会社概要

有限会社青電舎(せいでんしゃ)
本  店 〒703−8207  岡山県岡山市中区祇園433番地の6 
               2009/04/01 政府政令都市に移行(全国18番目)
(086)275−5000    FAX 086−275−8898
設  立 昭和55年(1980年)4月4日
資 本 金 4,100千円
会計期間 毎年7月1日から翌年6月30日までの1カ年
代表取締役 堀  潤 也
株主  2名
常勤役員  1名
常勤従事者数  2名
関連会社 中国ヘルスケアシステム株式会社
出資先 岡山エフエム放送株式会社(JFN系県域FM放送局)
指名業者(債権者)
登録
岡山県 ほか、お客さまのご要望に応じて手続き
(岡山市に関しましては、H23年以降登録を取りやめました)
会 員 財団法人 全国陸上無線協会 中国支部
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会
財団法人 岡山県産業振興財団
岡山商工会議所
2023/08現在

 

昭和53年(1978年)の創業以来、電子パーツの卸、無線機器修理/販売、PC(情報関連機器)関係の販売、ソフト開発、業種別パッケージソフト販売(システム販売)と、ソリューション要素はあるものの、物販中心に事業を展開(商売規模のピークは、事業所3箇所・人員十数名で年商4億円弱)
商材の一般化に伴い、量販店のシェア拡大という商売環境の変化により、専門店という業態では商売はやっていけないと判断し、小売りから撤退し独自の商材によるビジネスに転換を図る
この転換に数年の時間を要すが、思い切って店舗を手放し(什器・在庫は全て処分/捨てた! 大赤字を計上)平成15年9月より現在の形態・・・ものづくり、エンジニアリング、ユースウェアを中心に独自の製品(人材)で事業を進める(本格的な事業再生に取り組む)
ビジネスの独自色を高めるには結局は「ものづくり」に
ありそうで無かったよなぁ・・・て言われる商品を出すことを生き甲斐に、主に無線屋さんを実践
いつかはメーカーって言われる日が来るかも!?
販売(営業)は、インターネットとヒューマンネットワークを活用
現在では、職業分類は『製造業』としています
過去5年間の年間売上実績と、当年度計画
決算年月 売上金額 常勤者数 備    考
平成30年6月決算 4261万円 2名 少し売上げ回復しましたが、大型案件には恵まれませんでした
その分、時間も取れオリジナル商材の開発に向けた動きを加速することができました
令和元年6月決算  5554万円  2名 大型開発案件があり、業績がUPしました
売上部門3本柱(獣害対策・気象・無線)は、堅実に推移
令和2年6月決算 13034万円   2名 第41期決算です
受託開発製造案件が売り上げ持ち上げました
新型コロナウイルス登場までは順調だった業績ですが、6月以降は影響を受けていると言わざるを得ません
令和3年6月決算 2884万円 2名  第42期決算
元に戻った以上に売り上げが大きく低下
コロナ禍・・・営業というか告知活動には制限が多かった1年でした
それでも、雑収入が多かったため、最終損益はプラスでした
新製品(商材)開発に向けた仕込みは色々行っています
令和4年6月決算 3603万円  2名 第43期決算
当初の予算計画を12.5%位上乗せできました
対前年比ですと25%位の上乗せです
新たに取り組んだ『獣害対策ロボット』の開発費が大きい支出でした
令和5年6月決算 4868万円  2名 第44期決算
受託開発製造案件が複数あり、対前年35%増となり、当初の年度計画より13%増という結果でした
営業・経常利益ともにプラスでした
当年度計画 4300万円 2名 定番商品のみならず、新しい技術を使った製品化を目指すことは常です
獣害対策ロボット』の実証、この技術を使った製品化などに努めます
その一つは、AI画像物体検知装置を使用した「無人監視システム


営業経歴(抜粋)書
 営業日誌もご参考に
昭和53年 7月 堀潤也 が岡山市祇園433番地の6 にて個人創業
昭和55年 4月 資本金200万円にて 堀潤也 が岡山市祇園433番地の6 にて設立
昭和57年 9月 資本金2000万円に増資
昭和57年10月 岡山市白石西新町13−108に 「西岡山店」を出店
昭和61年 5月 資本金3000万円に増資
昭和61年 9月 ソフトウェア・サービス部門の独立を目指して
岡山市浜3丁目 RSKメディアコム 3F OAセンターに「ソフト工房」を出店

