営業日誌 2016
営業中(仕事中)に経験したことの中から、ネタを拾ってご紹介します
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▼429MHz特小 LoRaモード搭載Modem  (2016.12)
今、世間を賑わしているLoRaモード通信
電力消費が少なく、良く飛ぶ・・・IoTに欠かせない通信手段とかいう触れ込みかと思います

ここに至るまでには、Zigbee、Z-Waveあるいはemberなども出ては来ましたが、その後コンソーシアム、アライアンスはどうなったのでしょう
いずれも、低消費電力で遠くまで情報を飛ばそうとするものです

LoRaモード通信の採用
一般に920MHz帯を使用したものが多いと思います(LoRaWANなど)
こちらは、429MHzを使用するもので、周波数が低い分、障害物の影響が少なく、その飛距離が期待されます
2値FSKのシリアル通信と、LoRaモードで接点情報の送受、この2つのモードを有したModemとして登場予定のものです
山の中で、電気を食わずに遠くまで情報が飛ぶ・・・イナカ者の私には興味が「大」、ということで、まだ製品になっていない状態のユニットを拝借して、フィールド実験をスタートすることにしました

個人的には、LoRaモードでのデータ通信は、厳しそうに見ています(低速と言うことで、通信時間が長い=>電波を占有する時間が長い)
何についても言えることですが、そのものに適した利用先を開拓する必要があります

写真は、評価ボード上にセットした状態で撮したものです
▼野猿接近警戒システム『猿人善快v2』受注停止のご案内を掲載 (2016.12)
まだこの先丸1年ありますが、予算確保など場合によっては問題になりそうですので、あらかじめご案内をさせていただきます
大きな理由は、制御エンジンOS-KUに使用しているCPUボードの生産終了という案内があったことです
実際のところ、旧型アナログ発信器(ATS社に代表される輸入品)の稼働は、ほとんど無くなってきたという実体があります
旧型発信器と、現在のデジタル発信器の両方に対応する装置のニーズは、一部地域を除いて、ほぼ無くなってきています
制御エンジンの搭載のない初期モデルを、デジタル発信器に対応させようとした場合、このOS-KUは必須です
もし、このような方がいらっしゃいましたら、2017年中(12月末まで)に、ご発注がいただけますよう、手配方よろしくお願いいたします。
初代 『猿人善快』 タイマ無し 初代 『猿人善快』 タイマ有り 2代目 『猿人善快v2』
初代 『猿人善快』を、二代目 『猿人善快v2』にバージョンアップできますが、受付は2017年12月末で終了
【告知】
猿人善快ワンストップ入り口  http://www.seidensha-ltd.co.jp/~seiden/enjinzenkai.html
猿害対策 TOPページ     http://www.seidensha-ltd.co.jp/~seiden/saruhasaru.html
第二世代・・・輸入品であった旧型アナログ発信器にも対応し、現在のデジタル発信器にも対応する、言わば二刀流の接近警戒システム 『猿人善快v2』につきましては、その役目を終えたと言うことで、2017年12月末の受注をもって販売を終了させていただきます
伴いまして、制御エンジンを搭載しない初期モデルから、この猿人善快v2へのバージョンアップ・サービスも終了となります(2016.12)

『猿人善快v3』
デジタル発信器を対象にした本モデルは、変わらずそのまま継続させていただきます(現行商品)
 
▼ひよこ育成コンテナの温度管理 (2016.12)

負荷全体で1500W(AC100V 15A)まで
これを超える場合は、継電器等使用します
ATmegaアプリケーションです

ひよこ育成コンテナの、冬場の温度管理について
コンテナ内温度が、25°より下がったらエアコンをON 30℃を超えたら、エアコンをOFF
外気温が、2℃より下がったら補助ヒーター(ランプ!)をON 3℃を超えたら、補助ヒーターOFF
このような、ちょっと欲張った?管理を自動化できないかと言うことで試作したものです
2つの温度センサに対し、2つの出力コンセントを用意、という構成です
安価な温度センサを使って、A/Dコンバータで受ける・・・今回は、簡単な方法で仕上げました
本格的センサを使用するなら、センサ間とは通信で、となります(もちろんATmegaで対応可能)
この場合、ハード/ソフト共に、少々複雑になります
極めてコンパクト・・・1PVAタップのサイズと、比較してみて下さい
後ろに見える白の丸いケースの中に、温度センサを収納しました
ハード、ソフト そのいずれもを十分に活用して、安価に仕組みを構築することが楽しみであり、得意なことです
凝った回路(ハード)設計はしない、特殊な部品は使用しない(汎用品だけで構成する)、これが故障も少なく、長く機能を提供できる(保守が長く続けられる)秘訣と信じています
▼ATmega/AVR 活用  (2016.12)

普通(幅狭)の28Pです

個別対応は、ついアリものの基板を使って!?
安価で優秀なマイコン  Atmel ATmega を使って、色々な実用品を作っています
無線機(トランシーバ)を使った制御ものもそうですし、各種センサ情報を処理して警報を上げる、あるいは制御する仕組みなども、このものを大いに活用しています
省電力化、内蔵のA/Dコンバータの活用など工夫が広がっています
その昔、アナログ・デバイスと、ロジックICで作っていた頃とは雲泥の差というか、天と地くらいのハードの楽さ、処理能力の違いがあります
使わない手はありません・・・
遊びで終わってしまうことも少なくありませんが、こんなことが安価に出来たらいいな・・・とか言うご希望があれば、かなえることが出来るかもしれません
PCライクな使い方を要求される場合は、この後にLinuxボードPCをつないでシリアルで通信を行い、センシング部分と処理部分を切り分け、処理あるいはプログラム個々の負担軽減を図り、シンプルで実用的な仕組みを色々作っています
省電力化を目的にLinuxボードPC、あるいは操作性を求めてタブレットPCなど、必ずしもハイパワーではないもので実用を望む場合、切り分けを上手く考えることでちゃんと実用出来るケースがあります
現状は、個別対応ばかりで、基板を起こすほどの製作機会にはあまり恵まれまていません
▼しばらくぶりのHAMネタ  20m高のタワー上で作業 (2016.12)
20m高のタワーに取り付けたエレベータ機構が、動かなくなった(ロックしてしまった)ということで、まずは様子見に登りました
タワー頭頂部、エレベータ機構のウィンチに向かう側のプーリー部です
プーリーとガイドの間に、見事ワイヤーが食い込んでいます
少々の力では、ワイヤーが外れません
全く上がり下がりしないはずです

