農業は、いかに自然を相手の産業とはいえ、出来る範囲でのIT化は時代の要求です(異常気象への対応策としても有効)。
農業現場と言えども、再現性を高める、ロスを減らすなどITの活用の場は必ずあるはず!!
=農業こそ、ものづくり・産業の基本=
今後、自給率の低さから食糧不足という事態もあり得ます。
食の安心という見地からも、国内で今後増えると思われる会社による農業経営や、若い人の就業を考えた場合、常に園地の側にいなくてはいけない状況を無くすこと、すなわち状況の遠隔把握の仕組みは必須です。
もう一歩お話を進めれば、園地での時間の無駄を無くすることで、別に使える時間を増やし、農業以外の収入を増やす・・・今の若い方に魅力ある職業として、農業を見直していただけるものと確信しています。

 
気象観測システムの導入で、育成品の均一化、省力化を
イメージです
安価なDavis気象観測システムの活用 
露地栽培を対象に 
USスタートで、個人で導入できる安価な気象観測システムとして、長年貢献しているDavisVantagePro2シリーズを使用して、この農業分野への活用を進めようと思っています(元々農業分野向けに作られた製品です)
何せ、全世界がマーケットですので、製品としては大変リーズナブルです
一般的な気象情報 風向・風速、温度・湿度、雨量、気圧(以上ベースシステム) に加え、日射量、UV量(以上オプション対応)、そしてワイヤレスモデルにあっては、土壌温度、土壌水分量の計測が可能です
露地栽培にあっては、これだけの情報量があればOKでは?
まずは、1日の平均気温を積み上げた積算温度などが、気候変動の大きな現状の中で、管理のカギになるのではないかと考えます
    => Davis VantagePro2 シリーズ
  土壌電導率(EC値)、CO2については、Davis製品では対応できません 

茶園です  コンソール受信機/HARUTO側は、商用電源運用です
害虫(クワシロカイガラムシ孵化)と、霜害の発生予測からスタートしました


冬の大根畑です  電源は、ソーラーパネルによる独立電源です(イメージ
 Davis VantagePro2シリーズの詳細は、こちら

これだけ変動というか変化の大きい気象、現地できちんと計測して、例えば積算温度管理など行わないと、去年の作業日誌(カレンダー)を見ての作業では、同じ成果は得られないでしょう
また、常にほ場にいなくてはいけないという、いわば強迫観念に近い拘束は、若い方には受け入れがたいことだと想像します
ほ場の様子が、遠隔で(スマホで)管理でき、必要な作業…例えば水やり(潅水作業)などがボタン一つで行うことが出来れば、時間の使い方だけをとってもメリットがあるでしょう、農業分野における働き方改革です 

 
PCでTOP画面をご覧いただくと上記のように見えます
スマホでご覧いただくと左のような表示になります

余談ながら
屋内温湿度は、コンソール受信機内蔵のセンサによる計測です
コンソール受信機をどこに設置するかで、いろんな役目を与えることができるでしょう

公開は、こちら
月額\1,100の狭帯域接続(格安SIM)で接続しています
VanatagePro2は、農業実験ハウス傍に設置のもの
電源は、商用電源からDC13.8V(定電圧電源)を得て給電しています(Webカメラ兼用)

計測データの保存、ftp送信、ダウンロードなどの機能については、マルチ・ロガー HARUTOW と同一です
取扱説明書

機器構成 以下の構成で、単独構築ができます
Davis VantagePro2
 WBGTには、日射センサが必須
KYOTA
ルータ
 有線(固定) または
 携帯網接続ルータ(月額\1,100 定額サービスで可)
電源
 商用電源、または独立電源(DC12V)

警報の条件は、一例ですが、左画面のように設定できます(テスト公開環境では、設定画面には入れません)
TOP画面と、グラフ画面のみの公開となっております
これとは別に
 1.テストメール
 2.定時報告メール(いわゆる死活確認メール)
が、管理者とユーザに分けて配信設定できます

 農業向けに特化した機能を組み入れた、Agriバージョンを用意しました
  1.積算温度管理
  2.遠隔j操作機能
     手動 ON-OFF
     タイマー ON-OFF の2つを持ちます

