サル日誌
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野生サル接近警戒システム
鳥獣類接近警戒システム  特許第4070747号
猿人善快 2007〜2010
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猿害対策システム =猿人善快= TOP
システムの詳細 導入経費など 導入実績(例) オプション(展開)
開発ストーリー 運用ノウハウ Q & A サル日誌

新年(2011年)を向かえるにあたって  2010.12.29
  政治・経済のみに留まらず、気候変動など、作物の生育あるいは鳥獣被害に関係すると思われる自然環境の変化の大きな2010年でした
自然の営みについては、まだまだ人の知らざる世界が多いことを痛感します
むしろ、昔の人の方がより自然に近い中で生活をしていたわけで、この点からも現代人は便利の追求のみに突っ走り、自然の理解については感性そのものが退化しているのが実体ではないかとも考えられます
そんな都市化にばかり目が向いた時代の動きの中で、中山間地では耕作放棄地が増え、それにも起因して深刻な鳥獣被害に見舞われ、それを防ごうにもそこには動ける(対応できる)人がいないと言うような老齢化社会となり、農業はたまた水源としての資源すら守れないような実体が、そこここに見受けられるようになってきました
もう一部地域だけの問題ではありません、日本国内どこにでも生じている問題です
余談ですが、中国人による山林の購入・・・水源地の不動産購入など一部報道されていますね
日本人は水不足はないと信じて、ありがたみが無いようですが、それは中山間地域が守られていた過去のこと、中国は深刻な水不足ですから、水のありがたさをよく知っています
国策も、人に対する投資というのはなく、田畑とか山林に対しての助成策ばかりで、そこに人がいない実体とはかけ離れた施策と言わざるを得ません
人がそこに住んでいるのが基本の施策は、高度成長に舵を切った時点で、陳腐化していることにもっと早く気付くべきです
そんな状況の中で、来年度(H23年度)は、鳥獣被害対策には従来以上の予算が充てられるようなお話しです
ただ、単に昨年にプラス・・・ではなく、きちんと対策をシステム的にまとめて効果を上げることを目指す・・・が、予算獲得の条件になるのではないかと思われます(費用対効果を言われるのは当然の時代です)
このあたりの取り組みがきちんと出来ているところは全国的に見てもごく一部・・・というのが実体そうで、具体的に方向を示して募集があると、地方自治体としても応募がしやすいのでしょうね・・・

■テレメトリ発信器を活用した対策
 作戦は、まずは敵を知って・・・からスタート
 具体的な対策は、その結果により効率的な方法を選択します
  サルであれば、
   1.捕獲
   2.テレメトリ発信器の取付 放野
   3.行動調査(群れの分布、行動特性など)
   4.接近警戒システムの設置
     運用についての住民理解を得るための研修が必須
   5.ロガー機能がありますから、追い払いの効果検証は簡単!(成果報告書が簡単に作成できる?)
     明らかに出没回数が減少することが、受信履歴(データ)で確認できます!

  イノシシ・シカなどであれば、
   1.捕獲
   2.テレメトリ発信器の取付 放野
   3.行動調査(日中の行動/寝場所の確認)
   4.寝込みを襲う!(日中できる対策)
     より山奥に追うだけでも、彼らの通勤距離が伸びるだけ、人里への滞在時間は短く
     すなわち被害は必ず減らすことが出来ます

一例ではありますが、これら「作戦」がより重要になると考えられます

テレメトリ発信器、あるいは行動域調査について → こちらでご紹介
サル接近警戒システム → こちらでご紹介
布教活動?の季節がやってきました 2010.11
  年度末が近づき、また補正予算も国会を通過し、少し周辺が賑わってくるようになりました
『猿人善快』の導入計画に伴い、より有効に活躍できる設置場所選び、地元の方との情報交換(おこがましい言い方をさせていただくと、キーマンとなっていただく方の養成)などを目的に、現地に伺う機会が増えるこの時期です
今年の異常な状況を各所で耳にします
日中にイノシシが出てくる
捕ったイノシシも、背中がとがっている(痩せている)
今まで来なかった地域にサルが出る(あるところでは、目の前をサルが走って通り過ぎました、これには、ビックリ!)/打ち合わせをしていた集落の、ど真ん中!)
出たことがなかった地域にクマ(ツキノワグマ)が出る
山間のわずかな耕作地を利用した畑が、タヌキ・イノシシ・サルと、フル出場で被害に遭う
等々・・・
一方では、住民が減るうえで老齢化が進む現実
平成の大合併で、行政も人手が無くなっています
従来通りの対策では追いつきません(従来通りの対策実施が出来なくなっているのが実体)
予知予防策(彼らがやってくる前に、人が出る)、昼間の寝場所を襲って(寝込みを襲う!)、より山奥に追いやる(互いの生活圏の間を置く/通勤距離が長くなれば、少なくても滞在時間は短くなる)など、やはり相手の居場所を知るためにも発信器(電波利用)は欠かせません
日中出来る対策でないと、継続が出来ません
また、これだけ人里に出てこられると、そうそう銃を使用することも出来ません
銃による対策も限界が来ています(猟友会の方も老齢化しているし、銃所持についても規制が厳しくなっている面が余計にメンバーを減少させている)
地域を野生動物のエサ場にしない取り組みを、地域住民が一丸となって実行(まずは勉強会スタート!)
そして、タイムリーな追い払い(予知予防)
この2点をきちんとやっていくしかないように思える昨今です
被害に遭うから耕作することを止める・・・長年の生き甲斐を無くしてしまうようなことにはなって欲しくありません
最期まで、自分の出来ることをやって暮らす、すなわち積極的に生きる、人の営みの基本でしょう(老健施設に入所して暮らすのが幸せではありません/厚生労働省も予算を農林業に回すべきです!)
山を、畑を、田んぼを守る・・・日本(都会)の水資源や海の資源を守ってくれているこの人たちを何とか支えていきたいものです(この営みを継続し続けたいものです)
街から中山間地へ通勤する農林業・・・当面の、私の理想とするところです!
テレメトリ発信器の小型化  2010.11
 
 
左から、LT−02−2、LT−04、LT−01Ver2 です

LT01との大きさの違いがお分かりいただけます

左端 LT−02−2
φ16.4 x 65mm 約14g
電池寿命は、約2ヶ月

真ん中のものは、大型魚(サケ)用LT−04です
φ17x48mm 15g 
電池寿命は1ヶ月です
テレメトリ発信器が発する電波の『自動受信&記録』
 
 
行動域調査の自動化を応援します

『猿人善快』からの派生製品です
新(デジタル方式)旧(アナログ方式)いずれのテレメトリ発信器にも対応した、自動受信&記録システムを作ってしまいました
野猿接近警戒システム「猿人善快」用エンジンをベースに、電波の見落としがなるべく無いよう工夫をしました 

このものがあれば、調査など必要な場所に設置しておくだけで、相手の電波を捕捉し、その状態を記録することを自動で行ってくれます

アナログ方式発信器は、事前に周波数登録が必要です
デジタル方式発信器は、周波数登録済みです
設置場所、装置名称、個体名称などマスタに登録して管理することが出来ます
受信データは、csv形式で、USBメモリで取り出すことが出来ます
AC100Vのほか、DC12Vで運用できます
ソーラーパネルなど使用した独立電源による運用のご相談にも応じさせていただきます
テレメトリ発信器 2010年モデル 
  LT−01サル用は、第二世代となります
電気的には初代と代わりはありませんが、内部基板やケースなどを更新しました
電源SWの役割をするマグネットの取付位置を、分かりやすくしました
また、ケースには、目視でCHが分かるよう、カラー・テープを貼るようにしました

LT−01dog
猟犬向けに、NFM受信機への対応と、首輪を代えたもの
電池の消耗が大きくなる分、運用時間は短くなりますが、こまめに電源をON/OFFしていただくことで、数年間はご使用いただける形に仕上げています(ベースは、サル用です)
そのいずれも、8月16日より販売を開始します

