野生サル接近警戒システム
猿人善快
(鳥獣類接近警戒システム  特許第4070747号)
猿害対策システム =猿人善快= TOP
システムの詳細 導入経費など 導入実績(例) オプション(展開)
開発ストーリー 運用ノウハウ Q & A サル日誌

▼野猿接近警戒システム『猿人善快』v3 登場  2012.03
 猿人善快v3 2012.03 稼働開始第一号
『猿人善快v3』
適法(デジタル)発信器専用モデル
パンフレット

お見積書(施工費用は別途) 
従来の輸入品を中心としたアナログ発信器には対応しません 
適法発信器(142MHz帯)を対象にした専用モデルです
コストダウンが一番のメリット!
そして、発信器の複数同時受信に正確に対応できることです

取扱説明書は → こちら

▼野猿接近警戒システム『猿人善快』も進化を続けます 2010.03
『猿人善快』バージョンアップ
今となっては違法とされましたが、これまではグレーゾーンで使用されていた輸入品のテレメトリ発信器(アナログ発信器)対応のモデルから、適法発信器に対応したアナログ・デジタル兼用モデルへのリニューアルのお話しが増えて来つつあります
従来の装置に『エンジン』を追加いただくことで、受信機の再設定は必要ですが、過去の資産をそのまま利用して最新アナログ・デジタル兼用モデルにバージョンアップできます
この先、最終的には専用受信機との組み合わせになります(過去主役であった輸入発信器の電池切れが、旧アナログモデル終焉の時期に)
新規導入の方には、この次にご用意する最新デジタル専用モデルで問題ありませんが、アナログ専用モデルをご使用いただいているところには、対応エンジンを残して、移行のお手伝いをさせていただきます

ASP
本格的なサービスとしては、従来より月々の運用費をいただいてサービスをご提供しています
この度、買取型簡易ASPシステムとして、『猿人善快ASP for Personal』のご提供を始めました
こちらは、常時接続インターネット環境に接続したPCをASPサーバーに見立てて、Mail通知、データ収集(DB化)などの機能をご利用いただくことが出来ます
お客さまに必要なのは、常時インターネット接続環境、PC(XPpro)、ウィルスバスター くらい
PCとウィルスバスターを送付いただければ、こちらで環境をセットアップしてお返しします
ダイナミックDNSサービスほか必要な手続きは代行します(作業代行依頼書をいただいております)
合わせて、リモート・メンテナンス・サービスもご提供します
▼IDデコーダ LD−01 26g小型適テレメトリ発信器 LT−02登場 
 LT−02 26gタイプです
ちょっと大きめの鳥用に作ったものです

発信する電波の内容は、LT−01と変わりません(分類は鳥類となっています)

電池容量が小さくなった分、使用期間が短くなります
電池寿命は、計算上6ヶ月です

次に予定している15gタイプは、電池寿命は3ヶ月となります

要は、電池の大きさでボディが決まってしまう・・・です

大きさの比較に、LT−01を横に置いてみました
 
左写真
142.960MHZで、サル(分類01) 0228(ID)を受信した例です


LD−01は、防水構造ではありません
また、受信機接続ケーブル・駆動用電池は付属しません
ケーブルは、ご使用の受信機、ご使用シーンにより別途ご用意下さい(ご希望でお作りします)
NFM受信機(NFMモード受信)のイヤホン・外部スピーカー端子から信号を取り出して、IDを表示します
受信音量の調整がしやすいようにLEDによるインジケータを付けました
また、受信機の端子を使うことで、耳で信号を聞くことが出来なくなりますので、LD−01には小型スピーカーを内蔵しています
▼適法テレメトリ発信器 LT−01 量産バージョン
 パンフレット
  
4月よりフィールド試験を重ね、改良を加え、新たに技適を取得した量産モデル
直接首にあたる部分にRをつけ、取付個体にも優しい形状にしました
発信回路にも改良を加え、物理的なショックに強いTCXOを採用
本体+ベルト装着金具+仕様書の一式でお届けいたします
  白いテープで貼ってあるのが、電源SWの役割を担っているマグネット


納品は、受注順に行わせていただいております
2009.08中旬以降になると、ほぼ即納体制になると思われます
▼2008年8月改正電波法対応テレメトリ発信器 & 受信機

適法第一号テレメトリ発信器 LT−01
 2008年8月改正電波法対応のテレメトリ発信器 LT−01(この4月、最初に技適を取得したモデルの写真)です

 重量約130g程度のサル用です(過去の輸入品で言えば、M2950に相当するものです)
 アンテナの取り出し部分もツメで引っかけられないようにベルトの中を通す構造です
また、 一定期間後(電池寿命と大きく違わない期間後)に、脱落するような構造を持たせています