接点は、警報条件と合わせ、最大6つの制御ができます
詳しくは、KYOTA Agri Ver 追加説明書にて
接点出力について
 無電圧接点で、5AMax(DC30V、又はAC250Vまで)
 ブラウザからTESTメニューより遠隔でON/OFF制御が可能です(スマホから、手動によるON/OFFが可能)

こちら(『KYOTA』)は、設置現地の計測値を遠隔地でリアルタイムに得ることが出来る仕組みです 
遠隔地でのご利用には、インターネット接続環境(Wi-Fi、あるいは携帯網接続ルータ―)が必要です
『KYOTA』には、計測値に閾値を設けて接点出力が可能です(インターネット環境があれば、Mail通知も可能)

他分野における接点出力の利活用(イメージ
  減災の視点で言えば、降雨量
  作業現場の視点で見れば、WBGT(熱指数)
  これら計測値、あるいは算出値に閾値を設けることで、警告の発報が可能になります
    
リアルタイム計測データ(Davisブリテン画面情報と同じ内容)の外部(遠隔)利用をご希望に方にも対応が可能です
気象情報の他情報と組み合わせたライブ配信などに活用いただけます

ハウス栽培を対象に
育成すべての自動化を目指すFAイメージのシステムではありません
最低の現地管理・・・ハウス内の温度によるサイドカーテンの開け閉めに特化したものです
降雨・強風ほか、センサの選択、あるいはスマホから開け閉めを制御できます
ハウスの状況は、遠隔でモニタ出来ます(Mailは標準機能、映像はカメラ設置をすれば可)
すなわち、管理のために常にハウスの傍にいなくてはいけないという、ここまでの常識を覆すものです
          終売  


以下ご紹介の高機能版は、携帯網サービスエリア内であれば、どこからでもスマホのみで管理・運用できます
活用には、それなりなネットワーク知識が必要になります(上図説明のご理解がいただける知識が必要)

エントリー版は、2023年12月受注をもって終売
2024年1月現在の製品リストは こちら
入口左が上記Davis+『KYOTA』
気象情報計測・保存、Web提供 潅水管理
入口右が、サイドカーテン自動開閉システム
ハウス内センサで自動、あるいはスマホから手動で
 巻取りモーター1個を制御する構成例 巻取りモーター4個を制御する構成例

製品構成
 ご注文をいただく時点で、設定シートに必要事項をご記入いただきます

 【エントリー版】 2023年12月末で終売となりました
 
 【高機能版】 こちらに一本化です 当所に設置してる装置は、この高機能版です
  こちらはネットワーク接続が必要になりますので、お客さまの環境による設定が別途必要になります
  実際に設置後は、スマホに専用アプリをインストールいただくことで、本システムにアクセスして機能を
  ご利用いただくことが出来ます
  お客様のネットワーク環境に合わせること、この点が、いわば個別の対応となります
  一度接続が確立すると、遠隔ですべての機能をご利用いただけます

スマホ・サポート
 専用アプリのダウンロードが上手くいかない・・・機種ごとにいろんな症状が出るケースがあるのも事実ですが、これはスマホに起因する問題で、いくつかのパターンに分類され、いずれも解決はできています
 もちろん何もなくすんなりセット/稼働できるケースもあります
 従来、Androidのみの対応でしたが、iPhoneにも対応します

機器構成
 こちらは設置なさるハウスの構造によって変化します
 あらかじめハウスの様子をお伺いして、機器構成の確認をさせていただいたうえで全体のお見積もりをご用意させていただきます
 増設器をご使用いただくことで、制御モーターの増設が出来ます(複数ハウスを同時制御可能)

導入をご検討の方は、具体的にお持ちのハウスの様子をお知らせください
機器構成案をご提示し、ご確認をいただいたうえで、お見積り申し上げます
世間の動きの通り、材料の値上がり、流通コストの上昇、納期の遅延など同様の問題は生じておりますが、なるべくお客様のご負担・ご迷惑にならないよう努めますので、よろしくお願いいたします


■降雨センサを追加したときの注意点
その目的にもよりますが、例えば「実」が雨に濡れると品質が下する(カビが発生する)とかいうケースには、降雨センサ情報を最優先する必要があります
この場合、「必ず開ける温度」の設定・・・ここが影響するケースがあります
システムは、この「必ず開ける温度」が最優先されています
降雨センサを最優先したい場合は、この設定温度は高めにセットします
(降雨があっても、この必ず開ける温度を超えた温度計測状態であれば、閉まらないことになりますので、この点に注意が必要です)

