営業日誌2010
営業中(仕事中)に経験したことの中から、ネタを拾ってご紹介します
営業日誌TOPページへ
サルネタに特化した日誌はこちら  →  サル日誌

 ▼中国四国地区アグリビジネス創出フェア2010  2010.12.08 開催 
 
中国四国地域アグリビジネス創出フェア


この日は、総出演
気象、テレメトリ発信器、緊急通報などの目的で使用される無線機器を中心に総出演の感があります
当社の基本は、テキ屋ビジネス!
まず「もの(へんなもの!)」を見ていただくところから興味を引き出す・・・
目の前をお通りの方に声して、これって何かお役に立ちませんか?というところが、市場開拓の入口と思っています
「これって、農業にどう関係あるんです?」って言う逆質問などは、特に大歓迎します


開催翌日9日の地元山陽新聞の記事(動画ニュースも)
若者の農業就業者を増やす!
いろんな考え方があります
その多くは、いわゆる新規参入・・・他業種からの参入です
この場合、会社組織での取り組みが多いようで、一般に工場化した考え方によるものが多く見受けられます
今回のイベントも、この方向に向かうものが多かった(ほとんどだった)ように思います
一方で、現在の農家の跡取りの養成・・・農家の若い方に魅力ある仕事として農業(家業)を見て欲しいという目標があります
当社は後者の考え・・・若い方の元気が出る農業・・・先祖代々受け継いだ資産を活用して継続いただく農業を目標に取り組んでいます
こう考えていかないと(地域性を重視して、地域力を向上させないと)、単に工業化・工場化だけでは、中山間地域が持たない(維持できない)・・・ひいては、日本文化(生活)の根幹が危うくなると言う不安が常に頭にあるからです(獣害被害対策も同じ考え)

若者が活躍できるフィールドを農業現場に
1.データ管理 情報収集システム 『Beee』 
2.IT環境を生かした販売ルートの確保(顧客の囲い込み)
農業日誌、ひいてはトレーサビリティにもつながりますし、また販売ルートの開拓(顧客の囲い込み)にも貢献するであろう『ツイート・チャンネル』も出展しました

これらが従来の農業に付加されることで、農業ビジネスが若者にとって魅力ある仕事になるよう願っています
後は、通いの農業の実現に向けて!!です
 ▼緊急通報システム =S011=  主に建設機械周辺の安全確保に
  警備本部を設置するような会場警備にも好都合と!写真は、デモ用に作成したものです

1グループ(建設機械1台)に対し、最大99台の子機が使用できます
また、チャンネルも20CH(中継器を使用すれば+27CH)、グループは各CHあたり38の設定が可能
子機は、堅牢な防水型と、胸ポケットにも収まる小型の2機種から選べます
子機は、ヘルメット用、骨伝導型からタイピン型まで、使用目的に合わせ通話オプションが豊富
緊急放送システム(S001)からの派生品です
 確実にオペレータに話しかけられるよう回転灯(ストロボライト)で通知
=回転灯を外からも目にする位置に設置すれば、通知の様子が通報者からも目視出来ます=

緊急時には、押しボタン操作だけで「緊急通報」が可能
=オペレーターには、回転灯とアラーム音で伝達、発信者を特定でき、話しかけが出来ます=
 ▼テレメトリ発信器が発する電波の『自動受信&記録』
  オリジナル商品のラインアップが増えつつあります
 
行動域調査の自動化を応援します

野猿接近警戒システム『猿人善快』からの派生品です
新(デジタル方式)旧(アナログ方式)いずれのテレメトリ発信器にも対応した、自動受信&記録システムを作ってしまいました
野猿接近警戒システム「猿人善快」用エンジンをベースに、電波の見落としがなるべく無いよう工夫をしました 

このものがあれば、調査など必要な場所に設置しておくだけで、相手の電波を捕捉し、その状態を記録することを自動で行ってくれます

アナログ方式発信器は、事前に周波数登録が必要です
デジタル方式発信器は、周波数登録済みです
設置場所、装置名称、個体名称などマスタに登録して管理することが出来ます
受信データは、csv形式で、USBメモリで取り出すことが出来ます
AC100Vのほか、DC12Vで運用できます
ソーラーパネルなど使用した独立電源による運用のご相談にも応じさせていただきます
 ▼テレメトリ発信器の小型化  2010.11
 
