同時進行の道徳授業 3年生
TOSS岡山サークルMAK 吉田 真弓
6月4次 「三年二組だって」 愛校心
1 資料「三年二組だって」を読む。
発問 1 大野小学校の三年一組のいいところはどこですか。 ノートに書きましょう。 |
一瞬ぽかんとしている。
ここはあまりでないことを予想している。
「わからない」「気づかない」でいいのだ。それだけギャップが出る。
実際には,はじめ6人即座に書いた。それを聞きながら他の子も予想以上に夢中でたくさん書いた。
・百人一首をしている
・みんなが仲がいい。
・2年生の時よりけんかがへった。
・静かに勉強する。
・勉強が楽しい
・宿題が少ない
・先生が優しい(どうも・・・)
2 資料2 「ぼくが感心していること」朝日作文コンクールより を読み聞かせる。
発問 2 友だちのすごいなあと思うところ,おもしろいところ,がんばっているなあと思うところ,を書きましょう。 |
一つ書けたら,黒板に書かせる。
あっという間に書き上げる。
がやがやしているが,まだまだとずっと書き続ける。
少ない子で2個。多い子で27個 (クラスの人数24人)
なんだか楽しそう。
それでももっとしずかにすべきかなあ。まよう。
3 「協力」という漢字から考える。
TOSS/Sannai 渡部 敬 氏のHP追試
2枚に貼った画用紙を1枚(力の方を裏にする)黒板に貼る。
皆さんにはいろんな力があります。走る力のある人,泳ぐ力のある人,算数の力がある人,漢字の力のある人。面白いことを考え出すことも力です。友達とたくさん遊べることも凄い力です。 一人一人,いい力を持っています。
と言って,一つ目の力を書く。
隣の席に座っているお友達にも力があります。きっと自分とは違う力を持っていることでしょう。
と言って,二つ目の力を書く。
同じクラスの別のお友達にも力があります。その力もまた違う力でしょう。
と言って,三つ目の力を書く。
みんなが持っている一人一人の力を,大きく足しあわせてみましょう。
と言って,三つの力の左隣りに,大きく十を書く。
みんなが持っている一つ一つの力を合わせると,大きな力になります。みんなで協力をして大きな力にしていきましょう。
と言って,大きな力を出す。
説明 こんなにたくさんの色々な力を持った人がいて,そんな力が集まってこのクラスはできています。
みんながそれぞれの力をだしたら,一人ではできないことが一杯できることでしょう。
そしてすばらしいクラスになることでしょう。
みんなでいるからこそできることがある。(これはオリジナル)
4 感想を書く。
発問 もう一度聞きます。 大野小学校三年一組のいいところはどこですか。 ノートに書いてご覧なさい。 |
感想を夢中で書いた。
書かせる内容で授業まで悩んでいた。
クラスのよいところ,と言うテーマなら,どの発問がいいのかで。
・三年一組は,好きですか。
・クラスのためにどんなことができますか。
どれもピンと来ない。
書きながら聞いた。これは誘導だが。意識調査として。
色々な力のある自分が好きな人
2人を除いて挙手(聞いてなかったのかも)
たくさんの色々な人がいる三年一組が好きな人。
全員挙手(誘導か?押しつけか?)
こんな大野小学校が好きな人。
全員挙手。
反省
感想では,内容が絞られていなかったので,色々でた。
「協力」ということがかなり心に残っている子がたくさんいた。
ちょっと違ったかな?
長々書く,発表するのでまた20分も延長してしまった。反省。
友だちのよいところをめく場面で予想以上の時間がかかった。
ある程度で切るべきだったのか。
1時間の時間間隔がまだまだ甘い。