを使用)
 発信器より送出される(エンコードされた)識別コードをデコードし、『サル−****』、『クマ−****』というような表示をする機能を内蔵します
 ほかの地域で取り付けられた発信器の信号を受信しても、その主が例えばサルかクマかなど分類情報を正確に得ることが出来ます
 また受信IDデータを記録し、そのデータを外部に取り出して活用できるようSDカードソケットを内蔵します(カレンダー内蔵)
 実用面を重視し、追跡用に耳で聞くためのSSB(ビートをかけて)受信と、IDデコードを、受信モードを切り替えることなく同時に行える、デュアルモード受信を可能としています
 もちろんスピーカーを内蔵、イヤホン端子も持っています
 ただし、小型軽量ではありません(左上写真参照)

 左下写真は、表示パネル部のアップで、2009/09/09 10:25:22 に、CH1で、ID:0154を受信したことを表しています

【商品化】
探索用専用受信機としては、音響受信とID受信が同時に行えるアンテナ一体型のコンパクトなもので検討しています

 既存受信機に後付けして使用する安価なIDデコーダ・アダプタも商品化しました(LD−01)

表示パネル部のアップ(バックライトOFF状態)
LD−01 IDデコーダ 
左から、 LT−01 LD−01 IC−R10 で
 LT−01から発せられるIDを読み取るには、汎用受信機をお使いになる場合、このような読み取り装置(IDデコーダ)の接続が必要になります
 発信源(発信者)を確かめるときに接続して使用・・・通常の運用はこのように考えられます

 接続は、受信機のイヤホン(外部スピーカー)端子からケーブル1本です
 この接続のために、信号を耳で聞くことが出来なくならないよう、LD−01には小型のスピーカーを内蔵しています

 LD−01は、単三電池2本で動作します
 LD−01には、受信機接続ケーブルと電池は含まれません
 接続ケーブルは、お使いの受信機、あるいは運用の形態により個別にご用意下さい(ご希望をお聞きしてお作りします)
 この種の装置で運用が難しいとされる音量(レベル)調整ですが、適切なレベルを目で見て簡単に設定できるようにLEDによるインジケーターを内蔵しております(表示液晶パネル左の▲▼印)
   受信機の性能というか、規格によって多少の使い勝手が変わります(機種による個体差があります)
 例えば、スケルチ(SQ)の応答時間によっては、スケルチオープンで使っていただかないとIDが検出できないケースが生じます
 もっとも常にIDを読まないといけない使い方は少ないと思いますので、大きな問題にはならないとは思います
LR−02 猿人善快搭載専用受信機(接近警戒システム用専用受信機)
 下段にご紹介の専用エンジンで外部制御して使用する受信ユニットで、IDデコード機能も内蔵します(単体では使用できません!)
 2010年秋以降になりますが、LD−01専用『猿人善快』に搭載します
 本モデルは、旧発信器(ATS社など海外製品)には対応しません
 専用のメリット
  ・同時に複数発信器の受信に対応
    (予定/従来モデルでは不可能)
  ・装置の低価格化

 左写真は、LR−02と猿人善快エンジン(このエンジンでLR−02を制御)です
猿人善快用
  『エンジン
ノイズなどによる警告誤作動を無くし、受信記録を残す(USBメモリ回収)、あるいは受信記録を外部に送出(Mail通知、ftp転送・・・インフラは別途整備が必要)ができる機能を有します
 2008年8月改正電波法対応のIDデコーダの組み込み作業をスタートしました
 エンジン部のアプリケーションもほぼ出来上がり実装試験を開始しました(2010.02)