販売価格は、¥45,000−(税別)

電池寿命は、計算上約3年間

技適が取得できたので、実際に電波探索試験を行ってみました(2009.04)
発信は、3つの組み合わせ・・・ID送信の間に20msecの送信を3回・・・4回の送信に付き1回のID送出としています
理由は、電池の消耗を少しでも減すこと・・・IDを送信すると送信時間が長くなる=電池の消耗が進みます
また、今回設定された規格の範囲で、なるべく多くの電波を出すこと・・・電池寿命を優先して送信間隔を空けると、今度は追跡(電波探索)がやりにくくなってしまいます
FMモードで受信すれば、プッ プッ ビーッ
SSBモードで、ビートをかけて聞くと、 ピッ ピッ ギャー という感じで繰り返して聞こえます
この、ビーッ ギャー の部分で、IDを送出しています
この仕様で、電池寿命は3年(計算値)です
このような送出電波を受信して相手位置を探索・・・信号強度を目安に探すことになりますが、IDデコードのためのFMモードによる受信より、ビートをかけて聞くSSBモードによる受信の方が、その変化が分かりやすいことが実証されてしまいました
接近警戒システムであれば、FMモード受信で問題はなさそうですが、探索用には、従来通りの受信、すなわちSSBモードでの受信が良好だと思われます
過去の慣れと言うことも考慮し、初めて経験する方にも試していただきましたが、結果は同じでした


IDデコーダ内蔵専用受信機

既存受信機用IDデコーダ・アダプタ
販売を予定している専用受信機の製品イメージです

発信器より送出される(エンコードされた)識別コードをデコードし、『サル−****』、『クマ−****』というような表示をする機能を内蔵します
ほかの地域で取り付けられた発信器の信号を受信しても、その主が例えばサルかクマかなど分類情報を正確に得ることが出来ます
また受信IDデータを記録し、そのデータを外部に取り出せるSDカードソケットを内蔵します

安価な既存受信機用のIDデコーダ・アダプタも合わせて発売を予定しています
こちらは、受信機の外部スピーカー端子に接続して使用します
▼適法テレメトリ発信器商品化の道
5波が許可されましたが、ID送出が求められており、商品化には技適取得が必要
具体的には、発信器に小型のCPUを搭載  構造も複雑化するし、消費電力も増えるし・・・
オマケに、2009年1月1日よりリチウム電池が危険物扱いに・・・ 密閉使用に制限が!!
難題続きですが、実用を目指して問題を一つ一つクリアしながらの前進です 
▼三世代目 =猿人善快=
2008年8月改正電波法対応の発信器の開発/登場をうけて、続いて4月中には、以下の機能を提供する最強?の=猿人善快=の発売を計画しています
 新機能を実現するエンジンは、以下の機能を有します
     1.誤作動をほぼ完璧に無くす判断機能
         従来型発信器に対しては既に対応済み 新規格ID対応は4月中の対応を予定
     2.受信記録(履歴)を残すロガー機能(USBメモリでデータ回収)
     3.Mail通知&ftp送信機能
         装置設置場所に、インターネット接続環境があれば、これらの機能が利用できます
         別売のオプション:携帯通信モジュール内蔵の通信装置を準備いただけますと、Auの
         パケット通信サービスエリア内でしたらどこからでも、この機能がご利用いただけます
         (このオプションご購入時には、別途回線申込み契約が必要で月々の使用料が発生します)
         受信データのftp転送を受けて、データベース化するASPサービスもご用意しています 
 現状ですが、1.(ID対応以外) 2.に対応した暫定版=猿人善快=の出荷を開始しました(2009.01)
 最終版が商品化でき次第、エンジン部分を載せ替え/交換させていただくというお約束で、です
 このエンジンは、従来の(既設の)=猿人善快=に追加してご利用いただくことで、最新の=猿人善快=と同じ機能をご利用いただけるように考慮しています(従来型の発信器、新規格の発信器の両方に対応ができます)
 従来のお客さまには、このエンジン部分のみのご提供をいたしますのでご照会下さい
 既設装置への本エンジン取付に際しては、特別な工具、材料の用意等は不要で、コネクタの接続のみでOKとしています
▼2008年改正電波法対応テレメトリ発信器
 世間の注目?は、この発信器にあります
 残念ながら、従来使用されてきた多くの実績がある海外製品は、全て違法品だというラベルが貼られました
 たとえ、周波数だけ今回割り当てられた周波数にしたところで、電波の質の問題でNG(違法)です
 また発信者を特定するIDの送出が義務づけられ、この点からも従来の簡単な構成の発信器では対応できません
 結局は、電波法に準拠した製品を国内で誰かが作らないといけないことになったわけです
 少なくとも、違法品には補助金は出せない・・・コンプライアンスからは当然と言えば当然です
 