以下は、当所に設置した巻取りモーター2個を制御する高機能版システム例です 
 温湿度、気圧センサ(特製?「傘」付き) CO2センサがぶら下がっています 奥は、潅水制御用電磁バルブ
温湿度・気圧センサとCO2センサ設置の様子 土壌水分と土壌温度センサ設置の様子 


特製?のインスタントラーメンカップを使った日傘
当初使用していた自作の日傘です こちらは純正の日傘、自作から交換しました

 
 スマホで得られるリアルアイム計測値  無料サービスのAmbientを利用したグラフ表示


2024年1月の畑・ハウスの様子
上の2面は、ハウス内、下の2面は、ハウスの外(周囲)の畑で、全部で60坪あります
現在植わっているものはニンニク、これからの作付けを控え、土の養生中です
ティンバー農園アプリ リニューアル
専用アプリがリニューアルします
関係して、従来Androidにのみ対応だったものを、iPhone、Windowsにも対応します
リリースは間もなく・・・2024年リリース予定です
従来 KSWach・KSRoller・KSSet・KSUpdae と4本であったものを一本化
取扱説明書も1つにまとめ、アプリ内で読めるようになります
より使いやすくなります

取り組みスタート時に思ったこと色々
余談! 今回のスマホ利活用について
スマホって便利?
日頃、電話とショートメール以外に頼っていなかった(ガラケー以上に使っていなかった)私にとって、今回の取り組みは、ターニングポイントです
スマホひとつで、ひと通りのことができることを目的にしてみました(不慣れなことが続きました!)
いわば初めて、スマホをPCライクに使う取り組みです
この際ですが、出張時にPC持参が必要ないくらいまでスマホ使用環境が整備出来たらと考えています
同じOSでも別物
PC/Winイメージとは全く異なり、同じAndroidであっても、セットアップのやり方、場合によっては表記までも異なった機種があります
機種ごと、OSのバージョンごとに違うといってもいいくらいです
数機種ですが、この自動巻取り装置を使えるまでの準備をしてみての感想です(共通マニュアルの作成は無理かなと思います)
必要とされるサポート 
  まるで携帯電話ショップのサポートみたいなところが重要であることが分かりました
装置、あるいはアプリの使い方以前というか、それらが使えるだけのスマホ側の環境構築がポイントです
ブラウザの操作だけ、あるいはアプリ/PLAYストアからダウンロードすれば、すぐに目的が達成できるというイメージで捉えられると、これは厄介なものかもしれません
PCライクと思えば、それなりにですが、スマホの特徴をある程度理解していないと(例えば、ファイルマネージャー系アプリは入っていない、キャッシュが、Edge以上にしつこい等)、これまた厄介なものです
私は、後者のスマホの特徴の理解に欠けていました




制御器本体です
280 x 380 x 130 とコンパクト
こちらで採用しているサイドカーテンの自動開閉システム(自動巻き上げ装置)は、旧知の 北海道旭川市 ティンバーテック の製品です
ティンバー農園ということで、製品紹介がなされています
簡単に低コストでハウス管理をということで開発、製品化されたものです
スマホを最大限用することで、システムのローコスト化を図り、データ管理をより進めます
若い方に最適と思われるシステムです

ティンバー農園 自動開閉システム カタログ抜粋版 です
当社でその販売も行いますので、お気軽にお問い合わせください

以下、当社で用意した潅水システムの様子です
『KYOTA』は、携帯網接続ルーター(月額¥1,100 200Kbps使い放題/DDNSサービス付き)で、インターネットに接続されています
こちらの『KYOTA』は、先にご紹介した標準バージョンではなく、農業向けに特化したものです

接点制御を潅水目的に特化したもので、現状は左の画面にあるように、手動ON/OFFと、設定で指定したタイマ動作ですが、プログラムの対応で1日3回の60分の潅水、というような設定もできます