まずは原因が分かって良かった・・・です
この状況では、パーツの手配/入手が必要だし、とても一人の作業では出来ないと判断して、出直すことにしました
三角タワーの欠点というか、どうしようもないことだろうと思いますが、ワイヤーをまっすぐ引くことが出来ません
赤線のようにワイヤーを斜めに引かざるを得ないため、そのワイヤーがプーリーのヤマを削ることになり、ついにはプーリーからワイヤーが脱落して、ガイドとの隙間に食い込んでしまった
これが、今回の動かなくなった原因でした
交換したプーリーAssyです

左のプーリーが、今回問題であったウィンチ側のプーリーで、片側の耳(ヤマ)全てが削り取られている様子が分かります

この際ですから、アンテナ・トラック側のプーリーも一緒に交換しました
交換後の様子です

材質が変わっていることに、お気づきでしょうか
このオーナーさまは、早い時期にエレベータ機構の取り付けをなさったようで、オリジナルのプーリー材質はアルミの削り出しです
お聞きすれば、1990年頃に取り付けたとのことでした

今回、補修Assyで入手したプーリーは、真鍮製です
どこかのタイミングで、強度アップが図られたものと思います
合わせて、ワイヤー(SUS)も新しいのものに交換しましたが、ワイヤーも旧使用品より一回り細くなっています

ずいぶん軽くなった・・・オーナーさまの第一声でした
作業は、いずれも好天に恵まれ、風もなく予想より早い時間で終えることが出来ました
デジタル・トランシーバ向けの中継装置を用意しました  (2016.11)

351MHz帯デジタル・トランシーバの採用例
特小トランシーバ(付属アンテナ)にも対応できます
なんだか分かります?
実は電波の到達エリアを倍増化させる中継セットです
今回は、新築の高層ビルで、高層階と1階と連絡が取れない・・・携帯電話も通じないと言うことで、急遽用意して欲しいというリクエストにお応えしました
携帯電波も、通常上向きにサービスするようにはなっていません
ビルが完成すると、ビル利用者に向けてサービスできる用意がなされますが、建築中には何も配慮はありません
高層階と、地上(1階)との連絡が出来るよう、途中の階に設置する中継装置と、必要とする作業者が使用するために用意したレンタル用の無線機です
中継装置は、右の防水ボックスに収納しているものです(中継に使用する無線機2台が見えます)
今回は商用電源での運用です
山火事対応ニーズなどには、バッテリ運用を考慮します
外部アンテナもセットにしています
5Wと言う高出力ですので、アンテナ同士は、ある程度離す必要があります
▼福井県丹南地域で開催の鳥獣害対策研修会に参加  (2016.11)
機材があるので、岡山から車で走って参加させていただきました
いわゆる鳥獣害対策資機材の展示/紹介というコマです
福井県越前市にある当日の会場までの行き来について、往復10時間、720Kmを走りました(いつかの長崎往復以来の一日走行距離かな)
自車のカーナビにはデータがない、小浜〜敦賀間を走りました(昨年開通したらしい)
宝塚〜京都南間の渋滞リスクを回避するため、舞鶴若狭自動車道を走りました
日帰りで、現地に5時間滞在できました、道路整備のおかげです
その昔は、1日中走り回っても、せいぜい500Km位でしたから・・・高速道路の整備されていない時代!
会場の体育館で、参加5社が展示品の準備中 順に資機材を紹介をしている一場面
当社では、『猿人善快v3』、テレメトリ発信器:LT−01(3世代)、檻/罠用発信・受信器:OS−01/HR−01を展示/ご説明しました

捕獲・あるいはフェンス関係の、どちらかいうと金属加工関係の業者さんが多い中で、異色の無線屋さんです
この種の研修会で、テレメトリ関係を目にしたのは初めて・・・みたいな反応をいただきました
当日お配りする製品パンフレットに加え、自社製品PR文章(私の想い!)と、接近警戒システム『猿人善快v3』のロガ-データについての説明文を用意しました

獣害対策から見える極論
我々日本人には、手を入れた里山風景を目にすると、なんだか自分のルーツを見るような安心が得られるDNAを持ち合わせているように思います
資本主義/お金の価値だけで語れば、あるいいは都会にしか住んだことがない方から見れば、先のない(若い人のいない)中山間地、限界集落に、お金(税金)をかける意味があるのか、と言うことにもなりかねません
都会で心配なく、いつでも水が使える(飲める)のは、魚が近海で沢山獲れる(養殖できる)のは、養殖海苔の色づきの心配がないのは、すなわち生態系の維持という視点で見ると、元をたどれば全て中山間地域にあります
この地域の保全を、従来はここに住む方々に担ってもらっていました
だれも、そのことを気にすることもなく、当たり前のように、です
その地域の生業の中で、結果として里山が守られていました
その営みが出来なくなりつつある現在の、この先は一体どうなるのでしょう
国(行政)として、本気で考えないといけない時期に入ったと思うのは、私だけでしょうか?
獣害対策だけを目的にしていたのでは、手段を目標にして、本来の目指すところを置き去りにしてしまいそうです
縦割りの行政システムにおいては、極めて困難そうな目標となりそうです
▼この景色って、まるで棚田  (2016.10)
京都府相楽郡和束町の、とある茶園風景です
茶園風景で、一番美しいと言われているところだそうです(お茶の産地としては上位の静岡、鹿児島では見られない景色だそうです)
京都府の景観資産第一号に指定されている場所です
気象データのWEB化の段取りで伺ったときに、折角だからと、地元の方に連れて行っていただきました
▼野生動物対策技術研究会 第7回全国大会へ参加しました (2016.10)
香川県小豆島で開催された第7回全国大会に、当社オリジナル仕様の野猿用テレメトリ発信機/LT-01Sを持参して、当研究会にお見えの方に「初物」としてご紹介させていただきました
まさに本会が開会されようとする会場の様子です
この後、会の代表である羽山先生の開会挨拶、来賓挨拶、そして羽山先生による基調講演、先進地事例報告と進められ、午後からは分科会に分かれて発表と意見交換が行われました
この日の前日には、現地視察、情報交換会が行われましたが、私はスケジュールの都合で、この本会だけの参加とさせていただきました

