音声通知(通報)アダプタ
特定小電力無線局
 運用に、資格や免許は不要
 ということは、運用の自由度が高いわけで、このオプションの第一ターゲットにしました
 同じ特定小電力トランシーバーと言っても、防水構造は当たり前、頑強な筐体に納めた業務仕様もあれば、安価な汎用仕様のものもあります
 無線の持つ同報性を活かします
 既存の無線グループに、1台追加するだけで情報の共有が出来ます
 また、発生(送信)側で音声化するため、受信側に特別な仕組みは必要ありません
 特定小電力無線の場合、放送設備に接続する制限もありません
 今や同報は、Mailを使えば良いではないか、皆携帯電話を持っている
 若い世代の方、あるいは本当のトラブルに遭遇したことのない方を中心に、こんなご意見も聞こえてきます
 が、インフラの未整備地区やトラブルは別にしても(本当は、ここが一番の問題!)、遅延の問題、本人が意識しないと伝わらない(無線はラジオよろしくスピーカーが鳴る!)、年配の方はケータイを持っていない(若い世代ほどケータイに依存していない)、危険な作業現場の通知方法としては、今でも無線が主役であるなどの点から、Mailとの使い分けが必要ということについては、おおよその見当はついていただけるのではないかと思います

 もっと申し上げれば、「ながら」が出来る仕組みです
 いくら防災・防犯と言っても、常に監視画面を誰かが見張っている運用ばかりではありません
 後ろの方から注意喚起の声がする・・・そう、ラジオです
 「ながら」で、必要なことだけ聞き漏らさなければ、それでOK・・・・なにやら昔の深夜(放送)族状態ですね
 この「ながら」という運用は、今を代表するスマホでも真似できそうにありませんね
    
 水位通知の例

 【一般・従来】
 水位センサの計測値が通知の必要な閾値を超えると、接点信号もしくは数値を所管の例えば一級河川なら国交省河川事務所に送る
 河川事務所では、(住民に通報が必要と判断されれば)その情報を自治体に通知
 自治体は、運用の規定に従って住民に通知

 【音声通知】
 水位センサの計測値が通知の必要な閾値を超えると、
 『危険水位を超えました、現在○cmです』と、直接無線通知、あるいは集落放送に直接無線機の出力を流すことで、住民により早い状況通知を行うことが出来る
 この場合、変化を一定インターバルで音声通知しますから、増水しているのかどうかなど聞いた人がすぐに判断できる

 平成の大合併以降
 自治体の担当者は、減る一方・・・5町村の合併なら、同じ広さの地域をみる担当者が5人から一人に、と言うケースも少なくありません
 その自治体の仕組みに頼っていては自身(地域)が守れない、守るのは自分自身(地域住民)で・・・・こんな時代が来たように思われます
 自治体の側でも現状を正しく認識し、頭を切り換えるところは切り替える必要があると思います
  
音声通知の具体例 => 温度通知アダプタの詳細
温度通知オプション

無線機に接続して使用する温度検知通報装置です
あらかじめ設定した閾値温度を超えると音声で通知します
また変化が分かるように、検知温度をそのつど音声で通知します
■単純な温度
  『設定温度を超えました  現在の温度は○℃です』
■露点温度
  『結露に注意して下さい  あと○℃以内で露点温度です』

今回は、安価な温度センサと、高精度な温湿度センサの2種類に対応しました
単純温度が対象なら安価なセンサを
精度の高い温度監視の要求があったり、露点温度の監視がしたいケースは、高精度温湿度センサを採用します

各種センサに対応できる可能性があります
通信(シリアル)・A/Dコンバータに対応可能です
減災目的なら、水位か雨量が対象でしょうか?

無線機への対応についても幅広く設計しました
音声送出時でも消費電流7mA以下
システム電圧3V系・5V系、そのいずれにも対応できます
ただし無線機から電源を供給するなら、それなりな構造(電圧を外に取り出せる構造)を持った無線機を使用する必要があります
当面は、ICOM製無線機を対象にしています   
 VRT−1 for ICOM スタンドアロンな使い方から
・農業ハウス
  天窓の開け忘れ(トラブルで開かない)は、時期によっては、1年を棒に振ります
・工場系
  危険を伴うことが予期できるケースには既に無線機をお使いでしょう
  1台追加することで、異常の発生を全員に伝えることが可能になります
・倉庫系
  低温倉庫・運送などのトレーサビリティに関係して、結果でなく途中で気付くメリット
  鉄板流通系では、きっと露点温度が気になります
VRT−1

それなりにコンパクトに、そして丈夫なケースに収納しました
サイズは、24Hx82Wx70D
本体フレームは、アルミ押し出しです

左写真は、デジタル温湿度センサを選択したもので、無線機との接続は、ご覧の通りケーブル一本です
9P防水コネクタを採用した、特小・登録型無線機等に対応します

2本足のミニプラグに対応したモデルのご提供もOKです(3V電源出力のあるモデルのみご使用可能)
無線機との接続は2種類
防水型のものと安価な汎用式のもの
DC3〜5V出力がマイク端子に出せる機種に対応
使用機種をお知らせ下さい(製品は2種類)
 センサ(温度・温湿度)も目的に応じて色々ご用意
安価な温度センサは中央に小さく見えるアナログ式
その他のものは、スイス センシリオン社の
SHT−11温湿度センサのアプリケーション
   製品紹介資料
検知センサ・通知メッセージほか、ご希望の仕様に合わせた設計・製作のご相談に応じさせていただきます