 
左から、LT−02−2、LT−04、LT−01Ver2 です

LT01との大きさの違いがお分かりいただけます

左端 LT−02−2
φ16.4 x 65mm 約14g
電池寿命は、約2ヶ月

真ん中のものは、大型魚(サケ)用LT−04です
φ17x48mm 15g 
電池寿命は1ヶ月です


テレメトリ関係の詳細 → こちら(行動域調査)
 ▼電波環境調査 400MHZ帯
 
特小装置の誤作動の原因を究明するために、4階屋上を借りて店?を広げました

電測用仮設支柱に、3素子八木を取付
メジャリング・レシーバーとスペアナを用意
あとメモリスキャンできる携帯型受信機と、特小無線機も複数台用意して、万全?の体制で臨みましたが、いざ探そうとしたときに限って何も周囲の影響を受けず正常に動作(妨害を与えそうな電波が出てきません!従って誤作動も生じません)
子どもの病院行き宜しく、こんなものかも知れません
あとは予想による対応
時間帯、周囲の状況、設置場所の環境など、人が見て判断、の世界です(超アナログ的!?)
 ▼テレメトリ発信器 次回製品化は!?
  15gType 鳩くらいの大きさの鳥に取付が可能なサイズ 電池寿命は3ヶ月を見込んでいます
あと、魚用のものの開発に取り組んでいます
GPS搭載は、この後に
 ▼災害は忘れた頃に・・・改めて異常気象を思う次第です!?     2010.09
  ■雷被害
今年は周囲で多く発生しました
こんな年は近年ありません
私の自宅も例外ではなく
 1.電話連携インターホンアダプタ
 2.無線AP(電源アダプタ)
 3.プリントサーバー(本体・電源アダプタ共に)
 4.ルーター・ポート
   無線APが接続されていたポートひとつがNG
アンテナ(ベランダに取り付けたGP)を接続していたHF受信機は無事でしたので、電源(AC100V)からの回り込みのようです

近隣のお客さまにも、被害にあった方が・・・
メインの無線機は助かったそうですが、ローテーター・コントローラ、ローテータ本体内蔵ポテンションメータ、アンテナ・チューナー、電話器、電源器、PC(電源部)などかなり広範囲に被害を被ったそうです
こちらは、タワーあるいは電源ラインのいずれからも誘導雷があったようです

■酸性雨?
エレベータ・ワイヤが切れて、アンテナがエレベータ台とともに落下
ウィンチの巻き取っているところが錆びて断線・・・アンテナを下ろそうとしている途中での事故
前回のワイヤー交換は7年だったところ、今回は早めに5年で、と言う準備をなさっていた矢先の事故
ローテーター・アンテナ以外の被害はなく(もちろん人身の怪我等もなく)、不幸中の幸いではありました
エレベータは、こまめに下ろしておく(水が貯まらないように、ワイヤーを延ばしておく)事が必要と感じました
今回は、交換用にSUSワイヤーを用意していましたが、数日間に合わなかったと言うお気の毒な事故でした
 ▼四国山地に工事班をつれて出没   高知は、岡山より涼しいことを発見!?
 
工事班をつれて、無線LAN(ブリッジ)による6ルートの構築作業を行ってきました(この度の前半戦終了!後半戦は、9月に実施)
帰岡して、地元紙を読むと12日連続の『真夏日(熱帯夜)』とのこと
四国(高知)も、この夏のこと、もちろん暑いですが、そこまでは暑くありませんでした
最高気温は、32〜3℃程度で、熱帯夜でもありません
太平洋から吹いてくる風が意外と涼しい!
同じ南風でも、瀬戸内海から吹いてくる風とは明らかに差があります
これは元の海水温だけの違いか、それとも途中のルートによる違い(途中で暖められる/ヒートアイランド現象)か・・・
地元紙(山陽新聞 2010年8月23日朝刊全県版)に、地元大学院生による研究が発表されていました
Davis気象観測装置をご利用いただいている方です
この方の研究によれば、風の道(ルート)による違いだと推察されています