次回第8回全国大会は、来年 岐阜県郡上市 で、開催されるそうです
もしかしたら自分の足で小豆島(しょうどしま)に渡るのは初めてかも
ご幼少の頃、両親に連れられて寒霞渓に出かけた記憶はあります
それこそ、サルと紅葉を見に・・・でした

小豆島へは、新岡山港から、フェリーで渡ります
以前は、新岡山港からも高速艇が出ていましたが、現在はフェリーだけの運航です
私は、駐車場に車を置いて乗船しました
お天気は、ご覧のように曇り(午前7時頃の新岡山港)・・・この後、雨になりました


LT−01S(当社オリジナル)
こちらが、当社仕様で製品化を行った『LT−01S』です
機械的な強度の向上
 ・首輪ベルト/縫い糸素材の見直し
 ・アンテナの保護   
   最悪でも中間で切れることを願って途中にカシメ
   アンテナをベルトで挟む構造に変更、併せて
   発信器本体からの取出部を露出させない構造に
目視できる情報量を増やす
 ・発信CH毎に、首輪ベルトを色分け
 ・ID-Noを本体にレーザー刻印
   指定のシールだけだと、経年変化で読めない等
   停波した発信器を回収しても何も分からない
   これらの改善を目的とします
電池寿命の延長 2年=>3年に
 接近警戒システムに影響しない範囲ということで、
 ID送出インターバルを10秒間隔とし、電池寿命3年に
 (算出値:電池仕様の80%での算出)

詳細は、こちらの資料(1790Kバイト)をご確認下さい
2016.11月末から、正式販売を開始します
▼ご紹介ネタに不自由している昨今です!?   2016.10 
年度上半期が終わり、年度後半戦のスタートに伴い、自社商品ほか製作案件が増えてきました
夏の福山ツアーの残り、あるいは京都宇治茶産地への定期的な訪問【『UMEプロジェクト』宇治茶ブランド拡大協議会】、地元小学校への出前授業など、出入りの多いこの時節です(どこぞの学校の、2学期そのものです!?)
天候は不順・・・台風は続けてやってくるし、台風一過のスカッとした晴天もなく秋雨前線の雨、そしてこの時期に真夏日・・・と、中旬を過ぎて、やっと例年並みになるのでしょうか
こんな不順なお天気が続くと、太陽光発電に依存するシステムの運用も気になるし、実際の農業現場では、過去の経験だけでは作物の管理できないような状況が見受けられます
その場所での、気象計測は重要です(レーダー解析あるいはメッシュ展開情報などと言う、言わばアプリケーションに依存していてばかりでは、その地での実態はつかめません)
今月末は、香川県小豆島で開催される 野生動物対策技術研究会 に、新作(当社仕様)のサル用テレメ発信器 LT−01S をもって参加します(10月28日)
▼『アイコムフェア in 岡山』 2016.09.11開催 
   
受付後
IC−7851、7300(HF)セミナーから本イベントがスタートしました
現在の最高峰マシンIC−7851について、そのスペックの高さ(特に受信近接抑圧へのタフさ)を他機種との比較を含め具体的に説明
近接抑圧に関する点では、圧倒的な高性能を発揮することを改めて知ることが出来ました

そして10万円台で、100万のマシンと大差ないスペアナ機能を持つIC−7300の説明に
もちろんクラスが全く違うわけで、機能全てが同等と言うわけにはいきません!!
が、そのコストパフォーマンスの良さには注目です
H34年11月末という最終期限を6年後に控え、古いマシンあるいは海外マシンをお使いの方にとって、もっとも興味のあるテーマ『新スプリアス対応』についてJARD担当者の方から詳しい説明が行われました
IC−7851
セミナー内容を具体的に体感中

アナログ狭帯域フィルタとは、えらい違い!と
帯域を狭くしても変わらぬCWトーンに驚く方も
こちらは、IC−7300 の実演
いつの間にか?外部スピーカーが発売になっていました!
言わば世界標準となったJARL開発のD-STAR
デファクト・スタンダードが日本発・・・とても嬉しいことです
北米・Euにおいては、それぞれ1000局前後のD-STARリピーターの設置が進んでいるようです
非常時のアマチュア無線の活用について、国が広いだけに良く理解されているようです
が、国内普及はまだまだ・・・JVC_KENWOODからもD-STAR対応ハンディが登場しましたし、リピータを経由しないネット対応も出来たということで、ますます普及が進むと思われます(Android携帯、Winマシンを経由、あるいは画像転送も出来る)
グローバルIPが必要ではあるのですが、D-STARリピーターを介せず遠距離通信を可能にするターミナル&アクセスポイントモードが追加登場です
最後にお楽しみ抽選会が行われ、フェアが終了となりました
複数の同様イベントに参加をしましたが、岡山での開催の特徴として、最初から最後まで通しで参加をいただいた方がほとんどであったと言う点が上げられると思います
▼GIS勉強会  GPSテレメデータの活用 at 米沢  2016.08   
う〜ん、最新情報?だけは全国津々浦々まで行き着いていました

ひなびた温泉地の、1時間に1本しか来ないバス停の近くで発見!!


