農業は、いかに自然を相手の産業とはいえ、出来る範囲でのIT化は時代の要求です(異常気象への対応策としても有効)。
農業現場と言えども、再現性を高める、ロスを減らすなどITの活用の場は必ずあるはず!!
=農業こそ、ものづくり・産業の基本=
今後、自給率の低さから食糧不足という事態もあり得ます。
食の安心という見地からも、国内で今後増えると思われる会社による農業経営や、若い人の就業を考えた場合、園地の側で生活しなくても良い状況を作ること、状況のデータ化は必須です。
まずは、現状の環境をデータ化するところからスタート
地球温暖化がもたらす異常気象の昨今、過去の経験だけでは良い結果が得られません
実践して見せることで、技術を盗め式の指導方法は、今の若い方に対しては通じにくいですが、
具体的なデータを目指すのであれば、どなたにとっても受け入れしやすいはずです

Davis気象観測システムに、国内適法バージョン登場
複数箇所のデータ計測(主に温湿度)が出来ない、土壌情報(温度/水分)が得られないと言うことから、EC値を含め、一歩進んだ計測システムを作ろうと言うことで、製品化したのがもう一つ下の項目でご紹介の【Beeeシリーズ】です
国内適法のワイヤレスモデルの用意が出来たことで、EC値を除くデータ計測が安価に可能になったことから、EC値のニーズが大きくない限り、こちらのDavisVantagePro2シリーズを使用してこの農業分野への活用を進めようと思っています(元々農業分野向けに作られた製品です)
何せ、全世界がマーケットですので、製品としては大変リーズナブルです

露地栽培 => Davis VantagePro2 シリーズ
ハウス栽培 => Beeeシリーズ
こんな選択にも思えます
ハウス栽培に関しては、大手さんが新たな農業参入者向けにFA化した栽培システムをクラウドサービスで展開されている例も多いようですので、私どもではもっぱら露地栽培においてお役に立ちたいと言うことで取り組んでおります

Davis VantagePro2シリーズの詳細は、こちら

 以下の主役は、センサ情報収集システム Beeeシリーズ
特願2008−146421
【環境情報収集システム Beeeシリーズの概要】
  ・ベース・ステーションを中心におおよそ半径500mの範囲で、環境データを計測・収集します
  ・センサ・ステーションには、温湿度・日射量・土壌情報(温度、EC値、含水率)の各センサが接続可能
  ・ベース・ステーション1台に対して、センサ・ステーション100台程度の接続(無線接続!)が可能
               (計測インターバルの設定により、接続できる台数は制限されます)
  ・ベース・ステーションは、ロガー機能、FTPクライアント機能、SMTP機能等を有します
  ・ベース・ステーションには、Davisヴァンテージプロ2が気象センサーとして接続可能
  ・ロガーとしても、1年間程度の記録データ保持が出来ます(データは、USBメモリで回収可能)

農業の産業化・・・若い方に魅力ある「ものづくり」が出来るように、ある程度の工業化(自動化)も意識した製品です
まずは現状を知る、各種制御(管理)の結果を確認するためのセンシングシステムの導入です 
 画面はイメージです アプリケーションサービス(ASPサービス)も準備を進めています

安心安全はもちろん、再現性の高い、ロスの少ない農業
一方で、常に園地の側にいなくても、出来る農業
すなわち通いの農業(サラリーマン農業)を目指しています
作物に適した場所に通って行う農業です
これなら若い方の就農も期待が出来るでしょう



Beeeシリーズ センサ・ステーション(左)とベース・ステーション(右)
上写真は、センサ・ステーションの内部を撮したものです
このセンサ・ステーションは、Ver0モデル→→ケーブル長「0」の温湿度センサ1個付属モデルです
フタの裏側に張ってある白い袋は、シリカゲルの入った袋です
センサ・ステーションは、
   保護等級IP67準拠
   RoHS対応(ベース・ステーションも)

 製品構成・仕様、販売価格などは → こちら
公式デビューは、7月16〜18日 幕張メッセで開催された『農業・園芸生産技術展2008』会場にて
『アグリビジネス創出フェア2008』東京・九州・中四国会場へ出展 など、広報活動にも注力
      周辺アプリケーションも、周囲のご協力で準備が進んでいます  → 『SensorMail & Graph』
 → ASPサービス 『温稼報』
 
ASPサービスメニューも順次ご用意いたします
ASPサービス   猿害対策・遠隔気象観測など、特定の相手方に対しての具体的なサービスは既に稼働しています
今後のASPサービスは、エーワイ・システムのサービスとしてご提供いたします

 
 画面はイメージです 『Beeeシリーズ』専用ページへは、上画面をクリックしてお進み下さい

製品の発売に先立ち、ネーミングの決定とともにロゴをデザインしました

Beee このネーミングの由来
大地を自由に飛び回り草木の蜜を集めるミツバチ/beeのイメージ(広く情報を集める)と、ひとつでも多くの『良い=e』を集めることが出来るようにとの願いから命名