3事業所 11名体制 年商は4億円弱
昭和62年 9月 売り場面積・駐車事情等から本店の営業を停止、西岡山店に店頭を一本化(本店は、会社登記場所として残す)
平成 2年 7月 ソフト工房」 人員・内容を一新 女性スタッフの感性と実行力にその運営を一任
セミナー・指導・コンサルティングを中心とした、ユースウェア中心の運営を図る
平成 5年 9月 「ソフト工房」 機能の充実とスタッフ増員のため TEREPORT岡山(CONVEX岡山)1Fに移転、業務の拡大を目指す
平成 7年 3月 ソフト工房」 を青電舎店頭に併設(インショップ形式)
ハード・ソフト・ユースウェアなどパソコン利用の全てのサービスが1箇所で提供できるよう、また効率の向上を目指す
パソコンの業務シーンでの活躍を願って、営業は外販比率を高める
店頭は、体験・セミナーの場として、サービスの提供場所と位置づける
人員9名の体制で、年商は3億円強
平成 8年 5月 店頭から、アマチュア無線部門を撤収(店頭でのアマチュア無線関係の在庫販売を取りやめ、業務・特定小電力など免許の不要なもの、あるいは設計・代行申請を伴う無線機は、従来通りいえそれ以上に取り扱い)パソコン部門も、よりユースウェア指向を強め、店頭でのハード売上依存の体質からの転換を図る
マニア層から、業務目的に利用する層(SOHO市場)への顧客の見直しと合わせ、外部の協力会社(主にソフト開発会社と外販系の販売店)との連携を強化し、スモールビジネス市場での提案・サポート業務に活路を求める
また、常勤社員100%の仕事体制から、外部スタッフとの共存体制に、方向転換を図る
人員7名体制で、まだ年商3億円をキープ(但し物売り中心で、収支は赤字転落)
平成 9年10月 資本金4100万円に増資
JFNグループ34番目のFM放送局 エフエム岡山(岡山エフエム放送株式会社)の設立に参加・出資(0.5%)
人員6名体制
平成10年度 システム的には、スタンドアローンから、WinNTサーバー & 5〜10クライアント程度のネットワークシステム  もちろん、軽〜いDOSも大好き!!
職種的には、中・高等学校(学校事務&情報教育)、小規模事業所・中小企業(定型業務&独自業務)分野を得意として展開を図る
人員4名体制に
平成11年度 学校関連・・・特に、県の学校予算の影響と、大手メーカーの直接的な販売介入に地場の小規模販売店の限界を感じ、ますます販売からユースウェアに比重を移す
一般小売り(浮動票)については、もう全国系量販店の市場になってしまった
ネットワークのますますの普及で、無線LAN、Webの活用・・・ASPなどに自社の得意で飯を食うことに注力
平成13年度 ○無線機屋に特化
インターネット普及で、ラストワンマイル問題の解決に無線が貢献
また、いくら携帯電話が普及しても無線の同報能力には勝てないことから業務用を中心に普及に努める
○自然エネルギー応用技術を駆使したビジネス
単なる発電にとどまらず、防災など危機管理、環境計測や監視業務の独立電源システムであったり、そのシステム全体(センサー技術〜記録〜データ分析まで)であったり、あるいはそれらの具現化のための設置工事まで手がける
  1.各種センサー(画像を含む)
  1.データロガー
  1.電源
  1.データ通信
平成15年度 事業再生を本格スタート

前年後半より、数字の上でもエンジニアリング事業が中心になってきた
  1.画像監視・配信(画像サーバー、DVRなど)
  1.無線ブリッジによるインフラ整備
  1.独立電源設備
当社Webも
  1.エンジニアリング事業
  1.PCサポート事業
  1.無線事業
このように少し整理(2003/02)