その昔、ルーズ・ソックスが流行った時とよく似た状況に見えてしまうのは、年寄りの「目」でしょうか???
実施された勉強会の様子の一部は、『サル日誌』のほうでご紹介させていただきます
私個人としましては、素晴らしい出会いの場でもありました
片道10時間かけて出かけた甲斐がありました
▼『アイコムフェア in 岡山』 2016.09.11開催予告U   2016.08
アイコム メールマガジン(8月1日)から転記です。
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<岡山>
■アイコムフェアin岡山
日時:9月11日(日) 10:30-16:00
場所:おかやま西川原プラザ(岡山市中区西川原255番地)

《内容》
・IC-7851やIC-7300 視聴&サポート
・D-STAR展示&サポート
・講演
・お楽しみ抽選会
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詳細の確認が出来ました
先にお知らせした広島開催と同じ内容での実施です
10:30〜16:00 展示&サポート
11:00〜11:45〈講演〉 「IC-7851の魅力」 JS3CTQ
13:00〜13:30〈講演〉 「新製品IC-7300の紹介」 JS3CTQ
14:00〜14:45〈講演〉 「D-STARの概要と防災導入事例」 JK3AZL
15:00〜 おたのしみ抽選会

午後からの参加など、途中参加でも問題ありません
出来れば若い方と同行をいただけると嬉しいです
何せラジオ少年という固有名詞は死語化してしまい、この世界に興味を持つ若者が激減しました
少しでも、若い方にこの世界へ興味を持っていただきたいという願いです
▼緊急放送システム 言わば恒例化した『夏の福山ツアー』 前半戦 終了 2016.08
学校内における緊急放送システムということで、アナログ特小トランシーバを使って、校内に既設の放送システムに連携した連絡網システム、市内全小学校78校に導入いただいてから丸10年となりました
当時は、デジタル登録局など陰も姿もなく、420MHz帯10mW特定小電力トランシーバ(良く飛ぶ機種を採用)と中継器(リピータ)の組み合わせで、学校という広い敷地内で必要なサービスを実現させています(トータルで2000台近い無線機の利用ですから、電波利用料の負担のない方法で実用が出来るのがベスト!ですね)
今年が最後の定期点検と言うことで、この夏もツアーを実施し、8月5日に前半戦?を終えました
夏休み期間を利用して耐震工事を行っている学校については、2学期に入って、放課後の時間を使って点検に伺うことになります
今年は、この対象校が多く、なかなか「夏」が終わりそうにありません
一方、ここしばらくは、毎日猛暑日と、西日本は暑い夏です

神奈川県内で起きたショッキングな施設での殺傷事件・・・放送連携の通報システムが有効に機能するのでは、ということで照会が増えました
何かが起きてからではなく、出来れば、その何かが起きないように、非常時は保険的に考えて日頃の情報連絡に活用して欲しいと願って製品化したものですが、一般には何もないときには「不要」と思われるもののようです
道具(Tool)というものは、日頃便利に使っているから、いざというときに役に立つ・・・と考えているのですが
余談ながら、351MHz5Wデジタルトランシーバ(デジタル登録局)の登場で、このものを採用した用意も出来ております(検証済み)
こちらは、大きな面積を持つ施設でも十分カバーできる能力でしょう(ただし電波利用料の負担が生じます)
▼東京以西のものにとっては厳しい時期ながら  2016.08
山形の東先生(ワイルドライフ・ワークショップ主宰)よりお誘いがあったので、移動が難しいお盆休みの時期ですが、米沢で行われるGPS/GIS発信器データの解析についての勉強会に参加をすることにしました
何とか長野まで出かけて、そこからサーキットデザインのメンバと、車で新潟を経由して山形入りです
興味深い実際の情報収集現場の視察、あるいはそこから得られる問題点の整理・協議など、お集まりのメンバーを含め、そうそう機会がないことと考え、少々無理を覚悟で参加を決めました
新たな経験あるいは知識が得られることが楽しみです
ニュースでは、不安定なお天気の様子が伝えられています・・・
▼『アイコムフェア in 岡山』 2016.09.11開催予告   2016.07
ここでは珍しく?地元のアマチュア無線ネタです!
大がかりに実施される恒例のハム・フェスティバルと言えば、7月に大阪池田市で開催の関西ハムフェア 8月に東京ビッグサイトで開催のハムフェアがありますが、これら以外、地方において開催されるのは、JARL地方大会くらいしか、関係したイベントがないのが実情です
ラジオ少年も、パソコン少年も見なくなった昨今のこと・・・です
メーカー担当者の声(思い)を聞く機会もない、そんな状況があります
そんな状況の中、無線機メーカーであるアイコムが、きっと会長(JA3FA)の肝いりでもあるのでしょうが、アマチュア無線の普及拡大を掲げて、全国縦断で開催を続けている『アイコム アマチュア無線フェスティバル』 ほぼこれに近いメニューで、当地にて『アイコムフェア in 岡山』として開催が決まりました
9月11日(第二日曜日)、場所は岡山市中区 JR西川原駅(岡山駅のひとつ大阪よりの駅)のすぐ北にある『西川原プラザ』です(当所からも近い)
詳細は、アイコムホームページに発表があります(近日)
以下リンクは、今年年初に広島で行われたフェスティバルの案内ページです
同じ中国地区ながら、岡山から参加したのは私一人・・・というイベントでしたが
こちらをご参考に
▼総務省 学校内AP設置に、費用の5割補助   2016.06
総務省が電波利用料の配分先として、小・中・高校の校内無線LAN環境整備に補助をつける(補助率50%)
2017〜19年度の3年間で100億円
2016.07 政府予算概算要求に
と言う記事です
文科省の進める2020年度「デジタル教科書」導入への後押しと併せ、災害時の緊急避難場所となっている地域の学校にインターネット接続環境を整備することで、避難者の連絡手段として活かされるというメリットも享受できます
学校内における緊急放送システムということで、アナログ特小トランシーバを使って実績のある当社で、次期バージョンとしてWLANトランシーバを使った同等の仕組みを検討・テストをしているところで、もしかしたら追い風?になってくれるかもしれません!?
屋内APの活用
WLANトランシーバ
▼少し時間が取れたタイミングで、WEBサイトを整理    2016.06
古い情報のまま、あるいはリンクが切れた古いページなど、整理が追いついていない状況が気になっていたのと、『『無線LAN専門』ページについては、15年以上前の開設時の状況とは大きく時代が変わってきているので、思い切って整理したいという思いがありましたので、この1週間ほどで手を入れました
『無線LAN専門』ページ
無線LAN黎明期で、どれだけ使いものになるのかが分からない・・・と言う時代の情報は一切削除しました(2001年スタートの情報がありました)
言い換えますと、入門というか基礎部分が無くなったとも言えます
与えられた環境を利用するだけなら気にしなくて良いことでしょうが、無線というところの基本を押さえておくことは、例えばより電波を遠くに飛ばして利用したいと言うときなどには、重要なことです
設置すれば使える・・・確かにそうなのですが、押さえるところもあるよ、と言うくらいの内容にスリム化しました
メインのサイトについては、相変わらずのごちゃごちゃサイトです
が、いつもの?余談も含め多くの情報はあると思います!?
▼今になって増える無線ニーズと今後について    2016.06
都会は、WiFi一点でカバーできることであっても、イナカはそうはいかないことは何度も取り上げました
また、同時に複数の相手に状態を知らせることも、IP系では遅延が発生する、あるいは途中に介在する機器が多いためトラブルの発生比率も高いことは、Jアラート等の運用を見ていても分かることです
音声通報ひとつ取ってみても、10人の相手に伝える手間といったら、無線機/トランシーバの比ではありません
施設・工場内での、非常時の通知・・・日頃は、ラインの組み替えや、流す商品の変更などの通知に役立ちます
災害復旧現場における安全確保・・・土石流の発生通知
危険箇所の監視・・・・落石の監視など、センサ情報の伝達手段
これらの現場は街中ではありませんし、同報性(同時に複数の対象への通知)が求められます
ここで問題になるのは、きっと以下の2点です
ひとつは、その通知可能な距離
あとひとつは、電源の問題です
デジタル登録局(トランシーバ)の登場で、通知距離はかなりの進展がありました
  利用例 => 遠距離リモコン(接点情報)
見通しが良ければ10Kmも通達可能な距離ですし、山の中であっても数Kmの通達距離が期待できます
また、工場など、複雑な構造の建屋であっても十分実用になります
ただ、無線機とは言えトランシーバですから、未送信時にもそれなりな電力を消費します(受信待受状態)
通知が必要なときだけ、すなわち送信が必要とされる時だけに電源を入れるというような管理をすれば、この問題は大幅に改善されます
その犠牲になるのは、時間・・・無線機とは言え、ほとんどの場合、CPU管理ですから起動に一定の時間を要します
速報性が犠牲になりますので、この管理が有効なのは、数秒の遅れは問題にならないというシーンに限られます
次に、大量に発生するデータの収集について
携帯網など使うと、そのデータ通信費がバカにならない・・・
ガス・水道・電気のメーター検針・・・使用量の収集などが、わかりやすい例です
一箇所ずつに、たとえ¥500でも月々の通信費が発生すると、何をしているのか分かりません・・・人が回る従来の手法のほうが、きっと安価です
ActiveTAG方式(これに近い考え・・・低電力で低速)のデータ通信というモノが、改めて見直されてくるでしょう
ActiveTAGと言えば、例えば従来電池寿命が1年だったモノが6年もつようになれば、児童見守りシステムにおいては、小学校在籍中電池交換は不要、という画期的なオペレーションを可能とします
この技術の進歩は、先の検針システムの構築にも有効ですね、きっと
また、特定小電力無線の常識を覆す、超長距離通信に対応する "LoRaモード"を搭載したSmart RF modem も、まもなくこの夏に登場します
IP全盛の時代にあっても、無線の必要性は無くなることはなく、むしろこれから増えてくるようにも思われますが、エンジニアのほうが、デジタル化されてしまった昨今、アナログ技術である無線・電源分野に長けたエンジニアの養成が不可欠と真剣に思うのは、我々年寄り限定のことなのかも知れません
仕事においては、年寄りにできること、年寄りが思うことをボツボツ形にしていきます
▼遠方より友来る・・・    2016.06
友・・・いえ、獣害対策、中山間地対策、テレメトリ発信器のフィールドテストなど、大変お世話になっている方です(世代的には親子!)
突然の訪問を受けました
ご結婚後、食生活が良かったのでしょう、ちょっと体型(お顔の雰囲気)が変わっていらして一瞬どなたか迷いました!
甲斐けもの社中 代表理事におなりになった 山本さん
そして、初めましての
猪鹿庁 長官、そしてメタセコイアの森の仲間たち 代表理事である  興膳さん
このお二人です