 発信器・・・
 従来型発信器の使い方、すなわち周波数識別と、改正電波法に対応した新規格発信器の使い方、今度はIDによる識別の両方に対応します

 この発信器移行期用のモデルは、賞味期限は短いと考えています
 先にご紹介のとおり、機能アップかつ低価格化を目指した、新規格発信器専用の接近警戒システムの用意も平行して行っています
■『猿人善快』は、野猿接近警戒システムとして、2003年より販売をいたしております
 (試作&スター・モデルは、2002年から)
 この過去販売した全ての製品を対象に、このエンジンを追加搭載していただくことで、最新の=猿人善快=と同じ機能を得ることがきます(過去の資産を無駄にしません)
 エンジン部分の単体販売をいたしますので、ご照会下さい(受信機の受信周波数の設定など、現地作業はいくらか必要ですが、工具などは必要ありません、不安な方は受信機本体のみを取り外してお送り下さい、こちらでセットしてお返しいたします)
 旧アナログ方式『猿人善快』のリニューアルについてのご相談をお引き受けします
定点観測用装置 =猿人善快=の検知通報部だけを取り出したようなモノです
新たな機能として、移動方向のデータを取得できる仕組み作りに取りかかっています
より山奥に追い払うため、また山奥から出てこないようにチェックすることを目的に考えております
この場合は、独立電源で使用インフラは、携帯電話網もしくはFTTHになることでしょう
携帯型
受信アンテナ
フィールドで使いやすい2素子の簡易型YAGIアンテナは、既存品を継続して利用・販売いたします
専用アンテナも、下段にご紹介の受信機一体型構想の中で取り組んでいます
探索用システム
(言わばクライアントシステムですね)
専用受信装置
   探索専用として、移動運用に最適なものをということで
    片手で操作できる専用受信装置の商品化を計画しています
      音響受信と、ID受信がモード切替なしに同時に可能
      アンテナと受信機が一体型構造
発信器の今後 発信器の小型化ほか
   16g(電池寿命約3ヶ月)タイプ〜26g(電池寿命約6ヶ月)タイプの製品化を目指します
   26gタイプは、LT−02として特注扱いではありますが、製品化しました
   お分かりのとおり、電池の大きさがサイズを決めてしまいます
   取り付ける相手と電池寿命が、発信器選択のポイントになります
   動物の種類コードをIDに埋めないといけませんので、納期をいただくケースもでてきます
   また、
   ・各種センサ搭載モデル(例:加速度センサ 基本設計としてはLT−01でも対応可能)
   ・GPS搭載モデル
   ・ドッグマーカー(違法品/猟犬向け))の代替/適法モデル
   の商品化を企画しています
行動域調査向け発信器・ドッグマーカーは、別ページでご紹介します

 
 やっと、本題のテレメトリ発信器を利用した野猿接近警戒システム『猿人善快』(特許第4070747号)そのものについての情報提供&PRです
 本システムは、言うまでもなく装置が猿を追うものでも、猿を近づけないものでもありません
 猿にICTは無縁!
 彼らが一番出会いたくないのは、何をするか分からない「超アナログ!な人間」です
 従いまして、彼らに同じパターンの対応をしていてはデジタル(機械)同様慣れられてしまいます!(結果、なめられたと思うのは人間の方!)

 猿害など鳥獣被害防止対策の基本は、地域が野生動物のエサ場にならない努力をし続けることしかありません
 言い換えますと、工夫と実践の繰り返し・・・こちらの工夫を彼らに破られたら、また次の工夫をする、この繰り返しです
 現実は、彼らの動きを知る事も必要ですし、柵の設置・保守、作付けの工夫など、コストや人手など問題が山積・・・そんな難問解決の方法のひとつに、彼らの接近を事前に予知し、被害を予防する仕組みとして本システムがあります

 予知できる・・・常に彼らの接近を警戒する必要はありません
 まず、いつ来るか分からない敵に対する不安によるストレスから解放されます
 そして接近を予知(検知)できたときには、タイムリーに人が「ほ場」に出ることをきちんと行えば、これが予防となります
 彼らから見ればその場所は、いつ行って見ても、そこは出会いたくない人がたくさんいる場所、すなわち人間の生活圏であり、自分たちの生活圏ではないことを学習します
 そこに食べ物があることは知らないまま・・・彼らには洞察力はありません、経験についての高い学習能力だけです
 エサにありつけると言う経験をさせないことが、最大の予防となります(地域をエサ場にしない、ということはこう言うことです)

 その昔は、常に人がほ場(園地)にでて農作業をしていた、その作業の中には、地域で協力して原野と耕作地を分けるベルト・ゾーン(バッファ・ゾーン)の構築もあったわけで、野生と人との生活圏の区別をきちんとすることで、地域を野生動物による被害から守っていたのですが、今では農業従事者人口の減少、老齢化などにより、それが出来なくなって来たことが鳥獣被害拡大の理由のひとつでもあるわけです