Davis気象観測装置を大量にご利用いただいたプロジェクト・・・国交省国土技術政策総合研究所 鍵屋先生グループの『風の道』プロジェクトを思い出します
ヒートアイランド現象の緩和に向けて、東京湾から吹く南風を、いかに関東平野奥まで届けるか・・・河川を中心とした『風の道』の確保に都市計画を見直すというものでした


毎年恒例の福山ツアー(市立全小学校に導入いただいた緊急放送システムの定期点検作業)と今回の2回にわたる四国ツアー・・・今年は例年になく、スポーツ飲料のお世話になりました!(異常に暑い夏です!)
 ▼猟犬用発信器 8月16日販売開始
  やっと製品化まで漕ぎ着きました
諸処ご意見はあろうかと思いますが、適法でかつ現実的に作ることの出来るものと言うことで、現時点では最良の結果と思っています
LT−01dog
ここで留まることなく、先々を見据えた商品化、商品ラインアップの整備を進めたいと思っています

サル用発信器第二世代も合わせて生産
今でしたら周波数は自由に選択いただくことが出来ます!
 ▼なんちゃって民営化会社
  郵便局など、民営化した元お役所(国営)で良く経験することです
自社の管理中心(最優先)で、顧客のことは目にないのか全く後回し・・・、一体自分たちの仕事はなにか?相手を見ていて、疑問に思うことがしばしばあります
そんなケースに限って、お客さまのために・・・、言っているだけで実体が伴わないから一言を言っているそのことが既に分かっていません
職場で指示される人の言葉を聞いて、対価を支払っていただく(収益をいただく)人の言葉を聞かない!
上司が、自分の責任を問われないことを目的に部下に指示している・・・言い方を変えるとこうです
なにか目の前で気になることが生じる都度、それはおかしいと一言二言声にしています
社内からそんな声が上がらないからこんな事になっているわけで、誰かが声を出さないと・・・です
また、あんたか!ってそのうち言われるかも!?(歳を取るとお節介になるものです!)

組織図を見直したらどう?!
一番上にお客さまって書いていないのでしょう、きっと社長とか取締役会ってかいてあるんでしょ!
誰のために自分が仕事をしているのか、組織図が物語っているのでは!?

さて今回は、NEXCO西日本での経験談をひとつ

日頃より弊社の管理する高速道路をご利用いただき、ありがとうございます。
 
この度は、○様に不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。
また、徳島自動車道井川池田ICのETC設備機器の故障により20日16時26分から19時7分まで閉鎖されており、ご不便をおかけしました。
今回のように、ETCレーンを閉鎖した場合は、ETC車載器をつけておられない他のお客さまにも着色した通行券をお渡ししていることから、早島本線料金所や出口料金所において、お客さまに入口でのご不便をお掛けしていることをお詫びのうえ、ETC車載器をつけておられるかなど確認させていただくのですが、その際の対応が適切ではなく、ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
今後は、入口の閉鎖状況を十分踏まえ、お客さまへの丁寧な対応を実施してまいりたいと考えております。

今後とも弊社の管理する高速道路を何卒ご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

何があったかと言えば、ETC装置の故障で、高速道路の利用に際して、ETCが使用できなかったことで、その時経験した対応を問題にしました
入場の時、ETC装置装着の確認後、目に前で通行券に赤のマジックで着色したもの渡され、出口は一般ゲートを利用してくれという説明でした(これはフツーのことです、故障も機械である限り仕方ありません)
瀬戸大橋(本四連絡橋:早島)、岡山の通過ゲートは2箇所
いずれも故障で迷惑をかけたと言う一言はなく、疑いの口調で、本当にETCを搭載しているのか?ときました
そして、ETC割引を適用しているからと恩着せがましい説明をいただきました
最後の、岡山ゲートに至っては、プレート(車番)を控えさせてくれ・・・と、ずいぶん時間をとった対応をいただきました
今後同じ事に遭遇したら、制服の襟元でも掴んで、車中に頭から引き入れて装置を確認させてやろうかと真剣に思いました!

