ドッグ・マーカー
従来(〜2012.11)市場に出回っていた違法のドッグ・マーカーにはご注意を
電波法では、製造者/販売者ではなく、使用者が取り締まりの対象になります
 2008年夏の電波法改正により、動物の位置検知通報用として新たに5波の利用ができるようになりました
 野生動物用に準備・商品化していた発信器を、猟犬にもと言うことで、この時点で適法ドッグ・マーカーが皆無だったため、その時点の電波法規制の中で、可能な対応を取らせていただいたのが、下段にご紹介の発信器でした
 2012年春の電波法改正で、従来の法規制が緩やかになり、過去の違法ドッグ・マーカーとほぼ同等の機能が得られる発信器も(US製GPS対応のものと同等に近いものも)作れるようになりました
 具体的には、最大10分間の連続送信が可能、かつ最大送信電力1Wまで制限が拡大(従来10mW)です
 そこで猟犬向けには、より適した発信器がどこからか準備されるであろうと言うことで、下段にご紹介している中継ぎ的な発信器の役目は終わったものと判断し、現在庫の完売をもって終売としました(2012.10.15)

 言わば、本ページは、ここまでの歴史のご紹介・・・です

 ※従来の違法発信器の周波数だけを適法周波数に変更したものは、もちろん違法発信器です
   新たなARIB STD−T99規格に適合したもの(技適適合)でないと違法発信器です

 適法の、檻・罠用発信器OS−01/受信機HR−01は、継続して製造・販売しております

ナテック(NATEC)より適法のドッグマーカー PL5000 が発売になりましたので、ここでご紹介します(2012.12)
製品は、左写真のように、21”の首輪がセットされています
以前にあった違法製品と大差ない外観・様子かと思います

以前の製品と同様の使い方が出来そうです(マイクで集音して送信)
適法ですから、周波数は、142MHz台の5波からの選択(DIP-SWによる切替)、IDの送出を行うことが出来ます(ID識別にはIDデコーダもしくは専用受信機が必要)

電源のON.OFFはマグネット方式が採用されています
いわゆるリコールに近い?   2012.01末
回収して補強を行うという連絡がナテックよりありましたので、一度返却したところ、戻ってきたものは左写真のような変化が・・・
内部までは開けていませんので、外から見える変化だけをお見せします

電源OFFマグネットが落ちないように、あるいは本体の強度を増すためでしょうか、またアンテナ取り出し部分も保護するイメージでベルトが巻かれています
お願い文が1枚増えていました
記載されている内容は、「鈴」などなるべく発信器の近くに取り付けないように、です
発生するショックに影響を受ける事がある・・・機械的強度に関する問題かと思われます 
メーカー商品説明サイトはこちら
適法品が発売になり、このものをご使用になる分には、以下の情報は何も気にしていただく必要はありません
ここまで(違法品の蔓延から適法品の登場まで)の「歴史」として知識のひとつにしていただければ幸いです
発信IDの識別(読み取り)については、下段でご紹介しているLD-01で対応が可能です

 動物の位置検知目的 あるいは、猿害対策目的に、アニマル・マーカーを企画・販売している当社に、ここのところ多くの方から、ドッグ・マーカーの代わりに使えないないか?というお尋ねをいただきました
 総合通信局の方でも、他にこの目的に使用できる適法の発信器がないと言うことでしょう、こちらの製品をご紹介いただいているようです
 実際、猟犬につけるからということでご購入いただいた方もあります(現状のサル用のまま!)
 そんなやや混乱した状況から、急遽WEBページ(本ページ)を追加し、関係した情報を少し整理して、ご説明をさせていただくことにしました

 そして、猟犬向け適法発信器の発売をさせていただくことになりましたので、ご案内をさせていただきます
 鳥獣被害対策の一翼を担っていただいている猟友会の方々の中で、猟犬の居場所、あるいは様子を離れた場所から確認する目的で、ドッグ・マーカーなる発信器が使用されていました
 一部の誤った情報(誤解を招きそうな表現)等で、アマチュア無線技士の資格を得れば猟に使用できる・・・と信じた方もいらっしゃるようです
 この(2010年)年明けに、大日本猟友会のWEBサイト What's NEW にもリンクが張られていますが、神奈川県秦野市の狩猟関係者5名が、関東総合通信局により警察に告発される事態が生じました
   http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p21/p2201/p220119k.html

 この記事を見ますと、違法無線機であるドッグ・マーカーの使用と、狩猟業務(有害鳥獣駆除活動)の連絡にアマチュア無線を使用した、この2点が電波法違反(不法無線局の開設)とされました