店舗という形がかえって負担になることもあって、西岡山店から祇園(本店)へ戻る計画を検討
平成14年度後半から、緊急雇用制度を受けて、2名の県事業所への派遣社員が増える
8月末をもって、小売りの形態であった西岡山店を閉鎖
9月1日より本店の地で業務をスタート(十数年ぶりの本店稼働!)
Webサーバーも社内に移設(ここまでは自宅に設置)
身軽なオペレーションが可能になる
広いところから狭いところへの移転で、当分混乱が続きそう・・・
10月より緊急雇用対策の2名を前年同様に県の事業所に派遣することに
15年年末〜16年年始にかけて、狭い本店スペースだけで商売ができるように全てを整理、西岡山店(40坪x2F)に残っていたほとんどのモノ(在庫)をゴミに(什器を含めトラック7台分)
オンリーワンビジネス(No2では飯が食えない、すなわち競合のないビジネス!)
一度会社を潰したような商売形態の変化に、その内容もほぼ決まってきたような感がある
平成16年の賀状にも書いたが、ほぼ5つの柱が全国区で立ちつつある(いずれもマイナーと言えば、超マイナーかも!?)
◆獣害対策(サルほか)
◆気象観測関係(装置)
◆遠隔画像モニタ(メインは、工場・設備など現場向け)
◆無線タグ(アクティブ型:大手キャリアさん、ゼネコンさん向けが多い)
◆独立電源(ソーラー・・風力・水力)
1社でこれだけ揃う競合先がないと言えば、そうかも!?
今となっては貴重とも言える?アナログ技術で頑張っていくことに!!
PS:電源とワイヤー(コード)レス・・・ これら便利について必須と思われる部分は、全てアナログ技術であり、アナログ技術は古い技術ではなく、古くからある技術
平成16年度 ビジネスのキーワードは、「コラボレーション」
主たる商材は、
 ▼無線タグ(飛距離の出るActiveRFID中心)
 ▼気象観測装置(Davis社の製品中心)
 ▼画像サーバー(遠隔監視/場内監視)
 ▼サル接近警戒システム(猿人善快/本年度受注目標50基)
 ▼上記機器の情報をASPサーバーまで送るインフラ装置(パケット通信網)
 ▼無線ブリッジ
いずれもが独自性の強いもので、マイナーなマーケット狙いではありますが、全国区のビジネスを目指す
平成17年度 オリジナル商品が一品増
ICOM(東証1部上場の無線機器メーカー)とのコラボレーションで、緊急放送システムを開発、期が始まったばかりの8月に最初の事例としてエンドユーザーに納入(某市全72小学校 親機72台、子機1500台規模)
全国的にも引き合いが多く、また学校における不審者対策/安全対応以外にも、プレイランド、イベント会場、ショッピングモールなど人の集まるところでの迷子案内、緊急避難誘導、そして工場・作業現場等における二次災害防止にも有効という評価をいただく(最終的には、子機2000台を超える)
平成18年度 相変わらず一本釣りのビジネスが中心に
気象関係(研究、現場、農業向け) 無線関係(タグ、受信機、無線機、無線LAN) などに独自の商品を開発  既製品とのコラボレーションで、新たなマーケットの開拓に邁進
今年度、新たな商品の導入(開発)
 ▼遠隔気象観測システム
   独立電源採用、インフラは携帯モデム、ASPサービスにより計測結果を
   Mail配信    欲しいところで気象データの観測を
 ▼盗撮器発見器
   ICOMと特許共同出願
   受信機ソリューションのひとつとして
平成19年度 新たなオリジナル商品の導入
 ▼行動域調査用システム
   サル接近警戒システムの次世代バージョン
    (特許取得 特許第4070747号)
   テレメトリ発信器の開発(特定実験局で運用を開始 H19.10)
 ▼遠隔農業支援システム
   その取り組みの第一弾として
   Davis気象観測装置用マルチロガーを開発、販売を開始(H19.12)
 ▼ActiveTAG支援システム
   手が回りませんでしたが、上記マルチロガー、下記無線式データ収集システム
   の技術が応用できることは間違いない
平成20年度 新たな商品開発を計画
 ▼アニマル・マーカーとしてテレメトリ発信器
   関連して=猿人善快=用エンジン 市販受信機用デコーダーアダプタ