猟犬向けには、ドッグ・マーカーという電力の大きな違法の商品があったために、適法品は飛ばないということになります
各所で試用いただいたデータから見て、ドッグ・マーカーは100〜200mW程度の出力があるものと思われます
適法品は10mWですから、単純に見て飛距離は1/2程度になろうかと思います
言い方を変えますと、適法の範囲でとなると、この範囲でしか使えないということになります
自分たちは有害駆除の協力をしているのだから、少々の違法行為は問われない、良く飛ぶドッグ・マーカーを使えば良いではないか(飛ばない適法品を使うメリットはない)、相変わらずこんな声が少なくありません
猟友会という全国組織で取り組むのであれば、まず法を遵守した運用をして、その上で実用的にはもう少し増力が望ましいと言う要望を総務省に上げる努力をすべきと考えます
今回のチャンネルプランは、動物の検知通報用・・・もっぱら野生動物に対してその行動域調査に使用することを念頭において出されたもので、猟犬用にというのは言わば相乗りです
自分たちに都合の良いものは、自分たち努力で得ると言う考え方が、ここでは必要かと思います
アナログ/デジタル両用版最終エンジンのご用意が出来ました
  旧アナログ発信器と新デジタル発信器の両方に対応、デジタル発信器の機能を100%活かせることの出来るエンジンがやっとご用意できました
IDデコーダ搭載で、適法の発信器周波数につきましては、ノイズなどによる誤作動(誤検知)は、ほぼ100%排除できると思います(旧アナログ発信器については、設定したウェイト時間の範囲でしか排除できません)
また、IDを管理することで、同じ周波数で複数の個体管理が可能になります
IDデコーダあるいはエンジン搭載CPUボードの入手難などにより、ずいぶん遅くなってしまいました(変なところで景気後退を実感します/部品/ボードが入手できない!!)
先行して、設置をいただいたお客さまのところに、4月末より順次入替のご案内を差し上げております
この後、1〜2年で、旧型発信器の稼働はなくなるでしょうから、年末までにはデジタル発信器専用の装置(受信機+制御エンジン)のご提供をスタートしたします。
5月の連休を利用して岡山県北某市設置システムのメンテに出かけました
  農林振興課の担当者が、この春の異動でお代わりになりました
発信器については、新たに4個(デジタルタイプ/LT01)取付が出来、地元の説明会も開いたと言う情報が前任者から入ってきました
ここまでの受信履歴の確認と合わせ、新たな捕獲が出来るまで稼働(機能)の一部を停止させていたものもありましたので、担当者も代わったばかりでは様子もお分かりではないであろうと、気を利かせて?出かけることにしました(エンジン部の最終版への入替も、この便に!)
好天につられた・・・こともあるかも知れません!?
休日の高速道路は大混雑・・・予想はしていましたが、ここまでとは!!
入ったインターでの表示は渋滞3Kmでしたが、その先では10Kmに
目的地の手前でどうも拡張工事をやっていそう・・・この時期に工事するか!って思うのは素人でしょうかね
3つ手前のインターで降りるまでに、社を出て1時間半かかってしまいました
通常なら、この時間があれば一番奥(一番遠い)の設置場所まで行き着けます
下道に降りて、途中別な市に設置した装置を横目で見ながら?(計3基、道沿いに見える!)目的地を目指しました

県北の稲作は早い! もう田植えをしていました(水田・・・です!!)
つい1週間前(4月下旬)には遅霜が降りていたのに・・・・
これは労働力の問題も大きそう・・・この連休に関西方面から息子さんたちが応援に帰ってくれる、これを当てにして成り立っている農業のように見受けられます(関西プレートの車が沢山、庭先などに駐車してありました)
季節の変化に構っておれない事情にも見えました
同時に、県北は関西圏であることを再認識しました(県南に目が向いていない面が大きい・・・なるほど人の移動が関西間!)

カエルのゲコゲコ鳴く声も耳にしました
県南(私ども周辺)では、ツバメが飛来し始めたところで、田植えはもう一ヶ月くらい先です

さて、作業は順調に進み、帰りは、最初から下道を走破することにし、岡山県のど真ん中を南下しました(山の中オンパレード!)
帰着時間は、ちょうど予定時間に行きにかかった余分な時間1.5時間をプラスした時間でした
作業は予定通り、下道を走っても大回りする高速道利用とそんなに時間は変わらないことを実感した1日でした(走行距離200Km強)
市内8箇所設置(岡山県下で一番広大な市!)の全ての装置について、全機能を稼働するようにしてきました
回収した受信履歴は、このあと整理して新担当者にお渡しします
ネットワーク版 猿人善快ASP for Personal本格稼働間近
  携帯電話網で2箇所 無線LANで1箇所の、計3箇所(3地域)を網羅した接近警戒システムの本格稼働が間もなくスタートします
現在はまだ試験稼働ですが、本格稼働が始まったら詳細をご案内いたします
自治体の防災システム・告知システムとの連携も可能ですが、こちらではあくまで検知エリア(地域)ごとのMail通知による情報共有です
LT−01・LD−01 納期 ほか
  なんとかですが、ここしばらくは在庫を長期間切らすことのなく、皆さまの需要にお応えが出来ております
4月末現在で、少量ですが在庫があります
年度末は、確保に追われましたが・・・
LT−01次回生産は、6月(以降)の予定で材料の仕込中です(1年分の見込み生産をしようかと!)

猿人善快エンジンも、IDデコーダ搭載・・・新・旧発信器/アナログ・デジタル両発信器に対応したものの出荷がスタートできました
当初、暫定版でお買い求めいただいている方には、順次入替のご連絡を差し上げています
このバージョンで、新型(デジタル)発信器の誤検知は、まず発生しません
この新旧両方の発信器に対応したモデルの選手寿命は、ここ1〜2年で、最終的には新型発信器のみに対応したモデルに移行します(両用モデルより少し安価にご提供できるようになります)
有害鳥獣駆除でお世話になっている、猟友会のメンバーが警察に告発されました
  猟犬に着けて使用したドッグ・マーカーと、猟(委託業務である有害鳥獣駆除)の連絡にアマチュア無線を使用したこと、この2点が電波法違反(不法無線局の開設)とされました
きっとこのことが契機となったのでしょう、テレメトリ発信器(アニマル・マーカー)を企画・販売している当社に、多くの問い合わせをいただきました
そこで、新たに『ドッグ・マーカー』のページを追加しました
年度内納品のリクエストに、何とかお応えできました LT−01
  適法テレメトリ発信器 LT−01 ですが、なんとかお客さまにご迷惑をおかけすることなく、年度末を迎えることが出来そうです
当初の計画数を超えるご注文をいただきました
次回生産予定は、6月なのですが、予想を超えるご注文をいただきましたので、急遽数十個ですが4月中旬に追加生産いたします
来年度は、当WEBでもご紹介しておりますとおり、新たな製品の投入も計画しております
新年度も、宜しくお願いしたします
やっとパンフレットなるもののご用意が出来ました 2010.03
  ■『猿人善快』 パンフレット 
■『猿人善快ASP for Personal』 パンフレット こちらもご参考に!
不思議なもので、なんだか周辺が忙しくなると製作意欲が上昇します!?
相互リンク用に、バナーをこしらえました 2010.03
 

もし、私どもの取り組みである テレメトリ発信器を使用した野猿接近警戒システム『猿人善快』(特許第4070747号) をご紹介くださる方がありましたら、このバナーのご使用をいただければ嬉しいです
デジタル方式発信器(適法発信器)対応 ほか『猿人善快』最新事情
  『猿人善快』バージョンアップ
旧アナログ専用モデルから、適法発信器に対応したアナログ・デジタル兼用モデルへのリニューアルのお話しが増えて来つつあります
従来の装置に『エンジン』を追加いただくことで、受信機の再設定は必要ですが、過去の資産をそのまま利用して最新アナログ・デジタル兼用モデルにバージョンアップできます
この先、最終的には専用受信機との組み合わせになります(過去主役であった輸入発信器の電池切れが、旧アナログモデル終焉の時期に)
新規導入の方には、この次にご用意する最新デジタル専用モデルで問題ありませんが、アナログ専用モデルをご使用いただいているところには、対応エンジンを残して、移行のお手伝いをさせていただきます

ASP
本格的なサービスとしては、従来より月々の運用費をいただいてサービスをご提供しています
この度、買取型簡易ASPシステムとして、『猿人善快ASP for Personal』のご提供を始めました
こちらは、常時接続インターネット環境に接続したPCをASPサーバーに見立てて、Mail通知、データ収集(DB化)などの機能をご利用いただくことが出来ます
お客さまに必要なのは、常時インターネット接続環境、PC(XPpro)、ウィルスバスター くらい
PCとウィルスバスターを送付いただければ、こちらで環境をセットアップしてお返しします
ダイナミックDNSサービスほか必要な手続きは代行します(作業代行依頼書をいただいております)
合わせて、リモート・メンテナンス・サービスもご提供します
導入いただく先が増えつつあります
LT−01 3月生産
  予定を前倒しして、2月末に現在ある材料の範囲で生産しました
次回生産は、6月の予定で、こちらは年間販売分を見越した生産数を予定しています
小型のLT−02(もっと小型のものを量産するかも)なども、合わせて生産を予定
2010年度の取り組み
  希望・期待も込めて・・・ではありますが
  1.小型テレメトリ発信器
  2.探索用アンテナ一体型専用受信機
  3.センサー内蔵発信器
     GPS 方位 加速度など、ロガー機能を搭載
  4.ドッグマーカー代替発信器
そして、各種センサ内蔵発信器に対応した専用受信装置(ダウンロード機能付き)、『猿人善快』デジタル専用版など、商品ラインアップの拡充を目指す予定です
小型化第一弾  LT−02 24gタイプです
ちょっと大きめの鳥用に作ったものです

発信する電波の内容は、LT−01と変わりません(標準では、分類:鳥類となっています)