もちろん、スマホで指示(タッチ操作)できます


表示について
   接点OPEN時:HIGH  CLOSE時:LOW です
一定量で良ければ、市販のタイマを使ったものも安価でいいですね

4台の安価なWebカメラを設置
ネットワークは、サイドカーテン制御システム同様、Wi-Fiでの接続です(カメラへは電源供給のみ)
この映像は、NVRのモニタ画面で、同じものをスマホからも見ることが出来ます
サイドカーテンの開き具合も目視でチェックできます
縁の歪みは気になりますが、解像度は高く、スマホの拡大機能で、生育状態のチェックにも十分です
余談ですが、緑に見えるシートは、防草シートです
この耕作地全体で、おおよそ60坪(二畝/ふたせ)あります


現実のお話として、現状の農業で収入アップを図るということは大変なことと思います
もちろん方法はあるとは思いますが、私共の考える増収策は、今の農作業から新たに使える時間を生み出し、その時間を使って別な方法で収入を得る作戦です
実際、この実験用ハウスを設置してみて、完成間近に見学にお見えになった2名は、まさにこの考え方の方でした 
偶然かもしれませんが、いずれもイチゴ栽培のハウスへの導入でした
その場(園地)にいなくてもできる管理方法が確立できれば、昨今のリモートでの仕事スタイルに合った営農ができると確信します
このことで農業継承、就農というか農業に興味を持つ若い方が増えると確信します      

2021年暮れの畑の様子 今年の年末年始は寒い!
露地は、ニンニクや玉ねぎを植え付け、ビニルハウスの中は葉物野菜が収穫時です
隣地が売りに出され、結果として田んぼが11軒の住宅となります
地上げ、整地が行われました(2022.02)
ハウスの目の前まで住宅地が迫った感がありますが、目の前は駐車スペースで、たちまちの日当たりには大きな影響は無いように思われます(その奥に建物が建つ)
1区画100坪・・・さすが、市街化調整区域です
時節を間違うくらい、ハウス内の野菜は元気です
作付けの遅れた大根が、今が旬とばかり立派に育っています
水菜と大根、路地とハウス内の違いが明確に・・・上写真は、2月下旬の様子です
サイドカーテンが少し開いています
外気温は6℃くらいですが、ハウス内は20℃あります
ハウスの作付けで冬を迎えたのは、今回が初めて・・・外気温ですが、今年は例年以上に寒く、最低気温が−3℃になる日も複数回ありましたが、ハウス内の土壌温度は8〜10℃と安定しています
    
夏場を迎えるにあたり、立ち水栓を3ヵ所増設しました(ハウス内1ヵ所、露地部に2ヵ所)

タイマ式潅水方式で水やりを・・・
水やりの省力化です、今のままでは1日2回の水やりが必要そうで・・・

水源は井戸…一番無難と思われる井戸水です
野菜を育てて一番の苦労は、水やり…この点は、クリアです

今年は、玉ねぎが豊作…多分ですが、2000玉以上の収穫です
収穫時をずらすため早生と分けています
ニンニクも良い感じです
玉ねぎの収穫の後はスイカかな・・・・ 
野菜の育成は、外部委託?3チームにお任せをして、私は庭の草取り専業です
 2023.04
目指す実現に向けて Q&A
Q.実物を実際に見てみたい
A. 見学会、実地検分、歓迎します
その場合、当所(当社)にお見えください
ここから歩いて70m位先に、実験用ビニルハウスがあります
基本、いつでもいいのですが(社に居れば対応OKです)、ぜひ日時についてはご予約ください 
いただいた方法で、ご返事させていただきます
   電話  086−275−5000  日曜を除く AM9時〜PM5時
   FAX  0120−545000  フリーダイヤル もしくは、086−275−8898へ
   メール  seiden@po.harenet.ne.jp  お手数ですが@を半角の@に直してメールください
  現地見学、実地検分について、土日・祭日も対応します(必ずご予約ください) 
Q.ハウスが人家から離れた場所で、電源がない
   A. 電動化、自動化には電源は欠かせません
商用電源が引けない場合は、ソーラーパネルを使った独立電源のご提案をいたします
負荷の規模、日照条件などにより、個別の対応になりますのでお問い合わせください
Q.ハウス(近く)に、インターネットの接続環境がない
A. 見通せるところまでインフラが来ていると、例えば無線ブリッジの利用で、インフラを延長できます
  どうしても届かない場合、携帯網の利用が考えられますが、キャリアのサービスエリア内が対象です
  高機能版でなく、エントリー版でしたら、インターネット接続の必要はありません
Q.せっかく開閉器センサで計測しているデータがあるので、これを他に応用出来ないか
A. まさしくその通りで、何か設備を設置するたびに、センサのついた制御盤を購入・設置するのでは、あまりにもコスパが良くありません
スタートは、一般的なビニルハウスの開閉制御ですが、この先例えば換気扇の制御とか、潅水用電磁バルブの制御などが可能になる方向を意識して取り組んでいます
データに紐付けされた、一元化された運用(営農)・・・ここを目指しています
Q.光合成促進のためのCO2、大気から必要な量が得られないか(圧縮できないか)    
  温暖化対策の進む中、わざわざCO2を作ってまで供給というのも抵抗があります
広くお知恵を拝借したい一番のテーマです
環境面から見た今後の農業
  CO2削減対策
     産業別に目標を設定・・・農林業といえども例外ではありませんね
     例えば、ハウス全体の暖房から、効率的なヒーティングに移行できれば、CO2対策にも!?
     もちろんヒーティングの効率を上げれば、それだけ燃料消費が減少、コスト減に通じます
     センシングシステムが確立できれば、いままで出来なかった色々な取り組みが可能になるでしょう