獣害対策・・・最近は、捕獲中心の動きになってきていますが、この取り組みや地域振興策/地域おこし協力隊などの説明やら情報交換のための来岡だったようで、その便にお立ち寄りいただきました
1時間少々の時間でしたが、今の中山間地域の抱える問題を住民中心(行政はアドバイザの立ち位置)で解決できる方策/アイディアについて、お話が盛り上がりました
獣害対策と言うより明らかに地域の振興=>若い方の地域への取り込み策です(人手がなければ獣害対策は出来ない!、という言わば基本に戻った策)
その地域で、人の営みが無くなったことで大きく問題になっているのが獣害です
このままでは、ますます過疎が進みます
残念なことに、岡山県にはこちらのお二人のような専門的な取り組みをなさる方がいらっしゃいません
まずは、人を育てるところから・・・行政の一番苦手な分野でしょう
また、山梨を訪ねないと・・・
▼停電余波・・・    2016.05
電柱の立て替えによる停電・・・サーバほか動作を停止して、その時を過ごしました
再度立ち上げをと言うところで、監視カメラ・システムが壊れてしまいました
常に動きっぱなしであれば何とか維持できていた動作が、一度電断させたことで起動しなくなったようです
人間と一緒かも・・・下手に休みを取ると、すぐには仕事パターンに戻れない!?