電池容量が小さくなった分、使用期間が短くなります
電池寿命は、計算上6ヶ月です

次に予定している15gタイプは、電池寿命は3ヶ月となります

要は、電池の大きさでボディが決まってしまう・・・です

大きさの比較に、LT−01を横に置いてみました
猿害対策目的以外のテレメトリ発信器などにつきましては、当面、行動域調査のページでご紹介させていただきます
2010年2月
  LD-01(IDデコーダ)の出荷を開始・・・長くお待ちいただいたお客さまも少なからずありました
142.960MHz 分類サル ID:0228 を受信
『猿人善快』エンジンのデジタル対応(IDデコーダ機能の組み込み)、ここまで組み込んできた機能についてもブラッシュアップを行います
デジタル版『猿人善快』の開発(この場合、電波法に準じた専用受信機の搭載となります)などなどバタバタしているうちに、LT-01が無くなってきまして慌てて、ある材料で数十個の製品を用意しました
この数で、3月度(2009年度)を乗り越えなくては・・・
デジタル対応が順次進んでいますので、猿人善快TOPページも、予定から具体的な内容に変更しなくてはいけません(ここまで、更新が間に合っていませんでした!)
 まず、ご希望の方に配布している資料/CD−ROM版から最新仕様に内容を更新しました

■ドッグマーカー
 狩猟用(猟犬用)に用いられていた『ドッグ・マーカー』と呼ばれている製品について、当局よりの取り締まりが厳しくなったようで(同じ総務省管轄で、狩猟許可の取り消し、猟銃の所有許可の取り消しなど、違法行為には毅然とした対応をするとのこと)、関係の問い合わせが増えてきました
 私どもで取り組んでいる発信器・・・動物の検知通報用として割り当てられた周波数、規格の範囲で、この猟犬ニーズに対し、なるべく使い勝手の良いものの製品化をしなくてはいけない状況になってきました
■テレメトリ発信器
 小型動物、あるいは鳥類の行動域調査用に小型のもの、あるいはGPSほか各種センサ機能搭載のものなど、従来輸入品で賄われていたニーズの取り込み+αも必要そうで、時間とともに宿題が増える一方・・・そんな感じがする昨今です

 いずれも電波法に抵触するものについての、取り込み(適法の代替製品)と言う皆さまのご期待が大きいことを実感します
 絶対数の少ないマーケット故、一度には対応できませんが、出来るところから順次進めて参ります
2010年3月以降に向けて 2010.01
  ものづくり、あるいは今後の商品化の計画など、ある程度具体的にご紹介を記させていただきました
   → 猿人善快TOPページ
色々と試みながら・・・と言う世界もありますが、これら目標を持って取り組んでおります
鳥獣被害対策というか、結果として中山間地域の活性化につながるよう、また自然保護との両面で貢献できたらと願っております
テレメトリ発信器につきましては、小型モデルも3〜4月に発売できたらと思っています
現在のLT−01(サル用)も、在庫がほぼ底をつきました
次回生産(3〜4月)までは、調整しながらの出荷となります
2010年3月に向けて 2009.12末
  ゴソゴソそれなりに忙しくしているのですが(商売になっているかどうかは、全くの別問題!)、Webをご覧の方には、その様子は見えませんね
近況につきまして、少しご紹介をさせていただき新年を迎えることといたします

2010年3月に向けて、商品ラインアップの拡充を目指していることは、以前この日誌の中で少しご紹介をさせていただいておりました
具体的には、
  1.25g程度の小型軽量の発信器・・・電池寿命は半年程度
  2.警戒システム用専用受信機 → 新規格発信器専用で『猿人善快』に搭載します
  3.即商品化とは行かないかも知れませんが、市場調査・実験等を行っています
    ・ドッグマーカーの代替需要に向けたもの(電波法と使い勝手の狭間で???)
    ・イノシシなどサル以外の動物を意識したもの/小型化以外、例えば取付方法等
    ・GPSレシーバーを内蔵したもの(脱落回収型でなく、無線でデータ・ダウンロードができるもの)
        最低でも、リアルタイムに位置の検知ができるように・・・
    ・検知方向探知機能内蔵受信装置(定点検知用)

IDデコーダ
1月末〜2月初旬にかけて、部品入手の点で計画より大幅に遅れておりましたIDデコーダを発売開始いたします
先にご紹介の通り、最終的には専用受信機への移行を考えておりますので、当面の間・・・すなわち過去の受信装置をお持ちの方、あるいは従来型『猿人善快』をご利用いただいている方に対して、新規格発信器対応への移行用としてご提供させていただきます(限定的に考えております)

ネットワーク対応
携帯電話インフラ(AU・Docomo)、無線LANによるサーバーへの接続(受信データ送信)の仕組みは既に出来上がっています(エンジンに機能として搭載済み、一部で稼働が始まりました)
自治体の方で導入が進みつつある『IP告知システム(従来の無線による防災放送システム・有線放送システムに変わり、IP網を利用した個別・エリア・全体と切り分けてできる放送システムで、独居老人宅などでは緊急通報ボタンなどの用意もある)』との連携、すなわち告知システムのコンテンツのひとつとして対象のエリアに向けて「猿の群れを検知したので、皆で追い払いに出ましょう」という放送が流れるシーンも間もなく具現化しそうです(告知システムを導入しても、中身/コンテンツがない・・・と言うお話しを耳にします)

LT−01製品在庫(2009/12/31現在:次回生産は3月を予定)  
サル用が予約分を除き、残り10個となりました
ツキノワグマ用に、首輪用ベルトの長さを70cm(サル用は55cm)にしたものが、残り4個
 中四国地域アグリビジネス創出フェアに出展(2009.12) 
 野生動物が増え、鳥獣被害も増加していることは、どの地域でも同じであることがよく分かりました
  12月8日(火)広島市中小企業会館総合展示場で開催の中四国地域アグリビジネス創出フェアに出展しました
お話しが多いのは、やはり鳥獣被害対策・・・イノシシ・シカ・サル 今回お聞きした地域での様子は、この順で被害が増加する一方だそうです
会場入口です
セミナー会場と展示会場に大きく2分した開催でした
山陽道五日市ICからの接続も良く車で日帰りしました
準備/撤収にはICOM広島営業所の応援をいただきました
当社ブース
Davis気象観測装置・Beeeシリーズ
猿人善快/LT-01・IC-DPR5(登録制5W無線機)
等を、ご紹介させていただきました

鳥獣被害の拡大・・・どちらの地域も同じ様子であることがよく分かりました
サル被害の対策については、接近警戒システム『猿人善快』の活用で、成果が得られます
イノシシ・シカ対策について、同様に発信器の活用が出来ないかという質問を沢山お聞きしました
夜行性のものについては、また個体で行動するものについては、サルと同じような対応は出来ません
人が寝られない、いくつ発信器があればいいのか・・・等々の諸問題が生じます
が、彼らの日中の行動を知ることで、山奥に追い込むことは出来そうに思います
発信器により日中の居場所を突き止めて、より山奥に追い払う!
これなら人が日中に行うことが出来ますね
2010年3月を目指して
LT−01
  ・手元在庫数が、20個を切りました(2009.11.29)
  ・小型のクマ(ツキノワグマ)用に、分類を「クマ」とした首輪のベルト長70cmのものが数個あります
  次回の生産は、2010年3月を予定しており、現在の在庫が無くなると次の生産までお待ちいただくことになります
  次回生産時には、より小型動物に利用できるよう重量20g台のものなども準備ができると思います(LT−0□)

LR−02
  『猿人善快』搭載を目的とした専用受信機も同じ時期に準備が出来そうです
  この場合、新規格発信器専用のバージョンとなります(従来の発信器には対応できなくなりますが、装置コストの低減
  が見込めます)
  この時点で、『猿人善快』は、2種類になりますが、従来型発信器対応版は時間とともに消滅?になります
  周波数識別の従来型『猿人善快』をご利用の方には、現在の「エンジン」を搭載(追加)いただくことで、最新型と同等
  の機能をご使用いただくことが出来ます

LR−□□
  年配の方など、どなたでもご使用いただける(野生動物の接近を、畑で農作業をしていても気付くことの出来るような使い方を意識しています)、出来ればアンテナを一体化した受信装置の商品化を目指しています
  やはり2010年3月あたりが、ひとつのメドです

 定点監視=『猿人善快』
 移動監視=LR−□□ 
    と言うように、目的(シーン)を分けた運用形態を見た「ものづくり」を進めています

    
各種屋外実験用に場所(ステージ)を用意しました

この便に?『猿人善快=独立電源=』DEMO版を設置しました(アップ写真は、右に)
AM7〜PM5時の毎時0分から5分間、回転灯が回ります
(看板兼用?で、言わば時報のようなもの!? きちんと独立電源で稼働しています)

                             2009.11
LT−01 今年度予定していた生産を終了(2009.10)
  本年度の仕込みを終了しました
おかげさまで、無事予定個数の生産を終えることが出来ました
次回の生産予定は、来春(2010年春)・・・現在の在庫数までの販売で、一度完売となります
下段の項目にお書きしていますが、この分野を望まれている皆さまの期待に、少しでも近づくことの出来るよう、来春まで周辺固めに注力いたします
発信器に関しましては、基板のより小型化などに取り組みます