さて、先の回答ですが回答者の所属・名前もなければ、具体的に何を確認したのでもない、ただ画面上で分かる情報だけ取り込んで、自分たちはきちんと現場を教育し、現場もそのように動いているはずだという前提で、ただ適切さに欠けたと言う回答です
まるでコンピュータが自動で回答したような内容ですね
でもアホですね、故障や入口での迷惑など一言も言っていません、出口で不快な思いをした・・・だけなのです
要は、機器故障時の対応が、最後まできちんと出来ていないことに問題があるよって、状況をお知らせしただけです(将来の改善を期待して!まで書きました)
日本語も読めていません(きっと本気で読む気がないのでしょう、どんなクレームにもジコ中の一方的回答で終わらせるつもりなのでしょうから)
これでお客さまサービスの充実と言われても困っちゃうな!です
なんちゃって民営化会社、これからは彼らのことをこう総称しようと思っています
 ▼猟犬用発信器
 
違法ドッグ・マーカーの代替として、適法の範囲で製品化の準備を進めてきました
やっと販売を開始することが出来るところまで来ました
8月上旬にわずか20個からのスタートです(量産試作のイメージ)

リードタイム(仕込み時間)が約3ヶ月かかります
11月の猟期開始時期に間に合うようある程度の数が作れたら良い・・・と思っています
詳しくは、こちらのページ

この先、檻用の発信器についても、製品化にチャレンジします
 ▼アライグマ被害 
  6月17日夜のNHKニュースで報じられていました
京都の歴史的資産・・・建造物ですが、これらを傷つける犯人は、なんとアライグマ
外来種で、本来そこにいるはずはありません
誰も生態を知らないと言うことで、電波発信機を利用した調査が始まったことが報じられていました
やっとメスのアライグマが捕獲できたそうです
使用された発信器は、サル用のLT01です
映像ではちょっと大きく見えました!
外来種で保護の必要もないアライグマが対象・・・少々重たい(大きい)ものを持たせてストレスを与えたとしても問題にはなりません
アライグマ・・・一般に某アニメのかわいいイメージが浸透しているようですが、実際はずいぶん気性の荒い生き物です
当社の回りでも、最近その被害が出てきています(手が器用・・・被害を見ればすぐ分かります!)
さて、現地からは巣を突き止めることが出来そう・・・・というMailが入りました(関西野生生物研究所
 ▼『 ものづくり 』
  ここのところ、いろんなものづくりを心がけております
そのスタートした経緯や、途中経過など色々ご紹介していくことで、サイト内が時間とともに分かりにくくなっているという感があります(物理的サイズは間違いなく成長?・・・大きくなっています!)
『ものづくり』というところにスポットを当てて、リンク+@のサイトを立ち上げつつあります
まだ完成まではたどり着いていませんが、ご紹介させていただきます
    http://www.seidensha-ltd.co.jp/~monozukuri/
時々、訪ねていただければ幸いです
それなりに、中身が充実していることと思います
 ▼びっくりしたな、もう・・・
  すんでの所で、貴重な肉食系『キツネ』を車ではねるところでした
自宅のある山系にキツネが住んでいることは知っておりました
時々キツネ走り・・・足跡が一直線になる走り方・・・を見ています
何年か前にはイノシシが出たって大騒ぎになっていた山系です
(言うほどイナカでもありません、1小学校区で5000世帯、その外れに位置します)
時々ですが、山裾を流れる川に通勤?しているところを目にしていました(当然夜間!)
ところがこの日、22時前だったのですが・・・帰宅途中、左道路脇に あっ、キツネがいる、と思った瞬間、斜めに目の前に飛び出してきました
当然、急ブレーキ
一瞬、ボンネットの陰に隠れてしまった・・・・
いくら登り坂とはいえ、時速40Km程度のスピードは出ています
昨今のこと、アンチロック付きブレーキですからタイヤは鳴きません
完全停止はしませんでしたが、思わずぶつけた・・・って思いました
でも無事!あたってはいませんでした(音もしなかった!)
ボンネットの右陰から飛び出して、右サイドの藪の中に飛び入って、こちらを見ていました
無事そうだったので、そのまま前進しました
立派な大人のキツネ、体長70cm近い?・・・大きめの柴犬をスマートかつ足長〜にしたくらいの大きさでした
