気象TOP VantagePro2 US YOUNG 気象衛星 NOAA
 
気象情報(センサ)を活用したソリューション
遠隔農業(通勤農業)

若い専業農家を地元に育てるには無理があるでしょう
子育てほか、社会インフラが整わないところでの生活を、若者に押しつけるわけにはいきません
そこで考えられるのは通いの農業です
 ■農業分野:
 なかなか難しいジャンルかと思います。
 立ち位置、立つ人によって、全く異なるお話しも出かねません。
 最近は、ISO導入(グローバル化)以来、目先のことで判断する例が著しく増加しています。
 私のような田舎者が現状を見ると、中山間地域の活性化というか地域の保全のためには、若い人の農林業従事者(就業者)が増える必要があると思います。
 都会の人は、当たり前に蛇口をひねれば水が得られていますし、漁業者も沿岸で海苔や魚の養殖が出来ていますが、これらは全て山(中山間地域)からの水/ミネラルに依存をしています。
 その山や田んぼの保全をしているのは、農水省や国交省のお役人たちではなく、地域にお住まいの、今は年老いた老人たちです。
 従来出来ていたことで、高齢化などにより出来なくなったことを、ちょっとアシストする、このレベルのIT化が望まれます。
 これが出来れば、厚労省から予算も出ても(予算を出せって言っても)不思議はない・・・老健施設は不要で、健康的な老人がいっぱい増えます。
 体が動かなくなって農林業の営みを止める・・・中山間地域の保全も、自身の生きる目的(生き甲斐)も無くしてしまいます。
 その一方で、田舎に通う若者をどうやって増やすか、これぞIT化によって、圃場のすぐ側で生活しなくてもやっているける方策の提案に他ならないと思います。

 獣害対策をはじめ、いつも田舎の応援団でありたいと思っています。
 
 1.檻・罠用発信器
 2.野猿接近警戒システム
 3.接点送信システム(状態の通知)
 4.音声通知システム(温室の天窓の開け忘れ通知など)
 5.無線による集落・戸別放送
                                      etc

以下、こちらでご紹介するシステムは、農業の自動化を目指すものではありません
FA化を目指すITの活用・・・とは、少し異なります
あくまで主役は、そこに暮らす「人」です
常に園地に居ないと出来ない農業から、通いの農業へ、すなわち日頃の生活場所から離れたところにある園地の管理補助具としてご提案するものです
このような手段があることで、病院へも行けない、旅行などはもってのほか、みたいな農業イメージからの転換を目指すものです
奥さんお子さんは、普段に町の生活ができ、ご主人(地元の跡取りさんかもしれませんね)が園地に通勤する…言わばこのイメージです
 ワイヤレス式の観測装置が使用すれば、活用シーンは大幅に広がるでしょう
気象観測ステーションを置く近くに電源がなくてもOK!ということになります

遠隔気象/ポイント気象計測を行い、計測値を監視、閾値を超えると警報の発報
 災害復旧工事現場、工場・作業現場や園地の様子を遠隔で監視でき、現地には警報をあげることが出来ます

露地栽培などにおいては
風況・気温・日射量・露点温度に多くのニーズ
データとして、計測値は記録されますから
例えば1日の平均気温を算出し積算温度を管理
Excelなどで簡単に算出・管理できます
気候変化の大きい中での育成管理には必須かと
KYOTA
KYOTA 説明書(1.8Mb)を用意しました   
システム全体のイメージは、こちら
上の絵の元ネタは、こちら

※2020.02.15以降 KYOTAデモサイト(岡山市中区祇園の気象)は、推奨する携帯網接続ルータに接続された環境で運用しています(Docomoが通じれば、通信費は月額\1,100/税込で同様に開設できます 残るは、電源の確保です)

まずもって、スマホ1台で完結します
常に確認の必要はなく、通知メールが入ることから直接アクセスし、現況あるいはグラフで経緯が確認できます
警報(警告)対象は、「屋外気温(以上)」「屋外気温(以下)」「降り始めからの雨量」「最大風速」「平均風速(10分平均)」「WBGT(熱指数)」「露点温度(屋外)」「露点温度(屋内)」の8計測項目で、接点出力は最大6接点の中で運用いただけます
接点出力は、閾値判断以外にスマホ側からも操作できますので、遠隔でなにか現地に設置してある装置を動かすことが出来ます
Davis気象ステーションVantagePro2シリーズ+『KYOTA』+インターネット接続ルータを目的の場所(ポイント)に設置することで、離れたところでスマホを使って、現地の気象情報をリアルタイムに活用することが出来ます