 本システムでは、彼らの高い学習能力を利用することが、地域を彼らのエサ場にしない予知予防の「鍵」となります
 (通常は、逆の学習をされることで、地域が彼らのエサ場になっています!)
 本システムを旨く活用いただくことで、猿害からほ場(地域)を守ることが期待できます
野猿接近警戒システム『猿人善快』

=接近警戒システム 特許第4070747号= 
■『猿人善快』 パンフレット     『猿人善快ASP for Personal』 パンフレット こちらもご参考に!
 電波法改正に伴い、=猿人善快=専用エンジンも進化をします  → 写真で見る進化の様子
 旧(アナログ)モデルから、アナログ・デジタル兼用モデルにVerUPできます エンジン機能のご紹介

■過去のご利用状況、研修資料、仕様書(施工資料)、現在の取り組み、お見積書などをまとめたCD−ROMを無償配布しております(常に最新情報版をご用意/古い情報は破棄してください!!)
 ご希望の方は、Mail・Fax等でお知らせ下さい(本CD−ROMのご提供ですが、行政あるいは鳥獣被害対策協議会などの方を対象にしており、企業・個人の方等は対象といたしておりません)

■近況は、サル日誌の方でご紹介させていただいております
 ものづくりに関しましても、その目指すところ・途中経過等は、このページあるいはサル日誌の方でご紹介をさせていただきます
 もちろん、製品化できた場合は、このページでご紹介させていただきます
ネットワーク対応
 簡易ASPシステム『猿人善快ASP for Personal』のご提供がスタートしたこともありまして、猿人善快エンジンがネットワーク上のクライアントとして稼働をさせるシーンがでてきました
 携帯電話インフラ(AU・Docomo)、無線LANによるサーバーへの接続(受信データのMailあるいはftp送信)の仕組みは既に出来上がっていました(エンジンには、当初から機能として搭載済みで、一部で稼働が始まりました)
 これら、システムあるいご使用環境におけるネットワーク化の整備により、自治体の方で導入が進みつつある『IP告知システム(従来の無線による防災放送システム、有線放送システムに変わり、FTTH・IP網を利用した個別・エリア・全体と切り分けてできる放送・通知システムで、独居老人宅などでは緊急通報ボタンなどの用意もある)』との連携、すなわち告知システムのコンテンツのひとつとして、対象のエリアに向けて「猿の群れを検知したので、皆で追い払いに出ましょう」という放送が流れるシーンも間もなく具現化しそうです

最新版、いえ当面の最終版=猿人善快=
電波法改正にも一通りの対応が出来たと言うことで、また従来の輸入に頼っていた発信器(今となっては違法品)の賞味期限(電池寿命)も、そろそろオシマイになるであろうと言うことから、新規格発信器専用モデルの発売を計画しております
 1.LT−01ほか、今後発売される適法発信器のみが受信対象です
   IDデコードを確実に行うための工夫がなされています
 2.複数の発信器受信に対応します
   従来の受信装置では、何かひとつの電波を捕捉すると、その受信が出来なくなるまで他の受信は出来ませんでし
   た
   この度計画中の製品は、IDがデコードできた時点で次の受信を可能とし、重複受信ならその受信を飛ばすことが
   できます
 3.価格を下げることが出来ます
   現時点の最新版・・・まだ稼働している従来型発信器と、新規格発信器のいずれにも対応できる受信装置と言うこ
   とで
   専用装置に比べると余分な機能を持たさざるを得ませんでした
   従来装置からの移行・・・ということも配慮しなくてはいけません(過去を切り捨てるのは簡単ですが)
   専用装置にすることで、試算では ¥58,000 価格を下げることが出来そうです
     参考見積書/デジタル発信器専用商用電源モデルは、新規格発信器専用『猿人善快』/商用電源モデル
     参考製品姿(アナログ→移行期間→デジタル、新旧比較)は、写真で見る『猿人善快』テレメトリ発信器対応