クマ用
大型でないもの・・・ツキノワグマを対象に、取付ベルトをサル用より15cm長くし(ベルト長70cm)、識別分類を「クマ」とした発信器を限定で数個製作しました(2009.11末)
この仕様でのご希望がありましたら、お知らせ下さい(在庫限り)
近況 一足早い「初夢」かも!?(2009.10)
   この世界・・・テレメトリ発信器の出す電波を利用して、現れる前に検知し予防措置をとる・・・予知予防による獣害対策を目指した【サル接近警戒システム】を手がけて7年が過ぎました
 大きなテーマであった、国内でこの目的に対し、合法的に使用できる周波数割当を目指したことも、昨年夏の電波法改正によりゴールを向かえることが出来ました
 また、それから1年近くかかりましたが(リチウムイオン電池の危険物扱いによる対応に、余分に時間を要した面もあります!)、許可された仕様(規定)に準じた発信器を製品化することもできました(LT−01)

 被害対策に苦労されている、あるいは担当をなさっている現場の方々からは、
 従来の対策は、正直なところ被害を未然に防ぐことは出来ないことを前提に仕事をしていた面がある
 賢いサルに対して、有効な対策法は無い・・・と
 接近警戒システムを設置・活用することで、「やれば」きちんと対策が出来る(被害予防が出来る)ということを前提に仕事をすることが出来るようになった
 このような積極的な声(私どもにとっては嬉しい声)も、聞こえてくるようになってきました
 もちろん、この「やれば」の中身に、地元住民の方々の積極的な関わりという要素が大きいことは事実です
 普通に子どもに教えるように、自分のことは自分で・・・ということが、そこにあります(地元でないと出来ない、素早い組織的な対応が重要です)
 装置を設置すればいい、誰かに運用を頼めばいい・・・ではありません

 そんな状況の変化から、来春を目標にいろんな商品群を出していこうという元気が出てきました
 ■発信器
  ・小型化(いろんな相手に装着可能)
  ・GPSレシーバほか、各種センサの搭載を可能とする
     目的別に作成(ひとつのものが色々使えるというわけではありませんし、消費電力の問題も大きい)
     GPSを例にすると、トータルでの消費電力が大きくなる(結果、運用時間が短くなる)
 ■受信装置
  ・接近警戒システム専用
  ・簡単に使用できる、すなわち地域のお年寄りがほ場に持って行ってでも接近を知ることが出来る
   携帯型接近検知装置
 等々を、計画しています

 運用イメージとしては、
   ・どちらかというと山奥に設置して、彼らが本当に野生の生活をしているかどうかの定点観測
   ・人里近いところで、人のおくる生活の中で、接近を検知して例えばほ場に見回りに行く、追い払いの準備をする等
    のための言わば緊急情報を簡単に得られる装置
 この二つに分けて考えたいと思っています

 専用IC等の問題で、予定より商品化が遅れているものもありますが、2010年春には、少しラインアップを拡げて皆さまにご覧いただくことが出来るよう、より多くのシーンでこれらの発信器の利用が進むことを願って、前進していこうと思っています(せっかくの電波法改正で得られた周波数割当ですから、積極的な活用を!です)
LT−01専用受信機のフィールドテストを開始(2009.09)
  新規格5CH+IDデコーダ+受信履歴保存機能
従来携帯型受信機との単純比較です
アンテナはイメージ! 実際は八木アンテナを使用
 表示パネル部のアップです(バックライトOFF状態)
ID:0154を CH1で、2009/09/09 10:25:22に受信

ビートをかけて耳で受信しながら、同時にIDデコード可能な、デュアルモード受信を可能とします
受信履歴はSDカードに保存し、データの外部利用を容易にします(カレンダー内蔵)
従来の広帯域受信機と比べ、狭帯域(100KHz)で目的が達成できますので、受信感度あるいは外部抑圧(混変調)などに対して高性能を得ることが出来ています
小型軽量と言うことに関しては、従来の広帯域受信機には負けます!!
間もなく製品として販売を開始します
本受信機は、あくまで国内電波法で制定された5波専用・・・従いまして、過去に利用された輸入品には対応しません
レポート:人と天然記念物北限のサルとの共生シンポジウム 2009 in 下北半島
遠くは、宮崎・島根からも参加がありました
が、時間勝負では一番遠くからの参加・・・私たち岡山勢(私と高梁市の担当者)だったように思われます
新幹線 岡山〜東京間 3時間20分、東京〜八戸間 3時間2分 この差に、ちょっとだけ頭に来ます!?
直線距離が長い点と、停車駅数が違うと言えばそれまでですが、いかに岡山が東京から遠いかを改めて実感しました

以下、独断と偏見(その場にいた私個人の感想)レポートです

■シンポジウム開催テーマは共存
 テーマは共存ですが、人の被害と天然記念物としての保護と、どちらが施策として重要なのか的な声が、立場を問わず地元参加者の中からは大きかったように思います
 私は宗教家ではありませんが、野生猿も安心して暮らせないような発想・・・同じ地球上に生かされている動物のひとつである人間が、自分にとってイヤなモノは居ない方が良いというような考え方に走ることは賛成できません
 その論理は、いつか戦争を引き起こす考えにつながります・・・人同士の共存さえ怪しい考え方に聞こえます(考え方が違う、民族・人種が違う等を理由に、排他的な行動をとることと何ら変わりない考え方だという判断です)
 さて、下北の場合、エリアを決めて保護・・・ではなく、そこにいるニホンザルそのものが保護対象でした
 この点から、猿の住むエリアを決めて保護し、すなわち保護エリアを策定し、そこから出た猿は駆除するようにしたら分かりやすくて良い・・・というような声もありました
 実は、岡山県高梁市では、そのエリアを決めて保護しているところなのです
 こちらでは問題はないのかと言えばそうではなく、地域間連携がきちんと出来ない・・・保護しているモノが対処してくれ(そこで飼っているのだから・・・)という論理が働きます
 それぞれ、他人の芝生は青く見えるようです

■成果を急いで求める
 早く答えが欲しい・・・そんな感じにも聞こえます
 答えを急ぐのは最近の傾向ではあります(イコール評価ということで)
 長年解決しない「いら立ち」が大きいのかもしれません
 何かしたらすぐに答えが出る・・・頭数調整(捕獲) こちらに進むことを望む声が大きかったようです
 保護管理計画を策定し、その計画に則って行えば例え天然記念物が相手であっても実施は出来る、とあるのですが、自分で率先して進めることはイヤなようで、天の声・・・お墨付きが欲しい、そんな風にも聞こえました

■具体的な対応策
 こちらはどれもが具体的というか目の前にあることですから、百聞は一見の世界です
 いろんな手法で対策に苦慮している皆さまがお集まりですから、質問も具体的です
 ここで皆さんが再認識できたことは、彼らの位置・行動をキチンと把握出来る仕組みを持っておくことの重要さです
 いつ、どこで追い払いの体制をとればいいのか(モンキードッグの配備・運用も同じ)
 追い払った結果がどうなったのか → 評価につながります
 次の移動先に先回りして・・・  あるいは、成果がどうであったかと言う評価
 場合によっては、次に被害が出そうな地域の予測に(強烈に追い払いをした結果、別地域に出没!)
 結局、彼らの位置捕捉用にアニマル・マーカー/テレメトリ発信器と受信機がないと・・・・
 最後(結論)は山奥に追い払い、山奥で本来の野生の生活してもらうように、すなわち人里に近づかないようコントロールする(見張る!)必要があり、そのためには彼らの行動をなるべく手をかけずに把握する仕組みが必要不可欠になるということ
 発信器需要は、まだまだこれから・・・と言うのが、正直な感想です(保護管理計画策定のための調査ニーズで終わったように思っていました)
  
150名近い関係者がお集まりに 基調講演をなさった、お二人の先生
京都大学霊長類研究所 渡辺教授(左)
日本獣医生命科学大学 羽山准教授(右)

 
接近警戒システム=猿人善快=
この便に、設定を調整してきました
 京大方式電気柵
ネットの下をきちんと処理してあるところに特徴あり
ピチピチと漏電(放電)の音が接続点からしてましたが
モンキードッグ
自治体で本格採用は、初めてとか
もちろん専任者とペアです
ジャーマン・シェパード2匹を訓練して導入
この3つの対策方法について
現地視察が行われました

往路は、東京まで寝台特急を利用しました
こうすることで丸1日仕事が出来ます
夕食をとり風呂に入って22:30乗車
この時期、なんと「あじさいの花」が咲いていました
これには、ちょっと驚きました
(写真を撮ってくるのを忘れていました!) 