   
 Davi気象観測装置
 ワイヤレス版が国内で使用できるようになれば、土中温度/水分センサ・木の葉湿り気センサの利用、あるいは多点での温湿度計測が可能になります
 農業向けに、本来の機能が全て活かせるようになります(元々農業向けに出てきた商品)
 電波利用について、国内適法版(日本仕様、型式最後にjpが付きます)のご用意が出来ました
 当面、本体関係とリーフアンドソイルモイスチャー/温度ステーション#6345jpの国内適法版のご用意となります
   
以前、つい勢いで、こんなものまで作っていました・・
中身の想像がつきますか? 

このメタリック調のカバーは一体何者!?
(今回の目的に適したものを探すのに苦労しました)
中身をご覧に入れます
(フタを外して撮影しました)

気象観測装置(風力センサ、百葉箱は外部)
と、
カメラ、そして独立電源(ソーラーパネルは外部)

気象は、1時間に1回のデータロギング
映像は、1日1回のロギング(降雪の有無チェック)
この動作・・・100日以上の連続稼働を目標に

フタの厚さまで当てにして大きな容量のバッテリを内蔵
(重たい!です、伴って取付金具は丈夫なもので!)

必要な小細工(ノウハウ)を、色々と内蔵しています
 
   
実際には、このように設置されています・・・お客さまのご厚意により写真をご覧に入れます
(基礎が固まるまでの補助具も、一緒に写っていますね ソーラー架台は、Good Idea!です、感心!!)
こちらの園地・・・完全にオフライン・・・商用電源もありません
カメラの目的は降雪の確認です(簡単なと言うか、一般的な気象観測装置では、降雪が確認できません レーザーか何かで観測しなくては・・・)
1日1枚、定時に撮影した画像を約120枚(120日)保存します
気象データは、30分ごとの計測/記録で、108日間保持できるロガーを内蔵です
これ以上の容量(写真枚数、記録インターバルの短縮化、あるいは長期間化など)を希望される場合は、別途ftpサーバー機能と、データロガー機能を持たせたオリジナル・マルチロガーをご提供いたします
このマルチ・ロガーを置いていただきますと、インターネット環境の利用が可能になります
リアルタイムに情報収集、Mail通知など可能なシステム構築が見えてきます
この場合、必要な電力を供給するための独立電源(ソーラーパネル+バッテリの組み合わせ)の設計・製作をリーズナブルな価格でお引き受けします

数年間の経験を商品という形にしてみました・・・
ここまで、数年間かけてやってきたことを、これまた1年という時間をかけてひとつの形にしました
そのニューフェイス(Beeeシリーズ)を中心に、改めて絵にしたものです
シンプルな構造の上、無線化/ソーラーパネルの使用により、設置の自在性を大幅に改善しました
上段の絵と比べてみてください シンプルに機能を詰め込みました
ここではDavis気象観測装置はオプションの位置で、メインはハウス内の環境測定です
園地(の近く)にノートPC等は不要です(ソーラー電源を採用すれば、商用電源も不要です)
拡張機能としてセンサ・ステーション側で外部制御も可能ですが、こちらは個別対応といたします
   
 

 農業分野に特化した運用イメージです

コラボレーション
こちらは、必ずしも遠隔と言うことではありませんが、広い範囲(複数の府県)にわたる地域の特産品をブランド化しようという試みです
海外の1農家は、国内とは比較にならない規模で、1軒の農家だけでブランドとなり得ますが、残念ながら日本の場合、とてもそうはいきません
そこで、地域を挙げて、すなわち複数の農家でまとまることで、ブランド化して対抗できるように・・・です
京都宇治市周辺にて進行中の『UMEプロジェクト』  宇治茶ブランド拡大協議会


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 青電舎:担当 堀
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      FAXは、0120−545000
      〒703−8207 岡山県岡山市中区祇園433−6
仕様・記載内容は、お断り無く変更することがございますのでご了承下さい