受信信号(サル)の移動方向をデータ化
   現状の受信状況を示すデータは、受信レベルを数値化したもの(RSSI)です
   受信の開始時と、受信をしなくなったと言う判断をしたときの信号強度を数値化しています
   この情報に、受信方向の情報が付加できないか、現在試作・研究中です
   (どの方角からやってきて、どの方角に去った・・・と言う情報を、受信データに加えることを研究中!)
※改正電波法対応 アナログ・デジタル両用『猿人善快』登場
 上記発信器の登場をうけ、以下の機能を提供するエンジンを搭載した=猿人善快=を発売
     1.誤作動をほぼ完璧に無くす判断機能
         草刈り機、単車、雷などのノイズによる誤作動をほぼシャットアウト
     2.受信記録(履歴)を残すロガー機能(USBメモリでデータ回収)
         USBメモリひとつで回収可能で、Excelで活用できるcsv形式で書き出し(取り出し)ます
     3.Mail通知&ftp送信機能
         装置設置場所に、インターネット接続環境があれば、これらの機能が利用できます
         別売のオプション:携帯通信モジュール内蔵の通信装置を準備いただけますと、Auあるいは
         Docomoのパケット通信サービスエリア内でしたらどこからでも、この機能がご利用できます
         (このオプションご購入時には、別途回線申込み契約が必要で月々の基本料と使用料が発生します)

 このエンジンは、従来の装置に追加して(改造して)、ご利用いただけるように配慮しています
 (従来型の発信器、新規格の発信器の両方に対応ができます)
 旧型(輸入品)発信器対応のアナログ型装置ご使用のお客さまには、このエンジン部分のみのご提供をいたします
 既設アナログ型装置へ本エンジンを追加していただくだけで、2008年8月改正電波法対応の新型発信器への対応も可能となりますし、合わせてロガー、ネットワークもご利用いただくことが出来るようになります
 このエンジン取付に際しては、特別な工具・材料の用意等は不要で、コネクタの接続だけで最新版にバージョンアップできます(受信機そのもの受信周波数設定を、現地で行っていただく必要はあります もし、不安でしたら受信機本体を送付下さい、設定を行った後、エンジンと一緒にご返送いたします)

 この両用モデルですが、輸入品のテレメトリ発信器の電池寿命が無くなり次第そのアナログ部分の用事はなくなりますので、デジタル専用モデルに移行します
 旧アナログ・モデルをご利用のお客さまには、上記の通りデジタル対応アダプタとして『猿人善快エンジン』をご提供させていただきますので、今お使いの装置を無駄なく継続してご使用いただくことが出来ます
 電波法改正直前に、違法発信器の利用と言うことで、=猿人善快=の運用を停止されたところもおありになるようです
 装置復活(復旧)についてのご相談にも応じさせていただいております
猿人善快 → 猿害対策に特化した接近警戒システム(予知により予防行動を促す装置)です
 
↑ こちらは雪国モデル(積雪1.5mまで) ↑
『猿人善快』独立電源モデル
  ここまで貢献した発信器M2950(左)

特定実験試験局として免許の交付を受けた発信器

『猿人善快』アナログ・モデル
こちらは、エンジンの搭載がありません
もちろん後付でエンジンの取付が可能です
 
『猿人善快』のエンジン(白く見える四角な箱)
従来モデルにも簡単に取り付けできるよう工夫
詳しくは、開発ストーリー
鳥獣被害対策におけるIT活用とその役割 最近当社で行う猿害対策研修内容そのものです!?
  Web1ページにまとめてみました → こちら
集落・地域単位で設置できるPersonal版ASPサービス   地デジ・防災対応などで、CATVほかインフラ整備(FTTH網等)が進んできましたので、これらを利用しない手はないと言うことで、『猿人善快ASP for Personal』をリリースしました
通常のインターネット常時接続環境にあるPCをASPサーバーとして活用できる、すなわち維持費をかけずに、Mail通知・あるいはデータ蓄積など機能を利用いただけます
        
『猿人善快』の活躍する猿害対策全容   生活圏の線引きによる自然保護&被害対策
本システムの導入により、従来真逆と考えられていたこの2つの目標(保護と対策)を同時に解決することが出来ます
         
発当初のニーズ、開発の意気込み、ネーミングの由来など、人間の都合を野生に押しつけるのではなく、太古の時代から続く野生との共存を目指します
お互いの生活圏の線引きこそが、被害対策であり保護でもあります
  サルは去る? TOPページ