八戸〜野辺地〜むつ と言う移動の中で、
耕作を放棄した土地を数多く目にしました
今回現地視察が行われた地域では、お年寄りが
数多く元気に畑に出られているのが印象的でした
お年寄りの生き甲斐(健康に歳を取ること)に、
鳥獣被害対策は重要であることを改めて実感!!
(厚労省からも対策予算をいただかなくては!)
人と天然記念物北限のサルとの共生シンポジウム 2009 in 下北半島
  当地岡山県にも同様の天然記念物として人との共生を目指している高梁市があります
むつ市ご担当の方から、8月19日〜20日開催 標題のシンポジウムへの参加のお誘いがありました
先々月に、接近警戒システム=猿人善快=を導入いただいたご縁もありまして、このシンポジウムに参加の申込みをさせていただきました
高梁市教育委員会担当者の方も、次期作戦のための現地会議?の中で偶然このお話が出てお聞きしたのですが、やはり「出席」です
青森県むつ市・・・岡山からは非常に遠い・・・
前泊、もしくは早朝東京に着く夜行(寝台特急)を利用するしかありません
後日、シンポジウム参加レポートを書きたいと思います
シンポジウムに参加することで、直接お目にかかっていないお客さまに、当日お目にかかれることも少なからずあろうかと思います
これは楽しみなことです
いろんな情報交換が出来ればと願っています
適法テレメトリ発信器 LT−01 近況  
 
LT−01 技適を取り直しました
発信回路の変更です
よりショックに強い構造にしたもので販売を開始しました
受注順の出荷を行っています

8月中旬以降は、ほぼ即納体制になる、と考えています

適法品ですので、農水省ほか助成金の利用について、なにも問題は生じません

今後の予定
専用のデコーダーを内蔵した受信機の発売を予定しています
(もちろんデコーダーのみの販売も予定しています)
8月末くらいから評価試験が出来る予定です
○総務省 『ユビキタスタウン構想推進事業』
○総務省 「ユビキタスタウン構想推進事業」に係る提案公募
  こちらの、実施要領、交付要領、利活用イメージをご覧下さい。
  鳥獣被害対策も対象になっております。
  1500万〜1億 と、規模も大きく(下限額1000万以上)、100%交付です。
  猿害対策で、手をお上げになる自治体さまがいらっしゃいましたら是非協力させてください。
  このようなメニュー(ローカル用インフラPCレベルでのASPサービスデジタル/アナログの融合)も用意しつつあります。
  目指すは、例え平均年齢は高くても、人間らしい暮らし、生き甲斐のある暮らしが出来るお年寄りの元気なイナカです。(ユビキタスビレッジ構想!です)
 こうなることは、結果として若者も地元で生活できるようになることにつながります
 あと、お子さん、お年寄りの見守りシステム
           ポイント気象観測システム
 等と組み合わせた、弱者あるいは観光客(山への入下山など)に安心と安全を提供する仕組みとの組み合わせなど、地域の活性化に直接役立つITもあります
  応募期限は、7月29日です。
                                  =二次募集に期待=
LT−01 正式販売を開始 2009.07 
  続いてIDデコーダ、専用受信機の市場投入が行えるよう具体的な準備をスタートしました
また、「猿人善快」の方ですが、お客さまの現状が旧型の発信器がまだ生きている状況から、新旧いずれのタイプの発信であっても対応できる仕組みでご提供をしております
あと2年程度経つと、旧型のことは考えなくても良いことになるかも知れませんが・・・
定点観測・ブロードバンド環境への対応(接続)など、意識したものづくりを行っています
例えば集落毎に設置して、その受信履歴からMail通知やデータベース化が可能になる安価なASPシステムも間もなく発売を開始いたします(猿人善快ASP for Perasonal)
システムの詳細などは、こちらの猿人善快ワンストップ入口の方でご紹介をさせていただいています
2008年改正電波法対応発信器 LT−01 受注開始 2009.06.18 
  大変お待たせをいたしました
6月末の製品版販売開始を前に、価格の決定と合わせ、予約の受け付けを開始いたしました
価格は、目標価格を少し上回る¥45,000-(消費税・送料別)
納品は、6月末からスタートして遅くとも7月末から8月上旬までには、今回生産分のお届けを完了の予定です
手作業が多く、一気に沢山は作れませんので、生産・試験・出荷という作業を何回か繰り返して予定数量を生産することになります、ご理解をお願いいたします
仕様など詳しくは、猿人善快TOPページに掲載しました
2008年改正電波法対応発信器 初公開 RFID−EXPO 5月13〜15日
  打ち合わせを目的に、5月12〜14日は東の国行きです
RFID−EXPO(取引先が出展)・ソフトウェア開発環境展(同業者が出展)・組込みシステム開発技術展(取引先が出展)が、13〜15日にかけ東京ビッグサイトで開催されます
12〜13日は、ワイヤレス・テクノロジー・パーク2009(取引先が出展)が、パシフィコ横浜にて開催されます
出展(関係)者と、これら会場で打ち合わせをするのも効率的と言うことで、2泊3日で出かける段取りです
その便を利用して、直接は関係ない分野かも知れませんが、無線TAGのひとつということで、RFID−EXPO NTTソフトウェア・ブースにLT−01を初出品(一般初公開)します

このパネルを目印にお見え下さい
(5月13〜15日 RFID−EXPO)
ご紹介チラシ(表面)も同じ 市場第一号機 LT−01
LT−01
RFID−EXPO NTTソフトウェア・ブースに寄生?してご紹介いたします
ご便のある方は、上記パネルを目印にお見え下さい!(13〜14日は、私もブース近辺におります)
本格的な販売開始時期は、6月末を予定しています
2008年改正電波法対応テレメトリ発信器 使い勝手『初レポート』 
 
関係各位の並々ならぬご努力により、技適の取得ができました
本格的な試験をこれから実施し、出来る改善を行い最終的な製品に仕上げます
現状でも、下記でご紹介の通りここまでのスタンダード、ATS社M2950と同等の検知距離は得られております

お決まりの、技適適合シール・マグネット・スイッチ・脱落機構が見えます
アンテナ輻射効率(効率が上がれば電力を落とせる)・発信インターバル・発信時間/電池寿命・デコーダーとの見合いが検討事項としていくらか残っています
このあたりの決着をつけた物を、6月末より製品版として販売を開始いたします
      
技適が取得できたということで、関係メンバーが揃ったのを機会に、実際の環境を使って、電波探索試験を行いました

ご覧のような季節外れ?の雪の中で、多くの方の協力を得て、本格的な実験の実施が出来ました

この写真には写っていない「サル役」の方が、軽トラックで発信器を持って移動中です

受信機やアンテナについては、それぞれ数種類を用意しての本格的な実験です
互いの連絡は、業務用無線機を使用して・・・
結論は、従来の発信器と同等以上の検知距離が得られる・・・です
判断は、先行して装着されていた発信器から発せられる電波との受信比較です
ただし、これは従来の発信器の利用と同じ受信方式、ビートをかけて耳で聞いた場合のことで、今回の実験ではIDデコードについての試験は出来ていません

おおよそのざっくりしたスペックとして、
 ・従来方式の運用で、最大受信距離2Km程度
 ・IDデコードに関しては、1Km程度が判別可能最大距離
というあたりに収まりそうです
もちろんアナログの電波ですから、使用環境・使用機材等によってその結果は大きく異なります 
当面、サンプル出荷品を使用しての実験中心の情報となりますが、正式発売開始までには、データをまとめます
 
今回の発信器では、発信は、3つの組み合わせ・・・ID送信の間に20msecの送信を2回・・・3回の送信に付き1回のID送出としています
理由は、電池の消耗を少しでも減らすこと・・・IDを送信すると送信時間が長くなる=電池の消耗が進みます
また、今回設定された規格の範囲で、なるべく多くの電波を出すこと・・・電池寿命を優先して、送信間隔を空けると、今度は追跡(電波探索)がやりにくくなってしまいます
FMモードで受信すれば、プッ プッ ビーッ
SSBモードで、ビートをかけて聞くと、 ピッ ピッ ギャー という感じで繰り返して聞こえます
この、ビーッ ギャー の部分で、IDを送出しています
この仕様で、電池寿命は2年(計算値)です
このような送出電波を受信して相手位置を探索・・・信号強度を目安に探すことになりますが、IDデコードのためのFMモードによる受信より、ビートをかけて聞くSSBモードによる受信の方が、その変化が分かりやすいことが実証されてしまいました
接近警戒システムであれば、FMモード受信で問題はなさそうですが、探索用には、従来通りの受信、すなわちSSBモードでの受信が良好だと思われます
過去の慣れと言うことも考慮し、初めて経験する方にも試していただきましたが、結果は同じでした
予算が許すなら、探索用携帯用受信機は、従来通りのオールモード受信機の方が良いかもしれません
この場合ですが、IDデコードには、FMモードでの受信が必要ですので、追跡と電波発信者の特定は、受信モードを切り替えて対応すると言うことになります(ちょっと面倒かも・・・)
 
=猿人善快=エンジン
実際に、新規格の発信器を使用してみて、システムとしてのここまでの考えを少し変更した方が良いと思われる発見がありましたので、早速アプリケーション対応(仕様変更)に取りかかります
最終的な仕上がりは6月になるかも知れません(発信器の仕様確定も合わせ、試行錯誤?により、2ヶ月くらいかかるかも知れませんが、せっかくのことですから使い勝手の良いものをお出ししたいと思います)
USBメモリを現地に持参するだけで、システムのバージョンアップが行える方式を採用していますので、先行導入いただいた方にも、これら変更は最小のご負担で行っていただくことが出来ます(ロガーデータの回収と同時にバージョンアップが行えます)
 間もなく4月、さくらの開花宣言も続く中
 