 1個、2個作っているのでは、技術適合審査費用が個々に数万円かかる状況ですし、年間せいぜい数百個のニーズでは、大手メーカーが開発費をかけて参入するはずもありません
 ある意味困難な状況下で、製品を作って市場に出すことをしなくてはいけなくなりました
 送信ユニットはなんとかなるとして、野生動物に装着するとなると、取付方、あるいは先々電池が切れる頃に前後して脱落させる工夫など、その個体になるべくストレスを与えないための工夫・仕組みの取り入れが重要です
 一方では、耐久性が求められます
 また、なるべく長時間の稼働・・・野生動物は、そうそう簡単に捕獲させてもらえませんから、やはり電池寿命は少しでも長い方が良いにこしたことはありません
 ところが、ID送出となると、送信時間が長くなりますから、当然電池の消費が進みます
 追いかける立場の方からすると、送出回数を減らせば(送信インターバルを長くすると)追跡が難しくなるので、なるべく短いインターバルで電波を出して欲しいという声が出てきます
 電気を食うなら送信インターバルを長くすればいい・・・と、簡単な結論にはなりません
 また、今年1月1日から、リチウム電池関係も危険物扱いになったようで、今度は電池の収容問題もでてきました
 従来の輸入に頼っていた発信器と同じような使用勝手のものを、価格も含め規格的に厳しい条件の中で作らなくてはならない・・・数々の障害をクリアしながらの製品化です
 当初の予定より時間を要しています(電波法から始まって、敷居が高くなる一方です!!)

 関係皆さまのご努力をいただき、2009年3月中には、サンプル出荷に漕ぎ着くことができる予定です
 初回の製品は、サル・シカ用 120gクラスのもの(過去の輸入品で言うと、ATS社 M2950クラス)で、電池寿命ですが、出力10mWでおおよそ2年くらいと見込まれて(計算されて)います
 IDデコーダーに関しましては、既存の受信機に取付するアダプタ形式で、1ヶ月遅れ・・・4月中にはサンプル出荷が出来るようになると思います
 合わせて、最強?の=猿人善快=になるべく搭載予定のエンジンにも、このIDデコード機能を搭載し、本エンジンの完成とします
▼2008年度の大きな動き/電波法改正
テレメトリ発信器(アニマル・マーカー)
新規格というか、国内でやっと使用が認められるようになる動物の検知通報システム用発信器
製品化のメドは、9月以降と思われます
   6月20日でパブコメ締め切り
         ↓
   電波法改正/8月
         ↓
   規格作り(業界団体/ARIBにて 9月下旬予定)
         ↓
   この規格に適合したものづくり
         ↓
   必要な検定等の取得
   検定の基準は提示されたようです
   9月末あたりから検定作業が出来る体制ができそうです

 この検定を取得した後からの販売開始となります
 その前に、業界約束が決まらないと具体的な設計が出来ない、すなわち先には進めません
 このスケジュールからして、製品の発売は11〜12月になるのでは?と思います
 10月末の『アグリビジネス創出フェア2008』には、最低でも以下のレベルでは新作をご覧に入れます
従来モデルに、簡単に後付けできる形で、ご用意しています(従来のモデルに組み込んだ写真をご紹介します)

現在動いている機能は、
  1.受信履歴記録
    いわゆるロガー機能
    USBメモリでデータ回収が出来ます(csv形式)
    サンプル・データは、こちら
  2.誤作動防止
    従来のテレメでも、誤作動をさせないように
    一定の受信時間を設定し、その時間を超えた連続し
    た受信があったときに警報を発報
    雷、あるいは単車などの一過性ノイズによる誤作動は
    なくなります

 デジタルコード/ID対応は、ARIBの約束が決まってからの対応とせざるを得ません
受信機からというか受信機を制御するための232cケーブルが一番目に付きます
電源は、12V入力で、PCボード用に5Vの定電圧電源を筐体内に組み込んでいます
一度外に出して、給電しています!
警報制御装置への配線は、従来受信機に接続していたケーブル・コネクタを抜いて、そのまま今度の装置に差し込むだけで新機能に移行できます

USBx2ポート
どちらを使っても同じ動きをします
内部ファームウェアの更新、ロガーデータの書き出しに利用します

イーサーポート
PCを接続して、ロガーの確認、データの取り出しができます
ロガーデータのftp転送も環境があれば可能です
同様に、携帯電話あるいはPCに向けてMail通知することも可能です