4台目のカメラをどうしようか、お悩み中
NVRには、フロント操作部はありません
ディスプレイは、23.6型を採用
急遽、今風なカメラ・システムに更新しました
最近では、いろんなところで取り扱っていますが、旧知の商社よりその社のオリジナル製品を仕入れました
今風・・・良くできています
カメラはPoE接続・・・屋外用カテ5ケーブル1本で接続出来、1920×1080と高解像、夜間は赤外線投光によるモノクロ映像(これがまた高解像)
NVRは、WEBサーバ機能を持ちますから、LAN接続で他所からもモニタ可能です(以前は、外部に画像サーバを用意して他所からも見ることが出来るようにしていた)
大型液晶モニタも、昨今では安価・・・ということで、えらく綺麗に見えるカメラ・システムが出来上がりました
そのうえ、先回のシステムの1/4位のコスト(タイムラプス・ビデオを含む、実際はこのものを使用せず画像サーバ出力をPCに記録していた)で出来上がり、です(以前と比べ、無いのはインターカム機能だけ)
その時代のモノは使うべし・・・です、最初からHDD録画だし!
ただ、安価になった分、細かな説明がない・・・ご多分に漏れず国内製造ではありませんし、説明書も国産品のようなモノが付くわけではありません(ハードのメニューが日本語化されているくらいで、あとは英文の説明書のみ、カメラに至っては説明書が入っていません・・・本体と一体のイメージなのでしょう)
設定は、全てマウスで・・・NVRは、LinuxPCそのものです
ある程度仕組みを知った、理解している者でないと、設置して稼働まで持って行くのは難しいかも、です
運用の形が出来てしまえば、後はリモコン操作だけですから、誰にでも使えるでしょう
ある意味、どこにコストがかかるのかが、よく分かります
以下、いつもの余談
連休中、時間があったもので、ここまで入手しただけで手をつけていなかったものを整理・形にしました
1.TR/LCRチェッカー 基板を電池(006P)と一緒にケースに収納
   僅か¥2K程度のものですが、ちょっとしたチェックには十分実用になります
   古いNF回路設計ブロック製のLCRメータも修理(PLL-ICが壊れてた、動作品として入手していたのですが!)
2.10〜1300MHZ プリアンプ 
   Gain22〜26dbのHP製ユニットを、昇圧電源回路と一緒にケースに収納
3.OCXO 10MHz 
   電源と一緒にケースに収納、出力はBNC接栓  素晴らしく高安定・・・±0.1Hz程度!
4.DDS発信器  AF〜50MHz程度
   組み立てて、簡単に収納しました(99MHzまで表示はありますが、波形から実用レベルは50MHz程度)
   特に使用目的はなく、興味本位で・・・CW/AM送信機はすぐにでも作れそう
   PICプラグラムを変更することで、表示を含め旧型無線機の高安定VFOとして置き換えも出来るでしょう
   ベース電源は5Vですが、沢山手持ちのある7.5Vアダプタで給電(12V給電より発熱が少なくなります)
   パネルまでは手が回っていません

 2.3.は安価な一体型装置に内蔵のFカウンタ(〜100MHz)に、プリスケーラ(〜1GHz)を組み込んだものの
 もう少し感度に欲が出たのと、基準OSCがお粗末だったので、つい興味本位で外付けとして手をつけてしまったもの
 別に、きちんとしたFカウンタ(〜3GHz)は持っているのですが、筐体の中にスペースがあると、つい・・・
 下手に手を出すと、後が高くつく一例です!

それこそ、今の時代風のモノが続きました!? 以下の写真はその一部
ケース内部で、5Vから必要な15Vに昇圧しています DDSは、AFとRF別出力  チェッカーは電池駆動
▼IPトランシーバ デモセットを用意    2016.04
いつか持ち歩きが簡単にできるモノをと思っていてそのままにしていた「IPトランシーバ IP−100H(メーカー・サイト)」のデモ・セットを用意しました
いろんな機能があるとは言っても、どれだけ電波が飛ぶか(どの範囲でサービスが提供できるか)、この一番の基本となる部分については、現地で試してみるしかありません
そのためのデモ・セットです(同時通話、あるいは他者の通話に割り込みも出来ると言う、従来の無線機とは違う様子を体験していただく意味もあります)

ホームセンターにでも置いていそうな工具ボックスを利用
一番大きなモノは、IP−1000Cコントローラで、左に縦に見えているのがアクセスポイントです
ウレタンを加工して、IP−100Hは3台を収納、タイピンマイクと、念のためIP−100Hの充電器も1個収納しました
それぞれに必要なACアダプタと、AP用にPoE給電アダプタも1個を内蔵、APを高い位置に設置・・・別途カテ5ケーブルも屋外用のモノで15mを1本用意しました

商用電源が使えないシーンでは、無線ブリッジの調査に持参することが多いバッテリパック(ACインバータ内蔵)を使います
そのため、1Pの口から3Pの接続が出来るテーブルタップも用意しました
これで片手で一式を持参することが出来るようになります
(バッテリパックを持っても両手で足りる => 機動力がUP!)
▼LTEトランシーバ 有線・無線LAN接続機能搭載    2016.03
IPトランシーバ IP−500M
先行して、携帯型トランシーバ IP−500Hが市場に導入されていました
続いて、有線/無線のLANインターフェイスを有した車載機(電源を用意すれば固定機に)が登場(2016.3月末発売開始)

イメージしやすいのは、配送車での利用
常に位置情報(GPS情報)を会社に送り、ドライバーは端末を無線LAN接続で会社サーバに接続することが出来、必要に応じて会社の人と通話ができる・・・です

詳しくは、 こちら
IP無線ゲートウェイ

IP−500G
こちらを使用することで、PCを基地局代わりに
あるいはHUBのごとく、各端末側のIP−500MとPCを接続することが可能となります
低速で間に合うデータ通信+音声通話であれば、簡単に構築が可能です
こちらには、PM−IP500 ポジショニング・モニタ・ソフトがバンドリングされています(地図データは、別途必要)
▼時間が出来たので、少し整理を   2016.03
□PCに関係して□
アプリの関係で、XP環境が捨てられません
PC/ハードが寿命を迎えてくるモノがでてきて、程度の良いPC1台に集約をするようにしました
XP専用のPCはゼロにして、Win7とデュアルブートのものを用意することとしました
HDDは、SSDに バックライトはLED化 など出来る範囲でハードそのもののの環境も整備、です(フィルムケーブルの劣化など対処に困るトラブルも出てくるようになりました、時の経過を物語っています!)