長野県池田町 大峰高原に=猿人善快=独立電源モデルを設置

こちらは、地元有志の方による建柱です
伺ったら既にメインポールが立っていました

こちらですが、猿害から自衛する組織が地元で立ち上がっているところです

3月末とは思えないこの景色
一晩で積雪15cmくらい
このような中で、稼働試験を行いました

この前日の午前中は、好天に恵まれたのですが、夕方からは雪が・・・撤収頃には吹雪いてきました
翌朝稼働試験に出かけるとこの景色・・・

お聞きすれば、海抜1000m
平野部と思えるところでも、海抜5〜600mあります

新型発信器もすぐに対応できるようにセットしていますので、販売を開始次第、お求めいただいて稼働開始が可能です
 2008年改正電波法対応機器を、発売を間近にして具体的なご紹介を開始
  各ページでご紹介を開始しました(2009.03.06)
 『行動域調査
 『=猿人善快=ワンストップ入り口
 『=猿人善快=開発ストーリー
 猿害対策のなかでのIT活用について
  2008年8月改正電波法対応テレメトリ発信器と合わせ、第三世代=猿人善快=のご用意を進めておりますなかで、本格的に?ITを取り入れています
合わせて、ITでは対応できない、すなわち人が行わないと解決しないこともあります
これらのことをWeb1ページにまとめてみました
実は、この内容が最近の当社でお引き受けしている研修等でお話しさせていただいていることそのものなのです!?
 末恐ろしい?販売開始スケジュール公開 =猿人善快=  2009.02.09
2008年8月改正電波法対応製品の販売開始スケジュールをアップしました  → こちら
合わせて、開発の詳細(お悩みかも!)をアップしました  →  こちら
年度末ではあるし・・・あとは、予定通りの進捗を願うばかり・・・です
有言実行あるのみ・・・とは、開発関係者各位の正直な「声」です
  三代目 =猿人善快=
  ASPサービスまでは必要ないが、Mail通知だけは欲しい・・・
こんなニーズをくみ取り、今回ご用意する三代目=猿人善快=には、この機能を組み入れます
=猿人善快=設置場所にインターネット環境があれば、そのままこの機能が利用できます
そうでない場合は、Au通信モジュールを内蔵した通信装置をオプションでご用意しますので、こちらを併用いただくことでAuパケット通信サービスエリア内であれば、Mail通知機能をご使用いただくことが出来ます
このオプションをご希望の場合、回線申込み手続きが必要なのと、月々の使用料(基本料+パケット料)が発生します
これら新機能は、今回ご用意する『エンジン』に搭載します
従来ご利用いただいている=猿人善快=にも、簡単に取り付けて、最新の=猿人善快=と同じ新機能をご利用いただくことが出来ます(従来のお客さまには、『エンジン』部の単体販売をいたしますのでご照会下さい)
 ※新機能/追加機能
   ・2008年8月改正電波法対応発信器への対応
   ・誤作動(誤報)防止機能
   ・受信データ記録機能(USBメモリでデータ回収できます)
   ・上記でご案内の、Mail通知機能、受信データのftp転送機能
                                             以上です
インターネット環境というか社会というか、この時代に受け入れられる形にしたものを製品としてご用意いたしますのでご期待下さい
 =猿人善快= 2012年以降
  ASPサービスのご提供に際し、携帯モデムのご利用をいただいています
2011年の地デジ移行と同様に、携帯電話モデムに使用される周波数もこの同じ時点で変更が行われます
従来ASPサービスに使用していた携帯電話モデムも、このタイミングで機種変更が必要になります(多分ですが、アンテナはそのままOKです)
現状と先々の両方に対応したモデルが発売になりましたので、今後新規に導入いただく方は、この周波数変更については無視・・・安心していただいて結構です
従来のタイプをお使いの方で、2012年以降もサービスの提供をご希望の方は、2011年度内に機種の変更をお願いすることになります
 鳥獣被害対策担い手育成事業研修会 2009年2月18日・19日 高知県内で開催
  高知県内・・・18日は、土佐町  19日は、北川村 です
13市町村を対象に、シカ対策・サル対策についての研修が行われます
こちらへは一泊二日の日程で、=猿人善快=実機をもってお伺いします
2会場それぞれに、30分の実習時間をいただいています
例によって?車に機材など積み込んで走ります・・・
2日目の午前中が暇そう・・・そう、研修会は朝からの開催ですが、私の持ち時間は午後からです!
そうは言っても、展示品の準備もあるし、出来れば他の事例発表などもお聞きしたいので、なるべく早く現地へ移動をするように努めます

以下、現地レポートです
このような会場で開催されました(お昼休み中!)
高知県としても最初の取り組みだそうです
外に出て、捕獲檻の勉強です
お作りになった業者さんが先生です
 滋賀県からお見えの講師の先生から、滋賀県南部甲賀地区周辺での取り組みについて、詳しいお話しがありました
 基本は、集落をエサ場にしない取り組み・・・
 モデル事業とはいえ、計画と実践、そして点検と、システムが地域を挙げてきちんと動いている点は、とても素晴らしいと感心させられました
 また機会があったら呼んでくださいって、お願いをさせていただきました!!
 北陸地域鳥獣対策ネットワーク総会 2009年2月9日 金沢市で開催 
  今年が、第4回目・・・こちらへは情報交換スペースにパンフレット・資料のみ置かせていただきます
2種類の資料を用意して、事務局である北陸農政局 鳥獣害対策係の方へ宛てて発送しました
第一回の時は、機材を積んで一泊二日の日程で車で走りましたが、以降ご無沙汰してます
  動物の検知通報システム向けテレメトリ発信器 2008年8月改正電波法対応
その仕様への対応
 結局、発信器に小型のCPUを組み込むことに
 国内電波法のスプリアス基準を満足するには、従来品のような簡易な方式ではNG
 仕組みが複雑になるだけ、消費電力も増加
 電池も密閉環境の中で使用を保証される大容量のものとなると限定される
等々、諸問題の解決に時間を要していましたが、関係皆さまのご協力と努力により、なんとか製品化のメドが立ちました
 発売は、何とか平成20年度内に・・・すなわち平成21年3月中に、というひとつの目標が達成できそうです
もうしばらくで正式なコメントをご紹介できると思います、ご期待下さい!!

※関連して受信機用IDデコーダ・アダプタのご用意も同時に進めておりますが、こちらの発売は発信器より少し遅れるかも知れません
 が、かなり高機能な内容を持つもののご提供ができそうです
 =猿人善快= 新エンジン搭載モデルの出荷を開始  2009年 1月
ややこしい表現で申し訳ありません
=猿人善快=用『エンジン』
従来の=猿人善快=にも簡単に後付けでき、以下の機能が得られる『エンジン』を開発しました
・警報の誤発報を無くす
・受信記録を残す
  現地にPCを持ち込むことなく、USBメモリ1個でデータ回収が出来ます
  インターネット環境に接続できれば、ほかにも色々出来ますが、現実は・・・
・新型/旧型いずれの発信器にも対応
  新型対応・・・IDデコーダ機能が必須ですが、新型の発信器がまだ商品化できていません
  そのため、IDデコーダは現時点では未搭載です
が、新型発信器の商品化のタイミングで『エンジン』部分の交換を行うというお約束で、新開発のエンジンを搭載したモデルの出荷を開始しました
 詳しくは → こちら