従来、ASPサービスでご提供していた、Mail通知あるいはデータ収集を、単独で機能させることが出来ます(ただしインターネット接続環境が必要です)
▼2008年度 当社の取り組み
あくまで机上の試作/実験レベルですが、IDの送信および受信について、ひとつの目処は立てています
従来のIDの無い電波受信と、IDが付加された電波受信の両方に対応した獣害対策専用の受信/警報システムを構築すべく、準備しています
2008年8月いっぱいには、ひとつの区切り(技術的な壁のクリア)を付けようと努力しています
あとは、ARIBの発表を待っての対応です
右上が、特定実験局として作成した発信器 次世代『猿人善快』のエンジンは、右形状を予定 
次世代 猿人善快
プランを練っています(仕様をまとめています)
9月には、製品を出したいと思っています
   ・新規格発信器への対応
      予測も含め、またこれまで作った特定実験局向けの発信器の仕様などに配慮した実験はスタートしています
      独自仕様ですが、IDの読み取りなど実験段階ですが、うまく動いております
   ・誤作動をほぼ完璧に無くす
      ID読み取りだけでは、従来の発信器(現在稼働中のも)への対応は出来ません
      ASPサービスで得たノウハウを使い、従来電波であっても誤作動をほとんど無くすことに成功
   ・受信記録を残す(USBメモリでデータ回収)
      気象観測装置で、腕を磨きました!?
   ・携帯モデム接続機能を持たす(ASPサービス利用可能なように)
      従来のインターフェイスもあるのですが、ここではひとつにまとめることで安価に!
これだけのものをひとつにまとめた「エンジン」を設計しています

従来の装置に追加して(改造して)、ご利用いただけるように配慮します
申し訳ありませんが、ID付加という今回の電波法に準拠すると、デコーダーの用意などメニューが増えますから、装置としてのコストはアップします
なるべくそのアップ幅を縮めようと効率的な設計を心がけております
過去の経験、ノウハウを最大限に生かして・・・です
▼2007年度の取り組み
第二世代のもので、電池容量を大きくしました(形状が大きくなりました)
中身も密閉/固定し、側の樹脂加工も厚くしました(将来的には、M2950のように型に入れて固める!?)
それでも重量は、M2950よりわずかに軽いくらい・・・ベルトが長い/熊を意識して70cm長で作ってみました
テープで貼ってあるマグネットは、いずれも電源を切るためのものです
試作しているものは、24bitのIDを埋め込んで0.1secの送信、1.5sec休止の連続動作です
フィールド実験では、M2950と同等の距離で検知できました(SSBモード)
  
テレメトリ発信器
=オリジナル・完成品=


簡単ですが1枚にまとめた資料をご用意しました
第二世代以降は、実験を進めながら・・・
国内で免許を受けるため・・・特定実験局(VHF帯)として免許を受けて実用実験するためのものです
免許も交付され、現地では実稼働が始まりました(2007.10)

正直なところ不安も色々あります
開発時間が余りに無く・・・チェックの時点で気がかりなこと全ての改善ができていません

ここで終わることなく、将来の実用化に期待して?ここまでに気付いた点について、あるいは改善点の洗い出しなど見直しを行って、解決ができるよう作業を進め、第二世代まで作成を進めました(2007.11)

左写真は、第一世代のもので過去一番の稼働実績があると思われるATS社M2950を比較用に撮しています
小型軽量化という点では、M2950の約150gに対して約100gと勝っています(写真の総重量比較)
第二世代は、電池容量を大きくしたもので少し全体が大きくなりました
いろんな実験をするために電源容量を大きく・・・です!!
▼2007年度に向けての取り組み
 装置のデジタル化を進めています 発信器のID付加という方向に対応
 現状に満足することなく、また時代の変化に対応 誤動作の軽減
データとして各種利用がしやすいように
   Webコンテンツ・Mail配信など

最新の独立電源モデルです(2006/03)
  
ソーラーパネルの効率アップにより、チャージコントローラーの容量を大きくしました
DC12V、それも低消費電力で作動するタイマーが発売されたことで、警報出力の稼働時間の設定を容易に行うことが出来るようになりました

まもなく携帯モデムを組み込み、合わせてASPサーバーの用意をし、以下サービスの提供を開始します
  ・受信状況のMail配信
     誤作動チェックが可能でオオカミが来たにならない
  ・受信データのDB化
     Web経由でダウンロードが可能
  ・Web上で、群れの動きを地図に表示
     野猿の動きをコンテンツのひとつに