通知を受けたら、次には何を??
農業用ハウスを想定しましょう
ハウス内の温度が、想定を超えた・・・通知が入電
これは天窓を開けて換気しないと・・・
その天窓を開けるスイッチを遠隔操作できる、すなわち超遠くから利用が可能なリモコン!と言う存在が期待されますね
この期待に応えるものが出来た!と思っています

ボタンSWが見えるのが送信側装置
送受装置は、同じケースに収納しています
登録式デジタル・トランシーバを含むトランシーバを使用して、離れたところの接点制御を可能とする付加装置です
その昔、アナログ方式の無線の世界では、DTMF(電話のピ・ポ・パと同様)を使って制御する方法が使われていましたが、デジタル方式になってからは使用できません(まともな音として復調できません)
そこで、この良く飛ぶリモコンの仕組み?は諦められていました(諦めざるを得ませんでした)

そこを何とかという変な挑戦意識で、取り組んでいたものですが、とりあえず2bit 4点の送信が可能なものが出来上がりました

問題は、この種の無線機に必ず付いている機能・・・他の通信に妨害を与えないための機能ですが、このキャリアセンスが働いたかどうか(働いて送信できなかったという)検知ができないこと
複数回、自動送信させることで、今回は処理しています
が、有線のように絶対ではありませんから(線が切れる心配もありませんが!)、そこは運用でカバー・・・きっと一回だけの送信ではなく、何回か繰り返す運用でしょうから、大きな問題にはならないと勝手に思っています
    詳しくは、超遠距離リモコンのページへ
使い方は、きわめて単純
見た目通りです
送信側の端子を短絡する、もしくはボタンSWを押せば、それに対応した受信側の端子が短絡します
無線の良いところ・・・1対n(複数)の動作が可能です

受信側は、無電圧接点出力で、接点容量は、DC30V 1A までです
1000msecのワンショット出力で、4回路独立しています
受信装置側では、3秒間の待ち時間を持たせていますので、一度送信後、3秒以上間をあけないと次の命令を受け付けない・・・3秒以内に繰り返し送信しても、出力はひとつ、というようにしてあります
モニタLEDは、この接点出力とは独立したものです

送信側は、無線機本体から電源を取りますので、外部からの供給は不要です

受信側は、リレーなど駆動部があるため、DC5Vのアダプタを使用します
電波の飛ばない先、広域のカバーには、途中をIP化して接続するRoIP手法が活用できます
音声通知アダプタ(オプション)開発のスタートは、ここから

システム電圧5V
電源を無線機本体から得て、どこでも使えるように

単純な温度通知からスタート
湿度を計測し、露点温度計算すれば、お茶畑のみ
ならず錆を嫌う例えば鉄板の流通等にもニーズが

消費電力を減らすこと、広い範囲のシステム電圧
に対応することが大きなポイントに
A/Dコンバータを内蔵
計測値を音声で通知します

写真の例は、温度通知
農業分野なら、ハウスや低温倉庫
流通分野なら、コンテナ・食品倉庫
酒屋さんなら、酒蔵やワインセラーなどのニーズが考えられます
トレーサビリティの補完にも役立つでしょう

起動時に、
「設定○○で、お知らせします 現在の設定○○は、□□です」
設定値を計測したら、
「設定○○を超えました 現在の○○は、□□です」
確認ボタンを押すか、設定値を割るまで、一定インターバルで測定値を送信します

接点信号の送信とは異なり、値を通知できます
すなわち、受信側では変化を知ることが出来ます
また受信側で音声を生成するのでは無く、元から音声ですから無線機の持つ同報性能をフルに生かすことが出来ます

製品化直前の様子
 システム電圧3〜5Vに対応
 センサ接続に際し、A/Dコンバータ以外に、シリアル通信にも対応
 消費電流も、開発スタート時より半減
 露点温度が得られるよう高精度の温湿度センサにも対応(安価な温度センサと切替利用可能)
 ここではもちろん、露点温度計算をします
 
 構造は、極めてシンプル
 温度通知オプションは、無線機に1本のケーブルで接続されます
 センサも目的に合わせて選択します(防水コネクタ接続)
 この写真では見えませんが、オプション本体のケースを開けると、中に使用するセンサの選択と閾値温度の設定を行うDIPスイッチがあります
 ここは一度設定すれば、通常はさわる必要がありませんから、表からは見えません(見えるようにしていません)
 閾値を超えた計測をしている間、計測値を音声送信し続けます
 『確認ボタン』を押すと送信を停止し、様子見(保留)モードに入ります
 2℃以上閾値より差が開けば、通常の監視モードに戻ります
 様子見(保留)モードの時は、『確認ボタン』内の赤LEDが点灯します
5V系無線機に接続

こちらは、業務系 防水コネクタに5V系の電圧が出力される無線機に接続した様子
 
3V系無線機に接続

安価な汎用の特定小電力トランシーバーに接続している様子です


写真にある音声通知オプションは試作機で、5V系と排他利用できるように2系統の出力(並列)を持っています

製品は、もっともっと小型化します


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