「猿人善快」の目指すところ(取組時点での目標)
     
 2008年の電波法改正を受けての新しい取り組みが必要です   開発ストーリー
          
機器装置の仕様について(2008年改正電波法対応)  
アニマル・マーカー(テレメトリ発信器)
従来、輸入品に頼っていたというか、輸入品の使用が先行していました
国内では、特定小電力(420MHz帯)でしか同類のものが作れない状況でした
  X191−TXシリーズ(この時点では特定実験試験局)
我々としては、UHF帯では山間地では実用にならないと言う判断で、UHF帯の製品化には手を着けず、UHFは実用にならないことの実証に努めました
その一方で、特定実験試験局レベルでは、ノウハウを蓄積していました
2008年8月の電波法改正を機会に、国内電波法に準拠したテレメトリ発信器第一号 LT−01 の販売に漕ぎ着きました

   
猿人善快(野猿接近警戒システム)

  ほとんどが、従来型(アナログ型)ですが全国100箇所以上でご利用いただいています
今回開発した『エンジン』を追加搭載いただくことで、最新の装置と同じ性能が得られるようになります(バージョンアップのご依頼も入ってきています)
導入時例紹介は → こちら

■アナログ・デジタル両用型『猿人善快』
従来の発信器、新電波法に則った発信器、そのいずれにも対応し、従来型に比べ、他の電波、2サイクルエンジン/雷など雑音による誤作動(接近警報の誤発報)を大幅に低減します

このアナログ・デジタル両用型は、従来のテレメトリ発信器も継続して使用でき、新しい機能として誤作動対策(弊社ASPサービスと同等)と動作記録(USBメモリ回収)が出来る機能を有します
従来のアナログ型システムに、これらの機能を簡単に追加してアナログ・デジタル両用版にバージョンアップできるようにエンジン部分の工夫をしています(エンジン部分の単品販売をいたします 工具を用いることなく、このエンジンの追加が出来ます)
写真で見る『猿人善快』進化の様子

■Mail通知機能
アナログ・デジタル両用型の=猿人善快=エンジンには、Mail通知機能と、受信データをftp転送できる基本機能を搭載しています
 インターネット環境に接続すれば、これらの機能をご利用いただけます
■通信環境がない
携帯電話ルートでインターネット接続できる携帯ルーターを別途ご用意いただくことで、これら通知機能をご利用いただくことが出来ます
AuまたはFOMA回線申込みと、月々の基本料+パケット通信料金が別途発生します
■ASPサービス(有料)
 データベース構築と、データの配信をまとめてWebからダウンロードできる仕組みをご用意しています
 Mail通知についても、各種条件の設定が可能になります(上記基本機能以外に条件設定が可能になります)
■自営ASPサービス
通常の常時接続ネット環境に接続したPCがあれば、そのものをASPサーバーとして活用できる『猿人善快ASP for Personal』も販売を開始しました
        
導入事例(導入費用情報)
事前調査、設置工事(機材の運搬費)、検知エリア図の作成など、機材以外にかかる費用は含まれません
リンクを張っているお見積書は、いずれも機材のみです
上記現地費用は、地元で見積もりを取って加算ください




従来型ですが、導入事例は100箇所以上

              詳しくは  →   こちら


第二世代型(アナログ+デジタル両発信器対応型)
ID対応エンジンのご提供を開始(2010/04)


最終型(第三世代型/デジタル専用型)は、2010年秋以降の発売を予定して準備をしております
  従来型(アナログ型)
今後も、ID識別が不要でかつ他の電波・雑音による誤作動について従来と同じ条件で良いと言うことであれば、この従来型で対応できます(制御エンジン未搭載)

 商用電源モデル   独立電源モデル
↓↓↓
アナログ・デジタル両方式発信器に対応
ID識別が可能ですので、限られた周波数プラン(5CH)であっても、多くの発信器が利用できます(この場合、従来型なら5個しか個体識別できません)
あと誤作動に対して、圧倒的に有利な対策が取れます
このエンジン搭載の第二世代型では、従来型発信器に対しても、この誤作動防止が機能するようオリジナルの処方を施してあります
また、ロガー機能を内蔵しますので、受信記録(受信履歴)をUSBメモリにて回収、あとで群れの行動をEXCEL等で管理することが出来ます
また、インフラ(携帯電話網・無線LANなど)への接続の用意は別途必要ですが、Mail通知機能、受信データのftp転送機能を有します