実用システム開発(運用開発)までの道のり
 この取り組みは、岡山県(振興局担当部署・農業改良普及センター)、市町村担当部署、地元農家の方、地元大学の先生方とのコラボレーションの上に成り立っている事を、まずお知らせしたいと思います
 その成功の鍵も、このコラボレーションというか、個人、地域とか縦割りとかを越えた互いの連携と積極的な関わりの中にあります
 また、ある意味で素人が多く、過去がどうであった・・・などは、ほとんど影響していません
 今の現状を正確に押さえ、状況を共有する・・・ここからのスタートでした
 機械で自動化して解決するものではありませんし、行政担当者に対して大きな声をすれば解決できるものでもありません
 自分のことは自分で・・・・農家の方にとっての最終結論から言えばこうなります(自主防除)
 ただ闇雲にではなく、猿が近づいたときだけ、すなわち予知により人の存在をアピールするだけで大きな労力をかけることなく猿害を無くすることが出来る・・・ここでご紹介の仕組みがお役に立ちます
 詳しくは後述いたします

2004年モデル 【猿人善快=特開2005−333911
89φ仮設柱に取り付けた標準(AC100V)モデルを採用したシステム
この無指向性アンテナ(全長1.8m/アンテナ本体)で、600〜1000m先(見通し)のサルの接近を知ることが出来ます
支柱の建柱と取付工事は、地元の工事業者さまの手によります

【左上写真】全景です

【左上写真】最新式の本体内部です

【右下写真】背面のBOXは、電力会社(電柱)から直接電気を引き込むために契約量に見合ったブレーカーを内蔵しています(本機の場合、60Wの定量契約でOK)

【左下写真】独立電源(ソーラーパネル+バッテリ)モデル、本体部です

【試験運用開始】 本件のスタートは、この岡山県真庭郡美甘村の取り組みからスタートしました
岡山県北、鳥取県にほど近い、真庭郡美甘村(まにわぐんみかもそん)において、行動域調査のために捕獲したサルに取り付けたテレメトリ発信器の電波を受信して、その接近を知らせる警報システムの試験稼働を開始しました(2002/10/18)

 警報システムの全景はこのとおり
 システムの能力として、4〜600mの距離で、発信器の電波を受けて、猿の接近を回転灯で知らせることを開発の目標としました
 左の写真は、試作モデルで、受信用高感度アンテナと接近を知らせる回転灯が先端に付いています
 現在のモデルは、これに最初の感知を知らせるアラーム(音:6秒間)を出すようにしています

 こちらは、既設の支柱(ハウスへの電源供給用の柱)を流用し、商用電源を使用したものです

【試験運用から本稼働へ】
 一冬試験運転というか試験稼働させた結果、立地条件にもよりますが、受信距離400〜600mは確保でき、受信(受信操作)の専門知識など必要とせず、どなたにでも野生猿接近が判断でき、結果として本システムを設置した3カ所の周辺地域では、被害ゼロという実績と、その運用ノウハウを得ることができました
 2003年度は、岡山県からも正式な助成事業として認可され、具体的な設置も新たに5カ所決まりました
 7月下旬に、新見市で2カ所の稼働を開始(こちらの地域では夏場にピオーネ/桃を狙われる)
 真庭郡落合町では、独立電源型・・・・商用電源の使えないところで、ソーラーパネルを利用したシステムが8月上旬に設置されました(初物! → 詳しくは、こちらで
 こちらは、「可搬型(移動設置可能)」を意識しております
 冬場に狙われるシイタケ栽培地・・・真庭郡美甘村では、9月に2カ所の設置(増設)が予定されています
 春以降の確認をさせていただいたところ、猿は何処に行ったのだろう?その後被害が出ない(警報もでない)・・・そうです


ここでの写真は、スタート当初の様子です

商用電源システム  独立電源システム
pdf:36Kバイト    pdf:45Kバイト]
商用電源(既設支柱、建柱込み)、独立電源
この3パターンの標準的なお見積もりがあります
写真紹介チラシpdf:77Kバイト

この頃は、アラーム音への対応はまだありません
BOXも一回り小さいものを採用していました

システム設置・稼働後の経緯(常に進化を)
=時期的に新しいものを上に表示=
2004年 本装置をより有効的に活用するための工夫
 次なる取り組みとして、新年は「ロギング」、すなわち動作記録の保存機能を、装置に組み入れようと考えています
 現状では、装置を設置したご近所の方に記録をお願いしているのですが、そこは人のすること、正確さに欠けることがよく分かりました
 また、この仕組みで、サル被害をなくす効果がバッチシということが分かると、この装置が働いたときだけ必要な行動をすればいいということになって、記録を取ると言うことが全くと言っていいくらいお留守になることもよく分かりました
 そこで、簡単に受信記録を残す方策に取り組むことにしました
 受信した場合、その受信周波数を外部に取り出す仕組みは現状で有していますので、このデータにタイムスタンプを付けて保存することを考えます
 このことが実現できれば、行動域調査そのものを自動化できる可能性があります
 8月には、製品としてご用意ができると思います
 一ヶ月に一度、ノートPC持参で、データをダウンロード・・・・こんな使用シーンになります
回転灯+警報音モデルのご紹介
2003年秋モデル & NEWアンテナシステム(ご要望、目的により設計)