 来月(2月)には、高知で開催される研修会(2会場)に参加をさせていただきます
『アグリビジネス創出フェア・中四国』サンメッセ香川に出現!? 2008年12月
主催者による開催挨拶
この後テープカット
そして開場 
1時間でぎりぎり設営完了
3名で出かけて良かった!!
写っているのは今回一番の若者 
『猿人善快』最新バージョン
現時点での最新版です
高梁・山形の事例を映像紹介
10月末の、東京国際フォーラムに続き、中四国版の『アグリビジネス創出フェア』に出展しました
前夜に機材を車に積み込み、当日7時自宅発、途中でメンバーを拾って9時前に現着
10時開場、16時終了  片付けをして、18時30分出社!? という忙しい?一日でした
パネル展示の多い中、機材を多く持ち込む我々は、どうしても準備、撤収に手間がかかります
途中、昼食時間を利用して、某メーカー四国営業所にも出現!?
会場では、今こそ農業にとってチャンス、今できること・しなければならないこと、あるべき姿は・・・など、いろんな視点から農業を語ることが出来ました
獣害対策
  猿害・・・こういう予知・予防策がなぁ・・・って、結構新鮮に見ていただけました
  一方で、イノシシ対策は???、この仕組みが使える? という質問も多かったです
  そんな方々には、経験上の秘策?をお教えしました!
 『動物の検知通報システム』商品化プラン  2008年11月末
動物の検知通報システムのページに、2008年8月の電波法改正に伴う製品の準備状況・・・どういった製品構成で、今回の改正に遵守したものを用意しようかと言うことについて、全体を説明した資料をリンクしました
発信器については、技適取得など面倒なことになっていますが、順次作業を進めています
=猿人善快=につきましては、新たな『制御エンジン』の用意を進めています
電波法改正により、新たに条件が付けられたID対応以外、従来方式の識別、誤作動(誤報)のない判定、受信履歴(ロガー)などにつきましては、既に開発を終えています(『アグリビジネス創造フェア』会場では、実物をご覧に入れております)
また専用高感度受信アンテナ(移動に便利な折りたたみ式)の設計も終えています
発信器とデコーダが最後まで残っています
 『動物の検知通報システム』商品化に先駆け  2008年9月
今月中(9月中)に、ARIBにおける仕様決定が行われ(ドラフトが作成され)、9月末あたりから技適認定の受付が可能になる・・・というのが最新の情報です
これから先のことで、お約束までは出来ませんが、11月には今回の電波法に準拠したテレメトリ発信器と、受信機にアダプタ的に取り付けるIDデコーダの発売が出来るのではないかと思っています
10月29〜30日 有楽町にある東京国際フォーラムで開催の『アグリビジネス創出フェア2008』に出展できることを目標に商品化を頑張ります
詳しくは、動物の検知通報システムのページへどうぞ
『動物の検知通報システム』として、入り口をご用意しました  2008年6月 
今回の電波法改正により『動物の検知通報システム』と言うジャンル(使用シーン)が新たにできます
発信器、受信機いずれの要素もが含まれます(送受信で通信です!当たり前でしたね!!)
ひとつの入り口で・・・ということで、TOPページにご用意しました
猿害対策には直接関係ありませんが、同じ農業に関係して
  農業の産業化・・・若い方に魅力ある「ものづくり」が出来るように、ある程度の工業化(自動化)も意識した製品です
まずは現状知る、制御の結果を確認するためのセンシングシステムの導入です
環境データ収集システム Beeeシリーズ
農業で言えば、園地に派遣するレポーター・システムです
2008年7月16〜18日幕張メッセで開催の『農業・園芸生産技術展2008』にて公式デビュー
利用先は、農業分野のみならず、各種センサ情報を無線で収集し、同じ時間軸で記録、集計、必要な通知・判断による制御も可能とするものです(特願2008−146421)
【環境情報収集システム Beeeシリーズの概要】
  ・ベース・ステーションを中心におおよそ半径500mの範囲で、環境データを計測・収集します
  ・センサ・ステーションには、温湿度・日射量・土壌情報(温度、EC値、含水率)の各センサが接続可能
  ・ベース・ステーション1台に対して、センサ・ステーション100台程度の接続(無線接続!)が可能
               (計測インターバルの設定により、接続できる台数は制限されます)
  ・ベース・ステーションは、ロガー機能、FTPクライアント機能、SMTP機能等を有します
  ・ベース・ステーションには、Davisヴァンテージプロ2が気象センサーとして接続可能
  ・ロガーとしても、1年間程度の記録データ保持が出来ます(データは、USBメモリで回収可能)
梅雨の合間を縫って  2008年6月 
  地元高梁市・・・ASPサービスにより、サルたちの移動場所をMail通知&データベース保存するシステムをご提供していますが、サーバー側のメンテでグローバルIPに変更が生じたため、PPP接続の接続先設定を変更して歩きました
庭のようなものですし、事前の用意が良いので?、7箇所をなんとか半日で回ることが出来ました
ノートPCを持っての作業ですので、雨だけは・・・
低い雲の下ではあったのですが、無事、降られることなく終わらせることが出来ました、やれやれ!

『次世代 猿人善快』
プランを練っています(仕様を作っています)
9月には、製品を出したいと思っています
   ・新規格発信器への対応
   ・誤作動をほぼ完璧に無くす判断
   ・受信記録(履歴)を残す(USBメモリでデータ回収)
   ・携帯モデム接続機能を持たす(ASPサービス利用可能なように、リアルタイムに受信情報を活用)
これだけのものをひとつにまとめた「エンジン」を設計しています
従来の装置に追加して(改造して)、ご利用いただけるように配慮します
詳しくは、開発ストーリーのほうでも、ご紹介いたします
足かけ5年の歳月が・・・
  2008年6月20日 総務省情報通信審議会答申に関わるパブリックコメントの受付終了
この先、電波法改正、装置の規格化へと、作業は進んでいきます
動物の検知通報システムの導入のための周波数割当
北陸/信越総合通信局管内でスタートした実験から、足かけ5年の歳月が経ちました
これが早いのか遅いのか、よく分かりませんが、2008年 周囲の環境が大きく変化するのは事実です
一部答申がでました  総務省情報通信審議会
  この中に、農作物被害の防止に役立つ動物の検知通報システムの導入について、技術的条件が提示されました
150Mhz帯の利用が認められました
     http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080326_2.html
答申の概要は、
     http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/080326_2_bs1.pdf
     こちらの2ページ目に提示されています

この先、ARIB(社団法人電波産業会)により標準化に向けた作業が予定されています
念願の法整備、おおきな一歩前進・・・です

先だって、3月22日朝日新聞に取り上げられていました
 雪国仕様・・・現調に出かけました  2008年3月
 
独立電源/雪国仕様です  積雪1.5mまでに耐えるような構造を採用しています
商用電源モデル、あるいは積雪30cm以下に対応した独立電源モデルと比較すると、ずいぶん頑強な構造になっています
降雪の予報が外れ、エリア調査ほか無事予定通り+@の作業を行うことが出来ました
地元の業者さまには、色々とお世話になりました
南方系の人種!?ですので、雪国においてはダルマさん状況がまま生じます
雪国におきましては、地元の方のご協力がないと仕事もスムーズに行えません
 鳥獣類接近警戒システム 特許証が届きました   2008年2月
 
特許証が届きました
鳥獣類接近警戒システム
特許第4070747号です

2002年(平成14年)からの取り組みでした
椎茸の生産組合がなくなった・・・サルの被害から、ということで始めた地元岡山県北の村から始まった取り組みでした

発信器側
きっと本年(平成20年)中には、チャンネルプランの改正により、この長距離型のテレメトリ発信器の利用が国内でも認められるようになることと思います
(この小さなマーケットに、参入してくるメーカーがあるかどうかとか言う問題は残ります)

これら、野生動物の行動を知る、行動を予知する装置と、地元にお住まいの方の追い払い行動により、野生動物と人間の生活圏の棲み分けをきちっと行うことで、以前のような互いの平和が訪れることを願っています
 鳥獣類接近警戒システム 特許査定されました
  いろんな方の応援を得て、おかげさまで特許査定通知を受け取ることが出来ました(2008年1月)
早速、特許料の納付手続きを行っています
特許台帳?に記載がなされると、ここで特許(台帳)番号が交付されるようです

さて、総務省では、小電力無線システム委員会で、通信距離の長いテレメータなどに関する検討が行われており、間もなく答申が見込まれております(2008年2月21日にパブリックコメントの募集が終了しました)
この先には、農作物被害の防止に役立つテレメトリ発信器の周波数割当へと進展・・・期待をするところです
 鳥獣被害対策 地域による総合的な取り組み
  山梨県北杜市明野町における取り組みをご紹介します
北杜市林政課サイトにリンクします
各地でこのような鳥獣害に強い地域作りの取り組みが行われています
行政はあくまで支援であって、地域の方が主体の取り組みです
27億円200箇所
有害鳥獣対策特別措置法
聞こえてきた情報では、関連予算措置は27億円といか・・・
人間のエゴで自然を駆逐するのではなく、共生できる対策が講じられることを願います

伺ったある被害地域でのアンケート結果(600件近い回収)
ほとんどの回答が、撃ち殺せ・・・だったそうです
「野生の世界で、親を殺した、子を殺したということは聞いたことがない
人間の世界ではどう???  最近、親殺し、子殺しが絶えないのが実体
畜生のように言っている野生動物に対し、優れていると思っている人間のほうが、こと自然の摂理に関して明らかに劣っているではないか!
相手がいなくなれば解決するというような短絡的な考えが良いはずがない!!」
そのようにお話しして帰りました
地球上の生き物全て・・・人間を含め(人間も同様に)「自然の中に生かされている」、です
だから「自然」を大切にしなくてはいけないのです
まだまだ宗教活動?いえ普及活動が必要なようです
農林水産省 平成18年度全国の野生鳥獣被害状況について
2007年10月12日発表の資料によると
主要な獣種別の被害金額 対前年比 被害量あたりの金額に換算
イノシシ 55億円 13%増 ¥14.4万/t
シカ  43億円 11%増 ¥1.5万/t
サル 16億円 17%増 ¥18.7万/t
いずれもかなりの増加傾向を示しています
また、サルの被害額が収穫量あたりもっとも高額な被害となっています
表現は悪いですが、サルが一番のグルメと言うことに・・・

全国の総被害額が200億円にもなると言う農産物への鳥獣被害、抜本的な対策が求められています
2007年11月13日のニュースによれば、有害鳥獣による被害防止特別措置法の今国会での成立を目指して議員立法に向けた動きがスタートとか
法案では、ハンターを市町村職員として採用、その場合狩猟税を軽減とか、市町村が自衛隊に対して鳥獣の侵入防止柵や罠の設置に協力要請できるようにする、などとなっているようです
イノシシ・シカによる被害については、この内容でもある程度の期待は出来そうですが、サルについては???
ハンターも撃つことを嫌うし(そのハンターも高齢化で、後に続く方も少ない)、全滅させない限り、その効果は疑わしいし・・・何せ賢い彼らサルたちです
特定実験局 テレメトリ発信器=完成= (2007.10)
テレメトリ発信器=完成品=です