  土壌の塩分化
     ハウス(水耕栽培に近いもの)には、無縁かも知れませんが、露地栽培の場合
     肥料(窒素)のやり過ぎは、結果として土壌を塩分化させてしまいます
     昨今、原産地がダメになった・・・と言う理由のほとんどが、この問題だと聞いています
     いかに少ない施肥で、効率的に吸収してもらうか、肥料と手間の両方の削減の可能性が見えます
     同時に、環境に配慮した農業、という「ラベル」が貼れるでしょう

コラボレーション
こちらは、必ずしも遠隔でと言うことではありませんが、広い範囲(複数の府県)にわたる地域の特産品をブランド化しようという試みです
海外の1農家は、国内とは比較にならない規模で、1軒の農家だけでブランドとなり得ますが、残念ながら日本の場合、とてもそうはいきません
そこで、地域を挙げて、すなわち複数の農家でまとまることで、ブランド化して対抗できるように・・・です
京都宇治市周辺にて進行中の『UMEプロジェクト』  宇治茶ブランド拡大協議会
         
地元プロバイダ 『晴れの国ネット』 と協業をスタート (2021.04)
 ← こちらで詳細をご紹介中!

http://www.harenet.ad.jp/

https://www.instagram.com/harenokuninet/
https://www.facebook.com/harenokuninet
      

考え方色々

例えば歴史を源に差別化を
歴史ある栽培方法を現在も継承している、などがポイントというか差別化につながることになるでしょう
一方で、後継者不足など、担い手/労働力の減少をどうカバーするか、ということが現実的な問題になっているように思われます
作業を整理して、人手に頼らないといけないことと(人の手でしかできないこと)、機械化、あるいはITの活用でカバーできることに区分けして考えることが継続・継承のために必要不可欠なことと考えられます

今の農水省の補助金
農水省に限らず多くの補助金が、新しい取り組み、それもITを活用したものが、対象とされています
こうなると、皆が同じスタートラインに立った話であって、歴史や文化を付加価値にとらえる例えばブランド化への動きについては、補助の対象にならないということでしょう

世界遺産などの動きを見ると、いかに歴史や文化を大事にしているか、継承しているかが、認定のポイントになっています
先の農水省の補助金の考え方とは大きく異なると思います
ブランド化に向けては、歴史/文化をモノサシ(基準)にして
・効率優先で、捨てて良いこと
・効率では語れない、捨てられないこと
例えば、このように作業を見直すことが必要ではないかと考えます

目先の担い手不足から、あるいは補助金に目が向いて、効率優先だけを目的にすると、一番大事なものを無くす、すなわち商品としての価値を落としてしまうことにつながると懸念されます
一般論ですが、付加価値とは手間がかかって得られるものです
また、安易な効率優先策の結果として、価格競争に巻き込まれるというケースも少なからず見受けられます

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