びっくりしたな、もう・・・・は、お互い様のようで!
 ▼異常気象は続く?
  今年は、私どもの周囲(日曜百姓の皆さん/今では毎日が日曜日!)において、アスパラがきちんと育たない、イチゴやエンドウが不作・・・露地物ですが、気候の異常を多く耳にします
仕事?で瀬戸内海に浮かぶ島・・・大崎上島へ出かけましたところ、こちらも今頃ミカンの白い花が満開!
通常なら、花の季節は連休頃とか 2週間遅れです
この日も、霧で6時から10時までフェリーは停まっていたようですし(どおりで、12時30分発のフェリー乗船者が多かった)
気候の不順は、地域の観光など産業にまで影響してきています
こうなるとスポットの観光ではなく、滞在型/体験型で人にお見えいただくことを真剣に考えないといけません
 ▼5月13〜14日は、ビッグサイト & パシフィコ横浜に
  パシフィコ横浜では、しなくてはいけないことが多くて、つい写真を撮ることなく帰ってしまいました(写真撮影については、すっかり頭から消え去っていました!)
情報セキュリティEXPO2010 こちらのNTTソフトウェアさんのブース周辺で遊んでました
旧知の友人にも偶然お会いしましたし、お世話になった方
の奥様にもお目にかかりました(ご本人はお亡くなりに)
世間とは、狭いものです・・アナログ技術メンバーは不動?
ビッグサイト会場ですが、景気の後退でしょうか、出展者・入場者ともに、昨年よりかなり少ないイメージです(13日1日だけのイメージですが!)
特に、ハード・メーカーさんの出展が少なかったように思います
クラウド・・・この言葉で、集まった方は多かったようですが、中身がない・・・・だからクラウドでしょ、みたいな会話がそこここで聞かれました
でも、商売する方(イベント企画屋さん)は、この秋にクラウド続編を開催する案内を配ってました(さすが!)
私の目的は、TAGビジネス・・・宿題の解決やら、次なるものづくりの打ち合わせをこの会場で行うことでした
一方、パシフィコ横浜を会場にした、どちらかというとアカデミックな内容であるWTP2010のほうは、昨年より人は多かったように感じられました
14日は、終日サーキット・デザインさんのブースで遊ばせてもらっておりました
当日こちらにお見えいただける方々と待ち合わせをさせていただき、いろんな情報交換をさせていただくことが出来ました(わざわざお見えをいただいた皆さまに感謝!)
商品の開発目標などを含め、今後元気の出る刺激の多い?一日でした
今回の出張は、久々に空路を利用しました
恒例の駅前居酒屋会議は、1回だけの開催に終わりました(この会も、中身が濃い会なのですが・・・)
確かに、移動中の交通機関の中にいる時間は、飛行機の1時間20分が新幹線の3時間30分より圧倒的に短いのですが、ドアツードア時間でみますと1時間も変わりません、便数を考えると、ビミョー!
 ▼発信器(送信機)
  動物の生態行動調査用と言うことからスタートした発信器
動くもの/移動するもの・・・猟犬、車両などいろんなシーンで活用できるのではないかというご相談、ご期待が多く寄せられています
輸入品などで実現できているもの・・・コンプライアンス的に言えば、国内電波法を無視した便利なものが多く存在していることを改めて意識させられています
世の中にはあるではないか!っておっしゃられても、法を無視したものと適法のものと一緒にはなりません
世界をマーケットにしたものの数と、国内だけのニーズとでは数に大きな隔たりがあります
当然、価格に現れます(その前に、どちらさまも手を出さないでしょう、あまりにマイナーすぎ!)
そんな中で、実現できること・・・技術的にだけでなく、コスト的にも市場に受け入れられそうなものから順次製品化・・・そんなことを市場調査をしながら、ボツボツ進めています
従いまして、神出鬼没・・・留守も多いかも!?
 ▼危機管理マニュアル & 行政指導
  私どものスタートは、無線屋です
無線の最大のメリットは、情報共有・・・直接自分に関係ない話であっても、どこか耳に残っている・・・ラジオが良い例です
誰かが会話を交わしている内容が聞こえれば、状況が手に取るように分かります
日頃便利だと思っている電話ではどうでしょう、1対1で直接聞かないと状況は分かりません
状況を説明する側の人って大変ですよね、同じ事を何人にも呼び出し(ダイヤル)して伝えないといけない、それも必ず応答があるとは限らない状況で・・・