  → 電波法の改正により、以下の製品の投入(2009/03を予定)
       2008年8月改正電波法対応発信器
       受信システム『次世代猿人善快』(暫定版出荷開始 2009.01)
       誤報防止機能、ロガー機能、Mail通知機能など有します

 ▼花卉・園芸農家向けに温湿度、土壌情報、気象観測が一体で行える
  無線式計測記録装置
   
  → センサ情報収集システム『Beeeシリーズ』
       2008年7月16〜18日
       『農業・園芸生産技術展2008』に出展 正式デビュー

『Beeeシリーズ』については、本格市場投入(2008.09より)
農業の工業的生産管理、あるいは複合した原因で生じる生育問題の解決に向けた研究など、活躍の場が増えつつある

アニマル・マーカー関連は、準備できたものから市場に投入
発信器も、かろうじて世間さまの会計年度内に第一陣の出荷が出来そう・・・
平成21年度 >  アニマル・マーカー関連は、準備できたものから市場に投入
> 発信器ユニット以外にも、電池問題ほか、多くの障害?を乗り越えて・・・

最後は、リチウム電池の危険物扱い・・・密閉使用が問題になり、調達からやり直しに
結果、製品としての発売開始が7月にずれ込むことに
お客さまにはご迷惑をおかけするし、当社20年度売上には全く貢献してくれないし・・・現実は厳しい!
今年度は、製品のライアンアップ強化と関連製品の充実を目指す
当社の基本は、やはり無線屋さんのようだ!?
平成22〜23年度  良い悪いは別にして、商売は、それなりに落ち着いた
独自色を出し続けることが、商売を落ち着かせることになることを実感する
独自製品の開発、商品化の努力を続ける
そのためにも外(ユーザになっていただけるであろうところ)に出かけることは欠かせない
マーケットの開発と製品の開発が同時進行した2年だった

ICOMと共同で手続きした特許が認められました
盗聴・盗撮器発見装置、盗聴・盗撮器発見方法及びプログラム(特許第4860550号)

自社オリジナル製品(オリジナル製品を含むシステム)の比率が、商いの半分を超えました
平成24年度 目標通り、オリジナル商品のラインアップを増やすことが出来ました
WEB_TOPページも、ほとんどがオリジナル商品の紹介になりました
関係して、コラボ先も増え、商売の巾が増えた1年でした
平成25年度 良くも悪くもビジネスの内容が安定してきました
オリジナル商品を持つことが、間違いなく功を奏しています
ある意味、自由が利いて良いです!
平成26年度〜 計測系、単純な接点送信などを中心に、無線化を進めています
今の時代ワイヤレスは当たり前・・・でも無線という意識は意外と低い!?
その点、イナカこそが、無線の活躍できるフィールドです
現場で使いやすいシステム、あるいはランニングコストのかからない手段の提供を目指しています(携帯電話網が全てではありません)
今の時代を生き残るためにも、独自性の高いビジネスは必要不可欠
独自商品の開発にも合わせて、Webサービスに展開も出来るようマイクロ・サーバ系にも注力しています(マイコン+ボードPC等)
委託による試作/商品開発も、得意分野の中で行っています
令和2年6月 減資しました(4,100万円 => 410万円)
株主も10名から2名に
会社を継続(持続)できる形に持っていくことを目的としています
令和2年度 実験/デモ用に農業用ハウスを建てました
常にその場にいなくても良い農業スタイルの確率が目的です(食料自給率の向上も!)
旧技適PHSの使用期限到来を前に、デモを兼ねて自社の電話システムを一新してIP化しました(すべて自分の手で行いました)
令和3年度 コロナ禍とはいえ、少し積極的に打って出ることをしたいと思っています
そのためにも話題作り・・・新商材(新商品)の準備は欠かせません
結果として、当初目標3200万円を上回る3603万円を売上げました
縁あって取り組みをスタートした『獣害対策ロボット』の実用化に向けて、告知・実証実験を含め注力しています
令和4年度 当年度内には『獣害対策ロボット』の実売が出来ることを目標にしています
展示会へも積極参加したいと考えています
令和5年度 獣害対策関連、気象計測関連に加え、『獣害対策ロボット』技術を使った次なる製品化を目指します
その一つは、AI画像物体検知装置を使用した「無人監視システム