 ここで改めて、ということではありませんが、以下のパンフレットで何が違法なのかをご確認下さい
   http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/re/info/dog/dog.pdf
▼ドッグ・マーカー
 こちらは最初から違法な無線機です
 アマチュア無線技士の資格があれば開設(使用)できるというものでもありません
 このことは、ずいぶん前から、各総合通信局のもとで指導が行われていました

▼アマチュア無線を猟に利用
 上記の記事(関東総合通信局の配信記事)も、アマチュア無線技士の資格が無くて、アマチュア無線局を開設・運用したことをとがめられたのではありません
 アマチュア無線技士の従事者資格があっても、
 ・きちんと開局申請手続きを行うことなくアマチュア無線局を開設したこと
 ・狩猟業務(有害鳥獣駆除活動)を目的にアマチュア無線局を運用したこと

 これらが違法行為とされました
 有害鳥獣駆除活動の場合、県から有償で委託を受けて行う「委託業務」です
 アマチュア無線は、業務目的に使用できないことは周知の通りです
 電波法による定義(試験勉強をなさった方は、思い出してみてくださいね)は、
   アマチュア業務
      金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の
      業務をいう。(施行規則第3条第1項第15号)
   アマチュア局
      金銭上の利益のためでなく、専ら個人的な無線技術の興味によつて自己訓練、通信及び技術的研究の業務を
      行う無線局をいう。(施行規則第4条第1項第24号)
 有害鳥獣駆除活動(委託業務)の連絡用に無線を使用するのであれば、業務用無線機か、使用目的を問われない無線機のいずれかとなります
 このことは、行動域調査などを含め、委託業務全般について同じ事が言えます

 特定小電力トランシーバーでは飛ばないし、業務用無線機は高額で手が出ない、あるいは業務主体を作って免許の交付を受けないといけないなど、他に使い勝手の良い無線機がなかったのがこれまでの実体だったのですが、この便に本ページ最下段で、つい最近商品化された資格不要で使用できる5Wハイパワートランシーバー(価格は業務用無線機の1/2程度)をご紹介します
 現状(2010.05)で唯一の製品です
 役所あるいは組合で所有(従事者免許不要で、無線機の登録のみで使用可能)、必要なときに委託業務先に貸し出す・・・・すなわち自分(組織)の資産にしておくことができます
 イベントにも利用できるし、もしもの災害時には緊急通信手段としても活用できます
 無線機の価値も、より高まるものと思います

 いずれにしましても、適法テレメトリ発信器と合わせ、行政サイドでの管理と言うことがやりやすくなるのではないかと想像します

 違法行為をする者には、銃の所持・使用の許可は与えない・・・昨今多発している事件背景を含め、各省庁では連携をして厳しい態度・対応で臨んでいるようです(組織にコンプライアンスが求められるのは、今の時代当たり前のことですね)

技術基準適合証明マークとIDデコード(個体識別)
アニマル・マーカー/行動域調査の詳細は、こちら
適法無線機・発信器には、技適マーク(技術基準適合証明マーク)が表示されています
 
適法発信器には、このような技適シール(技術基準適合証明マークがついたシール)が貼られています 

この表示のない送信機(発信器)は、違法品・・・使用者は取り締まりの対象となります


左写真は、野猿用LT−01〜2010.06モデルの例

電源SWの役割を担うマグネットの取付位置がこのような場所になっています(一度取り外したらオシマイ・・・という使い方ですから、何度も付け外しをするという発想にありません)

IDデコーダ(LD−01:別売)を使って実際に発信器の電波を受信すると以下のように表示されます(例は、サル!)
左写真
LT−01野猿用の発する 142.960MHz (分類01:サル) 0228(ID)の電波を受信した例です

LD−01は、防水構造ではありません
また、受信機接続ケーブル・駆動用電池は付属しません
ケーブルは、ご使用の受信機、ご使用シーンにより別途ご用意下さい(ご希望によりお作りします)
テレメトリ発信器の使用目的を猟犬とするために(製品化に向けて)
既にお手持ちであろうNFM受信機への対応
首輪の対応
 この2点がポイントと考えております

全体(見た目)イメージ
マグネットスイッチ
(電源スイッチ)
位置を変更

ここまでは、LT−01
2010.07〜バージョン
と共通

CHについては 
ラベルで色分け
猟犬用は、ベルトも同様に
色分けします

首輪を猟犬向けに
(右写真参照)