ロゴデザインは、ミツバチのイメージとBeeeという文字を組み合わせることで決定しました

このセンサ情報収集システムは、デジタル・アナログいずれのセンサにも対応したセンサ・ステーションと、その複数のセンサ・ステーションから送られてくるデータを取り込むベース・ステーションから構成され、ベース・ステーションでは共通の時間軸でデータ記録し、また必要な条件とチェックし、アラートを上げる(Mail通知、センサ・ステーションに向かってアラートを上げる/接点出力など)仕組みを持たせました

農業分野への若い方の就業・・・生業として農業の継続を目指す中で、環境の数値化の手段として開発を進めたものです
気象観測システムとして、農業用に商品化され、世界を対象に販売をしている、すなわち非常にコストパフォーマンスの高い Davis VanatagePro2シリーズ を90年代から扱ってきましたが、多くのセンサに対応できるワイヤレス・モデルが国内電波法に抵触して、そのままでは、国内で使用できないことが、本システムを開発したもう一つの理由でした

2014年後半ですが、この Davis VanatagePro2シリーズ ワイヤレス・モデルについて、国内電波法に適合させる、すなわち技適を取得する対応が出来ました
jpモデルと命名し、国内向けワイヤレス・モデルとして販売を開始しました
このワイヤレス・モデルの登場で、EC値の計測は出来ませんが、その他の因子(風向・風速・風冷却度・温度・湿度・露点温度・日射量・UV量・雨量・気圧・土壌温度・土壌水分量、以上12因子)については、このリーズナブルな観測システムで計測ができることになりました
センサ・ステーションの追加で、複数箇所での温湿度計測にも対応します(ISSセンサ部と合わせ、最大8台まで)

他業種から本格的に参入・・・企業の農業分野への参入については、FA化したハウス栽培が多く、この場合大手のITメーカーなどが、クラウド・システムにてサービスを展開している例が散見されます
私どもは、露地栽培を中心とした専業農家の方を対象とした気象観測システムの活用を進めると言うことで、取り組んでおりますので、こちらでご紹介の【Beeeシリーズ】より Davis VantagePro2シリーズ を活用する方向でシステムの構築に注力させていただきます(2015)
  

目的 生活場所から離れた、栽培に適したところに設置・設営された栽培設備・園地の監視・管理を、ITを活用して効率的に行うことで、農業を再現性ある産業に仕上げ、若い人の就業を増やすきっかけにする
いつも、ほ場の近くでの生活を強いられ、病院にも旅行にも行けないようでは、誰も後を引き継ぎません
具体的手法 通報やデータの転送には、コストのかからないインターネット環境を利用しますので、電源とインターネット接続環境は最低必要になります
ソーラーパネルによる独立電源の採用、無線ブリッジを利用したインターネット環境の延長、最悪は携帯網を使用など、状況に応じた対応も可能です
園地での基本機能 ●気象ほか現地環境データの取得
 特に、不在時・・・仕事を終えて帰宅、翌朝一番にチェックしたい内容等
 タブレット/スマホですぐに確認できることは単純なことですが重要
●状況通知
  気象あるいは環境測定に合わせて、事前に設定した閾値をこえた観測があった
  場合、そのことをmailで指定先に通知など、変化を見落とさない
■ネットに依存することなく接点情報を無線で飛ばす(双方向にも可能)仕組みも
  ご用意できます
  データが得られ、きちんと評価することで外部制御に応用できます
本格的には、サーバを設置してその中にデータを貯め、必要な評価/表示をタブレット/スマホで見るようなところからの取り組みでしょう
こんな組み合わせが可能
 ・各種センサー
 ・WEBカメラ
●侵入検知/威嚇
  例えば、赤外線・音感センサ内蔵ライトを園地に設置し、合わせて
  このセンサーが稼働したことをmail通知
●映像配信
  インターネット環境が引ければ、WEBカメラを設置することにより、常にインター
  ネット越しに、園地の映像を見ることが可能

環境面から見た今後の農業
  CO2対策
     産業別に目標を設定・・・農林業といえども例外ではありませんね
     例えば、ハウス全体の暖房から、効率的なヒーティングに移行できれば、CO2対策にも!?
     もちろんヒーティングの効率を上げれば、それだけ燃料消費が減少、コスト減に通じます
     センシングシステムが確立できれば、いままで出来なかった色々な取り組みが可能になります

  土壌の塩分化
     ハウス(水耕栽培に近いもの)には、無縁かも知れませんが、露地栽培の場合
     肥料(窒素)のやり過ぎは、結果として土壌を塩分化させてしまいます
     昨今、原産地がダメになった・・・と言う理由のほとんどが、この問題だと聞いています
     いかに少ない施肥で、効率的に吸収してもらうか、肥料と手間の両方の削減の可能性が見えます
     同時に、環境に配慮した農業、という「ラベル」が貼れるでしょう

気象観測システムの導入で、育成品の均一化、省力化を
イメージです
コラボレーション
こちらは、必ずしも遠隔と言うことではありませんが、広い範囲(複数の府県)にわたる地域の特産品をブランド化しようという試みです
海外の1農家は、国内とは比較にならない規模で、1軒の農家だけでブランドとなり得ますが、残念ながら日本の場合、とてもそうはいきません
そこで、地域を挙げて、すなわち複数の農家でまとまることで、ブランド化して対抗できるように・・・です
京都宇治市周辺にて進行中の『UMEプロジェクト』  宇治茶ブランド拡大協議会

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