国内で免許を受けるため・・・特定実験局(VHF帯)として免許を受けて実用実験するためのものです
免許も無事交付され、現地では実稼働が始まりました(2007.10)
正直なところ不安も色々あります
開発時間が余りに無く・・・チェックの時点で気がかりなこと全ての改善ができていません
もう少し詳しい資料は、「開発ストーリー」にご用意しています
ここで終わることなく、将来の実用化に期待して?ここまでに気付いた点について、あるいは改善点の洗い出しなど見直しを行って、解決ができるよう作業を進め第二世代まで作成しました

左写真は、第一世代のもので過去一番の稼働実績があると思われるATS社M2950を比較用に撮しています
小型軽量化という点では、M2950の約150gに対して約100gと勝っています(写真の総重量比較)
鳥獣類接近警戒システム 特許審査請求手続き中
現在(2007/10)、特許開示中である鳥獣類接近警戒システムについて、審査請求手続きを行っている最中です
関係の皆さまの応援をいただき、手続補正など必要な手続きを行っています
権利化が出来ると、また普及に弾みがつくもの(導入をしていただきやすくなる)と思い、努力しています
近況(2007,10)
しばらくこの日誌を書いていませんでした
猿害対策の仕事が暇だったわけではありません

■山形県の東先生から接近警戒システムの導入効果について詳細な報告書が届きました
  サクランボの生産全国一位の東根市とその周辺地域の比較レポートです
  県の委託で研究なさっているもので、人の対応という課題はありますが、その導入効果はバッチリ!
  数字に出ています(県に出したという報告書をいただきました、県から送ってこなかった?との電話に
  いいえ!ってお答えしたら送付してくださいました)
  設置前年に比べ、東根市の被害面積は半減、被害量も30%以上の減です
  他の地域から求めた対前年比で計算した数字との比較で、費用対効果はなんと5700%

■今年度は、関東、信越、東北地方に新たな導入先が増えています
  毎年、予算を取っていただいて増設いただく地域がおかげさまで増えています
  そんな中、新規で導入いただく先で今年多いのは上記のエリアです

■実はこんな発信器を作っていました
テレメトリ発信器です
国内で免許を受けるため・・・特定実験局(VHF帯)として免許を受けて実用実験するためのものです

本体右に写っているのは、採用した脱落機構です
(USBメモリは大きさの比較用で他意はありません)
写真は、モールド加工するまえの、すなわち検査を受けたときの状態です

データ送信、GPSレシーバーの内蔵など、まだまだ実験したいことはあるのですが、とりあえず1.5年間の調査に使用したいと言う具体的なニーズに超特急で作成、免許を受けたものです
関係の皆さまには大変お世話になりました

IDを1.5秒間隔で発信、というのがこのものの仕様です
2年ぶりに設置に伺いました
兵庫県篠山市・・・すぐ先は京都府という場所です
2年前の8基の設置に続き、今回3基の追加で計11基により周辺集落の猿害を防止すべく壁の役割を担います
地域の方々の理解も進み、地域を挙げた追い払いを・・・と言う地域も出てきました
あとは発信器の数・・・・台風の目となるテレメトリ発信器の装着が一番の問題になってきました
【写真上2枚】
既設の引き込み柱を利用したものです
キャップの出っ張りをかわすのが、工夫の
ひとつ
電源の取得は楽でした(そこに盤がある!)



【写真左】
今回一番の難工事は、この半鐘への設置
出っ張った屋根はあるし、脚については真っ
直ぐなところがない・・・
年度末  2007年3月
  年度内に竣工を・・・とか、年度内に手続きを終えたいとか言うご希望が入ってくる時期です
地元の方への研修とか、地元との打ち合わせなど、現地での対応が求められる時期でもあります
現地を飛び回ることが多い季節です
現地は、都会ではありませんから?、どうしても移動に時間がかかりますが、そこは仕方ありませんね!!

どこにお伺いしてもお聞きするのは暖冬・・・
野生動物の行動にも、いろんな変化が生じているようです
従来の行動域調査の結果、あるいは過去の経験とは違う動きがそこここに出てきて、対応の見直しを求められている実態も見受けられます

既にこのシステムをお使いいただいている地域周辺での設置追加のケースは、特に安心できます
様子が分かって・・・すなわち装置と自分たちの役割分担と、野生動物と人間の暮らす世界の線引きが目的という意識をきちんとお持ちになったうえで、自分たちの地域にも設置して欲しい・・・ですから、安心です!!
         
設置箇所がすべてその目的通りに運用できているかと言えば、必ずしもそうではありません
従来通り行政依存・・・良く警報が出ているなぁと人ごと状態、あるいは警報が出ているとわざわざ役場に電話してこられるような地域では、その設置効果はさほどありません

猿も人もご先祖さまは一緒かなって思える余談をひとつ・・・
PTA時代に経験したことですが、おまえの学校の生徒がどこそこで悪さをしている、学校はなにを指導しているのかって、わざわざお怒りの?電話を学校にかけてくれる人たちがいました
目の前で生徒を見ているあなたが、そこで注意してください、その場で注意しないと、生徒は自分たちのしていることの何を叱られたのかも分かりませんからって、その学校にかかって来た電話に応えた経験があります(ある時期、2日に半日は中学校にいましたから・・・)
こうお話しすると、その電話の主の話し方が急にトーンダウン、最近の中学生は怖いからとかなんとか・・・??? 自ら、自分の住む地域を、子どもたちを良くしようという気があるの?って聞きたくなりました
(その後、町別懇談会など機会を見て良くこのお話をさせてもらいました! その結果かどうかは???ですが、今は、誰もが住みやすい良い地域になっています!!)

さて、お話を戻して・・・設置効果がないもの成果のひとつです
なぜなら効果がない理由がはっきりするからです
従いまして、近隣で装置の導入があったところでは、その良い悪いを間近に目にしていますから、どうしたら導入効果が得られると言うことを知った上での挙手ですので、行政の方も私どもも安心して導入を進めることが出来ることになります

現地に伺ってみないと聞けないお話も多く、時間をかけてでも出かけていくメリットは、現地の方へのこちらからの情報提供も含め、大きいと自分では(勝手に!)思っております
サルも然る者  2007年2月
現地とのいろんなやりとりの中で、追い払いの効果について複数の地域の方からお聞きする機会がありました
なかなか興味ある内容です
・追い払いの効果
  どこかで積極的に取り組んでいただければ、その周囲の地域でも被害は減るようです
  接近警戒システム装置導入の効果という点から見れば、地域に効果ありだそうです
・追い払いに積極的な地域とそうでない地域の違い
  同じ群れであっても、猿のその地域への出てき方が違うそうです
     積極的な地域  周囲を警戒しながら一匹ずつ出てくる
     積極的でない地域  群れでまとまって出てくる(安心して出てくる?)
  当然そこで起きることも違いがあります
サルも然る者ですね・・・という結論のお話でした
お笑いネタのご提供  2007年2月
この企業支援プロジェクトのアドバイザーの視点は、ものづくり・・・・
私とすれば、中山間地域の活性化の手段のひとつ・・・
中山間地域活性化に向けた取り組みとしては猿害対策以外にもこんな取り組みもしています

http://www.dreamgate.gr.jp/fastnavi/monozukuri/serial/2007020701/

取り上げていただいたプロジェクト・・・教えていただいた概要は以下の通りです(詳しくは、こちらでご紹介)

正式名称: 起き上がれニッポン DREAM GATE
   主催: VEC(財団法人 ベンチャーエンタープライズセンター)
   後援: 経済産業省
2007年2月  祝 導入100箇所 
最初の取り組みから数えて、100箇所目の設置に向けた製作を開始しました
仮受注している先が、ちょうど100箇所目になります
ご注文をいただいたところには何かお祝い(内祝い!)をお届けしないと!?
2007年1月
本装置導入の扱いは、公共工事・・・土木工事に準じているケースがほとんどのようで、この時期(第4四半期)が最盛期となります
新規のご利用も増え、19府県に導入いただくことが出来ました(2007/01現在)
また、毎年定期的に導入いただける地域もあり、それなりに地元に定着しているんだな、と思える事例も増えて参りました
なるべく現地へ出向いて情報交換の機会が出来るよう、遠くへ出張の便が出来るたびに、ウロウロ迂回行動?をしています
左は、愛知県豊田市への出張の帰り、滋賀県長浜市を訪ねたときの写真です
 
今年の冬は異常?暖冬です
東名、冬の危険地帯・・関ヶ原周辺は全く雪の無い状態
伊吹山を撮してみましたが、ご覧の通り高い山は冠雪していますが平野部(低い山も!)は全く雪はありません(曇りで稜線が見ずらいですが)
この地域も、兵庫県の例同様、冬場に熊に遭遇することがあったようです(冬眠していない!?)
サルの被害も広がる傾向が・・・
地元からの要請で、=猿人善快=の設置数も年々増加しています

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