猟犬の行動は、電波発信源の移動状況から把握
犬の位置・行動の様子が指向性アンテナを振って分かれば、それで目的は達成される
■もっぱら犬の回収がその主たる利用目的
 どこかに落ちたなどのアクシデント、他者について移動、他者による持ち去り、野生化などのトラブル回避
■猟の現場での利用
 きちんと訓練した猟犬の場合、獲物の追い方は決まっているそうで、どこで銃を構えておけばいいか分かる、と言う意見の方は、鳴き声は必須ではないとおっしゃいます
 愛犬からの発信波かどうかの区別は、周波数+識別コード(IDデコーダが必要)によって行います(5波までは、他者を言わなければ周波数のみで個体識別が可能)

 相手の位置(居場所)を検知することを目的で作っている発信器の基本的な使い方から、なるべく短いインターバルで電波を出すことで、移動の様子を把握することを目的とします
じっとしているのか、ゆっくり移動しているのか、獲物を追って走っているのか、その動きを電波発信源の動きから推察します
指向性アンテナは必要になりますが、猟犬の動きを刻々と(約1秒間隔)追跡することで、現在の犬の状態はどうであるかを知ることが出来るのではないか、ということで試作の準備をしています

※電波法の規制で、この種の発信器に許される電力の上限は10mWですので、1Km程度離れたところで受信しようとすれば、どうしても外部アンテナ(簡単な指向性アンテナ)を使用することになります
     
開発秘話??
猟犬にて実稼働レポート
LT−01を実際に猟犬に取り付けて(購入いただいて)試用いただいています
その方は、たまたまIC−R20をお持ちでした
この使用条件であれば、従来のドッグマーカーと大差ない使用感である・・・とのことでした
NFM受信機で受信しやすい工夫を送信側の規制の中で行うことが出来れば、実用になる・・・というように思われます
鳴き声の送信については、イノシシに襲われ怪我をした、砂防ダムに落ちた、などの様子をすぐに把握するには好都合ではあるが、とのご意見
猟犬が連れ去られる、野生化するなどの防止には、十分役立つとのことでした

試作レポート
 
2010年モデルとなるLT01の試作基板が上がってきました
NFMモード(アマチュア無線で使用している標準的なFMモード)受信機にて、問題なく受信できるようにと言うことでこの基板を使って実験を開始
5秒間ルール・・・5秒間のうちに送信が許されるのは1秒以内ということから、送信時間250mSecインターバル1000mSecの連続送信としてみました
耳で聞いて分かる・・・変調音を出すため、ID送出を続けて3発としてみました
結果は、NFM受信機でうるさいくらいに聞こえます
同じ周波数で多くの発信器を使ったら、もしかして迷惑かも・・・と思えるくらいです
送信時間250mSec、インターバル1000mSecの連続という仕様で、首輪を上写真のようなリードが取り付けられる金具のついたものをとりあえず作成して、実際の現地で試用いただくことにします
平行して技適取得へ向けた相談もしなくてはなりません
結果が良ければ、この仕様で製品第一号とするよう計画させていただきます

技適の目処

送信時間240mSec、インターバル1010mSecの連続という仕様で技適取得の目処が立ちましたので、先にご紹介のフィールド試験用発信器を作成します
数カ所の猟友会の方のお手を煩わせますが、実際のフィールドでご試用いただけるお願いをしていますので、このレポートを待って、製品化したいと思います
今回の製品化ですが、
■無線ユニット形状は、新型LT−01と同じ
  発信電波 送信時間240mSec、インターバル1010mSecの連続
240mSecの送信中身は、IDを3回連続送出
     電源SW 従来のLT−01では、電源SWとなるマグネットの取り付け位置がわかりにくい(そもそも、一度外したらオシマイと言う使い方のため、他では問題にはならなかった!ということから、その位置がはっきり分かるようなマーク(段差)がついたボディにします
従来のLT−01では、電源SWとなるマグネットの取り付け位置がわかりにくい(そもそも、一度外したらオシマイと言う使い方のため、他では問題にはならなかった!ということから、その位置がはっきり分かるようなマーク(段差)がついたボディにします
  電源SWの役割を担うマグネット、その取付位置を分かりやすく、かつきちんと収まるようにしました
テープの世話にならなくても、この位置にマグネットが固定できます(確実にはテープ止めを推奨)
これで、何回もON/OFFする使い方にも、ある程度の合格点がいただけるのではと考えています
完全防水という点は変わりませんし、メカSWではありませんので、トラブルは最小と考えます 
  内蔵電池 NFM受信をより意識して、当初の計画より送信時間を長くとったため、連続使用で、計算上2880時間(約120日)
電源をきちんとON/OFFすることを前提に、毎日8時間使用したとして、360日
毎週2日、年間106日使用するとして、丸3年以上使用できる計算です
完全密閉構造ですので、電池交換は出来ませんが、故障もまず生じません
電池寿命とともに使い捨て・・・と言う形です(その間の電池代はかかりません)
電源は、リードSWで完全にOFFする構造ですので、長期間放置しておいても暗電流が流れて電池消耗ということにはなりません
  首輪 いわゆるベルト形状に変更します(商品は、ウレタンコーティングベルトを採用します)
  IDデコード LD−01で問題なくIDデコード(識別)できます