=余談=
■CF-W4 旧型Let’s Note HDD → SSD 置換■
 一昔前であれば、すなわち置換が流行った頃であれば気にしなくて良いことだったのでしょうが、悩む症状に遭遇・・
 それはIDEインターフェイスSSDの認識問題です
 SSDへの置換が流行った頃のCFD製 IDEの製品は、何の問題なく内蔵HDDと置き換えができました
 (今でもCFDの製品を入手すれば、スムーズに行えるのかも知れません)
 現在入手できるIDEのもの・・・ある程度限られるようで、今回はTranscendのものを選択せざるを得ませんでした
 このものですが、内蔵HDDと入れ替えると、BIOS上ではきちんと認識されましたが、  
   1.PC側I/Fチップが凄く高熱を発する
   2.それより大きな問題、一見書き込みをするが、まるで書き込まれていないような状況になる
     再起動の時点で、Diskが見つからないというエラーに遭遇します
     結果として、OSのセットアップが出来ません
     USB接続アダプタを使って書き込みをすると、何の問題なく書き込みします
 いろんな条件でセットアップを試みましたが、全く先に進めません
 やっとの思いで解決法を見つけました
 SSD 44Pコネクタ(デュアルラインコネクタ)の、Pin41とPin44をカット
 これで、発熱の問題も再起動で認識できなくなる症状もなくなり、正常にOSがセットアップできました

 今回は、Windows7 Pro SP1をクリーン・インストールしました
 さてその先、Windows Updateが大変・・・いくら時間を待っても、「更新プログラムの確認」が終わりません
 丸1日経っても・・・です
 Microsoftのサポートサイトから、現時点で最新のWindows Update Client KB3138612 をダウンロードすることで、10数分で225個近いUpdate対象の更新プログラムの検出が出来ました(対象容量は、735Mバイト前後)
 いかに多くのUpdateを繰り返してきたか・・・Windows7の素性が改めて知れました
 今回、思い立って手をつけてから、ここまで丸々4日かかってしまいました
 仕事としてではやってられませんね、TranscendのSSDを選択したことで、お悩みの方もいらっしゃいそうで、ここに顛末を記します

□趣味の無線□
言うほど、遊びの時間が取れていませんが、シャックの整理を始めました
  参照 「趣味の無線・無線機歴史博物館」 http://www.seidensha-ltd.co.jp/~seiden/rekishi.html
歴史が語れる古いモノで、現役できるまで手を入れたモノについては、片付けました(まとめて一部屋にしまい込みました!そのうち同じ敷地から「2ndシャック」としてデビューするかも!?)
手が付けられていない古いモノは、近くに?残しました(いつか手を付けようと、忘れないように!?)
そして日頃ON−AIRできるものとしては、長年使っているモノと、直近で入手した新たな方式のものを外部スピーカーの切り替えボタン操作で一発切り替えできる切替器を作って、比較などしやすい環境を作りました
スピーカのみならず、自作アンプのバンド情報・スタンバイ情報、PTT-FootSW、ログ用のCV−I情報など
ローカルOMのお話では、Logger32では、RIG連携機能 RadioCHに、echo portを設定すれば、2台の無線機の同期が取れるそうですが、9600bpsと言う低速なので、物理的に切り替えても問題は起きないだろうという、いい加減な精神で、物理的なSWで対応しました
少しだけON−AIRの時間が増えました
▼3月末までに1週間を残して、一足早く年度末終了   2016.03
良いことか悪いことかは分かりませんが、3月末を1週間残したタイミングで、年度内に予定していた仕事が落ち着きました
世間では、まだまだ年度内処理をとオシリを叩かれている方々も少なく無いと思いますので、少し気が引けます
3月末までに全ての処理を終えるという年度末の動きが、当たり前になってきたのかも知れません
その昔は、会計閉鎖の5月連休明けまで、3月40日、50日というのが普通にあったのですが・・・いわゆる法律遵守というか処理の明確化を図っていることからだと思われます
さて、目の前の次年度に向けて
 1.気象・・・特に農業向け あるいは災害予知に向けて
     使い勝手の良い、仕組み作り
 2.ローカルのインフラ整備関係
     無線(LAN)であったり、携帯網の利用であったり
 3.人/モノの動きをデータ化する仕組み
     センサTAGのソリューション
など、ターゲットを絞った もの作り、提案が出来るよう目標を立てています
無線の臭いがプンプンします!!
▼季節柄ハードな仕事が続きます   2016.02
この写真
何が写っているか分かりますか?
30tダンプが、破砕ホッパーに積載の岩?を落とし込んでいるところです
そして白っぽく見えているのは、『雪』です
そうです、雪に吹きさらしされた山中にある採石場でのお仕事です
場内をカバーするWiFi環境の構築に向けた実証試験途中のワンシーンです

帰路・・・18時過ぎですが、暗い高速道路上で目まぐるしく降ってくる方向が変化しする降雪・・・それも大きな雪片で、三半規管がだまされた???のか、まるで居眠り運転をしていたごとくセンターラインが急に寄ってくるような状況に遭遇(まっすぐに走っているつもりが、そのように走れていない状況が発生)
こんな気象状況の時は、気をつけないといけないというケースを、ひとつ発見しました
それにしても、今年の年度末は寒い日の外仕事が続きます
▼嬉しい電話が・・・   2016.02
丸9年前に導入・設置いただいた『猿人善快』・・・野猿接近警戒システムですが、地元の方がそろそろ故障を考えて費用の積み立てをしようと考えている、ついては修理が発生した場合はどれくらいの金額を見ておけばいいか?
こんな、お問い合わせの電話でした
時間は経っても、ちゃんと活用して下さっている、お役に立っているんだということを実感させていただきました

さて、故障といえば、一番あり得るのは雷にやられた・・・です
思い出せば、すぐ近くに落ちて周辺全てが壊れたと言う中で、制御エンジンとMail通知に使っている携帯網接続ルータが壊れたことが一回だけ、それ以外に雷被害にも遭っていません
屋外への設置と言えば、気象観測装置もそうですが、それなりに避雷対策をとっていると、直撃あるいはそれに近いもの以外、誘導雷では壊されたことが無いことが分かります
無防備だと、被害にあってしまった例がいくつかあります(気象観測装置関係)
いずれにしても屋外に設置するものであれば、雷(誘導雷)対策については、気をつけておかないといけないことのひとつです
▼ヤマ仕事 無事終了   2016.02
標高423mの山頂
こちらに、独立電源で無線中継局を設置・・・・運び上げは人海戦術!!
資材を含めると1700Kgもの「荷」を10人で3日かかって運び上げました
基礎工事も岩盤で大変(要は、岩山!)
それでも丸8日間かかって、通信試験もOKというところまでこぎ着けました
片道150Km足らずを日帰り4日、一泊二日と山頂に通いました(登山に要する時間、何も持たなくて35分くらい)
階段と沢を登る最短コースで、これを1日1〜2往復することで、心肺機能は向上したかも知れませんが、一方で食事が取れなくなりました(疲れか! 丸3日かかって回復)
この仕事が終わったあとは、エンジン(体力)が50%くらいのパワーしか出ない日が2日くらい続きました
一番ハードと予想された年度末の仕事が終わりました