   商用電源モデル   独立電源モデル
  ↓↓↓
  デジタル発信器専用型
電池寿命とともに、旧型(電波法に抵触する輸入発信器)は、消滅します
新規格の発信器に専用化することで、機能を高め、また一方ではコストダウンを図ります
          
施工図面・写真(代表例)
これらの図面を元に、地元で施工見積もりを取ってください
現地の実情(積雪量など)に合わせて設計してください
ポイントはアドバイスさせていただきますのでご相談下さい
  一般柱(φ89)

独立電源柱(φ89) ソーラーパネル架台
柱の調達は現地で、そのサイズに合わせたソーラーパネル架台は、当方でご用意します

積雪の多い地域に設置となると、雪に埋もらない高さまで収納ボックスを持ち上げて取付をする必要があります
そうなりますと、例えばφ127支柱など必要となります(独立電源型:収納ボックス総重量約90Kg)
本ページを紹介いただけるバナーを張っていただける方に
こちらをご利用いただければ嬉しいです! 
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日頃の取り組み、布教活動?などをご紹介しています   サル日誌
        
 『猿人善快』仕様全般について   仕様書(2010.05)
        

   
猿害でお困りの皆さまへ    
 2002年からの取り組みで、猿害対策にも貢献できていると実感させていただいております
 ここまでのノウハウ、研修資料、導入事例、一般メディアの紹介事例など1枚のCD-ROMに焼いたものを用意して、ご希望の自治体/対策協議会等の方に差し上げております
 皆さまご承知の通り、何か装置を設置すれば解決するというものではありません(特に、この猿害については!)
 野生が一番いやがるのは人間そのものです(彼らにとって、何をするか分からないのが人間!!)
 その人間の関わり方・・・具体的には彼らの接近を予知することで予防行動(ほ場に出かける、追う払いを行う等)をとることになります
 このあたりの実体を一般市民(住民)の方にご理解いただくためにも有益な情報だと思います
 私どもでも、日頃、布教活動?と言うことで、活用しております
 MailまたはFaxでお申し込み下さい(興味をいただくのはありがたいのですが、個人の方へはご提供いたしておりません)
 資料は無料で差し上げますが、それぞれの著作などにつきましては十分ご配慮下さい
 機器・装置の最新情報は、当Web上でご紹介させていただきます

 アナログ・デジタル両用モデル登場
 ということで、CD−ROM資料も一新しました(過去の実績と言うことで、旧バージョン情報も残しております)
 現地で正確な施工見積もりをとっていただくためにも、設置業者さま向けの資料も充実させました
 古い資料は破棄して、新しい資料をご請求下さい

 この先は、デジタル・モデルに移行します
        ↓   ↓
 輸入発信器の稼働が無くなるとアナログ・モデルは無用に?
 そんなことはありません、使い続ける方策がありますのでお問い合わせ下さい(エンジン搭載により最新機能にVerUP)
 新たに本システムを作成する場合には、もっと安価に出来上がる方法が別にある・・・ということです

 2008年10月29〜30日開催『アグリビジネス創出フェア2008』(東京国際フォーラム/有楽町)に、情報収集システム=Beeeシリーズ=と合わせ出展しました
 続いて12月は、中四国版『アグリビジネス創造フェア』に出展しました
 以降、毎年12月に開催される、中四国版『アグリビジネス創造フェア』につきましては、その常連を目指しています
 出展の様子は、営業日誌にてご紹介
 日々は、ノウハウの普及・・・資料(上記ご紹介のCD−ROM)の配布、各地で開催される対策研修会への参加を心がけています(資料だけの参加?から、機材・人のセット・・・簡単な研修まで)

週間クールサイトに選ばれました パソコン&無線機 =活用の達人=
無線LAN専門サイト
青電舎:担当 堀
   Mailは seiden_atmark_po.harenet.ne.jp (お手数ですが、_atmark_を@に直して下さい)
      お電話では、(086)275−5000 
      FAXは、0120−545000
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