フィールド試験
 良識ある方々のご協力をいただいて複数箇所で実施をさせていただきました
NFMモード受信機への対応
  先にご紹介した今回の対応で、OKと思われます
飛距離(検知距離)の問題
  従来の違法ドッグマーカーと比べ、6割程度というレポートが出てきています
  ただ条件が悪いともっと落ちるという実情もあるようです
  見方を変えると、違法ドッグマーカーは100mW以上の出力はあるとも言えます
  10mWで意外と聞こえる・・・総じて、こういった感想をいただいています
首輪の構造問題
  アンテナの取り出し処理を含め、製品化に向けた検討を進めています

商品化
  7月の野猿用LT−01の生産後に、数量限定ですが猟犬用発信器LT−01DOGを生産します
フィールド試験結果も、まずまず
むしろ想定していたより検知できる距離は長いということ、あるいは既存のNFM受信機で、これだけ実用出来ればそれで十分、商品として出して欲しいとのお声も出てきましたので、7月末以降に数量限定ですが初回の生産を行います
最終的な全体形状などは、改めて写真を用意します(ウレタンコーティングのベルトを採用)
価格ですが、現状のLT−01と基本が同じですので(ベルト構造以外同じ)、同一価格です
この先、11月の猟期に間に合うよう、改めて準備をして生産を行う予定です(見込み数の把握、パーツ・人手の問題です)

ドッグマーカー(発信器)に、何を期待するか
ここまでの取り組みで、使用目的を愛犬の回収に限定すれば、従来の違法品と同等の使い方が期待できることが分かってきました
出力規制(10mW)の影響がどれだけ生じるか、この点に関して、山岳地と山地においてもう少しフィールド試験を行いました

ご協力いただいた方の割り切ったお声は、
 1.10mW、わずかな電力と思っていたが、意外と良く聞こえる
    10mWで飛ぶ範囲で使えば良いことで、NFMモードで(手持ちの受信機で)きちんと受信できればそれだけで十分、
    違法品と比べて飛ぶ飛ばないを言ってもしょうがない(意味がない)
 2.首輪の構造に注力して欲しい
                           ・・・です
    
将来像について
GPS対応(GPSの利用)
海外GPSメーカーが作っているGPSドッグマーカーも首輪〜手元装置間の無線部については、ここまでご説明してきたドッグ・マーカー同様に、国内電波法に抵触します(違法です)
国内の広告を見ると、微弱な電波を使用して・・・等の記載もあるようですが、微弱で1600mも飛ぶはずはありません
LT−01の10mW(特定小電力)でも、2素子指向性アンテナを使用してIDがデコードできる、すなわちデータ通信が出来る距離は1000m位くらいですから、簡単な受信アンテナで広告に説明のある距離を、「電波法で定めるところの微弱な電波」で飛ばせるはずはありません
最後は、ユーザーで解決を・・・電波法の処罰規定は、使用者責任ですから、販売責任は問われません

動物の行動域調査においてもGPS需要がありますので、発信器へのGPS搭載の試作は進めています
が、この場合リアルタイムのデータを受け取るより、GPSデータを蓄積して後で回収してそのデータを活用という事が主体になります
理由は二つ
  1.リアルタイムで受け取って使えるだけの飛距離が確保できない
  2.消費電力が大きくなり、限られたバッテリ容量で長期運用が困難になる
この2点です
猟犬に使用する場合は、2.についてはある程度クリアできそうですが、1.については同じことが言えます
試行錯誤は行ってみますが、リアルタイムにGPSデータを受信して活用・・・どこまで実用に供するか、コスト面も含め現時点では???です