アラーム音出力を標準装備
音量も、大・小・消音とワンタッチ切替が可能に
関連して収納BOXが一回り大きくなりました
200(奥)x400(幅)x500(高さ)

二方向(二つの谷)に向けて受信感度を上げたもの
10mWの特小トランシーバーより遠くまで聞こえます
受信機メーカーの技術支援を得て、動作(検知)感度の向上が図れました(2003/10)
無指向性のアンテナで600m〜1Km、指向性アンテナでは1Km以上の範囲で受信が可能に
微弱な電波をいかに遠く離れて捉えるか・・・アナログ技術の発揮場所です
2003年 市町村合併ほか、国を挙げて?いろんな動きが始まりました
2003年12月 この一ヶ月で16台の製作を行いました
パッケージ(標準化した製品)としては、おそらくですが全国トップシェアではないかと思います
なぜ、短期間(1年とちょっとの間)に、これだけ受け入れられたのか?
野生サル被害が急増したという事実があるようです
ここ数年被害が急増・・・こんなお話をいただくケースがほとんどです
土地の有効利用とか、仕事の効率化とか
人が結果として彼らに餌を作って与えてしまったと言うことも言えそうです
そして、自治体のサービスでは対応ができない実体があるようです(その場にいないのですから、当然といえば当然 また、個人資産を行政が守るものでもありません)
これは平成の町村合併により、より顕著になります(行政担当者数はおおざっぱに半減でしょう)
猟友会にしても、イノシシと違ってサルを撃つことは嫌います
またハンターの老齢化という実体があります
ここでは「自主防除」と言うということがキーワードになります
その自主防除のための補助装置という考え方が受け入れられた結果と思います
やはり、「いつでも」「何処ででも」「誰にでも」できる対策方法でないと効果は上げられません
特に予防に関しては絶対です
あとひとつは、価格面がありそうです
2003年12月 先行している岡山県では、個々のエリア、ほ場問題から広域対応を目指した取り組みが始まりました
8カ所の稼働から、サルたちの動きを監視し、その情報を関係市町村住民に流す・・・
その情報の相互利用の仕組みづくりが始まりました
2003年11月 受信機メーカーの技術支援により、装置全体の検出感度を向上させることができました
従来4〜600mの範囲で検知可能としてきましたが、1000m程度まで無指向性のアンテナで検知することができるようになりました
これは、より人の生活圏に近いところに装置を設置しても、実用になると言うことを意味します
生活から離れた場所に設置して、連絡をどうするか?とかいう悩みを解決できるひとつの方策です
もちろん、必要に応じて検知感度を落とすこともできます
2003年 7月
    〜10月
北は山形から南は宮崎まで、いろんな地域の方・・・普及改良所(センター)あるいは自治体の農政担当の方からご照会をいただいています
資料も、かなりの部数お送りしましました
それだけサルの被害が多い(大きい)ことをを実感しています
また、鳥獣被害に対し、自主防除、自己防衛の考えに立った対応を進めようとされているのだなということを感じます
山陰、四国あたりは、私の行動圏?ですので、地元対策協議会(組合)の会合の場に参加をさせていただくような形から、対応をとらせていただいております
また、独自でこのようなシステムを開発されようとしている県もおありのようで、いろんなシステムの登場で、より実用的なシステムにバージョンアップすることを期待しています
現地(真庭郡美甘村ほか)見学 島根県羽須美村、山形県
県外出張(説明会・現地調査) 島根県羽須美村、香川県さぬき市
近々、中京方面に出かける予定
先行している岡山県では、個々のエリア、ほ場問題から広域対応を目指した取り組みが始まりました
結果として、大きく2地域に計8カ所、サル接近警報装置が設置されました
(あと中間点・・・移動の分岐点に、どちら方向に移動したか分かる形で本システムを設置できれば精度が高まります)
野生猿が今どのあたりに居て、いつ頃何処に現れそう・・・
うちは、今は安心だぞ!という地域もあれば、
さあ、そろそろ警戒対策を、おっ、来たぞ さあ追い払いを・・・・
何回かのこの繰り返しで、きっと野生猿は「ほ場」には近づかなくなるでしょう
また、広域連携により、猿の本体がどのあたりにいると言うことを知ることで、いま安心できたり、警戒したり・・・精神衛生上いつ来るか分からない敵に対応しないといけないというストレスから開放されます
このストレスが無くなれば、「撃て・殺せ」と言う声は、必ず小さくなります
落ち着いて獣害対策に取り組むことができるようになります
最終的な目的、到着点はここを考えています
2003年度事業スタート 新見市、真庭郡落合町などで、具体的な設置事業がスタートします
まず、広域合同で対策研修会が開かれます
(野生動物には、行政の境など無関係ですから!)
今年度のスタートは、岡山県北西部、阿新/真庭地域市町村、JA担当者、関係農家の方を集めて、7月25日(金)午後から、真庭郡落合町中央公民館で開催されます
   →  個人的ですが、本会のご報告
こんなところにも!?
2003/07/28
今年度新たに設置した新見市の例  →  写真でご紹介
目的の徹底と、チームワークの必要性が理解されてきました
やはり研修会の成果と言えるでしょう
設置の都度、その地域で追い払いのミニ研修会が開かれました
独立電源タイプ初登場
2003/08/04
独立電源タイプの設置例第一号  →  写真でご紹介
真庭郡落合町での設置例で、設置場所を移動できる仕組みとしての第一号です
まずは、畑のど真ん中に!!
雷にやられた!?
2003/08/05
雷が落ちた、その後、回転灯が回りっぱなし・・・正常動作をしなくなった場合の警報(アラート)として、回りっぱなしになるように設計しているため・・・この電話で現地に走りました
直撃ではありませんでしたが、電源を引かせてもらっているお家の漏電ブレーカーは落ちるし、そのお隣のお家ではテレビが壊れるし・・・近くに落雷があったのは間違いありません
でも、本システムは無事でした
さすがアンテナ/電源いずれの側にもアレスターを入れていただけのことはあったようです
ただ、落雷のショックでしょう、スキャニング動作が停止していました
再度スキャニング動作スタートの操作で正常動作に戻りました
雷は広範囲に雑音という電波を発生しますから、この影響で誤作動(電波が入るのだから正常と言えば正常!)することに対しての防止策は感度を落とすか、その時に電源を切るくらいしかありません