たまたま県外の施設であったやりとりです
施設では、防災計画など消防法に定められた書類の監督先への提出が必要とされ、その計画に基づいて、消防(防災)訓練の実施が義務づけられています
私ども施設の素人ではありますが、問題に思うというか、とても気になるのは、書類を出して訓練の実施をしておけば、行政サイドからのおとがめはないわけで、それ以上に経費のかかることはしたくない(今の時代、経費節減が最優先)ということが、言葉の端々からにじみ出てくる施設長のお話しそのものでした
このお話しのきっかけというのは、いざというときの職員間の連絡が、すなわちその場の情報共有が大事ではありませんか?というところからでした
職場には、危機管理マニュアルがあり、非常時にはそのマニュアルに従って職員は行動する、すなわち単独では行動しないのが前提なので、情報の共有化には興味は持てない・・・とのことでした

例えば、「火事を通報する」・・・火事に気付いた全員が、近所のお家に走っていったら施設はもぬけの殻、どうなるんでしょうね?
逆もありますよね、誰かが通報してくれただろう・・・って
マニュアルどおり避難場所に集合し、そこで点呼をとって初めていない人が分かる・・・果たしてそれで間に合うのでしょうか?
藪をつつく話はしないでくれ・・・で、終わってしまいました

私どものお客さまで、国立療養所さまにおかれましては、ずいぶん昔から防災(避難)訓練の必需品として簡易(業務用)無線機をご利用いただいています
人命に関わる危機管理といえども、やはり予算(経費)次第・・・なのでしょうか?
余談ですが、道具として導入された無線機は、地域に開放して行われるイベント(施設のお祭り)当日や、夜間あるいは日中の屋外作業の現場で活躍しております

電話とは違った無線の良さ
 ・同報性(同時に複数の相手に情報・状況を伝えることが出来る)
 ・独自インフラ(他の設備に影響されない!/基地局のトラブル・停電などの影響を受けない)
を提案/ご説明させていただくのも、なかなか難しい昨今です

【関連ページ】
  ・緊急放送システム
  ・使用目的を問わない無線機
  ・業務用無線機
 ▼営業中に、防災へりの消火活動を間近に見てしまいました
 
なんと、当社すぐ近くの山の中腹で火災が発生、直線で500m位先・・・普段は、人の入るところではありません
従いまして消火作業たって、その場に行き着くことがまず困難・・・からのスタートです
最初から、水の入った袋を下げたへりがやってきました
2回の放水で、ほぼ鎮火しました(左写真は、2回目の放水時のもの)
お見事!!です

3回目もやってきて、半分くらい放水し、しばら〜く上空を旋回しながら様子を見ていたようです

火種が小さい、すなわち初期消火であればバッチシ、ということを目の当たりにした出来事でした
 ▼急な、いえ突然のお呼び出しに狼狽える年度末
  小回りのきくことでは、自信がある?小さな世帯なのですが、それでも慌てるようなお呼びがかかってくることもあります
今回は、大阪国際空港に、一度は高速バス、あと一度は機材を積んで例のごとく車で往復しました
手で持てる範囲の機材ですと、意外と高速バスも良いものです
山陽IC側(そば)のバス停で乗車すると、途中15〜20分の休憩を入れて、2時間15分くらいで大阪国際空港に着きます(岡山駅前で乗車すると、この山陽ICバス停まで45分かかるようです!)
無料駐車場もあるし、社からは20分ほどで着けるし・・・時々利用させてもらおうかな?って気になります!
自分の車を運転して空港内を走り回る(もちろん先導車の後をついて!)、希?な経験が出来た日でもありました