世界的に見ても厳しい内容の国内電波法に準拠したもの=国内でしか利用できない装置ですから、海外製品のように世界を市場対象に作って売るものとは出る数が違います
ここで、価格の問題が生じます
技術的に出来る出来ないではなく、出来ても価格的に利用者にメリットがなければ、すなわち買っていただけそうに無ければ、誰も「もの」を作って売ろうとはしません、難しいところです

GPSをはじめとした各種センサ搭載など仕組み的には可能です(デジタルデータ通信が基本)
コストを含めて、技術的にもこなれた時点で、汎用性の高い例えば猟犬向けの製品化をいたします
そこまでは、行動域調査など、ちょっとマイナーな研究者向け中心の製品化に注力します
 電波法改正 2011.12
  この結果を受けた規格作りが進んでいます
2012.06中に正式に内容が決定されそうです(ARIB技適規格)
音声の連続送信や、電池交換が可能な構造の採用など、初期の違法ドッグマーカーと同等な使い方が出来る適法の製品が作れるようになります
少なくともここまでの野生動物の位置検知通報用と言うことで定められた法律より、猟犬向きになることでしょう
▼適法テレメトリ発信器 LT−01DOG  2010現在(現状)
2008年8月改正電波法対応の猟犬向けテレメトリ発信器 LT−01DOG です
先にご紹介したような、現場試験を重ね(2010年)8月16日より商品として販売を開始いたしました

猟犬目的に作られた適法発信器第一号です
今この時点の電波法において適法の範囲で、です

違法のドッグ・マーカー使用時代の受信機・・・NFMモード受信機と思われますが、そのもので受信が可能な電波を発信しています(受信機の買い換えまでをしなくて済むように! 代わりに電池寿命が犠牲に)

少しでも遠くから受信したい・・・下段でご紹介しています行動域調査用のオールモード受信機をご利用いただくことで、受信距離を伸ばすことが出来ます

今回は数量限定で、この次の生産は、部材の入手に注力し、11月の猟期スタートに間に合わせたい・・・ですが(リードタイム3ヶ月が標準的)、数が見込めません(読めない!)ので正直躊躇しています

本発信器の使用に、資格や許可など一切不要です(本体に貼ってある技適証明シールをご確認下さい)

総重量約200g程度で、21”(首回り39〜48cm)の首輪/ウレタンコーティングベルトを採用

本体構造は、野猿用と同じく完全密閉の堅牢タイプで、故障も発生しませんが、電池交換もできません
電池寿命は、計算上約2880時間 毎週16時間使用したとして、丸3年以上使用できます
電池寿命が装置の寿命となります

ほとんどの方がお手持ちの受信機・・・NFMモードで実用いただくことが出来ます
(この適法発信器利用のために、受信機までも新たに購入いただく必要は生じないと思います)

販売価格は、野猿用と同じく ¥45,000−(送料・消費税別)

仕様など記したパンフレットは → こちら(pdf約265Kバイト)
 試作当初は、限られた範囲での比較試験しかできておりませんでした
 商品として販売を開始しましたところ、結果として過去の主流品・・・違法取り締まりの対象になっているドッグマーカーとの比較がいろんなところで行われました
 またドッグマーカーの製作者ともコンタクトをとることが出来ました
 比較・・・ほぼ同じ飛距離(受信距離)というのが、この製作者を含めたご意見です
 一部の方からは、同等以上だという感想もいただいています
 ドッグマーカーの出力は、こちらの想像より少なく20mW弱らしいことも分かりました
 そうであるなら、ほぼ同等というご意見にも肯けます
 最初からダメな状況・・・現地の電波環境ですが、これは何を持ってしてもどうしようもありません
 一例ですが、犬が尾根から沢に降りたら、とたんに聞こえなくなった・・・などですが、このような場合少し距離をあける・・・すなわち山から離れて聞けば意外と聞こえるものです(目の前の壁は電波を遮断します)
 あと、発信間隔については、もっと間を空けても良い・・・と言うご意見もあります
 違法のドッグマーカー以上に良く聞こえるという感覚は、この短い送信間隔にあるのかも知れません
 5秒ルール(5秒に1回ID送出)の範囲で、送信時間を短くすることは電池の消費も減って運用時間が長くなる方向になりますので、このご意見が多いようですと仕様の変更を検討します


【商品】
本体(ベルト装着金具)+説明書の一式でお届けいたします(左写真参照)