生活圏の線引き・・・という考え方
人と野生動物の生活圏のオーバーラップ・・・・人の開発行為がその原因であることに間違いはないでしょうが、今から出来る「生活圏の境づくり」が必要と考えられます
また、従来は毎日人が畑にでることで、ここは人様の領域!というアピールができていたところが、昨今は農家の方も高年齢化、あるいは機械化、農薬の進歩などで、以前ほど人が畑にでていないことも、この線引きが甘くなった原因の一つと思われます
自分のことは自分で 獣害被害を行政に訴えるだけでは・・・
個人の財産は、公的には守ってもらえません
まして町村合併が進めば単純計算でお役所の担当者は半減・・・
何事も線引きが必要ですね
守られるのは野生動物 法律では農家を守る項目はないようです
野生動物は、法律でしっかり保護されています
やはりこちらも線引き・・・生活圏のすみ分けが必要です
環境庁でなく農水省までが、野生動物の個体数をまず確認し、適正な規模を維持するという流れが主流になってきたようです
駆除か囲い込みか 駆除は必要の範囲内で、が原則です
また、実際に猟をする方も高齢化が進んでいます
殺生することなく野生動物との共存を図るには?
ある範囲に追い込むこと・・・・
その範囲で生活できる数の個体しか存在しない、イヤ出来ないと言う自然の摂理が働く
その範囲を何処までと言うことは別にして、考え方は囲い込みでしょう
以前の環境なら、野生動物の住む世界と人間の住む世界の間には、緩衝地帯(人の知恵と働き)があったのですが、昨今は開発が進み、また機械化などにより、その緩衝地帯(人の知恵と働き)が無くなったことも、結果として餌場を提供し、繁殖を進行させ、獣害が増える原因になっているでしょう
     → 先人の知恵