当日は、風が強くまた気温も低く、時には雨だけでなく霰(あられ)みたいなものも降ってきて大変でした
午前中は、雨がぱらつく、時には強く降る中、夕方16時頃になってようやく写真のように晴れてきましたが、風は終日強かった中で作業を行いました

広い空港内で、飛距離を得るため写真のようにロングYAGIを使用しての実験でしたが、仮設ポールでは風に吹かれて方向が定まりません
関わったメンバー全員、大変な思いをしてデータ取りをした1日でした

07時前に出発、20時過ぎ帰着(出社)と、ほぼ予定通りの1日ではありました(寒かった!の一言です)
 実証実験/事前調査の重要さ
 1.電波銀座の中で使用できるCHがあるか、必要なCHの確保が出来るかどうか
 2.実際に装置を仮設して、この時点での設計で必要なスループットが得られるか
 今回は、1.2.を2日に分けて実施しました
 1.の調査では、何とかルート確保(3本)が出来そうな結果が得られました
 2.では、周囲の強電界波の影響で、ブリッジの受信部がブロックされる症状があり、設計(装置設置)位置を変更
 1.だけで走っていたら、通信不能という結果になるところでした
 やはりきちんと検証して設置しなくてはいけません、ものごと基本に忠実に!!

【関連ページ】
  ・無線LAN(屋外ブリッジ)
 ▼年度末、あるいは新商品の開発に向けバタバタしています(2010.03)
  昨今、年度末は2月に早まったようです(昔のような3月60日/早い話が4月末、等というお話しはとんと無くなりました)
事務処理を終えるのが3月末に・・・
今年は、二次補正の影響でしょうか、3月になって3月中の検収をという案件がボツボツでてきています

ここのところTAG・・・広範囲な意味でのTAGですが、関係の準備・試作・実験に時間を多く使っています
ActiveTAG
  同時に複数IDの読み取りが可能
  移動方向が検出可能
■アニマル・マーカー(行動域調査のページを参照下さい))
  小型化
  ドッグ・マーカーの代替
  位置あるいは状態の送信
  マーカー側にデータの蓄積
  双方向通信(蓄積データのダウンロード)
結局のところ、最終的には飛距離と同時読み取り処理の違いだけで、ActiveTAGもアニマル・マーカーも同じ???状況になってきています
対象も、「もの」から人/車へと拡大・・・被さってきています
さてさて、ビジネスにどう通じるのかしら!?
 ▼お天気の良い日は屋外で
  新年明けましておめでとうございます、本年も宜しくお願いいたします
2010年の年明けは、本当に寒い日々でした
大晦日から元日にかけては、最高気温が3〜4℃、最低気温は氷点下2℃くらいで、雪こそ降りませんが(水分は中国山地で雪になり、乾いた冷たい風が吹く瀬戸内海沿い地方・・・です)寒さが堪えました
年寄り臭いですが(十分年寄り!?)、お天気の良い日は屋外で・・・
 1.テレメトリ発信器に関係しては、受信アンテナ・受信機・方探(RDF)のフィールド試験など
 2.Webカメラの更新
等々、ゴソゴソやっております
Webカメラは、天空(真上!)に向けて広画角レンズ(140〜170°)をつけた物を仮設してみました
TOPページ『岡山市祇園の空』から入っていただければご覧いただけます
雲・太陽・月の動きなど、もしかしたら面白く見ていただけるかも知れません(お子さんの興味が得られると嬉しいのですが!)
その前に、太陽の悪影響も心配されますね
アンテナが視界の邪魔になるかも・・・この点は、無線屋ですのでご勘弁を!

週間クールサイトに選ばれました
無線LAN専門サイト
青電舎:担当 堀
   Mailは seiden_atmark_po.harenet.ne.jp
              (お手数ですが、_atmark_を @ に直して下さい)
      お電話では、(086)275−5000 
      FAXは、0120−545000
      〒703−8207 岡山県岡山市中区祇園433−6