横面に貼ってあるシールには、技適証明マークがプリントされています
このシールは適法の証ですので、剥がさないでください



発信器本体貼り付けのラベルと同色のベルト(CH5は別色)を採用
チャンネルにより色分けされます

カラーリングは、下段写真をご参照下さい
以下、写真集です
アンテナの構造 技適適合シール(取り外してはいけません)
電源のON/OFFは、この付属マグネットで行います その取付位置は枠で囲まれていてすぐ分かります 
  周波数5波を色分けし、目視で分かるようにしました
CH1:赤
CH2:黄
CH3:緑
CH4:青
CH5:白

猟犬用は、本体シール以外に首輪も色分けしました
(CH5:白は、都合で「紫」となりました)

サル用の首輪ベルトはすべて「白」です 

発信器を貸し出して、適法の発信器の使用範囲と言うことを知っていただくことも手がけています
そのお使いになるフィールドで試していただくのが一番、と言う考えからです
良くあるお話しが、どこかのコーナーを曲がったら聞こえなくなった、その距離は○○○m位で、これでは実用にならない・・・
ところがもっと離れた先から聞こえるではないか・・・
すなわち地形による飛ぶ飛ばないと言うことに、もう少し気をつけていただくことが出来れば、最初の角を曲がったら飛ばない(聞こえない)から実用にならないというワンポイントの判断とは違ったお答えもあるかも・・・です
すなわち、何を使っても飛ばない環境で、このものを試験いただいた結果だけでの判断は、必ずしも正確ではない・・・です
また、受信アンテナの工夫もポイントです
▼IDデコーダ・アダプタ LD−01 
LT−01(デジタル方式テレメトリ発信器/サル用)
LD−01(IDデコーダ・アダプタ)
IC−R10(R20の旧型オールモード受信機)

 左写真は、以上の、最新「三揃え」です 

LD−01は、受信機のイヤホン(外部スピーカ)端子から信号を受け取って利用します
音が聞こえないのは不安ですから、LD−01には小型スピーカを内蔵させました

一般に、外付け機器では難しいと言われるレベル調整(音量調整)も簡単に行えるようLEDによる表示機能を持たせました

受信モードは、NFMです(ID識別に、オールモードの必要はありません)
▼142MHz帯用2素子受信アンテナ NY−142Z 
 


写真は、NY−142Z
白いエレメントに黒いエレメントを継ぎ足して使用
 従来は、144MHzアマチュア無線用 NY−144Xを採用しておりました
 この度、142MHz専用のものを準備しました

 構造が少し変わっています
 ロッドエレメントの先に、黒いエレメントをねじ込んで延長して使用いただきます(ロッドエレメントは、持ち手/グリップの方に折りたたむことが出来ます/NY−144X同様)
 NY−142Zは、棒状エレメントの先にフレキシブルなエレメントを継ぎ足す形(ねじ込み方式)で組み立てて使用します
 NY−144Xは、ロッドエレメントのみで、エレメントを継ぎ足すような作業は必要ありません、引き延ばすだけです

 より持ち運びがコンパクトで、取り出してすぐ使えるものが良いと言う方には、従来通りNY−144Xをお奨めします
 少しでも電気的性能の良いものを使用したいという方は、このNY−142Zを選択下さい
 価格は、同じです

 NY−144Xの写真は、下段でハンディ型受信機と一緒に撮したものをご紹介しています
 こちらは、ロッドエレメントを引き延ばすだけで使用できます
▼どの程度の距離で感知できる? 
 このお答えは難しい!!
 木々雑草の深いところ、それも緑の濃い季節・・・すなわち木々の水分が多いときは電波が飛びません
 2008年8月改正電波法対応のテレメトリ発信器 LT−01 を使用、市販(推奨)のオールモード受信機で受信する方式で、ある程度見通しが良いと言う場所・条件での複数アンテナによる受信距離の目安です
 ビートをかけて受信 → SSBモード受信   IDデコード → NFMモード受信 です
LT−01は、地上高1mに固定

受信機は、ICOM IC−R20
受信側は、人が手に持って移動
ビートをかけて耳で聞いて識別
SSBモード受信
LD−01を外付けし
IDデコード出来る距離
NFMモード受信 
携帯型受信機付属ヘリカルアンテナ 300〜400m 未テスト
簡易型(折りたたみ式)2素子YAGIアンテナ 1000m〜2000m  最大1000m+α程度
組立式3素子YAGIアンテナ 2000〜2500m位 最大1500m程度 

 以上のことから、LT−01の資料・パンフレットなどには、受信(通信)距離は、最大1Km程度というように記載しております
 受信機あるいは、アンテナ、それ以上に相手がどんな場所にいるか、あるいは周囲の電波環境によって、この受信(検知)距離は、変化します
 ご参考データと言うことでご紹介します(ここに記載してある距離での受信を保証するものではありません)

 実際、使ってみると人間には「感」というものが付きます
 信号を聞くとおおよその距離など分かるようになります!! 