・FWA 
・業務用無線
いずれもここで中継して直接結べないエリアをカバーします
折角ですから、気象観測装置とIPカメラもセットしました
▼気象観測ネットワーク   2016.02
ある地域をひとつの産地として見なすことはできないか
まずは、気象観測装置を複数地点に配して計測を行い、データを蓄積することからスタートです

本体下に見える白い箱は、ワイヤレス・センサ・ステーション(#6345jp)で、ここに土中温度センサと、土壌水分センサが接続されています
100m強離れた事務所までワイヤレスで計測データを送ります
本体は、日射センサ・UVセンサも搭載したフル・オプションのもの(#6162jp)です


Davis VantagePro2シリーズ 気象観測装置
▼WEBサーバの反応が遅い!? 2016.02
WEBサーバの反応が遅い日がしばらく続いています
DDos攻撃か? 外部から連続したアクセスが続いています
当社WEBサーバは、管理サーバーとは全く独立していますから、WEBサーバの中をいくら探しても、あるいはそこからどこかに入ろうとしても、一般に興味を引きそうなデータはありませんし、ルートもありません
口を塞ぐのが目的なのでしょうか!?
そのうちに諦めるのかな?
▼2016年 今年も色々と楽しそう!? U  
先のお遊び編に続き、こちらでご紹介するのは、お仕事編です
エリア内の施設を複数箇所結んだ無線LAN(ブリッジ)
施工後の状況確認(調査)です
チェックすると、思わぬトラブルを発見することがあります
何事も、確認は重要です!
無線LAN(ブリッジ)ルート設置を控えた事前調査です
1週前の雪がしっかり残っていました
今回は、写真のように使用予定の既設柱に装置を仮設して、RSSI値の確認/スループットの計測を行いました
このデータを元に報告書を作成し、それをベースに機器/ルート(設置or設定条件)が決定され、施工となります
標高が430mあります
ここにソーラーパネルを並べた無線の中継基地を設置しなくてはいけません
機材など全て人力で運び、穴を掘り組み立てないといけません
気が遠くなりそう・・・
この日は、お天気は良くありませんでしたが、施工を前に試掘を行ってきました(基礎工事の段取りを決めるため)

う〜ん、なぜか新年ここまで、全て無縁系だ!
▼2016年 年明け 今年も色々と楽しそう!?
■お正月休み中のお遊びから
恒例JARL主催のQSOパーティには7年連続で参加(ひとまわり12年参加を決心して、7年目です)
ん、アンテナが不調・・・14MHz帯だけは無事な様子ながら、給電同軸からRFが漏れている感じが(監視ビデオに回り込みの気配が!?)あるし、7/21/28MHz帯に関しては、SWRが3近くに???
QSOパーティは、このままの状態であまりコンディションの良くない14MHz帯(50W)だけの運用で、5時間かかってなんとか20局をクリアしましたので、早々にサマリー/ログを郵送しました
翌日、アンテナを下ろしてみると、
カラス君が犯人か?(きっと、このフェーズライン上側に留まった)
スタンド(セパレータ)が、本来縦に立っていて、フェーズラインが接触しないように取り付けていたはずが、左写真のようにヒビが入って横に倒れ、その結果フェーズラインがショートするようなことになっていました(3フィードの前2本のドライブ・エレメント間)
これで、14MHz帯だけ一見無事だった(そこそこ電波も飛んだ!)のが不思議なくらい・・・もう一組のフェーズラインは無事でした
今回は、接着剤による補修としました(無事な方も!)
エレベータのおかげで、この手のトラブル対処は極めて楽です
具体的には、地上高8mくらいになるまでアンテナを下ろし、社屋の屋上から少しタワーを登っての作業です
背景は、大正から昭和の初期にかけて建てられた、実家の建物です

アンテナ・アナライザで、正常に戻ったことを確認
接着剤が乾燥したらクランクアップします
この作業中の出来事
足をかけた途端、ブレスがぐにゃり
3点の支えが高所作業の基本ですから、そのうちのひとつ、足下がぐにゃりとなっても、そのまま事故にはなりませんが、ちょっと驚きます
ビニルテープで巻いて保護することが必ずしも安心ではないことを思い知らされました
結束バンドでケーブルを止めた上からテーピングをしていた場所で、そこに隙間が出来ていることが原因かとも思われます
テーピングのせいで、裂けている様子も外からは見えず、結果足をかけて初めて気付くことになりました
長期間雨ざらしと言うことが問題ですが(タワーの宿命!)、テーピングの過信はできませんね

このタワーですが、建柱以来37年を過ぎました(一度本格的に補修を行い、この時にエレベータを取り付けました/2008年)

■仕事始めは、日帰り登山!?
施工を控え、2回目の現地確認に出かけます
よりユーザーに近い現場仕事は、段取りこそ大変ですが、やりがいがあります(現場仕事は、段取り8割と!)
その翌日は、無線ブリッジでカバーした地域のエリア調査で、きっとほとんど1日お天道さんの下です

とまあ、年明け早々色々ありまして、今年も思いもよらないことが起きる、楽しい?1年となりそうです!

週間クールサイトに選ばれました
無線LAN専門サイト
青電舎:担当 堀
   Mailは seiden_atmark_po.harenet.ne.jp
              (お手数ですが、_atmark_を @ に直して下さい)
      お電話では、(086)275−5000 
      FAXは、0120−545000
      〒703−8207 岡山県岡山市中区祇園433−6