2002年12月〜2003年5月の動き 
サル対策も今年度はちょっと本格的!?
(2002/12〜2003/05まで)
3地域に5セット
内1セットは独立電源・・・・
このお見積もりからどれだけ仕事になるかな!?
期待をいただけることは、その仕事をさせてもらっているものからすれば、とても嬉しいことです
サル捕獲(2003/05) 発信器の予備を持っていただいていて正解!!
既設の地域で新たな捕獲
新たな台風の目になってくれることを期待
日本農業新聞
 2003年4月23日
ニュースサイトのページでサル被害対策が特集され、このなかで我々岡山県の取り組みも紹介されています
サルを山に追い返す・・・駆除一辺倒では被害が減らないという実体のなかで、「先手必勝法」がその効果を上げているということで、そのひとつとして紹介されています
この記事は、農水省の担当者から見た目新しい動きということから特集が組まれたようで、農水省の意図している新しい対策(上記でもご紹介)に最も合致、現実的な獣害対策のひとつと見られているようです
3基設置したもののうち、1基が誤動作?
(2003/03)
サルがいないのが分かっているのに警報が!?
この連絡で、降雪が数日続いたあとの現地に調査に出かけました
誤動作の原因は、予想通りスノーノイズでした
電波の検出感度を少し落とすことで対処
雪のシーズンが終われば、また検出感度を上げることも出来ます
当日は、二十数年ぶり?に、車ごとスキーをしてしまいました
イタタ・・・・これはお財布!!の声
2002年10月〜2002年12月の動き
いろんなお問い合わせもいただいています
野生猿接近警戒システムの設置について
報道関係者に向けて用意された岡山県真庭地方振興局作成資料の抜粋&野生猿接近警戒システム説明資料
(2002/10/18)
設置状況 機材の概要、現地の設置状況等について(最初の取り組み)
運用状況など現地の様子について 試験稼働をさせて1カ月  改善依頼やその対策について
真庭地域農林業広域連携推進協議会鳥獣被害対策班会議が開催されました
(2002/11/28)
稼働後2カ月を経過 現地よりの報告
(2002/12/26)
被害「0」・・・本システムの勝利ではありません
システムの運用による勝利です
この度の試験運用で、このノウハウを得ることが出来ました
定例県議会で知事は活用を図る意向を表明 12月定例岡山県議会代表質問の中で取り上げられる
(2002/12/6)
本システムの応用 群をなして行動・・・・
最近急増しているシカ被害にはそのまま応用できそうです
今度は、相手が夜行性・・・・という「サル」とは違うパターンで対応しなくてはいけない点も出てきそうです
システムの発展性 ・行動域調査の無人化
・より早い時期に接近警戒警報の発令
人家から離れた場所での稼働 
 ・ソーラーパネルなどによる独立電源の採用
 ・通信手段の併用

 ここでご紹介の美甘村での取り組みは、まさに真意を得ているように思われます
 近隣町村でも、このシステムの導入計画が浮上しています
 また、獣害対策研修会などの場を使って、いろんな情報交換が広域に行われるようになりました

※ハードウェア的には、ほぼ完成と思っています(ソーラーパネルを使った独立電源方式/可搬型の導入も行われました)
 あとはソフトウェア・・・運用の問題だけです
 美甘村では、このソフトウェア(運用)の整備がバッチシであったということが実証されたように思います
 具体的には、
   1.行動域調査が先行して行われていた
      進路予想するだけのデータがあった(もちろん継続中・・追い払いで行動が変化します)
   1.自衛団よろしく地元鳥獣害対策協議会が機能していた
      行政主体ではあったが、自分たちの被害は自分たちで守ろうとする住民意識が高まっていた
   1.設置場所の選定が良かった(行政担当者の現状把握と地域住民への説明が良かった)
      行動域調査からの正確な情報
      すぐ近くに住む方の理解・・・・アラームですぐに追い払いに
 結果的に、この装置の設置場所には、サルは姿を見せなくなりました(被害ゼロが続く)
 可搬型を作ろうとする理由のひとつがここにあります!!
産官学の協力による成果
 とっても小さな事業ではありますが、昨今提案されているところの産官学一体事業と考えて差し支えない内容だと私は感じています(最近の流行語?で申し上げれば、三位一体!)
 この産官学に住民参加まで・・・・と、最強のチームワークによる成果だとも言えます
 行動域調査(学)、住民参加のアイディア(官)、プランの具現化(産)・・・・産官学の協力で生まれたのがこの『サル接近警報システム』であり、その設置場所での被害『ゼロ』というのは、地域住民の方々の積極的なお取り組みがそこにあることに他なりません 
 ここらにノウハウがあるということがよく分かりました
 産官学一体事業のモデルケースになってもおかしくないかも!等、勝手に自負しています???
     

私ども青電舎が、このお話に乗っかったのには、理由があります
 その1.人も猿も自然の中で生かされている
      互いの生活圏に境界をつくることが出来たら共存が図れるのではないか
 その2.行政と住民の関わりの線引き
      従来では、獣害が生じたら行政に何とかしてくれ・・・・が、一般的
      行政は、台風予測よろしく、予知できる仕組みを提供
      実際の対応は、そこに住む住民の手で・・・・
 この2つの線引きが出来る可能性を持つ仕組みづくりの相談であったので、本気で取り組みをさせていただきました(開発費は、ほぼボランティア! 短期間で、試験稼働用のシステムを3セット開発・製作し、現地に設置を行いました)

 また、既設の事業・・・・コンサルや大学など研究機関による行動域調査で使用している発信器そのものを応用することで、住民の方に直接メリットのあるサービスが提供できる・・・といういわば「縦割り行政」の壁を越える発想にも好感をもちました

 行政担当者から、このような内容の相談があった事への驚きも、正直なところありました
 時代は変わってきていますね


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