檻・罠用目的に特化した通報用送受信機
檻・罠用に特化した製品
OS−01 HR−01 発売中



防水ケースに収納した送信機
(マグネットが外れると送信))

6つまでの送信機を識別できる受信機
(事前に登録した送信機にのみ反応)

 ご参考に、行動域調査用受信機をご紹介

IC−R20
猿・鹿など保護が必要な野生動物、あるいは鳥獣被害を受けないために相手の生活パターンを知る手段として生態調査(行動域調査)などに使われる発信器の受信には、先のドッグ・マーカーに使うNFMモードではなく、SSBモードを使用します
従いまして、このようなオールモード受信機を使用します(NFM受信機より高額!)
発信器は少しでも長い期間稼働するよう、追跡に支障が出ないようインターバルをなるべく長くしないで送信時間を短くしたりする工夫をします
また、相手の位置は、指向性アンテナを使用して複数点から受信することで特定します(電波の特性や相手の生態を知れば、1方向からでもおおよその位置は特定可能になります/経験・慣れ!)

IC−R20  ¥69,800(税別標準価格)  充電器、リチウム電池附属
従来性能の点で、この受信機をお勧めしていたのですが、どうやら終売のようです
オールモード受信の出来る携帯型受信機は、ALINCOAORの2社製品だけになったようです

 受信機本体と、簡易型(折りたたみ式)2素子YAGIアンテナ
※こちらでご紹介している『猟犬用発信器』の受信につきましては、このオールモード受信機ではなく、一般のFM(NFM)モード受信機(トランシーバー受信改造)で聞くことが出来ます(LT01/DOGは、NFMモードで問題なく受信していただけるように、IDで変調をかけた電波を発信しています)
 もし、より遠くからの電波を捕捉(受信)したいというご希望がありましたら、このようなオールモード受信機、あるいは専用受信アンテナをご検討下さい

登録型トランシーバー 現場連絡用無線機の決定版!?かも
連絡用には、免許も不要、使用目的も問われず、登録だけで運用できるハイパワー1〜5Wトランシーバーをご紹介します
もちろん猟の現場で使用なさってOKです(レジャー・業務、いずれの使用も可能)
いざというときには、非常用無線機として連絡手段に活躍します
よりお求めやすいアマチュア無線機仕様/価格で弟分が登場
もちろん、兄貴とも交信できます!
 軽量バッテリーでロング運用できる1W出力。 
仕事にもレジャーにも活躍するデジタルトランシーバー IC-DPR3 新登場

品 名 携帯型デジタルトランシーバー
型 名 IC-DPR3
希望小売価格 本体価格 39,800円(税別) 充電池・急速充電器付属
     
【おもな特長】
  • 約200gの軽量ボディで約14時間※1運用できる1W出力機
  • ある程度広い通話範囲(約1〜3km※2)をカバー
  • 高水準の防塵・防水性能(IP57※3)だから屋外でも安心
  • 大音量500mW以上を実現
  • 充電池・急速充電器を付属したオールインワンモデル
  • 複数チャンネルの巡回受信を可能にするメモリーチャンネルスキャン機能を搭載
※1 1W出力、送信5:受信5:待受90の割合で使用時。
※2 通話距離は屋外利用時の目安です。使用環境によって大きく異なります。
※3 IP57…試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。 また、バッテリーパックを正しく装着した状態で水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、無線機として機能することです。
  オプションは、安価なアマチュア無線機 ID−31用のものが使用できます
      
こちらは、兄貴分 ハイパワー5Wの業務無線機仕様
かんたんな登録手続きだけで使える携帯型の高出力デジタルトランシーバー
業務用途・レジャー用途に加え、地域コミュニティやクラブ活動などでの連絡など、多彩なシーンで使えるコミュニケーションツールとして活用いただけます


携帯型デジタルトランシーバー  IC-DPR7
希望小売価格  57,800円+税


携帯型デジタルトランシーバー  IC-DPR7BT
希望小売価格  59,800円+税


発売予定、間もなく
2017年9月下旬
IC−DPR6 の後継機です
 IC-DPR7/IC-DPR7BTは、高出力で広範囲をカバーする、登録局対応デジタル簡易無線シリーズ「DPRR」シリーズの最新機種です
 トランシーバーはワンプッシュで全員に情報伝達できること、携帯電話の圏外でも利用できることなどから、警備業や小売店、接客業をはじめ、レジャー用途にも多く利用されています
 特に、「DPRR」シリーズをはじめとする登録局対応機は、かんたんな登録手続きを済ませるだけで使えるため、手軽に導入できる情報伝達ツールとして活用されています

 本製品の特徴ですが、同ジャンル機トップクラスとなる800mWの大音量を実現したほか、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセル機能、受信した音声をワンタッチで聞き直すことも可能な録音再生機能、状況に合わせて強調する音域を設定できるイコライザー機能も備え、工事現場や雑踏などの騒音環境での快適・確実な情報伝達をサポートします
 また、IP67/66/55/54※の規格に準拠した最高水準の防塵・防水性能、米国国防省の物資調達基準(MIL-STD-810G)に相当する堅牢性も備え、本体を3年間保証
 タフな環境でも安心して使えます
 さらに、IC-DPR7BTは、BluetoothRでの運用にも対応。マイクコードに煩わされずアクティブに活用できるほか、着信を振動で知らせるバイブレーション機能も備え、騒音環境下での信頼度もより高い仕様としています

 操作系統も従来機からさらに向上。音量用のツマミとチャンネル用ツマミを独立して装備し、確実で迅速な操作を実現したほか、各種機能に簡単にアクセスできるプログラマブルキーを2つ搭載されました
 さらに、従来機IC-DPR6と比べ約5%の軽量化・約10%の小型化を実現し、使用者の負担をより軽減しました
 また、付属のインテリジェントバッテリーは、バッテリーの残量や健康度の表示に対応しているので、安心して利用できます
IC-DPR7/IC-DPR7BTは、機種として、販売してまいります。

【おもな特長】
■クラス最高の大音量800mWのほか、バイブレーション機能 (IC-DPR7BTのみ)、
  ノイズキャンセリング機能を搭載しているので騒音環境でも安心

■録音再生機能など多彩な新機能を搭載、確実で迅速な操作を実現する洗練された操作性

■機動性に優れた約230gの軽量・小型ボディ(上記IC-DPR3と比較下さい)

■BluetoothR対応で、ケーブルレス運用が可能(IC-DPR7BTのみ)

■IP67/66/55/54※に準拠する最高水準の防塵/防水性能

■残量や健康度表示に対応したインテリジェントバッテリーを採用
  

■従事者免許不要で、1Kmは実用飛距離 
   従来の無免許で使える無線機・・・特定小電力トランシーバー電力10mWの、なんと数百倍という大電力
   1〜5Wという業務無線機並みのハイパワー
   市街地でも500m〜1Km 見通しの良い郊外ですと4Km程度は実用飛距離です
   使用の目的も限定はありませんから、レジャー目的から業務目的まで広く使用できます
■開設登録手続きが必要
   登録費用(免許は5年間有効、更新可能)と、毎年電波利用料がかかるのが面倒と言えば面倒
   でも、開設手続きは極めて簡単、必要な書類は無線機本体に付属します(個人で手続きできます)
   ふた昔前のCBトランシーバーの開設と同様の手続きです(ご年配の方はご存じ!)
■通話の秘話性を確保
   警察無線などと同じ、デジタル変調方式を採用、秘話通話設定が可能です
   自分たちグループだけで通話(情報交換)できるイメージとなります
   安価な無線機では得られない機能です
■フィールド運用に耐える頑強ボディ(IC-DPR7/IC-DPR7BT)
   そのうえ、防水仕様(IP67:水深1mの位置に底を着けたまま30分間、本体に水が侵入しない)
   消防などでも使われている業務用無線機と変わらぬ頑強さで、まさにフィールド向けに最適です
   故障知らず!(無線機の故障原因の90%は、汗・雨・水没など水!)
■即運用可能な連絡手段を提供
   リチウムイオン電池ほか、フルオプションで、この価格
   必要な方には、スピーカーマイクなど別売オプションもございます

□改めて説明の必要はないとは思いますが、
   無線機は、チーム運用(1:n通信/同報機能)が得意! 携帯電話の1:1通話とは別世界です
   そしてインフラに依存しない独自の通信手段ですので、どんな場所ででも活用が出来ます
   そして最後の切り札は、その頑強さ!
猟友会メンバーの方、行動域調査メンバーの方に、
安全確保とタイミングを逃さない連絡手段としてご提供中

販売価格は、お問い合わせ下さい


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